アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリング、コンサルティングを行っています。
アドラー心理学による勇気づけ一筋40年 「勇気の伝道師」   ヒューマン・ギルド岩井俊憲の公式ブログ



おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒュ.ーマン・ギルド の岩井俊憲です。

1.昨日(2月27日)は第80期 アドラー・カウンセラー養成講座の4日目。
新規受講に加えて再受講、補講の方が10名集まったので、写真に出るのをはばかる方に私を含めた10名の集合写真を撮っていただきました。

学びの共同体が出来上がっている感じがします。

昨日の主な内容は次のとおりです。

(1)アドラー派のカウンセリングを巡っての講義

(2)リレー・カウンセリング
(クライアント役を務める私に対して2名がカウンセラー役として座り、5組、計10人が担当するもの、2つの写真提供:高島裕子さん

これは、カウンセラー役をそれぞれに個性が出て面白かったです。

・私の前に座ってものすごく緊張する人
・早すぎる助言モードに入る人
・固まって沈黙してしまう人
・策を弄して私の反発を食らう人
・私の話したい話を引き出すのではなく自分の聞きたいことを聞いてくる人
・その逆に私の話したいことをうまく引き出してくれる人
・私と共にしっかりと伴走してくれる人
・その他

受講者によれば私の意地悪ぶりが目立ったようです。

(3)受講者の 小川哲志さんの「ライフスタイル調査表」の早期回想からの分析。

小川さんの超人ぶりが浮き彫りになりました。

(4)5人一組でのカウンセリング演習

ここでも、受講者は話し手が話したいことをうまく引き出すマインドをスキルを学ばれたようです。

この2日の間に受講者はグーンとレベルが上がった感がしました。


2.本日21:00から配信のYou Tube「アドラー心理学専門チャンネル/ヒューマン・ギルド」のテーマは「毒親 ー 苦しい親子関係をどうする?」です。

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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒュ.ーマン・ギルド の岩井俊憲です。


昨日(2月27日)はヒューマン・ギルド主催で 第80期 アドラー・カウンセラー養成講座の3日目と第4期 オンライン開催アドラー心理学ベーシック・コース の5日目を同時開催しました。

先に13:15から始まったのが オンライン開催アドラー心理学ベーシック・コース 。
今回は永藤かおるさんが講師、 磯野 茂さん がオンラインサポートです。

(1)共同体感覚と(2)教育に生かすアドラー心理学の2本柱でした。


13:30からはアドラー・カウンセラー養成講座


(カウンセリング演習の場面)

(1)ある受講者のライフスタイルの徹底分析、(2)私によるオープン・カウンセリング形式のデモンストレーション、(3)カウンセリング演習の3本柱です。

ライフスタイルの徹底分析では家族布置(きょうだいの誕生順位・競合関係、家族価値、家族の雰囲気)やライフタスクへの取り組みなどについてアドラー心理学ベーシック・コースの内容をもとに「推量(Guessing)」を働かせながら肉迫しました。

オープン・カウンセリング形式のデモンストレーションでは主訴、ニーズ、目標を識別しながらクライアントの発言の奥にあるミッションに至る手がかりを作りました。

カウンセリング演習ではカウンセラー役、クライアント役、オブザーバー役を決めて情報収集を中心に演習をしました。
今後が楽しみな人たちばかりでした。

今日がより深い内容になっています。

◆アドラー心理学の活かし方についてはヒューマン・ギルドのWebsiteの こちら をご覧ください。
         ↓
https://www.hgld.co.jp/utilized.html

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昨日(2月26日)は10:40~12:10に早稲田大学エクステンションセンターで「勇気づけの心理学 ー アドラー心理学の実践」の5日目を行ってきました。


(エクステンセンターから見える大隈講堂など)

この日のテーマは「自分自身への勇気づけ」です。

笑いを巡ってのやりとりの後に【あなたを勇気づけたあなた】のワークをやってみました。

ガイドとなるのは、ヒューマン・ギルドの「勇気の伝道」コラム(第275号)巻頭言の「あなたを勇気づけしているのは何歳の時のあなた?」で書いた次のようなワークです。

あなたは椅子に座って(*ターニングポイントになった)その当時の自分になりきります。
そして、目の前の2メーター先に現在のあなたがいるとして少し見上げるようなかたちで現在のあなたを見つめます。
どんなふうに感じられるでしょうか?
続いてあなたのポジションを換えます。
現在のあなたのポジションに移動して立ちます。
そして、椅子に座っていたあなたの残像に感謝を伝えるのです。
どんな言葉を伝えるでしょうか?
またもやポジション・チェンジ。
感謝を伝えられたあなたの椅子に座って現在のあなたに勇気づけの言葉を伝えるのです。
現在のあなたはどんな言葉を受け取ることができるでしょうか? 

(注)
1.*ターニングポイントは子ども時代を必ず入れ、その後の2回も加えます。
2.このワークの着想の原点は次のブログです。
  2022年2月15日付けブログ 羽生結弦選手が記者会見で名言連発:勇気づけの言葉の匠
3.ヒューマン・ギルドが月に2回発行するメルマガは https://www.hgld.co.jp/opt/registers/registration/ から登録すれば無料で手に入れられます。

ワークの結果を受講者全員から発表していただいたら、感激の声ばかりでした。

もし、オンラインで5人以上人を集まられる人がいたら1時間半ほどのワークを開催可能です(ただし、こちらは有料)。
ご相談ください。
ご参加の方がワークを研修で使えるくらい丁寧にご指導します。

その後会社に出向いてアッシュアートの 安西 光さん をお迎えし、3月用の You Tube「アドラー心理学専門チャンネル/ヒューマン・ギルド」の収録をしました。

配信日(月曜)とテーマ 
3月7日 【大馬鹿+大物=大仕事】 ー 『異床同夢』の実現 岩井俊憲
3月14日 フロイト・アドラー・ユング ー 3人の深層心理学者たち(前編) 永藤かおる
3月28日 聴き上手になるには?(ロールプレイ付き) 岩井俊憲

2月28日(月)の You Tube「アドラー心理学専門チャンネル/ヒューマン・ギルド」 は次のタイトルで配信します。

毒親 ー 苦しい親子関係をどうする? 岩井俊憲

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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒュ.ーマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(2月24日)の讀賣新聞の「編集手帳」にこんなことが書いておりました。

詐欺師を演じることが多かった俳優の山崎努さん。
「役作りを通して研究を重ねるうちに『優秀な詐欺師は、相手をだます前に自分をだます』ことに気がついた」と読書日記「柔らかな 犀さい の角」(文芸春秋)に書き留めている。

弁が立つとか、他人の心を読むのがうまい、とかいう能力は二の次で、自分でついたウソを自分で信じて、その気になってしまうのがだましのコツなのだというのです。

昨日、コンサルティング契約をしているある企業の帰り道、「先生!」と声をかけられ立ち止まると、車の窓から「ロータリークラブの会合でこんなものをもらったんです。差し上げますから手に取っていただけますか」と言われました。

その人は指輪の箱のようなものを見せながら私の反応を待ちます。

「まったく興味がありませんから」ときっぱりと言うと、その人はさも残念そうな顔をして車で去っていきました。

私は詐欺のテクニックだと信じています。

私が好奇心を持って反応するとしたら、何がしかの対応があって高額なものを買わされる羽目に陥るに違いありません。

詐欺師(おそらく)から声をかけられやすい人物とみなされた自分を笑ってしまいました。


この自分をだますテクニック、俳優や詐欺師だけでなく庶民から政治家まで使い続けています。

ウクライナの全面侵攻の作戦の目的が「自国民保護」であり、北大西洋条約機構(NATO)への加盟を目指すウクライナを非軍事化させるための「自己防衛」だと主張するロシアのプーチン大統領。

いかにも政治的な信念のようではありますが、恐怖によって自分をだまし続けてきた詐欺師の、もっともらしい主張にしか響いてきません。

それにしても恐ろしいことで、離れた地域での出来事とは思えません。

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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒュ.ーマン・ギルド の岩井俊憲です。

カミさんに勧められて【中田敦彦のYouTube大学】を観ました。
視聴者を巻き込むスキルだけでなく内容もとても勉強になります。

その中で前の食事から次の食事まで16時間空けることを学び、すぐに連続して2日ほど試してみました。
胃腸を中心に内臓を休ませる効果があるようです。
やってみて久しぶりに空腹感を味わいました。

カミさんとの合意は夕食と次の日の朝食を16時間空ける。

早起きになり昨日は5:00起床、ブログ更新。

懸念の研修資料も次々完成。

10:00に落合のcozy cafe でブランチ。

広々としたスペースでゆったり。

ブランチ後は中野の上高田地区にはお寺が多いので、寺院巡りの散歩コース。


(神足寺)

春の訪れを肌で感じることができました。

もう1ヵ月もすると桜の時期ですね。

空もきれい。

家に帰って、エアコンのフィルター掃除。
仕事もさくさくはかどる。

夕食は16:00前に。

17:00からは岡崎好秀先生 主宰の第38回公衆歯科衛生研究会(通称ネコの会)の動画「医療に活かすアドラー心理学」の収録。

時間ができる、仕事はかどる。
いいことだらけ。

健康にどんな影響が出てくるか、これからの楽しみ。

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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒュ.ーマン・ギルド の岩井俊憲です。

まずは2年数か月前の意識調査から。

日本財団が2019年11月30日に発表した「18歳意識調査」第20回 テーマ:「国や社会に対する意識」(9カ国調査)のグラフを2つご覧ください。
https://www.nippon-foundation.or.jp/
who/news/pr/2019/20191130-38555.html

「国や社会に対する意識 各国1,000人に聞く日本の若者の数字の低さ際立つ」と要旨が書かれています。

日本財団は2019年9月下旬から10月上旬にかけた20回目の「18歳意識調査」で、インド、インドネシア、韓国、ベトナム、中国、イギリス、アメリカ、ドイツと日本の17~19歳各1,000人を対象に国や社会に対する意識を聞きました。

結論をまとめると、次のようです(傍線:岩井)。

・「自分を大人」、「責任ある社会の一員」と考える日本の若者は約30~40%と他国の3分の1から半数近くにとどまっている。

・「将来の夢を持っている」、「国に解決したい社会課題がある」との回答も他国に比べ30%近く低い数字となっている。

・さらに「自分で国や社会を変えられると思う」人は5人に1人、残る8カ国で最も低い韓国の半数以下。

・国の将来像に関しても「良くなる」という答えはトップの中国(96.2%)の10分の1

・全体に途上国、欧米先進国のいずれと比べても数字の低さが際立つ調査結果となっている。

・また9カ国トップの約38%が国の将来は「悪くなる」と答え、解決したい社会課題としては「貧困をなくす」、「政治を良くする」などが高い数字となっている。


18歳の、本来は前途有為なはずの若者の意識をこのようにしてしまったのは、家庭、学校、地域などの共同体に属する大人たちの責任です。
子どもたちを「勇気欠乏症」にしてしまったのです。

このままでは「失われた30年」と言われ沈没し続ける日本が「失われた50年、100年」になるどころか現在のウクライナ同様どこかの国に侵略され、消滅しかねません。


こんな子どもたちの現状を30年に及ぶ学習塾経営の立場から子どもたちを見てきて、ついに立ち上がろうとしている人と昨日1時間半ほどオンライン・ミーティングを行いました。
長崎県大村市在住の 上野みゆきさん です。



目次 心さん    岩井俊憲
   上野みゆきさん

若者の自殺、不登校・登校しぶり、引きこもり、いじめなどが噴き出している現況、大村市から長崎県、そして全国へと10年計画でアドラー心理学による勇気づけで打破しようと発想し、ヒューマン・ギルドにご連絡をくださいました。
そして、昨日のオンライン・ミーティングを行ったのです。

ミーティングの内容の詳細やプロジェクトの概要はまだお伝えできませんが、ヒューマン・ギルドがこのプロジェクトに手を貸すことだけは確約しました。

小さな一滴が波紋を作り大きなうねりとなることを私も上野さんと共に夢見ています。

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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒュ.ーマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(2月21日)は午前中に自宅で学者の卵の方のカウンセリングをオンラインで行い、それから出社しました。

出社してからはまたオンラインのTEAMSによるミーティング。

某大企業の方と1時間半に及ぶ研修案件の話でした。
1年間で数十日に及ぶ案件です。

そんな間にこの1月末と2月の上旬に3日ずつ行った某食品メーカーの来年度の日程が決まりました。

2022年12月19日(月)~21日(水)
2023年1月16日(月)~18日(水)

これで累計20回に達することになります。

この日程はハリウッド大学院大学での後期の授業日程と重なることになることが懸念されたので、金曜日に2コマ、隔週での担当に調整していただきました。
なお、ハリウッド大学院大学での「経営心理学」の授業は科目履修生を応募して社会人にもご参加いただく方向で進んでいます(学歴不問)。
大学院生と一緒に私の「経営心理学」を学びたい方はこの指とまれ!
10月からの金曜日の18:00~21:10の六本木ヒルズ内のハリウッドプラザでの計8回(15コマ)の授業です。


19:00~20:30は私が代表を務める中小企業診断士の勉強会「マネジメント・カウンセリング研究会」で『幸せな職場の人間学』(前野隆司他著、小学館)の学び。

講座が終わってから私は5月16日(月)の晩に開催する「マネジメント・カウンセリング研究会」主催/ヒューマン・ギルド協賛の年に一度の公開講座に三浦 将(みうらしょうま)さん(株式会社チームダイナミクス 代表取締役、人材育成・組織開発コンサルタント/エグゼクティブコーチ)をお招きすることをご提案、全員から賛同をいただきました。

三浦さんはヒューマン・ギルドの会員で、次のような方です(Amazonの『自己肯定感が高まる習慣力』の紹介の文章を参考に)。

アドラー心理学やコーチングの技術を駆使した効果的な手法で、リーダーシップと自律性のある人材の育成をサポートしている。
学習内容の実践と習慣化を重視した研修プログラムのリピート率は、実に95%を超えるほどの人気を誇る。
『自己肯定感が高まる習慣力』 (三笠書房知的生きかた文庫)、 『自分を変える習慣力』『相手を変える習慣力』『チームを変える習慣力』(以上、クロスメディア・パブリッシング)他、著書は累計30万部を超える。


21:00からすぐYou Tube「アドラー心理学専門チャンネル/ヒューマン・ギルド「困った人」とのつき合い方(5)いい人なんだけど・・・な人」永藤かおるさん)を観ました。

この人も私と一緒にヒューマン・ギルドの公開講座のみならず法人研修でも大活躍です。


私の夢はアドラー心理学を他の領域である教育、福祉、経営、医療などと結びつけることです。
その夢が少しずつ実りつつあります。
賛同者はこの指とまれ!

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昨日(2月20日)のブログをお休みしたので、一昨日から、昨日、今日のことを書きます。

1.2月18日(金)はカウンセリング道場を終えてから中野サンプラザの特設会場で受付からモデルナ・ワクチンの接種後の待機時間の15分を入れて20分余で終えてスムーズさを喜びながら帰宅しました。

その翌日、起床後の体温を測ると37.3度の微熱。

ところが、10:30を過ぎると悪寒がして布団の中に入りました。

私は22~23年ほど気功法をやっていたので、体が完全に「陰」の状態になっていることが感じ取れ、布団の中でひたすら不動明王の真言「ノーマクサンマンダーバーザラダ、センダマカロシャダ、ソワタワヤワ、ウンサラタ、カンマン」を唱えました。
すると、寒気が消えて睡眠が取れました。

午後は体温計では38.5度を計測していましたが、臨時対応の 番澤清美さん の心強いサポートを受けて13:15から第4期オンライン開催 オンライン開催アドラー心理学ベーシック・コースの4日目。
(1)よい人間関係、(2)勇気づけの演習、(3)これまでのところの振り返りが3つの柱。
誰にも高熱を発しながらの講義であることを覚られずにやり抜きました。

2.昨日は目覚めたときから実に爽快!
前日20:00少しすぎには床に入り、7:00の起床。
普段以上に仕事をしました。

ハリウッド大学院大学の学生の成績を付けて、4月刊行予定の監修書のゲラのチェック。
家から徒歩1分の出版社の編集者のご自宅のポストに入れてきました。

3.本日(2月21日)21:00配信のYou Tube「アドラー心理学専門チャンネル/ヒューマン・ギルド のテーマは「「困った人」とのつき合い方(5)いい人なんだけど・・・な人」(永藤かおる講師)です。

身近にいるこの類の人たちとの近いつき合い方がわかりますよ。

https://www.youtube.com/channel/
UCFSDEPGZ4kUu2a0EsTtWwmA/ 
から入ってご覧ください。

2月のこれからのアドラー心理学専門チャンネル/ヒューマン・ギルドの予定は次のとおりです。

2月28日 毒親 ー 苦しい親子関係をどうする?

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昨日(2月18日)のトピックを3つ。

1.10:40~12:10に早稲田大学エクステンションセンターで「勇気づけの心理学 ー アドラー心理学の実践」の4日目を行ってきました。
受講者はいつもの9名。

質疑応答から始まったら、こんな質問が出ました。

アドラー心理学の重要なキーワードの【信頼】を実践に移そうとして「決意」「覚悟」「忍耐」をもとに行動しようとしたら、「決意」「覚悟」ができても「忍耐」が夫には不可能です。
これは「決意」「覚悟」が足りないからでしょうか?

私はいきなり回答しないで受講者に意見を求めました。
すると、発言してくれる人が続出。

いろいろなやり取りの末に次のような板書をしました。

やり取りの概要は次のとおりでした。

・(1)相手との関係、(2)自分、(3)相手、(4)環境のうちで変えやすいのはどれか?
受講者に尋ねると、自分が7名、関係と環境が1名、相手はゼロ。
もっとも変えにくい相手を変えようとして腐心している人が多いことがわかりました。

・信頼の再構築のために可能なことは何か?
受講者から相手の椅子に座ったつもりで関係を見直してみたらどうか、と「共感」の大切さを語る人がいました。

・受講者のやり取りの中で、友達に言ったら絶好されるような言葉を家族にも言ってはならないことを伝え、最後は支配性・攻撃性・依存性を基盤とする「タテの人間関係」を卒業して【相互尊敬・相互信頼】に基づく「ヨコの人間関係」を確立することでまとめました。

オミクロンの蔓延によりグループ討議の代わりに9人の受講者を巻き込むスタイルを用いていますが、このやり方はどしどし使えることが確認できています。


2.14:00~16:00はカウンセリング道場のシニアコース。


(一人退出後)

補講でご参加の一人を除いて全員がアドラー・カウンセラーの資格取得者、それだけにレベルが高い。

一人ひとりの自己紹介の後、三輪克子さんがクライアント役を担い、谷正さん と 廣川美也子さん がカウンセリングを担当。

谷さんは今までの自分が聴きたいことを質問するカウンセリング・スタイルをクライアントが語りたいことを語ってもらうスタイルで一貫。
廣川さんは三輪さんから心の奥にあるものを引き出すカウンセリングをしました。
どちらも匠の技でした。

3.16:00にカウンセリング道場を終えて中野サンプラザに。
3回目のワクチン接種のためです。

行きも帰りのちょうどいいタイミングバスに乗れて、何と45分で接種を終えて家に帰ってくることができました。

ただ、左上腕が痛い。
それ以外の体調がいいのは幸い。

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昨日(2月18日)も公開講座の講師を務めました。

パナソニックライフソリューションズ創研株式会社 東京研修所 主催の9:30~17:00オンライン開催の

アドラー心理学によるカウンセリング・マインド研修

この研修はかつて私が公開講座でもっとも多く担当して研修でしたが、この頃はもっぱら永藤かおる講師にお任せしています。

このタイトルでの私にとって初めてのオンライン研修でした。

最初こそ、一部の人の通信環境でトラブルがあったり、リッチな機材に私がなれないためもたつきがありましたが、パナソニックライフソリューションズ創研株式会社 東京研修所 のOさんのサポートにより途中から2人一組、4人一組のブレイクアウトセッションもスムーズに展開できました。

12人の受講者は私がチャットでの回答をお願いすると即対応してくれましたし、後半には全体の中でも質問・ご意見が多く出ました。

研修の柱は次の5つでした。

(1)アドラー心理学概論とコミュニケーション
(2)基本的な関わり方の演習
(3)カウンセリング・マインドを生かした、
(4)より良い人間関係の構築
(5)メンタルヘルスの基礎知識
(6)アドラー心理学の勇気づけ

テンポが比較的早く進んだので、(6)の「アドラー心理学の勇気づけ」については自分自身への勇気づけとグループメンバーへの勇気づけを時間をかけてとても丁寧に展開できました。


ところで、講師派遣をメインに行っているある研修機関からある企業での講演案件が正式に決まった旨のメールが入りました。

私を講演の講師に選んだ理由が担当者によれば次のような回答だったからのようです。
================
きっかけは、私の妻からの紹介です。
妻が岩井先生が運営されている、ヒューマン・ギルドに通っておりました。
私自身も1度セミナーを受けたことがあります。
アドラー心理学は、わかりやすく、実用的なのでいろんな人に知ってもらいたいと思ったからです。
==================

とてもありがたいことです。

◆ヒューマン・ギルドの行っている法人研修にご関心のある方は こちら をご覧ください。
      ↓
https://www.hgld.co.jp/c_index.html


夜の20:00~22:00は第78期 アドラー・カウンセラー養成講座 の仲間5人と私とで 栗山慶美さん のグループ教育分析を行いました。

栗山さんはこのところアドラー心理学という不思議の世界に入り込み、今までの殻を破ってエクサイティングな体験を次々重ねてご自身のライフスタイルの世界の謎解きをしつつあります。

私が大いに期待するところです。

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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒュ.ーマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日の13:30~16:30は ごうぎん経営者クラブ の主催で「次世代経営者のための心理学」を24名の受講者を迎えてその後半部分(第2日目)を行いました。

部下の人間力を高めるための動機づけ、勇気づけのリーダーシップを学ぶのが目的です。

オンラインのサポート役として 株式会社 人援隊  から派遣の 鷹取智子さん(写真左)、ヒューマン・ギルド会員の 栗山慶美さん (写真右)の2人の助力を得ました。

私としては会場に受講者代表を2人迎えたようでハイブリッド型の展開の気分。
2人とも一生懸命メモを取ってくれるので、話に弾みがつきます。

3時間の講座のうちブレイクアウトセッションが4回、鷹取さんが難なくこなし、栗山さんにはルームの中に入ってもらいました。

お陰様でとてもスムーズに進行できました。

講師のモチベーションも上がり円滑な運営もでき、願ったりかなったりでした。

なお、栗山慶美さん (Storytelling Journeys 所属)には今後、2つの講座でご活躍いただきます。

(1)アドラー心理学ゼミナール に講師としてご登壇
https://www.hgld.co.jp/p_lecture/view/957

◆2022年4月10日(日)第173回
内容:『「べき」から「願い」へ -ある自治体職員が退職を選択した理由-「恐れ」を超えて表現すること』
講師:栗山慶美さん (元横浜市役所 係長:約18年勤務、動画クリエイター&フォトグラファー、ELM勇気づけリーダー、未来のアドラー・カウンセラー(予定)、SHINE潜在意識活用講座リーダー)
※講師からの内容説明※
 アドラー心理学と出会い、職場と家庭が劇的に変わりました。リーダーシップのない私にとって、勇気づけが何より組織運営の要でした。
 しかし、自分には決定的に足りないことがあると気付きます。何かを選択するのに迷うことはない。でも、自分の感情がどこにあるのか分からない…
 そこで、自分の感情を取り戻す旅が始まりました。NVC(非暴力コミュニケーション)を学び、自分の願いと繋がって生きることを知ったことで、人生が大きく変わっていきます。何が正しくて何が正しくないかから選択する人生から、自分の願いと繋がり、それを表現して生きる人生へ。
 私の役所人生とこれからを、アドラー心理学やNVCで紐解きながら、皆さまと共に「感じ」られたら幸いです。

内容確認と申し込み:https://www.hgld.co.jp/p_lecture/view/957

(2)オンライン開催 アドラー心理学・ベーシックコース(土曜6日間コース)のオンラインサポート
https://www.hgld.co.jp/p_lecture/view/859
主催:ヒューマン・ギルド 協賛:Storytelling Journeys(栗山慶美さん )
日 時:2022年5月14日、28日、6月11日、25日、7月9日、23日 全日土曜日 13:15~17:15

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昨晩、【教育立国推進協議会】(会長:自民党の下村博文元文部科学相、超党派で官民こぞって政府に教育改革案を提起する協議会)の事務局からメールで【2月17日教育立国推進協議会YouTubeチャンネル】の案内が届きました。

日 時:令和4年2月17日(木)16:00~17:15
テーマ:『教育は先行投資。教育国債について』
講 師:高橋洋一氏(嘉悦大学ビジネス創造学部教授)
    鈴木寛氏(東京大学公共政策大学院教授・慶應大政策メディア研究科教授)

ハリウッド大学院大学 の山中理事長のご推薦でメンバーに名を連ねています。

一般公開しているところでは、【教育立国推進協議会】第2回総会のYouTubeが公開されているので、誰でもご覧になれます。
https://www.youtube.com/watch?v=5ct8UZIMvJc

設立総会から今までをすべてYouTubeでご覧になれます。
教育改革に関心のある方は胸が熱くなります。

日本の教育を変えるムーブメントになりつつあります。
というよりコロナ化ですでに変わりつつあることが確認できます。


もう1つ日本の教育が変わる話。

株式会社SPICY(代表取締役:疋田 万理さん)による知識と趣味を広げるオンラインレッスンサービス Classmate(classmate.co.jp)で初心者向け「子育て基礎(児童心理)」コースの教材の取材・執筆のご依頼を受け、この度完成し、テキストが届きました。

私はこの『令和 子育て理論』の3つのうちの1つとして『アドラー心理学に学ぶ子どものやる気を引き出す家族の子育て』を監修しています。

私の大学・学部の後輩であり、タクロウと同い年の疋田 万理さんはとてつもないチャレンジャーで、TEDxで英語で見事なプレゼンをしています。
ご覧ください。
  ↓
https://www.ted.com/talks/mari_hikita_
you_re_in_the_news

こういう人によって日本の教育は変わる、との思いを強めています。

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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒュ.ーマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日の18:30からの羽生結弦選手の記者会見をカミさんと各局をハシゴしながら観ました。

インタビューの前に自ら手を挙げて「ネイサン・チェン選手、本当に素晴らしい演技でした」「氷を作って下さった方々に感謝したい」と冒頭に賛辞と感謝の言葉から始まりました。

政治記者たちには「質問」と言いながら自分の意見を言う人が多い傾向があるのですが、スポーツ関係の人には回りくどい質問をしない人たちが多かったので、羽生選手は存分に自分の発言ができた感じでした。

会見で私のヒットは日本テレビの辻岡義堂アナから「挑戦とは何か」を問われた羽生選手、「きっと、僕だけが特別なのではない」と切り出し、「何一つ挑戦じゃないことなんて、存在しない」と自らの考えを明かし、続けてこう語りました。

「きっと別に僕だけが特別だとは何も思ってなくて、別に王者だったからとかじゃなくて、みんな生活の中で何かしら挑戦してるんだと思います」
さらに「それが大きいことだったり、目に見えることだったり、報道されることだったり。それだけの違いだと僕は思っていて、それが生きるって事だと僕は思います」と断言しました。

「みんな生活の中で何かしら挑戦している」に続いて「何一つ挑戦じゃないことなんて、存在してないんじゃないかな」、これは名言です。

そして、五輪2連覇中のディフェンディグ・チャンピオンだったことから「守ることだって挑戦なんだと思うんです。だって守る事って難しいなって思いますし、大変なんですよ、守るって。だって家族を守ることだって大変だと思いますし、何かしらの犠牲だったり時間が必要だったりもしますし」

羽生選手はずっと、自分だけでなくファン、さらには視聴者、国民を代表しての発言であることが特徴です。

羽生結弦、4回転半への飽くなき挑戦でもう1つ印象に残ったのは「僕の心の中にいる9歳の自分が跳べとずっと言ってた」「最後に壁の上で手を伸ばしていたのは9歳の俺自身だった」。

スケートの原点である9歳の自分が現在の自分を勇気づけ続けていることが明らかになりました。

羽生結弦選手がアドラー心理学を学んでいるのかどうかはわかりませんが、アドラー心理学の共同体感覚と勇気づけを体現しているのは間違いありません。

最後に読者のあなたへの質問です。

現在のあなたを勇気づけているのは何歳のあなたですか?
その時期のあなたは、あなたにどんな勇気を与え続けてくれているのですか?

 

ついでです。

昨晩の21:00から配信のYou Tube「アドラー心理学専門チャンネル/ヒューマン・ギルド では「『嫌われる勇気』の【トラウマは存在しない】ってアドラー心理学の定説なの?」の問いに答えて「トラウマは存在する」ことを論証しました。

https://www.youtube.com/watch?v=l9-hSF7igcY から入ってご覧ください。

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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒュ.ーマン・ギルド の岩井俊憲です。

3つの話題をご提供。

1.昨日(2月13日)は第80期 アドラー・カウンセラー養成講座 の2日目を行っていました。

この日は徹底的にアドラー派ならではの「ライフスタイル調査表」の収集法のデモ、ペアでの収集法の実践を行いました。

2.カミさんが10月から球根から育てているクロッカスとヒヤシンス、窓辺で春を待ちわびながら蕾になり、すくすくと開花し始めました。

面白いことにそれぞれ個性があります。
成長が早いもの、ゆっくりと成長するもの。
みんなそれぞれ違います。

クロッカスとヒヤシンスが育つ過程で連想したのがR.ドライカースの次の言葉です。

「植物が太陽と水を必要としているように、子どもは勇気づけを必要としている。不幸にも、最も勇気づけの必要な子どもが最少のものしか得ていない。それは、その子をさらに落胆と反逆へと押しやる反応を私たちがするように、その子が振る舞うからである」
(『やる気を引き出す教師の技量』、R.ドライカース&P.キャッセル)

3つの文章のうちの最初のものは誰でも理解できるでしょう。

2番目の文章は、現在のコロナ禍の子どもたちを想像してみるとわかります。

勇気づけが必要な時期に楽しい給食の時間は黙食、マスクを余儀なくされ友達とじゃれ合うこともできない。
友人たちとLINEをし合いながら陰湿ないじめが起きる。

最後の文章「それは、その子をさらに落胆と反逆へと押しやる反応を私たちがするように、その子が振る舞うからである」を私なりに意訳してみるとこうなります。

「その結果、子どもは勇気をくじかれ、(親や教師の)対応によって子どもが反逆を招くような反応をするように(わざわざ)不適切な行動をしてしまうことになる」

不適切な行動は、勇気くじきの結果です。

1つの数字を示します。

自殺者数の全体は、大まかに言うとここ5年連続2万人強です。



ところが、コロナの前から子どもたちの自殺者数は次のとおりで、2020年から急増しています。

2018年 333人
2019年 339人
2020年 479人
2021年 440人(暫定値)

クロッカスとヒヤシンスが水と太陽の恵みによって育つのと同じように、子どもたちに勇気づけが必要なことを改めて感じた日々でした。

3.本日21:00配信の You Tube「アドラー心理学専門チャンネル/ヒューマン・ギルド では「『嫌われる勇気』の【トラウマは存在しない】ってアドラー心理学の定説なの?」の問いに答えて「トラウマは存在する」ことを強調します。
乞うご期待!

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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒュ.ーマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(2月12日)は9:45~11:45にカウンセリング道場のミドルコース、午後は第80期 アドラー・カウンセラー養成講座 の初日でした。

カウンセリング道場のミドルコースは14人がご受講。


(写真ご提供 番澤清美さん

一人ひとりの自己紹介後、本橋悦子さん がクライアント役を務め、すでにアドラー・カウンセラーの資格を持っている3人、これからチャレンジする人が一人カウンセラー役を担当しました。

それぞれの個性が出ました。

私が感激したのは、昨年の10月に講座を終えたばかりの第78期 アドラー・カウンセラー養成講座 修了者のフィードバックの的確さ、率直さでした。

経験の長短に関わらずカウンセリングを見る目には変わりがないことを教えてくれました。

このところ各期毎の学びのあり方が問われているようです。

経験の多寡にかかわらず学び合える仲間が存在することがうれしい。


午後は第80期 アドラー・カウンセラー養成講座 で、参加者は8人。
ほぼ同じ人数がキャンセルあるいは延期になり、この人数になりました。

ところが、この人数だからこその学びの場になりました。

時節柄写真を撮ることにためらいがありましたが、「初日からこの親和感」の印象が残りました。

これからどのように成長するかがとても楽しみです。

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