石井伸之の国立市議会議員日記 自由民主党会派所属

東京都国立市の若手?市議会議員(6期目)による日記です。国立市議会議員として国立市政の最新情報を伝えて行きます。

6月13日 本日は通算67回目の一般質問を行いました

2022年06月13日 | 国立市議会
 こんにちは、一般質問前の緊張感は何度行っても変わらない石井伸之です

 本日は第六小学校学童見守り会の活動を行った後に、市役所へ向かいました。

 国立市議会は一般質問4日目となり、午後3時45分より20番目に一般質問を行いました


 同じ会派の髙柳議員に画像をいただきました。

 今回の一般質問は少し先の問題を考える課題と目と鼻の先の課題に分かります。

 少し先の課題として、国立市は商工会館、保健センター、医師会館、歯科医師会館の建物が設置されている土地を地権者の方より借りています。

 この期限は6年半後の令和10年12月末です。

 6年半後の先の話をするなんて、何と気の早いとの声が聞こえてくるかと思います

 もしも、6年半後に借地契約を打ち切られた際にはどうなるのでしょうか?

 移転先を見つける為に、大慌てで土地を探さねばなりません。

 市役所は方針や計画を打ち出し、丁寧な議論を経て物事が動き出します

 市民の皆様の貴重な税金を預かる場所ですから、拙速な判断は厳禁です。

 そうかんがえると、4施設ともそれぞれの考え方があり、移転するにしても数年でおいそれと引っ越しできる訳ではありません。

 6年半後に契約が切れるが国立市としてどのように考えているのか?この点を質問したところ富士見台重点まちづくり計画はあるものの具体的に白紙であることが分かりました

 まずは直接関係する4施設の管理者と意見交換を重ねる中で、国立市の方針をまとめた中で地権者の方と丁寧な交渉を行うように訴えました。

 様々な問題を前にして、物事は追い詰められれば追い詰められるほど選択肢が狭くなっていきます。

 物事には先手必勝という言葉があるように、常に先を読み可能な限り事前に手を打っていく必要があります

 私の一般質問という小さな波が、6年半後の契約更新に向けて国立市のより良い判断の一助に繋がればと思います。

 一般質問を作り上げるに当たって、各部署の担当課長には答弁書を作成いただきありがとうございました。

 以下に登壇時の質問部分を添付いたしますので、長文ですがご一読いただけると幸いです

こんにちは自由民主党所属の石井伸之です。平成15年6月議会の1回目 より数えて67回目の一般質問を通告に従って行います。
 議場へお越しの皆様、インターネット中継をご覧の皆様には、私の一般質問を傍聴いただき感謝申し上げます。

 4月12日と5月11日に望月議員と共に企画した議員有志による立川聖苑組合施設見学会には多くの議員にご参加いただきました。見学の様子を一般質問にも取り上げていただいた稗田議員を始め、多くの議員より貴重なご意見をいただきありがとうございました。
 一号炉の表現方法、電子掲示板の表示方法など速やかな改善に向け立川聖苑組合事務局長へ伝えました。

 実施に当たっては吉野市民課長、渡辺立川聖苑事務局長を始めとする関係 職員の皆様にご協力をいただき心から感謝申し上げます
 この世から別の世界へ旅立つ方の尊厳を大切にし、ご遺族のお気持ちに寄り添った形で最後のお別れを迎えられるよう立川昭島国立聖苑組合議会議長として、今後とも努力致します。

 それでは、大きな一つ目教育行政についての(1)石神道のスクールゾーン化の要望についてお聞きします。
 令和3年12月議会、令和4年3月議会に一般質問を行ったところ、雨宮教育長を先頭に都市整備部の協力を得ながら、石神道のスクールゾーン化に向けて努力されていることに対して感謝申し上げます
 そこで現在の進捗状況についてお聞きします。

 続いて(2)国立第二小学校改築についての①工事により校庭が使用不能となる期間における代替グラウンドの確保についてお聞きします
 国立市では学校休業日の土日を中心に、各種スポーツ団体が小学校の体育館や校庭を利用しています。
 高柳議員が一般質問で触れられていたように子供達の居場所として、青少年の健全育成に向けて多くのスポーツ団体が貢献していることは周知の事実です。

 一昔前は学校や体育館が改修される際に施設が使用不能になると、各種スポーツ団体が独自に代替施設を探すために奔走していました。第五小学校体育館で剣道を教えている青木議長から話を聞くと、教育行政から代替施設提供に向けた協力があったものの、実際には総合体育館を予約して何とか活動を継続していたそうです。
 しかし、本当にその姿は正しいことなのでしょうか?確かに学校施設をスポーツ団体が借りているという事実はありますが、各種スポーツ団体による青少年健全育成に対する貢献度合いを考えると、学校施設が使用不能となる期間に市として代替施設を探すために最大限努力すべきではないでしょうか?
 そこで、第二小学校改築にあたり校庭が使用不能となる期間に、国立市が代替グラウンドの確保に向けて努力すべきと考えますが、いかがでしょうか?

 大きな2つ目(1)商工会館、保健センター、医師会館、歯科医師会館の借地契約が令和10年(2028年)末に期限を迎えることから、その対応についてお聞きします
 6年半後に借地契約期限を迎えますが、4つの施設について他へ移転するのか?それとも新たに期間を定めて借地契約を結ぶのか?富士見台重点まちづくり計画ともリンクさせた中で、地権者との丁寧な交渉を行うべきと考えますが、 現在の状況についてお聞かせください。

 大きな3つ目、行政改革の(1)インシデントシートの導入についてお聞きします。
 私は立川昭島国立聖苑組合議会事務局長に対して、アクシデントを未然に防ぐため、多摩川衛生組合で導入しているインシデントシートの導入について 働きかけました

 インシデントとは、アクシデントという重大事故まで至らなかった事例の 総称であり、建設現場ではヒヤリハットとも呼ばれています。
 インシデントシートやインシデントレポートは主に医療の現場で導入されています。インシデントやアクシデントにはレベルがあり、インシデントはレベル0から2、アクシデントはレベル3から5となっています。
 レベル0は医療上のエラーや不具合は見られたが患者には実施されなかった。
 レベル1は医療上のエラーや不具合が見られ、患者にも実施されたが、実害や影響を及ぼす変化は生じなかった。
 レベル2は医療上のエラーや不具合による患者の軽度な変化は見られたが、緊急治療は必要なかった。または、検査・一時的かつ簡単な処置・治療として  消毒・鎮痛剤の投与などを要した。

 アクシデントに区分されるレベル3は医療事故により、患者に生命の危機を及ぼす影響はないものの、緊急かつ濃厚な治療を要した。
 レベル4は医療事故により、患者に永続的な障害や後遺症が残った
 レベル5は医療事故により、患者が死亡した。
 このように区分されています。

 多摩川衛生組合で事故が多発したことから、インシデント事案が適切に報告されるようになり、それ以降多摩川衛生組合では事故が未然に防がれるようになったことは記憶に新しいことと思います
 平成17年国立市議会第2回臨時会で付議された水道下水道料金未納カード 紛失の一件から、生活保護の不適正な支給というアクシデントを防ぐ意味でも全庁的にインシデントシートを導入すべきと考えますがいかがでしょうか?

 大きな4つ目の福祉についての(1)ケアラー支援条例についてお聞きします。
 ケアラーの根本的な考え方を調べたところ、ケア(CARE)やキュア(CURE)という言葉から繋がる考え方であることが分かりました。この語源を調べてみると、ラテン語のクーラ(CURA)がその語源らしいとの記載がありました
 クーラCURAとは、他者の悲しみ・痛みを自分のものとして同じように感じとること。または、その受け取ったものをどうにかしたいと思う心を示すそうです。
 ケアラー支援条例を制定する際、困っている人に対して何かをしてあげたいと努力をされている方の心を支える日本一のケアラー支援条例を制定いただきたいと考えています。
 そこで、ケアラー支援条例制定に向けた現状をお聞かせください。

 大きな5つ目防災についての(1)災害時における口腔ケア対策についてお聞きします。
 いざ災害時にはビタミン不足や口腔ケアが疎かとなり口内炎や歯周病、虫歯が発生しやすくなります。現在国立市として災害時における口腔ケアについていかがお考えでしょうか?

 大きな6つ目施設改善についての(1)くにたち郷土文化館のトイレの排水改善についてお聞きします
 本年10月10日に行われる「くにたちウオーキング」に向け優れた面を吸収したいと考え、3月27日国立市観光まちづくり協会が主催する「春うらら国立桜ウオーキング」に国立市体育協会事業部副部長両名と共に参加しました。
 旧国立駅舎を出発して大学通り、さくら通り、矢川通りと素晴らしい桜をめでながら1周約8キロのコースを進み、中間地点にあるくにたち郷土文化館の トイレを利用したところ、女子トイレが使用不能となっていました。話を聞いたところ、郷土文化館のトイレは一定以上の処理が出来ないそうです。

 現状をこのまま放置することは、トイレだけに「臭いものに蓋」をして、みて見ぬふりを続けることになります。速やかな改善に向けて、いかがお考えでしょうか?
 質問は以上です。答弁は大きな項目ごとにいただき、再質問は自席にて行います。



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