画像は、ひと月まえの、赤井嶽薬師、常福寺の、境内。初冬の風情が、すこし、うら淋しい。寒寒しい空模様だった。いつも、参詣の人が突く鐘の音もなく、静かだった。この時は、雨上がりのあとだったので、どこかに、路面の凍結があるかと、用心をして、走行した。今年も、あと、二十日余りとなった。今年は、どんな年だったかなぁと、振り返る。歳月、人を待たずを、実感している。
在宅介護中のばあちゃんは、百一歳と四カ月すぎた。脳梗塞と認知症で、ベットと車椅子で、寝ている。認知症は、喜怒哀楽が、はっきりしている。昨夜の夕食は、おお怒りをしていて食べない。夜は、眠らなかったようだ。時々、大声が、二階まで、聞こえてきた。なにか、もじもじと手を動かして、口をもぐもぐと、何かを話しているようだ。その続きで、今朝も食べない。このような時は、なにも話しをかけないで、ほっぽっておくのが、一番いい。ぐっすりと眠り、眼覚めると、何ごともなかったように、顔をみると、にこーっと笑う。画像のことだが、寝具の毛布を替えた。今までは、アクリルの毛布、手触りの良い物だったが、五年使っていたので、繊維がよれてしまい、風合いが悪くなった。今回は、メリノウールという、良いものにした。値段をいうのは、はばかるが、三万円弱だ。メリノは、ひつじの一品種で改良されて、特有の品種になり、フランス、アメリカ、オーストナリヤで飼育しているようだ。毛は、白色で、かなり高品質の、梳毛が、得られるという。毛皮は、ムートンとして利用している。ちよつとばかり、親孝行をしたつもり。