画像は、以前にも載せた。右側は、百歳記念の冊子の自分の写真をみている。左側は、テレビの画面をみて、大笑いの写真。没後の一連の法要の三回忌も終わり、お盆後の掃除も済ませた。無事に、極楽浄土に行ったなかぁ。在宅介護中に、「じっちさんとばっぱさん、なかなか来ねぇなぁ」と、寂しげに、真顔で問いかけられた。彼の世に行くには、「じっちさんとばっばさんが、みぃちこぉって来るから、待ってんだよぉ」と、云い聞かせていた。百歳になった時は、祝いの褒状を頂戴するのと、介護や医療や用具などで世話になっているのとで、そのお礼のこともあって作成をした。以後一年ごとに、一年を振り返ったことを綴り、またの一年を、宜しくお願いしますと、書き添えた。最終は、「おかげさまで百八歳」のでおわり。今、振り返って、うす笑い顔、高笑いの顔、鬼の形相の怒りの顔、すやすやと眠っている顔。眉間にしわをよせて思い悩んでいるような顔、ちょつとふくみ笑いの顔、安心しきった満足げの顔を、思い出す。没する前の金曜日に入浴サービスがあるので、車椅子からベットに抱き抱えて移した時、「ばぁちゃん、食べねぇから、痩せきっちゃつたなぁ。食べるんだょう」と声を掛けたら、うんうんと頷いていた。背中をごしごしごしとなでると、気持ちよさそう、ちょっと笑みを浮かべていた。小生は、車椅子からベットへ移し替えるのと、夕食を食べさせることと、排便のとき、ポータブルトイレへ移すのが、仕事だった。あとは、七回忌だなぁと、在りし日を思いだしている。「冬温夏淸」ーとうおんかせいー冬は暖かく、夏は涼しく、過ごしやすい環境を整えることから、親孝行することのたとえー。ばあちゃんのことの在宅介護は、長かったなぁ。
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