在宅介護中のばあちゃんは、8月10日に108歳になる。記念の小冊子を作った。表紙と裏表紙含めて32ページになつた。一年間、まずまず元気で、これといった話題もない。二回ほど、むせてたことがある。一度は、横向きに寝かせてもらっていた。息苦しい声が聞こえたので、のぞくと、口を半開き、舌を丸めて突き出していた。ひどい脂汗が吹きだしていて、顔面が真っ赤。「あれえ、なんだぁ」と。見る見るうちに、顔面蒼白になり、苦しんでいる。咄嗟に抱き起し、背中を、強くよく、どんどんどんと、たたいた。「げっほっう」と、小さな異物を吐き出し、呼吸ができるようになった。深呼吸を、何度も何度もして、落ち着き、顔にも、血色がもどり、眠り入りになった。これは、以前にも書いた。画像は、30年ほど前に、家族会と称して、観光に行ったときの、食事会のもの。ビデオテープから。食べることが、生きていくみなもと。今も、食べる。この分なら、あと一年は、大丈夫かも。ばあちゃんの食事は、食べれるのに合わせてなので、時間がずれる。ずれれば、食事の介護の負担がずれる。108歳という長が生きは、目出度くもあり、目出度くも無しかぁ。介護する娘は、腰が曲がり、かなりの苦痛のようだ。でも、介護をしていくしかない。体力、精神的な、経済的なことも考えて、施設の利用も考える。受け入れてくれる施設は、そう簡単には、見つからないかも。いろいろと考えることが多くなる。