八十路徒然なるままに

早稲田かりほすなど、とりあつめたる事は、秋のみぞ多かる。また、野分の朝こそをかしけれ。徒然草より

ご朱印

2020年01月15日 14時57分11秒 | Weblog

令和元年の写経会は、11月で終わった。10月の写経会の日は、前夜からの風雨が激しく、午前中まで続いた。昼近くになって薄日がさしはじめ、穏やかになった。荒れた天気なので、休みにするつもりだったが、とりあえず、急ぎ足で行った。数人の方が、到着したので、写経場に入った。勤行式は、出席者で行い、写経をした。お天気が落ち着いたからなのか、境内も梵鐘も響いて、祈祷の読経も聞こえ、賑わしだった。閼伽井嶽の住職さんは、先の12日の洪水の被害にあった檀家さんへ、連日、給水と救援物資を届けているので、何かと多忙の様子。お寺では、以前に貯水槽が壊れたことがあったて、困った時があったので、その時、給水車を準備をしていたとのことで、今回は、それが役にたったという。九月は、千葉県のお寺へ、救援。十月は、地元の檀家さんへと、体が休めなかった様子だった。十一月は、お天気も穏やかになり、落葉の木々や、真っ赤の木々もあり、初冬の風情になっていた。法話は、若いお坊さんが、大学生の時、四国霊場、約1200キロを、三十四日間で遍路をしたという。一日あたり約35若いキロ、次のところまでが、長い距離の時もあり、真夏の暑い盛りだった。もてなしをいただけたり、一休みの場所もあり、同行の方と話ができることもあったりで、日々、四国という地の、ぬくもりを感じたという。一般の家庭から、お坊さんになったと聞いた。

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