八十路徒然なるままに

早稲田かりほすなど、とりあつめたる事は、秋のみぞ多かる。また、野分の朝こそをかしけれ。徒然草より

一華開五葉

2021年03月31日 12時49分23秒 | Weblog

禅語百選より。「一華開五葉」、「いっけごようをひらく」。禅の初祖の達磨大師が、二祖の慧可大師に与えた偈の一句とある。「偈とは、仏力をほめたたえた韻文付の経文」とある。「一華開」は、自分の中に、五つの知恵の花が開く。第一の花弁は、大きな円鏡は、ありのままに、映す。第二の花弁は、ほとけのこころを、拝める知恵。第三の花弁は、平等に、真、善、聖、を、感じる。第四の花弁は、他によくしてさしあげる知恵。第五の花弁は、ほとけのこころの現れとうけとれる知恵。五つの知恵を総合して一華となる。要約を載せました。下衆の身なので、良く理解してないのを、載せました。画像は、だいぶ前に書いたもの。今の時期、いろいろの花が開花するので、玄関先に掲げた。ある書家の本を、ぺらぺらとめくっていたら、「来客の目に触れるところに、自分の書いたものを掛けるというのは、見苦しい、悪趣味、それはうぬぼれに、ほかならない」とある。また、「落書きを楽しむ」とある。そのたぐいのものだなぁ、思いながら、玄関先に掲げた。


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