石井伸之の国立市議会議員日記 自由民主党会派所属

東京都国立市の若手?市議会議員(6期目)による日記です。国立市議会議員として国立市政の最新情報を伝えて行きます。

6月13日 国立市議会において市長施政方針表明に対する会派代表質問が行われました

2011年06月13日 | Weblog
 こんにちは、3月議会で会派代表質問を行った石井伸之です。

 本日は6月10日に行われた市長施政方針表明に対する会派代表質問が行われ、6人会派である私達自由民主党明政会は35分、公明党・共産党・生活者ネットの3人会派20分、他の1人会派は10分の持ち時間で市長に対する質問を行います。

 質問内容は、住基ネット接続に反対する立場での質問、前市政における国立駅周辺まちづくりの是非についての質問、行財政改革に関する質問、防災に関する質問が続きました。

 佐藤市長は市政方針表明に対する初めての答弁だったこともあり、流暢な答弁とは程遠いものの、ご自分の言葉で一言一言しっかりと答弁しておりました。

 それでも前市長や前々市長のように、言葉遊びのようなディベート能力だけに長けた答弁よりも、その一言一言に対する重みが違います。

 国立駅周辺まちづくりについて、前市長の元で策定された基本計画の中では国立駅南口駐車場駐輪場へ再開発ビルを建設するとありますが、国立市自身が事業費を捻出して建設することは大きなリスクを背負うこととなり、将来負担から考えても不可能のように思えます。

 それならば、南口駐車場駐輪場部分の土地を民間企業に貸し出す形で、土地開発公社から買い戻す28億4000万円を30年もしくは40年かかっても償還するという考えが良いのではないでしょうか?

 国立駅南口駐車場駐輪場の土地は平成27年度に土地開発公社から28億4000万円で国立市が買い戻す予定ですが、4900㎡の土地を単純に売却すれば償還できるかもしれません。

 しかし、売却してしまえば、それっきりで国立市が国立駅周辺まちづくりに対する発言権の低下は間違いないと思います。それならば、安価な価格で賃貸契約を結ぶということによって民間企業が事業展開をし易い環境を整備する中で、国立市の要望を通り易くすべきだと考えております。

 清化園跡地のように、JRを含めた民間企業へ国立駅高架下から南口駐車場駐輪場用地を含めて一体的な事業提案をプロポーザル方式で求め、その建物の中に国立市市役所出張所や認証保育所施設、高齢者の憩いの場所、駅前図書館などを入れるべきだと思います。

 もちろん企業提案を受けた後に、国立市職員や議会で問題が無いか精査し、市民の皆様へ修正したものを公表してアンケートを受け付ける方法が最も民主的で、物事は前に進むように思えてなりません。

 是非とも佐藤市長には、まちづくり会議を続けるのであれば「南口駐車場駐輪場を国立市としてどうしたいのか?」という根本的な部分を定めた中で、商工業者やJR東日本、東京都の代表が会議に参加することのできる条件整備をしてほしいと思います。

 こういった地権者や関係者の入らないまちづくり会議を何度実施しても時間の無駄のように思えますので、会議内容がまちづくりへ直結する建設的な会議とすることができれば、物事は水が低いところへ流れるように物事が進むことは間違いありません。

 今回の一般質問では国立駅周辺まちづくりについて、こういった観点から訴えていきたいと思います。


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