おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。
一昨日(6月25日)、昨日(6月26日)と出版関係のグッド・ニュースが相次ぎました。
一昨日は、長谷 静香さんとの共著の『看護師のためのアドラー心理学』(日本医療企画、1,500円+税)の重版、第5刷のご連絡が入りました。
昨年の10月が正式発売なので、9カ月弱で7,000部に達します。
病む人に関わる多くの看護師さん、関係者に届いているのがうれしいです。
しかし、まだまだです。
昨日は、私の念願の単著の企画が正式に会議を通った旨の連絡が出版社から入りました。
ただ、この本は、これからじっくり取り組むため発売は年を越すことになるかもしれません。
さて、昨晩は、カミさんと東京文化会館大ホールで行われた《響の森》vol.42「コバケン 名曲アラカルト」を聴きに行きました。
◆私以上に感動してスタンディング・オベーションをしていたカミさんはブログに コバケンさん魂の指揮者 として書いています。
お読みください。
[指揮]小林研一郎
[演奏]東京都交響楽団
[ヴァイオリン]南 紫音 *
曲目は、次のとおりでした。
ベートーヴェン/ロマンス第2番 ヘ長調 op.50 *
サラサーテ/ツィゴイネルワイゼン *
サン=サーンス/序奏とロンド・カプリチオーソ op.28 *
スメタナ/連作交響詩《わが祖国》より「モルダウ」
ブラームス/ハンガリー舞曲 第4番、第5番
ドヴォルザーク/スラヴ舞曲 第1番、第10番
チャイコフスキー/序曲《1812年》 op.49
「炎のマエストロ」コバケンこと小林研一郎氏 は、1940年(昭和15年)生まれの78歳。
前半の南 紫音さん *との共演部分では、終始50歳近く年下の彼女を盛り立て、アンコールを督促し、独奏場面では、ハープの椅子に座って、目を閉じて聴き入っていました。
後半部分では、マイクを使って解説を加え、今度は東京都交響楽団の演奏者の一人ひとりに敬意を払い、勇気づけそのものの対応をしていました。
40年前の東京都交響楽団発足当時の指揮の印象と比較して、最高級のオーケストラになっていることを称えていました。
第1回ブダペスト国際指揮者コンクールで優勝を果たした小林氏は、ハンガリーにご縁が深い指揮者です。
曲目の3つに19世紀のオーストリア=ハンガリ帝国にゆかりのある曲を選んで演奏していました。
スメタナの連作交響詩《わが祖国》より「モルダウ」は、小林氏の演奏者にある部分の演奏付きの解説を聞いた後の演奏では、夫婦揃って感動のあまり涙を浮かべていました。
「炎のマエストロ」78歳のコバケンを、超満員の東京文化会館の、特に第4列の間近で見聞することで、70歳を過ぎてこその年輪に伴う勇気づけの態度を確認した、魂の震えるような感動体験でした。
そのため、布団に横たわっても「モルダウ」の旋律が頭を離れませんでした。
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