八十路徒然なるままに

早稲田かりほすなど、とりあつめたる事は、秋のみぞ多かる。また、野分の朝こそをかしけれ。徒然草より

九月の法話

2020年01月14日 13時35分09秒 | Weblog

閼伽井嶽薬師常福寺の境内は、初秋の風情。木々は、少し秋色になり始めていた。六曜星は、赤口。石段を上った先の、梵鐘の音が、余韻を長く響いていた。法話は、[惠目]と題して。弘法大師様のことばで、「一切の衆生は みなこれわが親なり」のこと。親を尊い存在として、世の中の出来事を、仏様の目、「惠目」、「いつくしむ、あわれむ」で、現実をみること。月中の先の台風で、千葉県の南房総市の山間部にあるお寺へ、救援に行った。被災をしたお寺では、風雨を防ぐ、ブルーシートとコンパネが必要とのことで、車載をして、宵の口に、出発、深夜に被災したお寺に到着。そのお寺の本尊様は、安全なところに移してあった。夜明けを待って、応急の修理を手伝って、深夜に帰着をした。テレビの報道で、復旧のことは見ていたが、停電の復旧で、深夜にもかかわらず、倒木をかたずけて、電柱の修理続けていた。広範囲に、被害が発生をして、悲惨な状況が多くの地区で、多くの人が被災をしたが、それぞれに、以後のことを、考えなくてはならない。被災をしたお寺では、その教区の方々に、対応が出来ない状態が続くようだ。誤解釈は、ご容赦のほど。再掲載をしました。

 

 

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