アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリング、コンサルティングを行っています。
アドラー心理学による勇気づけ一筋40年 「勇気の伝道師」   ヒューマン・ギルド岩井俊憲の公式ブログ



おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(3月1日)は21:00から配信のYouTube ヒューマン・ギルド「アドラー心理学専門チャンネル」のテーマを「ひきこもりに小さなおせっかいを」のテーマで話しました。

まだご覧になっていない方は、是非ご覧ください。
https://www.youtube.com/watch?v=kZe4dZVEetM

冒頭「本日の流れ」を次の言葉で始めました。

ひきこもりの実態を理解し
関与する想いとスキルを持つ人が
本人と家族に小さなおせっかいをすることで
ひきこもりの人の社会参画をサポートする

アジテーションをする。


そうです。
「アジテーションをする」が目的でした。

「誰に対して」か?

カウンセラーを主に念頭にしながら看護師、保健師、介護士、医師、教師、保護司など対人サポートをしている/志すすべての人が対象です。

私は日頃、 アドラー・カウンセラー養成講座 などでは「ニーズなきところにサプライなし」ということを言っています。

この理由は、世の中に過保護・過干渉気味の人が多くて、相手のニースがないのに、あるいはニーズ以上のサプライをしたがる人が多いため、そのことを「過保護・過干渉」についてのテーマのYouTubeで警告しています。


https://www.youtube.com/watch?v=2QN2jMB0aNQ&t=31s

ただここで、言葉を言い換えてほしいのです。

「ニーズなきところにサプライなし」ということは「ニーズがあるところにサプライすべし」です。

『クラス会議で子どもが変わる』(ジェーン・ネルセン+リン・ロット+H・ステファン・グレン著、コスモス・ライブラリー、絶版 )によれば、引きこもりの人の欲求は「私を諦めないで・・・私に小さな一歩を教えて」 なのです。

そのことを一歩進めて考えると、「ニーズを作り出してサプライすべし」とも言え、私はこんな資料を使いました。

もう一歩進めると「潜在ニーズを顕在化する提案をしよう」と捉えてもいいことになります。

そのカギを握っているのが提案力です。

そして、その言葉が”May I help you?"(「何かお手伝いすることはありませんか?」)です。

私は、カウンセリングの勉強をしていて、あるいは研修の講師を志していながら、この提案力を発揮しない人が多過ぎることを残念に思っています。

「ひきこもりに小さなおせっかいを」の意味は、ひきこもりに人には「私を諦めないで・・・私に小さな一歩を教えて」 という欲求があることを受け取り、そこにサポートする側ができるサプライをを明らかにし、そこから協力関係を構築することなのです。

真意をご理解いただけましたでしょうか?

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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日のブログでは、毎日新聞 2021/2/16の東京朝刊で 児童生徒の自殺、最多479人 前年比140人増 長期休校も影響か 20年 と2021年2月16日の時事通信ニュース子どもの「コロナうつ」深刻 高校生の3割に症状―成育医療研 をもとに、こういう状況に対してアドラー心理学を学び・伝える私たちにできることはたくさんあることを示唆しました。

また、実際にその最大のものは、子どもたちとのコミュニケーションの改善であることは、さまざまな情報でも一致しています。

私はそのために、家庭では「家族会議」、クラスでは「クラス会議」の「アドラー・ミーティング」を提唱しています。

子どもたちにとってベースとなるのは、家庭やクラスの中でしっかりとした自分の居場所があることで、そのためには(1)相互尊敬、(2)相互信頼、(3)協力、(4)目標の一致が欠かせません。

もう1つのデータを示しますね。

2019年6月に発表された2019年度版「子ども・若者白書」では日本の若者の自己肯定感が低い例についても特集しました。

その中で次のことが書かれていたことが印象に残っています。

・「自分自身に満足している」と答えたのは日本は45.1%で、米国の87%や韓国の73.5%に比べて低かった。
・「自分には長所がある」と答えたのも日本は62.3%だったが、ドイツや米国では9割を超えた。

<参考>令和2年版 子供・若者白書(全体版)(PDF版) 内閣府
https://www8.cao.go.jp/youth/whitepaper/
r02honpen/pdf_index.html

私は、こんな領域にアドラー心理学の出番があると思っています。

◆勇気をくじかれた若者たちに私たちにできることのヒントが得られる対談があります。
オンライン開催です。
録画視聴もできます。

春木めぐみさん(笑顔ママのコミュニティ ココネタサロン主宰)との 手放そう! 家族のストレス の対談

■演 題:「コロナ禍の家族関係」
■日 時:2月26日(金)10:00~11:00 
■参加費:2,525円(税込)
■申し込み:https://cocotane2.wordpress.com/674-2/

こんな話題に触れます。

長引く自粛ムード。子育て世代のリアルなお悩みは…

□おうち時間がふえて、子どもはゲームばかり…どこまで制限する?
□ゲーム時間を決めても子どもが守らない!なんで同じこと何回も言わせるの!
□家事の合間に休憩すると、テレワーク中の夫からサボってると言われる。家にいるのに心が休まらない~
□夫や私の在宅ワークがふえて、家事分担がしにくくなってきた!
□夫がテレワークで会議中は、子どもを静かにさせるのが大変すぎる!
□学校行事や習い事の予定変更が多すぎ!見通しがたたなくてイライラ…。
□隣の学校でコロナ感染者が…子どもにどう話したらいいんだろう…
□自粛が長引いて、子どもが不安そう。なんとかしてあげたい!
□子どもがお友達と遊ぶ機会が減って可愛そう。私がちゃんと遊んであげなくちゃいけないから疲れる~
□手洗いやマスクを子どもがやらない!ガミガミ言い過ぎて疲れる!

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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

月曜日(2月15日)の夕方の報道番組で子どもたちの自殺のことが報じられていました。

毎日新聞 2021/2/16の東京朝刊では、児童生徒の自殺、最多479人 前年比140人増 長期休校も影響か 20年 として次のように書かれていました。

2020年の全国の小中学生と高校生の自殺者数は前年比140人(41・3%)増の479人(暫定値)となり、過去最多を更新した。
文部科学省が15日、明らかにした。文科省は「新型コロナウイルスの感染拡大による社会不安が影響した可能性がある」(児童生徒課)としている。

校種別では、小学生14人(前年比8人増)▽中学生136人(同40人増)▽高校生329人(同92人増)。
高校生では特に女子が前年の約2倍の138人と急増しており、文科省は原因の分析を進めている。

月別で見ると、8月が前年比35人増の64人で最も多かった。例年、夏休み明け前後は子どもの自殺が増えるという統計データがあるが、昨年はコロナ禍による休校があり、学習の遅れを取り戻すために夏休みを縮め、8月中に授業を再開する地域が多かったことが影響したとみられる。

学校が本格的に再開された6月以降は毎月、自殺者が前年を大きく上回る状況が続いている。


ところで、日本全体の自殺者数は前年比750人増(3.7%増)の2万919人(速報値)だったの微増だったものが、若者だけが増えている現状です。

2009年以来11年ぶりに増加に転じたと言っても、ここ30年のうちに最低だった昨年よりも750人増(3.7%増)にしか過ぎなかったのです。

次に、自殺予備軍とも言っていいような、子どもたち―特に高校生ーの「うつ」がこんなに深刻になっていることが同じ日に報道されていました。

子どもの「コロナうつ」深刻 高校生の3割に症状―成育医療研
2021年2月16日 13:16時事通信ニュース

新型コロナウイルスの影響の長期化で、子どものうつ症状が深刻なことが、国立成育医療研究センター(東京)の調査で分かった。
高校生の3割にうつ症状が見られ、同センターは「早急な対応が必要だ」と危機感を募らせている。

調査は、感染が拡大した昨年11~12月、インターネットで実施。小学4年~高校生の計715人から、直近1週間の心の状態を探るため、「気分が落ち込む」「疲れた感じがする」など9項目について、「ほとんど毎日」から「全くない」まで4段階で回答を得た。
その結果、高校生(344人)の30%に中等度以上のうつ症状があることが判明。小学生(261人)の15%、中学生(110人)の24%も同様とされた。

中でも「死んだ方がいい、または自分を何らかの方法で傷つけようと思った」との問いには、全体の6%が「ほとんど毎日」と回答。

こういう状況に対してアドラー心理学を学び・伝える私たちにできることはたくさんあります。

その最大のものは、子どもたちとのコミュニケーションの改善です。

詳しくは、研修やYouTubeのどの別の場で提案していますが、キモの部分だけお伝えしておきます。

それは、家庭では「家族会議」、クラスでは「クラス会議」の「アドラー・ミーティング」です。

今日はこのくらいにしておきます。

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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(2月16日)の午後は 安西 光さん にお越しいただいて3月度用に ヒューマン・ギルド【アドラー心理学専門チャンネル】のYuTube動画を5本収録いただきました。
3月は配信曜日の月曜日が5回あるからです。

あらかじめ内容を予告しておくと次のとおりです。

3月1日 ひきこもりに小さなおせっかいを! 岩井俊憲
3月8日 アドラー心理学で読み解くワーク・エンゲイジメント 永藤かおる
3月15日  勇気づけのマインドとスキル    岩井俊憲
3月22日  アドラー心理学で考える自分自身との向き合い方(1)
     「コロナ禍での『疎外感』」    永藤かおる
3月29日  アドラーの思春期論        岩井俊憲

このところYouTubeヒューマン・ギルド【アドラー心理学専門チャンネル】が静かな人気を博しています。

本日朝のチャンネル登録者数は、お陰様で 1,340人に達しています。

一昨日配信の「甘やかし―過保護・過干渉」は1日半で視聴回数400に近づいています。


3週間前の「不登校・登校しぶり」は900を超えています。

今までになかった勢いです。

皆様のご視聴に心から感謝申し上げます。

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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(2月14日)は第77期 アドラー・カウンセラー養成講座 の2日目を行っていました。

冒頭、受講者の質問に対して丁寧に回答しました。

いきなり質問されたことに答えるのではなく「ソクラテス式対話技法」を用いて質問に対して質問を投げかけ、そのことで核心に迫るやり方です。

「ソクラテス式対話技法」については、ペルグリーノ博士から1日のワークショップを受けているので、他の情報も収集しながらまとめたいと思っています。

メインは、ライフスタイル調査表の収集の仕方のデモンストレーション、2人一組での収集でした。

さて、本日のメインの話題は、こちらです。

ダイヤモンド・オンライン(2/11)に「自己肯定感低め」の人が、自分を無理やり褒めるのは逆効果なワケ (山根洋士:心理カウンセラー)という記事が載っていました。

結論から言うと、自己肯定感を得る第一歩は、「正しく自分を認知すること」とし、「自己肯定感低めの人」に見られる思考や行動の3つのタイプについて紹介しています。

(1)適応反応タイプ
(2)逆転反応タイプ
(3)抵抗反応タイプ

「『自己肯定感低め』の人が、自分を無理やり褒めるのは逆効果なワケ」の項では「本当に自己肯定感が低い人は、褒めるところを探す一方で、『褒められないダメな自分』も意識してしまったりするから」と書いています。

最後は「ありのままの自分を受け入れる『自己納得感』が重要」と結論づけています。

となると、「自己納得感=自己受容」と理解してもいいわけで、アドラー心理学ベーシック・コース でお伝えしている「精神的な健康」の「自己受容」の重要感が増してきます。

自己受容
・ 自分に欠点があったとしても自分を受け入れている。
・ 自分の長所も短所も知っている。

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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(2月10日)はテレワークで1日を過ごしました。

紅白の梅の花を見ると、春の気配を感じます。

昨日のこと2つと今日のお知らせを1つ書くことにします。

1.春木めぐみさん(笑顔ママのコミュニティ ココネタサロン主宰)との 手放そう! 家族のストレス の対談用に気合を入れてパワーポイントのスライドを作りました。

気楽に「聞かれたことだけ答えよう」というスタンスでしたが、視聴者の期待がかなり高いので、私の中の完全癖が許してくれませんでした。
数えたらスライド9枚になっていました。

■演 題:「コロナ禍の家族関係」
■日 時:2月26日(金)10:00~11:00 
■参加費:2,525円(税込)
■申込はこちらに
   ↓
https://03auto.biz/clk/archives/wghtmw.htm
◎録画視聴もできます。

2.香港酒家の王さんから1月末をもって店を閉じた旨のお電話をいただきました。

20年もお世話になっていたヒューマン・ギルドの懇親会の最大拠点が消えたことがとても悲しいです。

あのおいしい餃子の味が忘れられないです。

ヒューマン・ギルドの隣の隣の焼き肉の店も1月半ばでクローズ。

季の香もずっとランチを休んでいます。

ランチができるお店が減っている現実は寂しい。


3.今日のお知らせです。

本日(2月11日)の中日新聞【学ぶ】面にアドラーの言葉と私の解説が掲載されます。

「われわれは見ること、聞くこと、話すことにおいて他者と結びついている。人は外界に関心を持ち、他者と結びついている時にだけ、正しく見、聞き、話すのである」(『生きる意味を求めて』)

6年ほど前にも取材を受けた中日新聞社編集局教育報道部の福澤 英里記者との間のメールと電話でのやり取りで実現したものです。

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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(2月8日)は「胸を貸すこと」「胸を借りること」の両方の貴重な体験をしました。

「胸を貸すこと」については、1月25日(月)~27日(水)に行ったハイ・パフォーマー管理者対象の企業研修で「ご相談・ご質問のある方には無料で時間を設けます」と言ったら、有志が8人ほどの仲間を集めてオンライン(Webex)で1時間ほどのやり取り(補講)を行いました。

困る部下への対応法についてロールプレイを交えたりしながらお伝えしました。

「胸を借りること」では、19:00から2時間ほどは歯科業界にアドラー心理学を伝えるプロジェクトに関わる5人で2月20日(土)の動画収録に向けて私が作ったパワーポイントをもとにその進め方についてZoomで打ち合わせをしました。

参加者一人ひとりについて詳しくお伝えしませんが、歯科業界においては名だたる方が2人もいらっしゃいます。

その他に 北折 一さん(NHK【ためしてガッテン】の初代ディレクター)もご参加、私のパワポの見せ方、進め方について「こりゃ大変な個人指導!」と思われるようなフィードバックをいただきました。

「なーるほど」の連続でした。

その中には文言やスライドについて「数を減らすことにより(内容を)深くする」という名言をいただきました。

どうしても講師は「あれもこれも」と伝えたくなるものですが、そのことについて率直にご指導くださったのです。

「自分は何と恵まれているんだ」と、ありがたさでいっぱいです。


Zoomミーティングを終えてからYouTube ヒューマン・ギルド「アドラー心理学専門チャンネル」を観ました。

「困った人との付き合い方(3)ー攻撃的な人たちとどうつき合うか?」(永藤かおる講師)
 

事例から入るやり方で、この人なりの工夫が感じられます。

初速もいいようです。

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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

私はテレビや新聞のマスコミが流す情報を鵜呑みにするのを好みません。
あえて、別の見方を探ります。

その理由は、ニュースでもコメンテーターでも同じことを伝えるとしたら、そこから恐ろしい抗しがたい「空気」が発生し、私たちの方向を誤らせることになるからです。

その結果がファシズムです。
私たちが最も恐れなければならない支配に服従することです。

1つの例を申し上げましょう。

2月1日に 東京都のコロナの感染者数が393人に減ったとき、新聞各紙はそのことよりも東京都の感染者数が10万人に達したことを大々的に取り上げていました。

「みんなの努力で最大2,447人(1月7日)だったところが393人に減りました」と報じた新聞はありませんでした。

マスコミは「人はポジティブな情報よりも、ネガティブな情報に注意を向けやすく、記憶にも残りやすい性質を持つ、ということを表す心理学用語」であるネガティビティ・バイアスに訴えるのです。

そんな風潮になっているときに私は「待った」をかけて、あえて異論を探してみようとするのです。

そんな中で藤井聡先生(京都大学教授)が10日ほど前にGoToキャンペーン中止に影響を与えた西浦モデルについてこんなことをメルマガに書いてあったことに注目しました。

「GoToキャンペーンの開始直後の5日間に、旅行していた人の感染者数が、(GoToキャンペーンが始まる前の)約1.5~3倍に増えた」

この部分だけを見ると、確かに、GoToの「せい」で感染する人が1.5~3倍に増えたんだなぁ、という印象を持ちます。

そして、この「印象」に基づいて各社は先のような見出しを付けて、どうやらGoToの「せい」で感染が増えた可能性を示す論文が公表されました、と報道したわけです。

つまり、メディア各社は、西浦氏の論文のアブストラクト(論文の概要をまとめた短い文章)の情報を、中身を読まずにそのまま「垂れ流す」形で報道したのです。

しかし、この5日間に「旅行していなかった人」の感染者数も「約1.4倍~3.7倍」に増えているのが実態なのです!(西浦論文の中の数字からそれが読み取れます)

つまり、GoToキャンペーン前の感染者は、旅行した人もしていない人も「増えている」のです。

したがって、この西浦氏が提示したデータは、「旅行した事が『原因』で感染者が増えた」ということの証拠には、一切なっていないのです。

西浦氏のデータは、ただ単に「GoTo期間の前よりもGoToが始まった時の方が、旅行しているかどうかに関わらず、感染者が増えている」ということを意味しているに過ぎない。

上記事実「だけ」を書いて、旅行していない人の感染者数もそれと同等に増えたという事を書かなければ、そのアブストラクトを読んだ人の多くが、「GoToキャンペーンが『原因』で感染が増えた」と「勘違い」することは火を見るよりも明らか。


このような論調をも参考にするために私は「あえて異論を唱える」人にも注目します。

その上で、正論・異論の両方を読み解いたうえで私たちを建設的に方向に向かわせる建設的な方向に向かう判断を下したいのです。

私たちは安易にマスコミの論調に染まることは危険です。

少数意見であっても発言できる場とその意見を尊重することを忘れてはならないのです。

「君の意見には賛成しないが、君のそう発言する権利は死んでも擁護しよう」と語ったフランスの哲学者のヴォルテールの言葉のように「異端的な少数意見発表の自由を認め、そうした意見の人を差別待遇しないこと」と『広辞苑』に書かれている「寛容」のもう1つの意味を噛みしめたい昨今なのですが、あなたはいかがですか?

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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

webスポルティーバ(LINEニュース)でこんな記事を見つけました。
2021年2月3日 11:05Jiji Photo特集

ダルビッシュも指摘したセ・パのフィジカル差。巨人の罰走に意味ある?
『セ・パの実力格差を多角的に考える』第2回 トレーニング意識の違い

セ・リーグではいまだに古い価値観が根強い。
たとえば昨年話題になったのが、巨人の阿部慎之助二軍監督が強いた"罰走"だ。
プロアマ交流戦で早稲田大学に敗れた際、罰として1時間のランニングを指示したが、高島氏は合理性の観点から反対する。

「罰どころか、ただのマイナスです。選手が痩せてしまう罰だから、やめたほうがいい。それによって『なんとかしなきゃ』という意識は生まれるかもしれないけど、勝つ可能性はどんどん減ります」

負けた罰として走らせ、体重減を招けば出力が低下する。
その悪影響は選手本人ばかりか、チームにも及ぶ。
野球界で当たり前のように行なわれてきた罰走は、誰も得をしないものだ。

こうした旧来的な体質を改め、いかに合理的な環境を整えていけるか。
それこそ、セ・リーグの巻き返しに必要だと高島氏は見ている。


実は私も、巨人の阿部慎之助二軍監督が強いた"罰走"のことは、中央大学に負けた試合でも同じことを行っていたことを知っています。

だとしたら確信犯です。

このような"罰走"は今の時代、高校でもまともな監督なら強いないはずです。

それが天下の読売巨人軍の次期監督候補とも目される阿部慎之助二軍監督が疑念もなく行っているとしたら、スポ根指導を黙認する球団だとプロ野球連盟から巨人軍を排除してもいいくらいです。

特に、選手全員に対して「連帯責任」の名のもとに"罰走"を強いるとしたら、敗因を招いた特定の選手を血祭りにして委縮させ、責任のなすり付け合いによって仲間の信頼関係を損なうことにもなります。

少年野球にも影響を及ぼしかねない愚かな指導法です。

心あるスポーツファンこぞって読売新聞社に抗議してもいいくらいです。

最後に、アドラーの言葉で結びます。

「子どもの人格形成について、・・・・罰を与える、叱責する、お説教をするという方法は、子どもにとって得るものは何もない」
『生きるために大切なこと』P.24

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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(1月21日)の11:00に青春出版社の編集担当の石井 智秋さんがこのたび重版になった『人を育てるアドラー心理学ー最強のチームはどう作られるのか』を手にご来社。

2016年9月の初版以来、苦戦していましたが、このたび2,000部重版が叶いました。
これで累計9,000部になりました。

青春出版社はこの重版を機に、今まで「心理学」コーナーに置かれることが多かったのですが、ビジネス書として拡販すべく、帯の3人の大企業の管理者の推薦の辞をお願いしました。

それぞれは、次のとおりです。

◎株式会社 明治 人事部 研修企画グループ長 有澤重人様 
 
岩井講師は「リストラ模擬体験」という衝撃的なワークを実践される傍らで数々の心に残る言葉で受講生を勇気づけて下さる先生です。
自分自身を見つめ直す素晴らしい言葉に出会える本です。
 
◎凸版印刷株式会社 人事労政本部 課長 荒牧東一様
 
部下が自発的に行動し適切なプロセスを選択する、そのための指導法が満載の本です。
それらのノウハウをeラーニング教材にまとめた『アドラー心理学によるポジティブメンタルヘルス』もおススメです。
 
◎某大手菓子メーカー マーケティング担当課長 K.M様
 
以前は、周りに認められたい一心で、肩肘張って仕事をしていましたが、いつもどこか不安。
アドラー心理学を学んで、自分のダメな部分も許すことで、少しずつ寛容に。
共同体感覚を持つことが増え、不安が減りました!

ここでネタ晴らしします。

会社名や個人名がオープンになっていませんが、K.Mさんとは 小牧 緑さん です。

小牧さん、有澤さん、荒牧さんは、それぞれ私がお世話になっている方です。

このたびも私のお願いに応えていただきありがとうございました。

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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

撒いた種が実りつつある体験について書きます。

1.重版本が届いたこと

2.「アドラー心理学によるポジティブメンタルヘルス」が一括採用

3.カウンセリングでクライアント体験


1.重版本が届いたこと

昨日、大和書房から『感情を整えるアドラーの教え』(大和書房だいわ文庫、680円+税)の重版本が届きました。

発行部数は、単行本を含めると38,000部に達します。

1月後半には『人を育てるアドラー心理学』(青春出版社、1,380円+税)が2,000部重版になり、ここには初版とは違って帯に企業の管理者3人の推薦の辞が入ります。

◆自分自身の感情とつき合い、これからの人生を実りある講座のお勧めです。

オンライン開催:感情のコントロール法セミナー
https://www.hgld.co.jp/p_lecture/view/763

共催:ヒューマン・ギルド/勇気のしずく(代表:長谷静香さん
日 時:2021年2月7日(日)13:15~17:15(4時間コース)
受講料:受講料11,000円(半額)、再受講5,500円

講座に出られた方には次のような効用があります。

・怒り、劣等感などネガティブな感情と上手につき合えるようになります。
・良い感情の使い方を知ると、円満な人柄、人間関係を得られます。
・感情の目的を知ると、その使い方も変えられます。
・不安、緊張が怖くなくなります。

主に使っている感情は何か、その目的は何か、より建設的な対応法はどうすればいいか、感情を味方に付けるには、などについて次の3つの視点に基づき念 入りに展開します。

①感情は、ある状況で、特定の人に、ある目的(意図)を持って使われる。
②感情は、コントロールできる。
③感情は(劣等感ですら)、自分のパートナーだと実感できるようになる。

2.「アドラー心理学によるポジティブメンタルヘルス」が一括採用

凸版印刷株式会社情報コミュニケーション事業本部ソーシャルイノベーション事業部からヒューマン・ギルドが監修しているe-ラーニング教材「アドラー心理学によるポジティブメンタルヘルス」が某生命保険会社で採用された旨の連絡が入りました。



こちらをご参照ください。
   ↓
https://www.toppan.co.jp/biz/social/actioncampus/

このように今まで撒いていた種が次々と成果に結び付きつつあります。

3.カウンセリングでクライアント体験

昨日は13:30~16:30に カウンセリング演習 (平日開催)を行いました。

緊急事態宣伝発令のためにキャンセルが相次ぎましたが、貴重な受講者がいらっしゃるため開催しました。

これが私にとってとても貴重な体験になりました。
クライアント役を担ったのです。

まずは、テーマを設定せずに椅子に座り 黒羽信五さん のカウンセリングの実技試験。

黒羽さんはとても受容的にご対応くださり、見事「合格」!

「アドラー・カウンセラー」の認定を受けました。

続いて、竹尾めぐみ(Mae Takeo)さん のコーチング的な要素を加えたカウンセリング。

最後は、磯野茂さん による統合に結び付くカウンセリング。

講師であるはずの私がとても得をしたカウンセリングになりました。

ヒューマン・ギルドでカウンセリングを学ぶ人たちの成長ぶりが確認できた半日でもありました。

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(2020年12月26日撮影、機内から)

新年明けまして
 おめでとうございます。

アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(法人研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

本年もどうぞよろしくお願いします。

新年最初のブログに2021年1月度のヒューマン・ギルドのニュースレターの巻頭言を掲載いたします(一部修正あり)。

昨年を総括し令和3年を迎えるにあたって

昨年は、年初に全く予想もしなかった新型コロナに振り回された1年でした。

この影響を受けてヒューマン・ギルドでは研修の需要が大幅に減り、政府・東京都の給付金 ― 売上減少幅に比べればわずかですが ― に少々救われた感があります。

一方で新型コロナは、思わぬ恩恵をもたらしてくれています。

その顕著な例として3つのことをお伝えします。

(1)研修・カウンセリングのオンライン・シフト
(2)YouTube開始
(3)経営理念の作成

(1)の「研修・カウンセリングのオンライン・シフト」については「講座スケジュール」でご覧になれます。

(2)の「YouTube開始」については、7月6日(月)から始め、既に23コンテンツを配信しています。
これについては是非、 YouTube 「アドラー心理学専門チャンネル」をご覧ください。
https://www.youtube.com/channel/
UCFSDEPGZ4kUu2a0EsTtWwmA

新年早々の配信は1月5日(月)21:00から「フロイト派から見たアドラー」
アドラーの人間らしさが浮き彫りになります。

(3)の「経営理念の作成」については、私が日頃様々な媒体に書いたり、語ったりしていることをもとに、年末に次のようにまとめあげました。

この理念に基づき、本当の意味で『令和』(Beautiful Harmony)が浸透する令和3年を契機に新たな調和のステージに入り、4月10日の設立36周年を迎えることができそうです。

新型コロナ禍の時期だからこその熟慮と、それに基づく行動によって、より信念が確かなものとなって以下のように結実しました。

【ヒューマン・ギルド 経営理念】

◎ヒューマン・ギルドの存在意義(ミッション)

ヒューマン・ギルドは、個人に勇気、家庭に愛、職場に活力を提供するための勇気づけのプロ集団であり、それらを担う人たちの啓蒙を図ります。

◎ヒューマン・ギルドの目指すもの(ビジョン)

ヒューマン・ギルドは、精神的な健康のバロメーターである「共同体感覚」をもとに、個人のこころの健康と良好な人間関係を促進することにより、関わりのある人たちの幸福をサポートすることを追及し続けます。

◎ヒューマン・ギルドの提供する価値(バリュー)

ヒューマン・ギルドは、(アルフレッド・アドラーが打ち立てた)アドラー心理学をもとに「目的/目標」に向けて「リスペクト(尊敬)」「信頼」「共感」をベースに「協力」することを価値として提供する企業です。

◎ヒューマン・ギルドのスタッフの行動指針

1.ヒューマン・ギルドは組織として、お客様のニーズを徹底的に追及し、それに即応したサービスを提供します。

2.ヒューマン・ギルドの講師陣は、無限の可能性を持つ、関わりのある人たちを結びつけ、より大きな成果につながるようガイドします。 

3.ヒューマン・ギルドのスタッフは、いかなる場合も「相互尊敬・相互信頼」に基づいた行動を選びます。

新たなステージに入るヒューマン・ギルドを本年も何とぞよろしくお願い申し上げます。


ここで、あなたの初夢についてお知らせです。

初夢は、12月31日の晩から1月1日の朝にかけて見た夢ではありません。

元日から2日にかけて見るとされるのが「初夢」です。

この初夢で1年の吉兆を占うことが多いようですが、それは短絡的です。

しっかりと夢解きをすると、夢からのメッセージをしっかりと受け取れ、さらには、夢とのつき合い方がまるで変わる講座が間近に迫っています。

今からでも申し込みが可能です。

オンライン開催【「初・夢のコラボワーク」~あなたの初夢が楽しみ!】

夢が暗示するメッセージをしっかりと把握したい人は「この指止まれ!」。

日時:2021年1月10日(土曜日)13:45〜16:45
受講料:5,000円(税込み・資料付き)
講師:大高ゆうこさん(ドリームフレンド・風 代表)
   岩井俊憲(ヒューマン・ギルド 代表)
ファシリテーター:番澤清美さん(アドラー・カウンセラー)
主催:ヒューマン・ギルド
お申し込み先:https://www.hgld.co.jp/p_lecture/view/857

参加者には講師の大高ゆうこさん(ドリームフレンド・風 代表)著の小冊子『夜みた夢から希望の夢へ―夢と願いをつかまえるガイド』(非売品)のPDFを講座後に差し上げます。

また、「講座には参加できないのが残念だけどアーカイブ用動画だけでもほしい」という方には@3,000円でお分けすることが正式に決まりました。

お申し込み先:https://www.hgld.co.jp/p_lecture/view/857

宛てに「アーカイブ用動画希望」としてお申し込みください。

さーて、あなたはどんな夢を見るかな?

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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

本日は私の73回目の誕生日です。

年齢は誕生から73回目の年を迎えましたが、体力的・知的には50歳代の実感があります。

昨日(12月29日)はペルグリーノ博士から1日早い誕生日のメッセージが届きました。

来年はZoomで研修ができるように備え、日本の皆様にスクリーン越しにお目にかかれるのを楽しみにしている、とも書いてありました。


さて、新型コロナの第三波は収束の気配がなく、政府や地方の首長が呼びかけても自粛の程度がさほどでもない人たちが存在します。

その理由は「コロナ疲れ」もあるうえに、4月ごろの危機感が薄れていることもあるかもしれません。

その理由は、恐怖に直面したときのモチベーションが長続きしないことにあります。

恐怖に対する反応は典型的に3つのFから始まる反応です。

Fight・・・・戦う
Flight・・・・逃げる
Freeze・・・・凍り付き身動きが取れない

Fight(戦う)というのは「窮鼠猫を食む(きゅうそねこをはむ)」の言葉に代表されるように、一時的に強いモチベーションになりますが、かつての「24時間戦えますか?」のコマーシャルのフレーズでわかります。短期的には有効であっても長期的な効果は薄いのが特徴です。

Flight(逃げる)は、身を守るためにある状況から離れることです。

新型コロナの第一波のときに、夫婦で散歩していたら、対面からやって来た女性が私たちを見て5メーターの距離を取り、身を隠していたことがあって驚いたことがあります。

Freeze(凍り付き身動きが取れない)となると「蛇に睨まれた蛙」状態で、何らなすすべがなくなります。


私は一方で、感動もまた効果が持続しにくいことも指摘しています。

詳しくは、2015年7月18日付けブログ 持続する研修効果:感動よりも意志の力 をお読みください。

それでは、「恐怖と感動によるモチベーションは持続的効果が薄い」として長期的な効果につなげるためにはどうしたらよいか?

その代表は「意思の力」です。
それも、一度ならず何度も何度も繰り返すことです。

2015年7月18日付けブログには、こんなことを書いています。

私の強い信念は、感動よりも意志の力をもとにした持続力です。

ここで私は、アランの『幸福論』の「悲観主義は気分のものであり、楽観主義は意志のものである」という言葉を思い出します。

これをもじって私は「感動で終わる研修は一時的な気分のものであり、持続する研修効果は、意志の力による」と言いたいです。


恐怖も感動も、それはそれで自分の身を守り、意気軒高にするためには必要ですが、そう何度も何度も味わえるものではありません。

73歳になった今朝、新たな決意を胸にこれからの人生に自分自身を、そして仲間と共にお役立ちの人生を歩み続けます。

◆自分自身の感情とつき合い、これからの人生を実りある講座のお勧めです。

オンライン開催:感情のコントロール法セミナー
https://www.hgld.co.jp/p_lecture/view/763

共催:ヒューマン・ギルド/勇気のしずく(代表:長谷静香さん
日 時:2021年2月7日(日)13:15~17:15(4時間コース)
受講料:受講料11,000円(半額)、再受講5,500円

講座に出られた方には次のような効用があります。

・怒り、劣等感などネガティブな感情と上手につき合えるようになります。
・良い感情の使い方を知ると、円満な人柄、人間関係を得られます。
・感情の目的を知ると、その使い方も変えられます。
・不安、緊張が怖くなくなります。

主に使っている感情は何か、その目的は何か、より建設的な対応法はどうすればいいか、感情を味方に付けるには、などについて次の3つの視点に基づき念 入りに展開します。

①感情は、ある状況で、特定の人に、ある目的(意図)を持って使われる。
②感情は、コントロールできる。
③感情は(劣等感ですら)、自分のパートナーだと実感できるようになる。

参考図書は『感情を整えるアドラーの教え』(大和書房だいわ文庫、680円+税)です。

 

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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

この2日間はテレワークをしていました。

会社にいる時以上に物事が進むので心地よかったです。

特に昨日(12月19日)に3つの進展がありました。

1.ペルグリーノ博士オンライン招へいプロジェクト

2.百瀬敬子さん主宰の講座

3.経営理念策定

1.ペルグリーノ博士オンライン招へいプロジェクト

通訳の 埴原由美さん とのメールでのやり取りでジョセフ・ペルグリーノ博士 のオンライン講座を何とか実現しよう、との合意に達し、昨日のブログとフェイスブックでペルグリーノ博士オンライン招へいプロジェクトで「この指止まれ!」と呼びかけました。

すると、本日の7:00現在29名の方が止まってくれました。

私は昨晩、こんなにペルグリーノ博士の講座をオンラインで受けたいという人たちが多いことをお伝えするメールを送りました。

どのような返事が来るのか楽しみです。

2.百瀬敬子さん主宰の講座

私は長野県山形村(松本市の隣)で2021年1月17日(日)に講演、パネルディスカッションにお招きを受けています。

そのことについて百瀬さんから電話が入りました。

10:00~16:30開催ではなく午後だけで私は東京から来なくていい、とのお達しでした。

つまりオンライン併用で行うとのことです。

このようにコロナ禍で急に事態が変わります。

私は、こんな急展開に喜びを覚えます。

なお、百瀬さんが「アドラーカウンセラー、認定子育てハッピーアドバイザー、不登校親の会【モモの会」代表】としてインタビューを受けた記事を見つけました。

とても参考になるので、ご紹介します。

メディアガーデンプレスオンライン 2020/12/16

元小学校教員、心理カウンセラー・ 百瀬さんに聞く-小1プロブレムとは?


3.経営理念案策定

ヒューマン・ギルドのこれからを方向づけするために私の中で懸念だった経営理念の案を策定し、社員にメールをしました。

私の中では日頃から語っていたことで、漠然とイメージしていたので、言語のするのは比較的容易でした。

月曜日に社員からフィードバックを受けるのが楽しみです。

他社の経営理念づくりにはコンサルしていましたが、自社のこととなるとどう受け止められるでしょうか?

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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(12月13日)は、15日(火)にYouTubeに収録するパワーポイント作りで半日以上費やしていました。

日曜日にも関わらず机に向かう私をカミさんはとても尊重してくれています。

食事とお茶タイム、大河ドラマ観賞などを除くと隣の部屋にいながら別行動です。

これは夫婦で昨日が休みであっても「自分はこれこれのことをする」と伝えていて合意できているからです。


日本経済新聞オンライン 2020年12月11日 15:30 [有料会員限定]にこんな話が載っていました。

夫婦こそ定期的に「会議」― 共働き増、両者納得の家庭運営へ 言葉にして意思を確認

夫婦やカップルが互いの関係をよりよくしようと、仕事やお金、子育てなどについて「会議する」ケースが増えている。
共働きが増えるなど親世代とは異なる家庭運営が求められ、正解がないからこそ、改まって時間をかけて話し合う。
コロナ禍で一緒に過ごす時間が増えたことも後押ししている。

(以下略)

いわゆる「夫婦会議」の勧めです。

ノートを使って可視化しながら30分ほど世帯経営について話し合うことや第三者として夫婦に関わるケースが紹介されています。

「コロナ禍によって夫婦や家族のあり方は『変化する』」と答えた人は7割を超えたことが書かれ、「パートナーと会議を試してみてはどうだろうか」と勧める記事です。


このコロナ禍でパートナーに鬱陶しさを感じ、やがては離婚危機に至るケースもありますが、一方では、お互いの関係が良くなるケースもあります。

そのところは、次のブログで書いていますので、ご参照ください。

◆2020年11月21日付けブログ コロナ禍の3密は夫婦関係をよくした!:明治安田生命アンケート調査結果

そして今夜は21:00からYouTubeヒューマン・ギルド アドラー心理学専門チャンネル では「カップル関係に生かすアドラー心理学」を配信します。

(1)カップル関係を強化するため
(2)両親と子どもの間や
(3)子どもと他の子どもの関係 をつなぎ強化するため

に使われる技法としてペルグリーノ博士直伝の『対話のために時間を共にすること』 (TTT:Time to Talk Together)を通じての「メイク・ベター・アプローチ」が語られています。

その際に、ある場面で私が思いがけない動きをしてしまう部分があります。

注意深くご覧になってくださいね。


ところで、カップル関係を良くするためには何といってもこの本。

『男と女のアドラー心理学』(青春出版社、1,400円+税)

ちゃっかり宣伝して終わります。

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