アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリング、コンサルティングを行っています。
アドラー心理学による勇気づけ一筋40年 「勇気の伝道師」   ヒューマン・ギルド岩井俊憲の公式ブログ



アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

1.昨日の午前中は、盛岡市内のある行政組織のシニア向けの『ライフプラン』研修の一環としてアドラー心理学の【勇気づけ】研修を行っていました。
出張に同行していた妻は、市内観光をしていました。

さて、私の研修には50人が参加。
カップルでの参加が6組ほどいらっしゃいました。
あらかじめ2人一組が設定されていたので、このペアを損なうことなく講演+討議+演習のパターンで展開しました。

【生涯現役】【生涯青春】【生涯感動】【生涯研鑽】を重ねて、【生涯貢献】しながら『輝いて生きる!』ことを煽る研修でした。


最後は、ペアで『ヨイ出し』のメッセージを発し合い、『感謝』を伝えるワークで終わりました。
受講生は、午後には「マネープラン」についても学んだようですが、アドラー心理学の【勇気づけ】は、シニアとしての『心構え』を作るのに役だったようです。

2.午後は、妻と落ち合って盛岡八幡宮まで歩いて行きました。

手水は花模様。



壮大な神社です。



この地で研修ができたことの他に家族円満、事業円滑などについて感謝を捧げました。

雅楽の管楽器の篳篥(ひちりき)で「ふるさと」が流れていたのには、とても情緒を味わえました。
脇にある社殿も参拝。

紅葉の落ち葉の小路が目を休めてくれました。

恵比寿さん、大国さんにもご挨拶。

帰る前には、甘酒で体を温めました。
前日の疲れも癒されました。

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アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日は、妻と一緒に早い新幹線で平泉に入り、【毛越寺】【中尊寺】の旅を楽しみました。
大宮駅の近くで富士山にお見送りいただきました。



平泉の2つのお寺とも、奥州藤原氏の栄華を物語るものですが、私は、第三代天台座主、慈覚大師 円仁開基というところに注目しました。
なお、円仁のことは、最後に触れます。

1.【毛越寺】の旅

ここは、【中尊寺】と共に世界遺産に登録されている特別名勝・特別名勝ではありますが、ほとんどの建物が消失されてしまっています。
私たちは大泉が池の周囲を散策しながら特に私は仏像を中心に写真を撮っていました。



本堂の阿弥陀如来

地蔵菩薩

摩多羅神

ゆったりとした時の流れに身を任せ任せました。

2.【中尊寺】の旅

【毛越寺】からバスで10分ほどの【中尊寺】。
まずは、腹ごしらえでわんこそばをいただきました。
ところが、最初の坂道が険しくシンドイ。
右お尻の部分が硬直し、やっとのことで登り切りました。
すると、景色がとても美しく感じられました。


(弁財天堂)

目指すは、やはり金色堂。
圧巻でした。
三基の須弥壇の前に妻と共に立ち尽くしていました。
金色堂の傍らには、芭蕉の句碑が立っていました。

【中尊寺】本堂は、立ち入りが許されていたので、本尊の釈迦牟尼仏像の写真を撮ってきました。

右の柱に「諸悪莫作 衆善奉行(しょあくまくさ、しゅぜんぶぎょう」
左の柱には「自浄其意 是諸仏教(じじょうごい、ぜしょぶっきょう)」

「あらゆる悪をなさず、もろもろの善を実行し、みずからその心を清らかにすること、これこそ諸仏の教えである」という意味の「七仏通戒偈(しちぶつつうかいげ)」とも呼ばれる、仏教の大切な教えです。

峯薬師堂では、疾病にだんだん慣れてきて生活に不安がなくなっていることの感謝を捧げてきました。

最後のお堂は地蔵堂。
こんなスタイリッシュな地蔵菩薩は、初めてです。
子どもたち、孫たちが立派に成人したり、すくすくと育っていることに感謝を捧げました。

ここで話は大展開。
2つのお寺にゆかりのある慈覚大師 円仁のことです。

天台宗開祖の最澄と真言宗開祖の空海とでは、世に知られるようになったのは、圧倒的に最澄が先で、最澄がいわゆる国費留学生として唐に渡ったのに対し、空海は私費留学生の立場でした。
しかし、真言密教を本格的に学んで帰った空海が朝廷でも重んじられるようになり、先輩格の最澄が空海に師事した時期もありますが、ある経典の借用を潜って仲たがいします。
最澄は、真言密教を唐で少しばかり学んで、中途半端なかたちで祈祷をしたりしていたこともありますが、空海の存在を知って学び直しを図ろうとしたのです。
しかし、極めることがないままにこの世を去ります。

そこで、円仁の出番です。

円仁承和14年(847年)54歳の時に、最澄や空海が日本へ持ち帰られなかった経典やその後の新訳経典をめて持ち帰り、日本の密教の発展にも寄与しました。

9年6ヶ月に及ぶ求法の旅の間、書き綴った日記が『入唐求法巡礼行記』です。
これは日本人による最初の本格的旅行記で、特にエドウィン・O・ライシャワーの研究により日本でも著名になり、欧米でも知られるようになりました。

さらに、出身地の栃木県より北の東北地方にも足を伸ばし、多くの寺院を開基し、天台宗の普及に務めたのです。

※後半、仏教の蘊蓄(うんちく)を傾けました。
これには、目的があります。
「仏教×アドラー心理学」を通じて「応援プロジェクト・スタート:サングラハ教育・心理研究所(主幹・岡野守也さん)」をスタートさせたからです。
野口久美子さんが素敵な画像を作ってくれました。

私の恩師筋で、友人でもあるサングラハ教育・心理研究所https://www.smgrh.gr.jp/)主幹の岡野守也先生が、パーキンソン症候群の『進行性上核性麻痺』という治療法が確立されていない難病に侵され、サングラハ教育・心理研究所が主幹の病気、会員数の減少などの危機に瀕している窮地を救うための講座開催を中心とする応援キャンペーンです。
できるだけ多くの方々にご応募願いたいプロジェクトです。

テーマ:「仏教×アドラー心理学」
日時:12月20日(金)20:00~21:30
 アーカイブ販売の申込締切:2025年1月15日(水)
発起人:森 哲史さん野口久美子さん

申し込みパターンがやや複雑ですが、難病や「仏教とアドラー心理学の関連」にご関心のある方は、まずは下のURLのどれかをクリックしてみてください。

3,000円 当日参加 https://www.hgld.co.jp/plecture/view/1230
3,000円 アーカイブ申し込み https://www.hgld.co.jp/plecture/view/1231
10,000円 当日+サングラハ会員(1年分、6回の『サングラハ』誌贈呈)https://www.hgld.co.jp/plecture/view/1232
10,000円 アーカイブ申し込み+サングラハ会員(1年分、6回の『サングラハ』誌贈呈)https://www.hgld.co.jp/plecture/view/1233

 

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アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

今朝は早い時間の新幹線で出かけるので、とても早い時間のブログの更新です。
今日も3つのことについてお伝えします。

1.霞が関の某官庁で【管理者】のための研修
2.致知出版社のメルマガ:『経営者を育てるアドラーの教え』
3.「このブログのフォロワーになってください!」

1.霞が関の某官庁で【管理者】のための研修

昨日の午後は、霞が関で某官庁での管理職研修を100人を対象に行っていました。
会場、オンライン双方のハイブリッド型研修でした。
3つのケースについて討議も交え、私がコメントと講義を加えるかたちの方式でした。
アドラー心理学が新鮮に映ったようです。
来週も同じような形式と規模で行います。

私のサラリーマン生活は、お隣の駅の虎ノ門であったので、この近くがとても懐かしかったです。

2.致知出版社のメルマガ:『経営者を育てるアドラーの教え』

致知出版社のメルマガでドラッカーとカントと並んでアドラーのことが紹介され、拙著『経営者を育てるアドラーの教え』の一部が転載されていました。

本日は、『経営者を育てるアドラーの教え』の一部をご紹介します。

…………………………………………
経営者にこそアドラー心理学が必要な3つの理由
…………………………………………

私は35歳で会社を退職したあとアドラー心理学を学び始めましたが、学ぶほどに「経営者にこそアドラー心理学が必要だ」という思いに到りました。

なぜアドラー心理学が経営に役立つのでしょうか。
それには大きく三つの理由があります。

第一の理由は、会社にはさまざまな個性を持つ人間が参加しているということです。
会社を成長させるために、経営者はそうした人間の能力を正しく評価し、引き出していかなくてはいけません。
そのためには「人間をどう見るか」という人間観が絶対に欠かせません。
人間を肯定的に見るか否定的に見るかによって、その人の見え方は全く違ってきます。
アドラー心理学では人間を肯定的に見ることを教えます。
そして、そういう人間観に基づいて見れば、人間には無限の可能性があるのです。
経営者がそうした人間観を持つことが会社を成長させるもとになると私は思っています。

第二の理由は、アドラー心理学は、過去の原因は問わず、未来に向けて何ができるかを模索するものだということです。
この考え方は会社の目的・目標を見るということにつながり、非常に未来志向です。
過去の失敗を反省することはもちろん大切ですが、原因追及ばかりでは成長できません。
これは人も会社も同じです。
過去の反省を踏まえ、未来に向けて何ができるかを考える。
それが社員のモチベーションを高め、会社を前進させる力になります。
その点で、未来志向のアドラー心理学は経営に適していると言えるのです。

第三の理由は、アドラー心理学のベースにある「勇気づけ」という考え方が組織を元気にするということです。
実際に、アドラー心理学を学んだ経営者が非常に生き生きとして元気になるという例をたくさん見ています。
経営に自信が持てるようになると同時に、人間の可能性を信じることによって「自分だけがひたすら頑張らなくても自分のチームの中に優れた人材がいる」ことに気づくようになります。
この経営者の気づきが社内全体を活気づけることにつながります。
社内コミュニケーションがよくなり、モチベーションが上がります。
社員が「社長は変わった」と思うようになると、経営者のビジョンも浸透しやすくなるのです。
日本人はネガティブ探しが得意です。
あそこが悪い、ここが悪い、親が悪い、周囲が悪いと欠点ばかり探しています。
でも、意外に見落としているのは自分自身の可能性です。
自分自身を見つめて自分の中にあるリソース(資源)・可能性を探してみると、意外にもたくさん見つかります。「自分は大したことない」と思っている人でも、自分で自分を振り返り、周囲の人に自分のいいところを言ってもらうなどして、それを自分自身にフィードバックすると、いろいろな可能性が見つかってきます。
その結果、「そうか、自分にはこういういい面があるんだな」「今までの生き方は間違っていなかったな」と、自分を肯定的に見ることができるようになるのです。
それが自信となって、可能性が開花していくのです。
ネガティブな面にばかり目を向けていると、そうした可能性を発揮できません。
また、それを相手のニーズと結びつけることもできません。
これは非常にもったいない話です。
先に言ったようにアドラー心理学は人間を肯定的に見ようとしますから、一人ひとりの可能性を引き出すために非常に効果的なのです。
ただし、アドラー心理学が過去の原因を問わないと言っているのは、人間の行動についてです。
経営手法について問題が生じれば、それは原因を探して是正する必要があります。
もっとも原因探しするといくらでも出てきますし、どうでもいいような夾雑物も混じります。
そういう点では、失敗の原因追及ばかり行うのは無意味ですし、とりわけ人間の行動に関してそれをやることは望ましくないのです。

【本書にはこんな内容が掲載されています】

・経営者にこそアドラー心理学が必要な3つの理由
・アドラー心理学を用いた叱り方の2つのポイント
・失敗をした人には必ず敗者復活のチャンスを与える
・信用と信頼はどこが違うのか
・経営者は耳学問の大家になれ
・スタッフが牛耳り始めた会社はおかしくなる
・期待にはハシゴをかけろ
・共感とは、相手の目で見、相手の耳で聴き、相手の心で感じること
・相手を効果的に説得する5つのポイント
・イノベーションの一番の抵抗勢力になるのは、社長自身?
・社員の姿勢が変革のモデルにならなくてはいけない
・困ったときは10のアイデアを出せ
・ネガティブなフィードバックを歓迎する上司は必ず成長する
・感謝の見逃し三振はしてはいけない
・国も会社も人も、あらゆるものはミッションから始まる
・経営者の意識と行動が変われば、会社は変わる

経営者を育てるアドラーの教え
 
岩井俊憲
致知出版社

9月から来年の7月まで某中小企業の取締役、執行役員の6名を対象にヒューマン・ギルドで『経営者を育てるアドラーの教え』をサブテキストとして経営者教育を担当しています。

3.「このブログのフォロワーになってください!」

私は、2008年1月からブログを初めて何と17年近くになりますが、あまり宣伝もすることなくほぼ毎日更新しています。
スマホをいじっていて下のところまでググったら「フォローする」という欄を見つけました。
人気ブログにならない理由がわかりました。
23人しかフォロワーがいないのです。


このブログをご覧のあなた、是非私のブログのフォロワーになってください。
Search(検索)欄から入ると、アドラー心理学のコンテンツが誰よりも豊富に詰まっていることが確認できますよ。

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アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日は3つの典型的な日でした。

1.形成外科受診の卒業の日
2.【依存症】について学んだ日
3.カウンセリング道場(チャレンジコース)最後の日

1.形成外科受診の卒業の日

昨日は10:00に予約していた大学病院の形成外科に9:50に行き、診察を待ちました。
しかし、待てども待てども順番が回ってきません。
やっと11:40に私の手術をした担当教授の診察を受け、お互い【卒業】宣言。
このS教授にはとてもお世話になりました。

2.【依存症】について学んだ日

会計を終えて向かったのは、なかのゼロ小ホール。

13:00~16:50開催の東京都立中部総合精神保健福祉センター主催の「令和6年度 東京都依存症対策普及啓発フォーラム」に間に合うようにです。
    ↓
https://www.fukushi.metro.tokyo.lg.jp/chusou/
kouenkaiboshu/6izonsho_foramu.html

《依存症について多くの方に知っていただくため、依存症対策普及啓発フォーラムを開催いたします。
基調講演では、日々、薬物依存症の専門治療に取組んでいる神奈川県立精神医療センターの小林 桜児 氏と、若者への取材等により若者の抱える課題・実態に詳しいフリーライターの渋井 哲也 氏に御講演いただきます。
その後、依存症支援団体の八王子ダルクの加藤隆氏及びASKの風間暁氏も交えて、若者の生きづらさに焦点を当てたトークセッションを行います。》

の趣旨のイベント。

これは大当たりでした。

YouTubeアドラー心理学専門チャンネル  では【依存】について2つほど配信しています。

(1)【アドラー心理学】依存してくる人とのつきあい方


    ↓
https://youtu.be/EqFaKYmz64Q

(2)【アドラー心理学】依存は悪い、それとも悪くない?


    ↓
https://youtu.be/TtCH5x1lSC0

3.カウンセリング道場(チャレンジコース)最後の日

19:45~21:50はカウンセリング道場(チャレンジコース)の今年のコースの最終回


(写真提供:口野重昭さん

内容について詳しく書くことはできませんが、「メイクベター」のカウンセリングで対応できるか、「最悪事態に備える」危機介入的なアプローチで臨むか微妙なケースを学び合いました。

■カウンセリングを学んでいる方、ご関心のある方に3つのお知らせです。

1)オンライン無料開催:「謝恩 カウンセリング道場大会」
カウンセリングの演習や質疑応答、フリートークなどを開催いたします。

受講資格・お申込み条件:以下の(1)か(2)のいずれかどちらかの条件を満たしている方。

(1)過去3年間にカウンセリング道場に参加したことがある会員の方
(2)アドラー・カウンセラー養成講座修了者で現在も会員である方

日程:12月13日(金)19:45~21:45 
費用:無料
詳細確認及びお申し込み:https://www.hgld.co.jp/plecture/view/1119

2)2025年のカウンセリング道場

アドラー・カウンセラー養成講座修了者で、会員を対象にしたオンラインでのカウンセリング演習です。
今まで遠方でなかなかカウンセリング演習に参加出来なかった、アドラー・カウンセラーとしてブラッシュアップしたい皆様のご期待に応える講座です。

2025年もレベル別での開催になります(1コース14名に限定)。

チャレンジコース(アドラー・カウンセラー未取得者中心、補講の人は除く)
詳細確認およびお申し込み:https://www.hgld.co.jp/plecture/view/1128 )

ミドルコース(アドラー・カウンセラーを取得してまだ年月が浅い人、これから志す人対象)詳細確認およびお申し込み:https://www.hgld.co.jp/plecture/view/1127 )

混合コース(アドラー・カウンセラーの認定を習得していない人から、ベテランの方までの混合コース)
詳細確認およびお申し込み:https://www.hgld.co.jp/plecture/view/1130 )

10回全て2025年内にご参加いただくことが前提です。
時間は原則2時間ですが、2時間で消化しきれない場合、15分程度の延長があることをご承知おきください。

なお、基本のコースをあらかじめ決めておき、ご都合によって他のコースへの振り替えにも柔軟に対応いたします。

初回からの3回分の日程だけ決めておき、4回目以降の日程は受講生の皆様にご意見を伺いながら設定していきます。

3)来年開催の第89期、第90期のアドラー・カウンセラー養成講座

(1)リアル開催:ヒューマン・ギルドで
日程:2025年2月15.16日.3月1.2.15.16.29.30日(土・日8日間) 
確認と申し込み:https://www.hgld.co.jp/plecture/view/251

(2)オンライン開催
日程:2025年5月8.22日.6月5.19日.7月3.17.31日.8月21日.9月4.18日.10月2.16日(木曜12日間)
確認と申し込み:https://www.hgld.co.jp/plecture/view/1139

全日程の再受講もお勧めです。

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アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

今日は、3つのことをお伝えします。

1.【身体障害者】として生きる決意
2.早稲田大学エクステンセンターで今冬も【勇気づけの心理学】
3.お2人から新著のご寄贈

1.【身体障害者】として生きる決意

昨日の朝は、3カ月ぶりに入院していた医大附属病院に診察を受けに行きました。
今までは妻同伴でしたが、一人で行きました。
初めてこの路線で「都営交通無料乗車券」を使いました。
診察を終えて早めのランチ。
ウェイターの方には、ポークステーキに切れ目を入れて頼んだら、その通りにしていただけました。



袋入りの散薬を挟みを使ってカット。



私のスタンスは「できないところは協力を仰ぎ、可能な範囲は自分で」です。
爽やかに日々を過ごしたいです。

2.早稲田大学エクステンセンターで今冬も【勇気づけの心理学】

早稲田大学エクステンセンターからメールが入りました。
もうすでに申し込みが始まっているようです。
昨年度は、全7回の5回目で緊急入院のため中断、それにもかかわらず、今年度もご依頼をいただいています。

***********************
今学期も「冬の入会金無料キャンペーン」を実施しており、新規のご入会が0円となっております(先着300名様限定、通常入会金8,000円が無料)。

会員資格は4年度間有効で、お得な会員料金で講座を受講いただけるほか、早稲田大学中央図書館の利用など、さまざまな特典がございます。

ご紹介いただける場合、ご担当いただく講座のお申し込みページは以下のとおりです。
なお、お申し込みは講座初日の前開室日午後5時まで受け付けております。

※SNSで発信いただく際は「#早稲田大学エクステンションセンター」をつけていただけますと幸いです。

--------------------
○開講年度学期 :2024 冬期
○キャンパス  :早稲田キャンパス
○クラスコード :140517
○講座名    :勇気づけの心理学―アドラー心理学の理論と実践
○開講日    :2025年1月10日 (金)
○授業回数   :7 回
○定員数    :30 名
○講座情報URL  : https://www.wuext.waseda.jp/course/detail/63294/        
--------------------

※テキストは、この10月末に重版になった『勇気づけの心理学 増補・改訂版』(金子書房)です。

3.お2人から新著のご寄贈

昨日は、お2人から新著のご寄贈をいただきました。

(1)『笑って死ねる人・生・論』(アートヴィレッジ)
国際弁護士の中山達樹さんからです。



目次は下記のようで、日本を元気にするために同調圧力に屈しない中山流人生哲学が込められています。

第1章 親孝行
第2章 家族
第3章 子育て・教育
第4章 勉学・仕事
第5章 健康
第6章 人生
第7章 聖と俗
 
■中山さんとの出会いと他の著書紹介については、 2023年3月7日付けブログ 人と著作:国際弁護士中山達樹さんの『インテグリティ』
に書いています。

(2)『辞書ナシで学べるスヌーピーの英語表現』(祥伝社)
小池直己さん(英語教育学者、元就実大学・大学院教授)からまたもやお贈りいただきました。
 

約400冊もの著書を著す小池さんからは、何と20冊近くの近著をご寄贈いただいています。

今回の本は、人気のスヌーピー・シリーズの中でも「辞書ナシで学べる」が謳い文句です。

小池さん、いつもありがとうございます。

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アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

1.昨日は(1)備えの日であり、(2)癒しの日でもありました。

(1)の備えの日というのは、今週の予定にあります。
今日、明日とお世話になった病院の2つの科の診察を受けに行きます。
また、官公庁の研修を2日ほど行い、そのうち1日は宿泊出張を伴います。
宿泊出張には妻も同伴し、観光も楽しんできます。

今週は、ニュースレターの配信も行い、その巻頭言も書きました。
土曜日にはオンライン開催アドラー心理学ベーシック・コースの講師も務めます。

今まではかなりギリギリ感がありましたが、病気をしてからは早めで丁寧な対応を心がけています。

(2)の癒しの日というのは、ソラ君によって癒されました。
昨日の16:00に妻と共に徒歩で25分かけてタクロウの家に出かけました。
来月に1歳3カ月を迎えるソラ君の、このところ公園に出かけてスタスタ歩いている姿は「みてね」で見ていました。
最初、様子見のようでしたが、「ハッパ」と言ったり、あちこち隠れたりしながら寄ってきました。
椅子の上に乗せるような要求もします。
祖父母ともソラ君のことがかわいくてかわいくて仕方がありません。



妻が持参した育児日記でタクロウとソラ君を比較して面白がっていました。
タクロウと同じくとても好奇心旺盛のソラ君です。

私たちが帰るときは、「バイバイ」と「タッチ」をしてくれました。


家に帰って血圧を計ったら、このところの寒さでやや高めだったものが、ごく平常に戻っていました。
恐るべき癒し効果。

ジジバカとバババカにおつき合いありがとうございました。

2.今夜21:00から配信の「YouTubeアドラー心理学専門チャンネル/ヒューマン・ギルド」は「【アドラー心理学】それって【勘違い勇気づけ】では?」 のご提供(12分)。
本人は【勇気づけ】のつもりで言ったとしても【勇気くじき】になる様々なケースをご紹介。

ご視聴はこちらから
   ↓
https://www.youtube.com/channel/
UCFSDEPGZ4kUu2a0EsTtWwmA

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アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日のことで3つのことをお伝えします。

1.コーチング研修でご挨拶
2.秋空に誘われてお寺巡り
3.雑誌原稿のこと

1.コーチング研修でご挨拶

昨日は、10:00から行われたオンライン開催の「アドラーコーチングの理論と実践」の講座に開始時に3分ほどご挨拶をさせていただきました。



参加者は21名、うち3名が再受講。
ほとんどがアドラー・カウンセラー養成講座の修了者でした。

講師は竹尾めいさんで、それに草島智咲さんがサポート役で付くという最強コンビ。
受講者のお一人からは私に直接「講座は大満足でした」に続いて、ペアを組んだ2人の方から受けた刺激をもとに「このような仲間に入れる入り口の寛容さ、ヒューマン・ギルドの魅力ですねー」とのメッセージをいただきました。
「大成功!」と言っていいでしょう。

2.秋空に誘われてお寺巡り

妻と新井薬師前駅近くにランチに出かけたついでに秋空に誘われてお寺巡りをしました。
まずは、東光寺。



お寺の脇から入りました。
先には目白大学が見えていました。

池の鯉が迎えてくれました。



観音様と流の手水。

私はこのお寺を訪ねる度になぜか秩父のお寺を思い出します。

妻は、童女のようにどんぐりを拾っていました。

この人を伴侶にしようと最初に思ったのは、秩父の観音霊場巡りをしていたときでした。
ある行路を徒歩で黙々と歩いていて、昨日のような青空の下で「こんなに歩いて大丈夫?」と声をかけたときに「大丈夫!」とにこやかに返ってきたときでした。
キュンときました。

続いて徒歩3分ほどの高徳院に。
ここには五重塔があります。

ここでも病がこのレベルで済んだことに感謝しました。

帰り道は東光寺別院で1か所に集まっていた鯉を見つけました。

我が家から10分歩いた圏内にこんなにお寺があるのは、まるで鎌倉にでも住んでいるような風情があって、豊かな住居空間であることがありがたいです。

3.雑誌原稿のこと

家に帰ってからは、ある出版社から依頼されていた雑誌の記事を書いて提出しました。
「76歳で身体障害者になって」のタイトルで、「障害者としてはアマチュアレベルですが、リハビリを受けながら、時に弱気になるときに私を支えてくれる、パラリンピックの創始者 ルードヴィッヒ・グットマン博士の言葉で自らを勇気づけています」として

「失われたものを数えるな。残されたものを最大限に生かせ」

で結びました。

できたらやがて、単行本として出版したいところです。

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アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日の午前中は、カウンセリング道場の混合コースを担当していました。

クライアントは、名うてのクライアント役の谷 正さん。
あらかじめカウンセラー役2人を指名して臨みました。

自己洞察力の高い谷さんは、ご自身の現在の状況をしっかりと把握していても、カウンセラー役の方との対話型カウンセリングで深い洞察と気づきがあったようです。

2人目のカウンセリングが終わった後で、私は3人目を募ることなくある手法を採用してみることにしました。
それは、5人を徹底的に谷さんの勇気をくじく否定的な発言をする人、残りの3人を勇気づけの肯定的な発言をする人に色分けして、Zoomのスポットライト機能を使って【勇気くじき】(10分)→【勇気づけ】(6分)のシャワーを浴びせてもらいました。

その間、担当する人などは画面オフ。
もちろん発言をさえぎることはできません。

このことによって「やるべきことはやってしまった」とおっしゃる谷さんに何かしらの使命を提供できたような印象を受けました。

このような即興を入れてみるのも楽しいですね。

■カウンセリングを学んでいる方、ご関心のある方に3つのお知らせです。

1)オンライン無料開催:「謝恩 カウンセリング道場大会」
カウンセリングの演習や質疑応答、フリートークなどを開催いたします。

受講資格・お申込み条件:以下の(1)か(2)のいずれかどちらかの条件を満たしている方。

(1)過去3年間にカウンセリング道場に参加したことがある会員の方
(2)アドラー・カウンセラー養成講座修了者で現在も会員である方

日程:12月13日(金)19:45~21:45 
費用:無料
詳細確認及びお申し込み:https://www.hgld.co.jp/plecture/view/1119

2)2025年のカウンセリング道場

アドラー・カウンセラー養成講座修了者で、会員を対象にしたオンラインでのカウンセリング演習です。
今まで遠方でなかなかカウンセリング演習に参加出来なかった、アドラー・カウンセラーとしてブラッシュアップしたい皆様のご期待に応える講座です。

2025年もレベル別での開催になります(1コース14名に限定)。

チャレンジコース(アドラー・カウンセラー未取得者中心、補講の人は除く)
詳細確認およびお申し込み:https://www.hgld.co.jp/plecture/view/1128 )

ミドルコース(アドラー・カウンセラーを取得してまだ年月が浅い人、これから志す人対象)詳細確認およびお申し込み:https://www.hgld.co.jp/plecture/view/1127 )

混合コース(アドラー・カウンセラーの認定を習得していない人から、ベテランの方までの混合コース)
詳細確認およびお申し込み:https://www.hgld.co.jp/plecture/view/1130 )

10回全て2025年内にご参加いただくことが前提です。
時間は原則2時間ですが、2時間で消化しきれない場合、15分程度の延長があることをご承知おきください。

なお、基本のコースをあらかじめ決めておき、ご都合によって他のコースへの振り替えにも柔軟に対応いたします。

初回からの3回分の日程だけ決めておき、4回目以降の日程は受講生の皆様にご意見を伺いながら設定していきます。

3)来年開催の第89期、第90期のアドラー・カウンセラー養成講座

(1)リアル開催:ヒューマン・ギルドで
日程:2025年2月15.16日.3月1.2.15.16.29.30日(土・日8日間) 
確認と申し込み:https://www.hgld.co.jp/plecture/view/251

(2)オンライン開催
日程:2025年5月8.22日.6月5.19日.7月3.17.31日.8月21日.9月4.18日.10月2.16日(木曜12日間)
確認と申し込み:https://www.hgld.co.jp/plecture/view/1139

全日程の再受講もお勧めです。

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アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

本日(11月22日)は『いい夫婦の日』ですが、新聞やテレビでは例年ほど取り上げられていないようで残念です。
このことでわが夫婦を顧みてみると、『いい夫婦』だと私は勝手に思っています。

私は11月19日に『身体障害者手帳』を手に入れました。
妻が仕事中の私に代わって区役所に出向いて受け取りながら義指のこと、その他のことも詳しく聞いてくれました。

ここで思い出した話があります。
左手の動脈塞栓症という、動脈に血栓が生じ、そのため血流が損なわれる症状で、指先が壊死していく状態について医師は、左手の肩、肘、手首、指先のどこかの部位の切断を予測して伝えました。
その話を入院先から妻にLINE通話で伝えると、「どういう状態になっても、しゅんけんさんの片腕になって生涯支えるから」と言ってくれました。
私は思わず笑ってしまいました。
片腕を失う可能性の話をしているのに「片腕になって支える」はないだろうとの想いと、妻の絶対的な信頼感を確認した安堵感があったためです。

可能性の中で一番軽度の指先の3本半の切断で済んだのは幸いでした。
絶対的な信頼感は、今でも日々確認することができています。

私は、『身体障害者手帳』を手にした日にもまた、【覚悟・決意・忍耐】を新たにしたのですが、この【覚悟・決意・忍耐】は、私の妻にとっては私以上の【覚悟・決意・忍耐】であり続けることを思う日でもあります。

■夫婦関係をより良くしたい人にお勧めの本:『アドラーが教えてくれた「ふたり」の心理学』(青春出版社)

 

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アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日は、ある信念を強めた日になりました。
それは「【教育分析】【カウンセリング】にサポーターが存在することでより効果が高まる」ということです。
【教育分析】というのはアドラー心理学では「カウンセラー/カウンセラー志望者が訓練の過程において自分のライフスタイルを知るサポートを受けること」と定義しておきます。

昨日の午前中と夜は、この【教育分析】【カウンセリング】にサポーターに入っていただきました。

【教育分析】のクライアントは天野英子さん(写真右上)、サポートは前川公美子さん(写真左下)と野口久美子さん(写真右下)。



この3人でWell-laboを組織し、ヒューマン・ギルドとは密な関係にあります。
オンライン開催のアドラー心理学ベーシック・コースの共催によりオンラインサポートをいただいています。
3人は第87期アドラーカウンセラー養成講座を揃って修了した人たちです。
天野さんのポジティブな世界像、自己概念が明らかになり、持ち味の向上心の高さを伴う自己理想で今後の天野さんならではの世界が拓ける展望が見えてきました。

天野さんからは「確かに確かに〜と頷くこともいっぱいでした。そして自分の知らない自分の可能性も示唆していただき、とても濃い時間を過ごすことができ、感謝の気持ちでいっぱいです」とのご感想をメッセンジャーでいただきました。
前川さんからは「英子さんのをきかせていただいて、ライフスタイル診断や教育分析とは、このような感じなのだとわかり、とても勉強になりました!」、野口さんからは「とても学びが多くあり、仲間のライフスタイルを見つめることは、私自身についても考える良い機会となりました」とのコメントが寄せられました。

【カウンセリング】では、第86期アドラーカウンセラー養成講座を修了したクライアントに中野むつみさん、サポーターを山本一雄さんとして行いました。

中野さんは、着物姿で札幌から歴代最高の頻度でヒューマン・ギルドに通われ、2年間で数々の講座を受講していらっしゃいます。
山本さんは、昨年の半ばからご縁ができ、現在YouTubeアドラー心理学専門チャンネルの200以上のコンテンツを復習中の、とても向学心の強い方です。

私は時に、山本さんと中野さんを巡っての対話を重ねながら、中野さんの過去・現在・未来を俯瞰しました。
「経営者を支援したい」という思いから今年から【中野むつみ株式会社】を設立した中野さんには、同じ想いを共有する、中小企業診断士でもある私としては、中野さんに経営者の姉、時に母として勇気づける存在になってほしいと願っています。

中野さんは「終わってみて、『よくわからないけど、スッキリした!よし!未来に進もう。これからの私は私を必要としてくれる人の伴奏者となろう!特に経営者の皆さんの』と、素直に思いました」とLINEグループにシェアしていらっしゃいました。
また、山本さんは、3人のやり取りを議事録風にまとめてくれていました。

さて、【教育分析】【カウンセリング】にサポーターが存在する効果についてです。

ひと言にまとめれば『教育効果』。
クライアントだけでなくサポーターもこの恩恵に浴します。
特にクライアントは、カウンセラーとの対話だけでなくカウンセラーとサポーターとのやり取りを客観的な立場で観察することで、1対1の【教育分析】や【カウンセリング】以上に深い【洞察】が得られます。

この方式、今後どしどし採用しようっと!

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アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日スタートの「応援プロジェクト・スタート:サングラハ教育・心理研究所(主幹・岡野守也さん)」には、早速お申込みが数件ありました。
私の恩師筋で、友人でもあるサングラハ教育・心理研究所https://www.smgrh.gr.jp/)主幹の岡野守也先生が、パーキンソン症候群の『進行性上核性麻痺』という治療法が確立されていない難病に侵され、サングラハ教育・心理研究所が主幹の病気、会員数の減少などの危機に瀕している窮地を救うための講座開催を中心とする応援キャンペーンです。

テーマ:「仏教×アドラー心理学」
日時:12月20日(金)20:00~21:30
 アーカイブ販売の申込締切:2025年1月15日(水)
発起人:森 哲史さん野口久美子さん

申し込みパターンがやや複雑ですが、難病や「仏教とアドラー心理学の関連」にご関心のある方は、まずは下のURLのどれかをクリックしてみてください。

3,000円 当日参加 https://www.hgld.co.jp/plecture/view/1230
3,000円 アーカイブ申し込み https://www.hgld.co.jp/plecture/view/1231
10,000円 当日+サングラハ会員(1年分、6回の『サングラハ』誌贈呈)https://www.hgld.co.jp/plecture/view/1232
10,000円 アーカイブ申し込み+サングラハ会員(1年分、6回の『サングラハ』誌贈呈)https://www.hgld.co.jp/plecture/view/1233


昨日の午後は、ある企業のロワー・マネジメント階層の120名を対象としたオンライン研修を行っていました。
有力なサポート役を得て、難なくこなすことができました。

この間に妻は、私の代理で区役所に出向いて【身体障害者手帳】を受け取ってきました。



9月19日の申請からちょうど2カ月。
老いたる【身体障害者】としての『覚悟・決意・忍耐』を自らの生き方をあらためて問い直しました。

『覚悟』は、【身体障害者】であることに誇りを持って生きることです。
『決意』は、【身体障害者】であってもできるだけ自立的な生き方をすることです。
『忍耐』は、【身体障害者】としてもどかしいことが多々あったとしても耐え、時間をかけても自ら、時に他者の協力を得て取り組むことです。

私の支えになるのは、第1には最も身近な妻です。
21日間の入院中も毎日見舞いにきてくれ、退院後も私の介助をしてくれます(時には依存に傾きがちなところがあると指摘してくれます)。
ヒューマン・ギルドのスタッフや講師陣、受講者も私の支えになってくれています。
障害者になってみて、他者の気づかいや貢献の有難さを感じる日々です。

時に弱気になるときに私を支えてくれるのは、パラリンピックの創始者 ルードヴィッヒ・グットマン博士の言葉です。

「失われたものを数えるな。残されたものを最大限に生かせ」

最後に、もう一度繰り返してこのブログを終えます。

昨日は、老いたる【身体障害者】としての『覚悟・決意・忍耐』を自らの生き方をあらためて問い直した日でした。

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アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

◎ヒューマン・ギルドの提携組織であったサングラハ教育・心理研究所(主幹・岡野守也さん)の窮地を救うための応援プロジェクトがスタートしました。
森 哲史さん野口久美子さんと私の3人で始めました。
志のある方の応援をお願いします。

今日は、3つのことについてお伝えします。

1.応援プロジェクト・スタート:サングラハ教育・心理研究所(主幹・岡野守也さん)(2)
2.『勇気づけの心理学 増補・改訂版』の重版分の本が到着
3.YouTubeアドラー心理学専門チャンネル の「【伴走支援】スポーツ指導に活かすアドラー心理学」(9分半)配信

1.応援プロジェクト・スタート:サングラハ教育・心理研究所(主幹・岡野守也さん)(2)

11月16日のブログで猪突に「応援プロジェクト・スタート:サングラハ教育・心理研究所(主幹・岡野守也さん)」を打ち出しました(https://blog.goo.ne.jp/iwai-humanguild/d/20241116)。
その趣旨は、私の恩師筋で、友人でもあるサングラハ教育・心理研究所https://www.smgrh.gr.jp/)主幹の岡野守也先生が、パーキンソン症候群の『進行性核上性麻痺』という治療法が確立されていない難病に侵され、サングラハ教育・心理研究所が主幹の病気、会員数の減少などの危機に瀕している窮地を救うためです。

一昨晩、「応援プロジェクト・スタート:サングラハ教育・心理研究所」がスタートし、発起人の森 哲史さん野口久美子さんと私の3人でZoomミーティングを開きました。

そして、次の講座開催を中心とする応援キャンペーンを行うことになりました。

テーマ:「仏教×アドラー心理学」

日時:12月20日(金)20:00~21:30
 アーカイブ販売の申込締切:2025年1月15日(水)

本日の10:00からヒューマン・ギルドのWebsiteで公開しますので、以下から内容確認と申し込みをお願いします。

3,000円 当日参加 https://www.hgld.co.jp/plecture/view/1230
3,000円 アーカイブ申し込み https://www.hgld.co.jp/plecture/view/1231
10,000円 当日+サングラハ会員(1年分、6回の『サングラハ』誌贈呈)https://www.hgld.co.jp/plecture/view/1232
10,000円 アーカイブ申し込み+サングラハ会員(1年分、6回の『サングラハ』誌贈呈)https://www.hgld.co.jp/plecture/view/1233

ところで、岡野守也さんとは、いかなる人物なのでしょうか?

『ウィキペディア(Wikipedia)』では、次のように出ています。
冒頭部分だけ紹介します。
    ↓
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B2%A1%
E9%87%8E%E5%AE%88%E4%B9%9F


岡野 守也(おかの もりや、1947年 - )は、日本の思想家、仏教心理学者、セラピスト。広島県出身。

西洋心理学と大乗仏教唯識思想を融合した「唯識心理学」、および現代科学、心理療法及び仏教思想を統合した「コスモス・セラピー」(教育実践としては「コスモロジー教育」)を独自に考案し、その実践・普及に長年取り組んでいる。

日本の伝統的精神構造の核心を「神仏儒習合」と捉え、その観点から日本精神史を再解釈し、とくに聖徳太子十七条憲法』と、北欧におけるエコロジカルに持続可能な国づくりとの思想的統合に基づく思想運動を行ってきた。

アドラーフランクル論理療法、トランスパーソナルなど各派の心理学や、大乗経典、道元空海等を統合的に研究し、それらを社会実践につなげつつ、多岐にわたる活動を展開している。

こんな著書と翻訳をされています。

  • 『トランスパーソナル心理学』(青土社、1990〔増補版2000〕)
  • 『唯識の心理学』(青土社、1990〔改訂新版2005〕)
  • 『美しき菩薩・イエス』(青土社、1991)
  • 『能と唯識』(青土社、1994)
  • 『わかる唯識』(水書坊、1995)
  • 『唯識で自分を変える――仏教の心理学ガイドブック』(すずき出版、1995)
  • 『唯識――仏教的深層心理の世界(上・下)』(NHK出版、1997)
  • 『わかる般若心経』(水書坊、1997)〔改訂版『よくわかる般若心経――二七六字の本当の意味が見えてくる』PHP、2004〕
  • 『唯識のすすめ――仏教の深層心理学入門』(NHK出版、1998)
  • 『大乗仏教の深層心理学――『摂大乗論』を読む』(青土社、1999〔新装重版2011〕)
  • 『コスモロジーの創造――禅・唯識・トランスパーソナル』(法藏館、2000)
  • 『自我と無我 ――「個と集団」の成熟した関係』(PHP研究所、2000)
  • 『生きる自信の心理学――コスモス・セラピー入門』(PHP研究所、2002)
  • 『聖徳太子『十七条憲法』を読む――日本の理想』(大法輪閣、2003)
  • 『道元のコスモロジー――『正法眼蔵』の核心』(大法輪閣、2004)
  • 『唯識と論理療法――仏教と心理療法・その統合と実践』(佼成出版社、2004)
  • 『空海の『十住心論』を読む』(大法輪閣、2005)
  • 『いやな気分の整理学――論理療法のすすめ』(NHK出版、2008)
  • 『仏教とアドラー心理学――自我から覚りへ』(佼成出版社、2010)
  • 『「日本再生」の指針――聖徳太子『十七条憲法』と「緑の福祉国家」』太陽出版、2011
  • 『コスモロジーの心理学――コスモス・セラピーの思想と実践』青土社、2012
  • 『ストイックという思想――マルクス・アウレーリウス『自省録』を読む』青土社、2013 
  • 『『金剛般若経』全講義』大法輪閣、2016年

翻訳としてアレックス・L.チュウ著『アドラー心理学への招待』(金子書房、2004)もあります。

以上の2/3以上を私は読み、特に『仏教とアドラー心理学――自我から覚りへ』については、少々お手伝いし、この本のことを2011年1月26日付けブログに「本の紹介:『仏教とアドラー心理学』」として書いていますので、お目通しください。
       ↓
https://blog.goo.ne.jp/iwai-humanguild/d/20110126

ヒューマン・ギルドの12月度のニュースレターでも森さんが詳しく書いてくれ、私も巻頭言で触れますので、本日はプロジェクトのスタートの日としてよろしくお願いします。

2.『勇気づけの心理学 増補・改訂版』の重版分の本が到着

金子書房の編集担当の方から『勇気づけの心理学 増補・改訂版』の重版分の著者見本が到着しました。



地道に2万部以上売れていて、10刷になります。
いくつか手を入れたいところがあったのですが、著者プロフィールだけに留めました。

3.YouTubeアドラー心理学専門チャンネル の「【伴走支援】スポーツ指導に活かすアドラー心理学」(9分半)配信

昨晩の21:00からYouTubeアドラー心理学専門チャンネル「【伴走支援】スポーツ指導に活かすアドラー心理学」(9分半)を配信しました。
磯野茂さんによる障害者のK君との話は感動ものです。

ご視聴はこちらから
   ↓
https://youtu.be/Jpk8nU-lz1U

先週には「【伴走支援について】伴走家の磯野茂さんとの特別対談」をご提供(10分半ほど)。
併せてご視聴ください。

ご視聴はこちらから
   ↓
https://youtu.be/remxbhjolyI

 

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アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(11月17日)は、ヒューマン・ギルドで2つの講座が開かれました。

1.アドラー心理学ゼミナール
2.カウンセリング演習

1.アドラー心理学ゼミナール

11:00~13:00開催のアドラー心理学ゼミナールでは、大河千賀子さん(看護師、公認心理師、ELM勇気づけリーダー、Positive Discipline Parent Educator)が「看護師としての看取り、海外育児を通して考えた『これからの家族のあり方』」のタイトルで、とてもまとまりのよいハイブリッド型の講演を行ってくれました。



会場参加は12人、オンライン参加は8名でブレイクアウトセッション/討議も順調に進められました。

いろいろ書きたいのですが、レコーディングがとてもうまく行ったようなので、そちらのお申込みを info@hgld.co.jp によろしくお願いします。

最後の頃のまとめは、とても腑に落ちました。

大河さんが、もうすでに立派な講演家・講師のレベルに達していることが確認できました。
この方にマネジャー格の人が付くとコラボによりすごいパフォーマンスが発揮できそうなのですが、この指に止まる方はいらっしゃいませんか。

2.カウンセリング演習

14:00~17:00のカウンセリング演習には、コロナ後最大と言っていいくらいの17名の参加者が集いました
カウンセラー養成講座やカウンセリング道場で【学びの共同体】で過ごしてきた人たちです。

今回のメインは「アドラー・カウンセラー」になるための実技試験。
講座初のチャレンジャー2人のダブル合格が実現した日になりました(以下の写真提供は、大場まさみさん です)。



渡利典子さん(写真右)と川添郁代さん(写真左)です。
お2人ともカウンセリング道場で数年、研鑽を重ねてきた人たちです。



渡利さんは、アドラー・カウンセラー養成講座を2回受講された方です。



川添さんは、渡利さんの後を引き継いで「対話型カウンセリング」を見せてくれました。

私が驚いたのは、「フィードバック・シート」をもとにした仲間からのフィードバックの鋭さでした。
とてもハイレベル。
このような【学びの共同体】から明日を拓くカウンセラーが続々誕生していくことがとてもうれしいです。

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アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日の午後は、オンライン開催アドラー心理学ベーシック・コースの4日目。

オンラインサポートは、前川公美子さん



講座の柱は、次の3つでした。

・今までの学びのおさらい
・よい人間関係
・演習:あなたを勇気づけた人たち

「今までの学びのおさらい」については、【不登校】の問題を中心にたくさんのご質問・ご発言が上がりました。
「課題の分離」から「共同の課題」に至るプロセスが必要になったので、私はタイミングを図ってスライドを用意しました。



今までの体験だと、4日目は余裕で進められる日だったのですが、後半やや急ぎ気味になりました。
それでも、「あなたを勇気づけた人たち」の部分では、多くの気づきを得られた人が多く、「私って、こんなに勇気づけられていたんだ」と語っていた人もいました。

全体の印象では、課題として視聴を求めているYouTubeアドラー心理学専門チャンネル をご覧になっている人が多く、『3つの学び』としての「講師からの学び」「仲間からの学び」「自分自身からの学び」に加えて「YouTubeからの学び」も加えていいような意欲的な人たちでした。

次回は、私が担当する最後の5日目、とても楽しみです。

■アドラー心理学 ベーシック・コースの今後の開催予定は、次のとおりです。
集合型とオンライン型の2つのパターンがあります。 

◆東京土日4日間コース(集合型.リアル)

 日程:1月コース 2025年1月11.12.25.26日(土日)
 時間:土曜日13:30~19:00 日曜日10:00~17:30 
 内容確認と申し込み:https://www.hgld.co.jp/plecture/view/1086

 日程:4月コース 2025年4月5.6.19.20日(土日)
 時間:土曜日13:30~19:00 日曜日10:00~17:30 
 内容確認と申し込み:https://www.hgld.co.jp/plecture/view/1217

◆土曜6日間コース(オンライン)
 日程:2025年4月12日.26日.5月10日.24日.6月7日.21日
 時間:土曜日13:15~17:15  
 内容確認と申し込み:https://www.hgld.co.jp/plecture/view/1218

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アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

◎ヒューマン・ギルドの提携組織であったサングラハ教育・心理研究所(主幹・岡野守也さん)の窮地を救うための応援プロジェクトがスタートします。
森 哲史さん野口久美子さんと私の3人で始めました。
志のある方の応援をお願いします。

ヒューマン・ギルドは、来年の4月10日をもって設立40周年を迎えます。
その前哨戦として「サラリーマンだった私をアドラー心理学につなげたのは何か?:歴史的秘話」を11月2日から9日まで7日間連続で書いていたのですが、あまりブログ読者の関心を惹きつけられなかったので、区切りをつけました。

ここからは、ヒューマン・ギルドを設立する前後の話です。
私がアドラー心理学を学び始めた1983年の時期に手に入るアドラー心理学の本は、次の3冊くらいでした。

『子どもの劣等感』(A・アドラー著、高橋堆治訳、誠信書房、原著名”The Education of Children”)
『子どものおいたちと心のなりたち』(A・アドラー著、岡田幸夫/郭 麗月訳、ミネルヴァ書房、原著名”The Science of Living”)
『アドラー心理学入門』(H・オーグラー著、西川好夫訳、清水弘文堂、原著名”Alfred Adler:The Man and His Work”)

この3冊に続いて見つけたのが1984年5月に発刊された『人生の意味の心理学』(A・アドラー著、高尾利数訳、春秋社、原著名”What Life Should Mean to You”)です。

この本には衝撃を受け、他の出版社からの本を含めると、10回近く読んでいます。
多くの方に読んでいただきたくなって、ヒューマン・ギルドを設立してから出版元の春秋社の営業担当の方と交渉してまとめ買いし、著者価格で分けてもらい受講者に勧めていました。
訳文だけでなく、「訳者あとがき」の内容は、今読み直してもほれぼれするほどです。

そのうち営業担当の方とアドラーの次の本として『人間知の心理学』(原著名”Menschenkentnis”)をドイツ語から高尾利数訳で出す予定であるとの情報が入りました。
私は、だとしたら日本アドラー心理学会が使っている訳語と統一することを思い立ち、編集責任者の紹介をお願いしました。
その結果実現したのが、当時の春秋社の編集長の岡野守也さん、訳者の高尾利数先生(法政大学教授)、アドラー心理学会会長の野田俊作先生、事務局長の私の四者会談による訳語統一でした。
『人生の意味の心理学』では「ライフスタイル」が「人生のスタイル」、「共同体感覚」が「社会的関心」と訳されていたのが、完全に統一されたのです。

岡野さんは、元々は牧師さんでしたが、春秋社に入り仏教書だけでなく、トランスパーソナル心理学とアドラー心理学を時代の心理学として目をつけておられたのです。

岡野さんを通じては、トランスパーソナル心理学を日本に広めた吉福伸逸さんをご紹介いただき、トランスパーソナル・ワークショップを2度ほどヒューマン・ギルドで開催しました。
また当時、千葉大学助教授だった諸富祥彦先生をもご紹介。
諸富先生は、ヒューマン・ギルドでいくつかの講座をご担当、数年間ヒューマン・ギルドの研修室で「悩める教師の会」を開いていました。

こうして思い返すと、ヒューマン・ギルドにアドラー心理学のみならず他の心理学への裾野を広げてくれた功績者が岡野守也さん、ということになります。

<数日後に続く>

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