八十路徒然なるままに

かくて明けゆく空のけしき、昨日にかはりたりとは見えねど、ひきかへめずらしき心ちぞする。徒然草より

いただいてきた菖蒲

2014年07月15日 20時23分36秒 | Weblog
時期はずれの画像だが、この画像を表紙にして、ばあちゃんのことを、小冊子にする。在宅介護をして、六年になる。もうすぐ、八月の十日に、満百歳になる。「在宅介護、泣き笑い」を、まとめている。「泣き笑い」は、ばあちゃんも、家族も、泣き笑いで、介護をしている。認知症にも、その人その人別に、様々な症状があるのだろう。在宅のばあちゃんは、脳のスイッチが、入り違うと、おお怒りを始める。どう対応をしてよいのか、皆目分からなかった。なだめても、すかしても駄目。ほっぽりおくのが、一番、ばあちゃんもいいし、介護をしているほうにも、いいことのようだ。以前と比べると、ちょっとは、認知症も改善しているようだ。この花は、ばあちゃんの実家から、いただいてきた。ばあちゃんの「泣き笑い」を、まとめてみようとした。表紙を考えていた時、「そうだ、花だ」と、思いついた。「ばあちゃんに、もらっていくかなぁ」と、おねだりをした。ばあちゃんにみ見せると、「ほおぉ、咲いていたのげぇ」と、うれしそうだった。誕生日には、「百歳の会」を、ばあちゃんのこどもと、ばあちゃんの甥とで、祝うことにしている。「祝の会」のことを、ばあちゃんが、その時、わかってくれるようにと、願っている。
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