アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリング、コンサルティングを行っています。
アドラー心理学による勇気づけ一筋40年 「勇気の伝道師」   ヒューマン・ギルド岩井俊憲の公式ブログ



アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリング、を行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

1.昨日(6月29日)は、午後にオンライン開催アドラー心理学ベーシック・コースの6日目を開催していました(サポートは前川公美子さんと天野 英子さん)。

『共同体感覚』のパートでは【学びの共同体】が確立しつつあることと共に【居場所】の言葉を強く訴えました。



このことについてFacebookで出村優子さんがご感想を書いて、私にもタグ付けをしてくださっていますので、お読みください。

講座の中では、いつものように講義だけでなく、ブレイクアウトセッション、質疑応答などを織り交ぜて、昨日補講で入った2人の方も漏らすことなく【学びの共同体】の世界に誘いました。

受講者には、この後に記載の【15年ぶりの新講座!】を含めた今後の【学びの共同体】の道筋を示しました。

■アドラー心理学ベーシック・コースの今後の予定は、次のとおりです。 
アドラー心理学の基礎の理論を学び、生活に仕事に役立てられる講座です。

◆水曜4日間コース(会場参加型)
 日程:2024年7月24日.31日.8月7日.21日(水曜4日間)
 時間:全日10:00~17:00 
 詳細確認及びお申し込み:https://www.hgld.co.jp/plecture/view/925

◆アドラー心理学ベーシック・コース 土日4日間コース(会場参加型)
 日程:2024年9月コース 9月14.15.28.29日(土日)
 時間:土曜13:30-19:00、日曜10:00-17:30
 詳細確認及びお申し込み:https://www.hgld.co.jp/plecture/view/244

◆アドラー心理学ベーシック・コース 土曜コース(6日間・オンライン開催)
 日程:2024年10月5日.19日.11月2日.16日.30日.12月14日
 時間:全日13:15-17:15
 詳細確認及びお申し込み:https://www.hgld.co.jp/plecture/view/1159

 受講料:会員71,500円、一般77,000円(税込)、再受講30,800円(税込、会員限定、4名まで)

2.【ヒューマン・ギルド15年ぶりの新講座!】のエントリー率が本日5割に到達!
6月27日(木)のニュースレター配信からわずか3日にして、です。

エントリー者数42名÷定員84名=50%

キャンセル待ちだけでなく、残席わずかの地域が続出で、うれしい悲鳴です。
ヒューマン・ギルドが長年培ってきた【学びの共同体】の理念がここまで浸透してきたことがうれしいです。

しかも、女性比率81%!
SMILEを受講しなくてもアドラ・カウンセラー養成講座、ELM勇気づけトレーナー養成講座に進めるようになることで、男性比率が高いことを予想していましたが、女性陣の即断・即決力を物語っています。

■【ヒューマン・ギルド15年ぶりの新講座!】は、全国5ヶ所(東京2回、大阪、名古屋、岡山、札幌)、6回開催で行います。

・東京会場(定員12名)・・・・キャンセル待ち!
【日時】8月10日(土)11日(日)
 1日目:9:30-17:30、2日目:9:30-18:00
【会場】ヒューマン・ギルド研修室
【講師】開発メンバー全員
 https://www.hgld.co.jp/plecture/view/1189 

※定員に達した後にお申込みの方は、10月12日(土)13日(日)開催のコースにご移動をご検討ください。

・大阪会場(定員15名)・・・・残席わずか
【日時】9月28日(土)29日(日)
 1日目:9:30-17:30、2日目:9:30-18:00
【会場】サロン Mom's Lagoon
【講師】磯野茂さん渡辺歩実さん
【協賛】カウンセリングLABO HAPPY PLACE
 https://www.hgld.co.jp/plecture/view/1190

・東京会場(定員12名)・・・・残席わずか
【日時】10月12日(土)13日(日)
 1日目:9:30-17:30、2日目:9:30-18:00
【会場】ヒューマン・ギルド研修室
【講師】三宅美絵子さん永藤かおるさん 
 https://www.hgld.co.jp/plecture/view/1191  

・名古屋会場(定員15名)
【日時】11月2日(土)3日(日)
 1日目:9:30-17:30、2日目:9:30-18:00
【会場】ウィンク愛知
【講師】鈴木三穂子さん永藤かおるさん
【協賛】スペースLUN
 https://www.hgld.co.jp/plecture/view/1192

・岡山会場(定員15名)・・・・残席わずか
【日時】11月7日(木)8日(金)
 1日目:9:30-17:30、2日目:9:30-18:00
【会場】(未定・岡山市内)
【講師】磯野茂さん渡辺歩実さん
【協賛】Coconialy
 https://www.hgld.co.jp/plecture/view/1193 

・札幌会場(定員15名)
【日時】11月30日(土)12月1日(日)
 1日目:9:30-17:30、2日目:9:30-18:00
【会場】あいあい会議室 狸小路
【講師】鈴木三穂子さん・永藤かおるさん
【協賛】アドラー心理学研究会Plus
 https://www.hgld.co.jp/plecture/view/1194

※「ヒューマン・ギルドの講座を受けたことがあり、ニュースレターを読んでいないが、このことに関心がある」という方は、info@hgld.co.jp 宛てにメールをください。
当該部分が読めるようにご案内します。

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アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリング、を行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

異変が起きています。
【ヒューマン・ギルド15年ぶりの新講座!】にすでにキャンセル待ちの地域が出てしまっているのです。
8月10日、11日(土日)開催の東京の講座です。

このことも含めて3つの話題を提供します。

1.【ヒューマン・ギルド15年ぶりの新講座!】にすでにキャンセル待ち地域も!
2.nobico(のびこ)に「【子どもにごほうび】4つの弊害」
3.News欄に「第一次世界大戦後のアドラーのウィーンの教育界への貢献について」全面公開

1.【ヒューマン・ギルド15年ぶりの新講座!】にすでにキャンセル待ち地域も!

一昨日の木曜日の夕方配信のニュースレターでお知らせした【ヒューマン・ギルド15年ぶりの新講座!】を巡って異変が続出。

異変その1:5会場、6回開催の定員84人に対して1日半で3割を超える26人から申し込み!
異変その2:初回の東京開催(12名定員)は、早々とキャンセル待ちに!
異変その3:申し込み者は、圧倒的に女性比率が高く、8割に!

こんなこと、ヒューマン・ギルドの39年の歴史上初めてです。
特に、この女性比率の高さは、私の予想と大違い。
SMILEを受講しなくてもアドラ・カウンセラー養成講座、ELM勇気づけトレーナー養成講座に進めるようになることで、男性比率が高いことを予想していましたが、その他にも女性陣の即断・即決力を物語っているのかもしれません。



■【ヒューマン・ギルド15年ぶりの新講座!】は、全国5ヶ所(東京2回、大阪、名古屋、岡山、札幌)、6回開催で行います。

・東京会場(定員12名)・・・・キャンセル待ち!
【日時】8月10日(土)11日(日)
 1日目:9:30-17:30、2日目:9:30-18:00
【会場】ヒューマン・ギルド研修室
【講師】開発メンバー全員
 https://www.hgld.co.jp/plecture/view/1189 

・大阪会場(定員15名)
【日時】9月28日(土)29日(日)
 1日目:9:30-17:30、2日目:9:30-18:00
【会場】サロン Mom's Lagoon
【講師】磯野茂さん・渡辺歩実さん
【協賛】カウンセリングLABO HAPPY PLACE
 https://www.hgld.co.jp/plecture/view/1190

・東京会場(定員12名)
【日時】10月12日(土)13日(日)
 1日目:9:30-17:30、2日目:9:30-18:00
【会場】ヒューマン・ギルド研修室
【講師】三宅美絵子さん・永藤かおるさん 
 https://www.hgld.co.jp/plecture/view/1191  

・名古屋会場(定員15名)
【日時】11月2日(土)3日(日)
 1日目:9:30-17:30、2日目:9:30-18:00
【会場】ウィンク愛知
【講師】鈴木三穂子さん・永藤かおるさん
【協賛】スペースLUN
 https://www.hgld.co.jp/plecture/view/1192

・岡山会場(定員15名)
【日時】11月7日(木)8日(金)
 1日目:9:30-17:30、2日目:9:30-18:00
【会場】(未定・岡山市内)
【講師】磯野茂さん・渡辺歩実さん
【協賛】Coconialy
 https://www.hgld.co.jp/plecture/view/1193 

・札幌会場(定員15名)
【日時】11月30日(土)12月1日(日)
 1日目:9:30-17:30、2日目:9:30-18:00
【会場】あいあい会議室 狸小路
【講師】鈴木三穂子さん・永藤かおるさん
【協賛】アドラー心理学研究会Plus
 https://www.hgld.co.jp/plecture/view/1194

この新講座をより多くの人に体験してもらいたい思いでプロモーション講座として、特別価格で開催することとなりました。

2.nobico(のびこ)に「【子どもにごほうび】4つの弊害」

PHP研究所が提供する育児・教育情報「nobico(のびこ)」で『【新版】マンガでよくわかる アドラー流子育て』が第2弾として紹介されていました。
 👇
https://news.yahoo.co.jp/articles/
ed8e357d1c53b785492d38eef336a0be8c1dea14

「【子どもにごほうび】4つの弊害」が話題です。

藤井昌子さんのイラストがとても分かりやしです。

<よくある例>

<好ましい例>

3.News欄に「第一次世界大戦後のアドラーのウィーンの教育界への貢献について」全面公開

ヒューマン・ギルドの「News欄」にニュースレターの3月号から7月号にかけて掲載していた「第一次世界大戦後のアドラーのウィーンの教育界への貢献について」=『個人心理学の応用』を一挙公開しています。
 👇
https://www.hgld.co.jp/topics/index/21

NHK連続テレビ小説「虎に翼」を観ていると、戦後の日本の荒廃状況の中で家庭裁判所が創設され、寅子が活躍していく状況は、第一次世界大戦後のアドラーのウィーンでの貢献を連想させます。
今後の日本の教育に示唆するところが大きいとも言えます。

■「優越性と共同体感覚 ー アドラーの伝記」
アルフレッド・アドラー著、ハインツ&ロウェナ・アンスバッハー編、岩井俊憲&永藤かおる訳

No.57 『個人心理学の応用』ー (1)成人教育について
No.58 (2)学校改革―その1
No.59 (2)学校改革 その2
No.60  (3)教師のトレーニング
No.61  (4)児童相談クリニック

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アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリング、を行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(6月27日)配信のニュースレターで【ヒューマン・ギルド15年ぶりの新講座!】のことをお知らせしたら、今朝までに何と15人が一気にお申込みでした。
このようなことは39年のヒューマン・ギルドの歴史でも前代未聞です。

それだけに、受講申し込みをされた方々のご期待が高かったのでしょう。

今までのヒューマン・ギルドの講座体系では、アドラー・カウンセラー養成講座、SMILE養成講座、ELM勇気づけトレーナー養成講座の3つの養成講座に進む場合、「愛と勇気づけの親子関係セミナー(SMILE)」の受講が不可欠でしたが、多くの方にはご納得いただいていましたが、一部の人には次のように感じる人がいました。



たとえば、カウンセリングを専門的に学びたい人のケースです。

・子どもがいないのに、子どもはすでに成人しているのに、どうして親子関係の講座を学ばなければならないのでしょうか?
・ビジネス分野のアドラー心理学の勇気づけを広めたいと思っているのですが、なぜ子育て講座を学ばなければならないのですか? 

このニーズに応えるべくプログラム作成したのです。

ヒューマン・ギルドの永藤かおるさん、目次 心さんを主軸に、三宅美絵子さん(開発リーダー、blue bird代表)、磯野茂さん(開発サブリーダー、一般社団法人日本伴走家協会代表理事、当社総合研修プロデューサー)、鈴木三穂子さん(オフィス鈴木三穂子代表、ELM開発メンバー)を開発メンバーに、昨年から練りに練って開発したプログラムが公表できるようになりました。

しかも、前回開発のELM勇気づけプログラムが東京だけでお披露目だったところを、一気に全国5ヶ所(東京2回、大阪、名古屋、岡山、札幌)、6回開催で行います。

・東京会場(定員12名)
【日時】8月10日(土)11日(日)
 1日目:9:30-17:30、2日目:9:30-18:00
【会場】ヒューマン・ギルド研修室
【講師】開発メンバー全員
 https://www.hgld.co.jp/plecture/view/1189 

・大阪会場(定員15名)
【日時】9月28日(土)29日(日)
 1日目:9:30-17:30、2日目:9:30-18:00
【会場】サロン Mom's Lagoon
【講師】磯野茂さん・渡辺歩実さん
【協賛】カウンセリングLABO HAPPY PLACE
 https://www.hgld.co.jp/plecture/view/1190

・東京会場(定員12名)
【日時】10月12日(土)13日(日)
 1日目:9:30-17:30、2日目:9:30-18:00
【会場】ヒューマン・ギルド研修室
【講師】三宅美絵子さん・永藤かおる 
 https://www.hgld.co.jp/plecture/view/1191  

・名古屋会場(定員15名)
【日時】11月2日(土)3日(日)
 1日目:9:30-17:30、2日目:9:30-18:00
【会場】ウィンク愛知
【講師】鈴木三穂子さん・永藤かおる
【協賛】スペースLUN
 https://www.hgld.co.jp/plecture/view/1192

・岡山会場(定員15名)
【日時】11月7日(木)8日(金)
 1日目:9:30-17:30、2日目:9:30-18:00
【会場】(未定・岡山市内)
【講師】磯野茂さん・渡辺歩実さん
【協賛】Coconialy
 https://www.hgld.co.jp/plecture/view/1193 

・札幌会場(定員15名)
【日時】11月30日(土)12月1日(日)
 1日目:9:30-17:30、2日目:9:30-18:00
【会場】あいあい会議室 狸小路
【講師】鈴木三穂子さん・永藤かおる
【協賛】アドラー心理学研究会Plus
 https://www.hgld.co.jp/plecture/view/1194

この新講座をより多くの人に体験してもらいたい思いでプロモーション講座として、特別価格で開催することとなりました。

■概要は以下の通りです。

 第1章:これからのコミュニケーションのあり方
 第2章:相手の行動を理解する
 第3章:話を聴く
 第4章:伝える技術を身につける
 第5章:協働しながら課題を解決する
 第6章:自他に寛容になる
 第7章:自己を受容し、自分らしく生きる
 8章:共同体の中で協働するために

最後に【ヒューマン・ギルド15年ぶりの新講座!】に対する社長としての私のスタンスをお伝えします。

1.私は開発メンバーを率いることがなく、ほとんどをスタッフとメンバーに任せました。
2.しかし、一応「監修者」になるので、時々は報告を受け、意見を述べ、時には大反発を受けるようなダメ出しをしました。
3.今後も矢面に立つことはありません。
代わりにサポート役として、日本全国だけでなく世界に進出できるようサポート役に徹します。

私の頭の中には、P.F.ドラッカーの次の言葉が去来しています(『現代の経営』)。

《鉄鋼王アンドリュー・カーネギーが自らの墓碑名に刻ませた、"おのれよりも優れた者に働いてもらう方法を知る男ここに眠る"との言葉ほど大きな自慢はない。
これほど成果をあげるための優れた処方はない》

それだけ優れたメンバーの取り組みであることを目の当たりにしています。

とても有難いことです。

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アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリング、を行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

・鈍感力で空気を読まない
・夫の不機嫌には倍返し!
・たまに食べる鰻とお刺身
・娘との電話は1分以内に
・プチ家出で気分転換
・怒っていても口角だけは上げる
・イケメン医者がいれば通院も楽しい
・貯金通帳を覗いてにんまり

『60歳からいつもご機嫌でいるための100のこと』(宝島社ムック 、759円)からピックアップした100の㊙戦術のうちの8つです。
読んでいて思わずニンマリ。

こんなキャッチ―なコピーで迫ります。

いつ会ってもご機嫌な人、なぜかいつも不機嫌な人、いませんか?
気分が晴れない、イライラするときに不機嫌のまま過ごすなんて、人生がもったいない!
自分にご褒美をあげたり、好きなことをして嫌な気持ちはスパッと切り離して、心穏やかに過ごすほうがよっぽど有意義です。
「好きなものを食べる」「体を動かす」「気が置けない人とのおしゃべり」「旅に出る」「しっかりと睡眠を取る」など、自分のご機嫌の取り方を紹介。
また、機嫌が悪い人と接して、せっかくご機嫌に過ごしているのにトバッチリを受けたときの回復法や距離の取り方も紹介します。
これからの人生をご機嫌で過ごすために、済ませておきたいお金や相続のこと、終活についても解説します。

私がこのような本の紹介をするのには、理由があります。

私の4月25日の退院の日に取材依頼を受けて、『「嫌いな人」にイライラ。「不機嫌な感情」を頭から消す方法』として2ページ(P.34-35 )私のインタビュー記事が掲載されているからです。



Amazonだけでなくセブンイレブンなどのコンビニでも手に入ります。
     ↓
https://www.amazon.co.jp/dp/4299055918

『超訳 アドラーの言葉』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)のことも写真入りでちゃっかりとプロフィール欄に。

 

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アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリング、を行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

1.昨日(6月25日)の午前中は、ある県の銀行の経営センターで7月に行う研修のオンラインによる打ち合わせをしました。
身の回りのお世話のために妻同伴についても、左手のひらもお見せし白手袋をしないまま講師を務めることもご快諾いただきました。
久しぶりに次世代の経営者向きの研修を行うことについて心理的安心感を得ることができました。

2.昨日の午後は、妻も同席の上、上高田ちば整形外科・小児科(http://chiba-cl.net/)で理学療法士の駒木尊裕さんのリハビリの施術を受けました。

私にとって駒木さんとの40分間は、施術だけでなく貴重な対話や思考の時間でもあります。

以前にも書きましたが、『広辞苑』では「リハビリテーション」についてこんなことが書いてあります。

「治療段階を 終えた疾病や外傷の後遺症を持つ人に対して、医学的・心理学的な指導や機能訓練を施し、機能回復・社会復帰をはかること」

そして私は、リハビルを次の3本柱で捉えています。

「リハビリ」=「体のリハビリ」+「心のリハビリ」+「生活のリハビリ」

7月に引き受ける次世代の経営者向きの研修は、「生活のリハビリ」に匹敵します。

私自身は「リハビリテーション(rehabilitation)」を「re+habilitation」に分解し、「ハビット(習慣)を取り戻すこと」と勝手に解釈しています。
習慣化のためにかつての、あるいは新たな機能を回復・向上のために、可能性を求めてリハビリに励むのです。

リハビリの取り組み戦略の概念図をもとに日々、周囲の協力を得ながら取り組んでいます。



私のリハビリについての学びは、次のとおりです。

・リハビリのゴールを設定すること
・機能回復したい部位(左手の指)そのものでなく左手全体を活性化すること
・左手の始まりは、左の肩甲骨であると認識し、その動きをよくすること
・痛みに耐えるのではなく、痛みの及ばない段階を快適ゾーンとし、その快適ゾーンを増やしていくこと

駒木さんにご担当いただいていることで、施術を受ける度に学びが広がり、深まり有難いです。

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アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

1.妻の他に日々私を勇気づけてくれる存在がいます。
孫のソラ君です。

タクロウ夫婦からは毎日欠かさず、ソラ君の動画や写真が「みてね」で送られてきます。
それを見ていると、ソラ君が日々成長している姿に刺激を受けます。

この頃では、一人立ちするようになり、手づかみで食事をするようになり、奇声を発してコミュニケーションを図ろうとする・・・・、これらはすべて親が強制したことではありません。



タクロウの乳幼児の時と同様に好奇心旺盛。

ソラ君は、命の営みとして、いわゆる「内発的動機づけ」で行動しているのです。

ソラ君の成長ぶりは、私の成長を促してくれます。

パソコンは基本、右手だけか音声入力に頼っていますが、この頃は左手の親指をかなり使えるようになりました。

着替えは、ほとんど独力で。

体を洗うのも、一部妻の介助を受けますが、自分で。
シャンプーも一人で。

私は、少しずつ自分の中の「できない」を「できる」にしつつあります。

ソラ君が全く無自覚的に「できる」を増やしつつあるのとは違って、自覚的に「できる」に、少しずつ、ほんの少しずつ取り組むようにしています。
カメさんの歩みのように。

2.環境もまた、私を勇気づけてくれています。

東中野のブックプラスがいよいよ『超訳 アドラーの言葉』のPOPを展示してくれるようになりました。

こんなところにも。

『【新版】マンガでよくわかる アドラー流子育て』は、発刊時からずっと。

私を取り巻く環境は、有難いことだらけ。

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アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

遅い時間の更新になってしまいました。
今日は、3つのことについてお伝えします。

1.プチうつ気分の日に感じたこと
2.質疑応答&フリートークの会
3.今夜配信のYouTube「アドラー心理学専門チャンネル/ヒューマン・ギルド」

1.プチうつ気分の日に感じたこと

昨日は、自分でも珍しいくらいうつ的な気分に浸っていました。
雨の1日だったこと、リハビリが自分で思い描いていたレベルに達していないこと、高血圧の薬が効きすぎて立ち眩み・めまいがすることなど、さまざまな要因が重なっていました。

当初は、妻と一緒に中野に行ってランチを楽しみ、セントラルプラザで楽しむ計画を立てていました。
いつもなら20~25分くらいを歩いて行くのですが、しんどさを感じて往復ともバス利用しました。



スタバでの大好きなアイスカフェオレもそんなにおいしく感じませんでした。
いつもより寡黙な私、妻は私の前で買ったばかりの本を読んでいて、私はスマホ頼り。

店を出ると、この頃進んでいる白内障の症状に加えてめまいを覚えました。

妻は、歩いて帰ることを勧めましたが、私はバスにこだわりました。

私はあえて、うつ状態の心理状態に浸ってみました。
「うつ状態の人の目で見、耳で聞き、心で感じてみよう」としたのです。
感覚鈍麻、自責の念、後悔、恨みに加え、体のキレの悪さ・・・・悪循環のループに入りそうでした。
友人のK君がこの数か月うつ状態にどっぷり浸っていますが、K君に訪れている世界は、この10倍にも匹敵するのだろうと、彼に共感しました。

家に帰ってからは、心身のキレの悪さはありながらも、7月に予定されている経営者向けの研修の準備を進めました。

夕食後、左手のマッサージなどを施しくれている妻に「毎日、こんなことをやってくれながら飽きることはない?」と尋ねると、「一度もそんなことを思ったことはない」ときっぱりとした答えが返ってきました。
こんな妻に支えられていることをしみじみと感じたプチうつ気分の日の夕べでした。

2.質疑応答&フリートークの会

7月開催のアドラー心理学ゼミナールは、次のとおりです。

◆第201回 7月15日(月・祝)「質疑応答とフリートークの会」
講師:岩井俊憲(ヒューマン・ギルド代表)

会場参加:https://www.hgld.co.jp/plecture/view/1175
オンライン参加:https://www.hgld.co.jp/plecture/view/1176

久しぶりに私自身が担当します。
質問大歓迎(事前でも、その場でも)です。

・強迫性障害で苦しんでいる人の対応法
・自殺はなぜいけないの?

から「アドラー心理学の学び方」など、ヘビーからライトのご質問が寄せられています。

◆第202回の8月4日(日)は、次のとおりです。

タイトル:「組織開発・組織風土改革の観点からアドラー心理学を考える」
講師:杉本優美子さん(株式会社スコラ・コンサルト プロセスデザイナー)



会場参加:https://www.hgld.co.jp/plecture/view/1177
オンライン参加:https://www.hgld.co.jp/plecture/view/1178

3.今夜配信のYouTube「アドラー心理学専門チャンネル/ヒューマン・ギルド」

本日の21:00から配信のYouTube「アドラー心理学専門チャンネル/ヒューマン・ギルド」「【アドラー心理学】やる気(モチベーション)の高め方」のタイトルで永藤かおるさんがご提供(16分)。



ご視聴は https://youtube.com/@user-pq7cw7zh9h から入ってご覧ください。

私もしっかり視聴してやる気を高めなければ。

■YouTube7月放送分の日程とタイトルは次のとおりです。

7/1 NHK「虎に翼」の今後に期待を抱かせたアドラーの本
7/8 アドラー心理学で考える不合理な考え方からの脱出
7/22 【依存】は悪いそれとも悪くない?
7/29 アドラー心理学の基本的な考え方「自己決定論

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アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(6月22日)の午前中はカウンセリング道場(ミドルコース)の日。


(写真提供:梶田恵子さん)

11人の参加者に対して、いつもとは変わったことをしてみようと、家族カウンセリングのデモンストレーションをすることを受講者に提案し、私がカウンセラー役を担当しました。

クライアント役に立候補したのは、福平さやかさん(中学2年生の男児役)、岡田孝子さん(母親役)、黒羽信五さん(父親役)。

3人が役割設定、情報共有を20分のブレイクアウトセッションで行っている間に、私は残る8人に対して「グループ・カウンセリング」のミニ講義(スライドはその一部)と、家族カウンセリングのあり方の説明をしました。

約1時間のカウンセリングで私が留意したのは、次の点でした。

・わざわざ来てくれた子どもに7割くらいの力点を置くこと
・親が困っていることにフォーカスするのではなく、家族のコミュニケーションのレッスンの機会とすること
・すでに稼働している「家族会議」というリソースを最大限に活かすこと
・全体を勇気づけの場とすること 等々

参加された方には、今後どしどし家族カウンセリングを行ってほしいと願っています。
と同時に、ご希望のある限り私は、アドラー心理学の「グループ・カウンセリング」をお伝えしたくなっています。
リアルでも、オンラインの両方で対応ができます。

■会場参加型(第88期)カウンセラー養成講座は、次のとおり開催します。
新規受講は10名ほどに限らせていただきますので、残席数人になっております。

 日程:2024年8月24.25日.9月7.8.21.22日.10月5.6日(土日8日間・会場参加)
 時間:土曜13:30-19:00 日曜10:00-17:30 
 講師:岩井俊憲(ヒューマン・ギルド代表)他
 受講料:154,000円、再受講 会員限定・8日間 88,000円
 詳細確認及びお申し込み:https://www.hgld.co.jp/plecture/view/252

■不登校にご関心のある方は、下記が必読です。

2015年12月19日 不登校に贈る応援歌(1):踊り場が必要     
12月22日 不登校に贈る応援歌(2):あの人も不登校だった!         
12月23日 不登校に贈る応援歌(3):私もプチ不登校だった!         
12月28日   不登校に贈る応援歌(4):そもそも不登校って?  
2016年1月 9日  不登校に贈る応援歌(5):苦しまずに学校に行かない選択           
1月14日 不登校に贈る応援歌(6):苦しまないでできること           
1月19日 不登校に贈る応援歌(7):不登校に言及した本の紹介            
1月30日 不登校に贈る応援歌(8):「学校に行きたくない」と言われたら・・・・           2月 2日  不登校に贈る応援歌(9):役に立っていると考えられないか?             
2月11日 不登校に贈る応援歌(10):パートで社会性を養う

■不登校・登校しぶりについてYouTubeで15分ほどで学ぶには。こちらを。

「【アドラー心理学】不登校・登校しぶりにどう対応するか」
https://youtu.be/u2A4YDwOv3w

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アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

今日は4つのことをお伝えします。
特に2.は本日の午前中に決断・行動してほしいことです。

1.「自己肯定感を高めるをカウンセリングの目標にしてはならない!」@カウンセリング道場で
2.本日13:00からNHK Eテレ録画を:【ヴィクトール・フランクル】第3回
3.育児・教育情報「nobico(のびこ)」が『【新版】マンガでよくわかる アドラー流子育て』を紹介
4.「この指、止まれ!」のアドラーの『個人心理学の応用』

1.「自己肯定感を高めるをカウンセリングの目標にしてはならない!」@カウンセリング道場で

昨日の午前中は、12名の受講生を迎えてカウンセリング道場の混合コースを開催していました。


(写真提供:たけおめいさん、お一人退出後)

クライアントになった方は「自己肯定感を高めたい」とのニーズを語りましたが、私は即、「カウンセラー役の方は、そのニーズを引き受けない」旨の発言をしました。
「自己肯定感を低く感じてしまう」エピソードを丁寧に聴くのはいいのですが、自己肯定感を高めることそのものを目標にしてはならないのです。
アドラー心理学のカウンセリング目標は、あくまでもクライアントの行動変容です。

写真は「どうせ自分は・・・・」とささやきがちなクライアントの方の代わりの内言の「もう一押し」のシーンです。

2.本日13:00からNHK Eテレ録画を:【ヴィクトール・フランクル】第3回

写真は「【ヴィクトール・フランクル】第3回 ‘人生はあなたに期待している’『夜と霧』著者 ナチス収容所を生き抜いた精神科医が説く空虚感を克服するためのコペルニクス的発想の転換とは?」@こころの時代 | NHKのYouTubeです。
ご関心のあるかたは、10分間ご覧ください。
       👇
https://www.youtube.com/watch?v=FPwQxTWq5hg

そして、本日13:00からのNHK Eテレを録画し、この土日のうちに1時間ご視聴いただきたいのです。
「時間を無駄にした」という思いは絶対に残りません。

3.育児・教育情報「nobico(のびこ)」が『【新版】マンガでよくわかる アドラー流子育て』を紹介

PHP研究所が提供する育児・教育情報「nobico(のびこ)」で『【新版】マンガでよくわかる アドラー流子育て』が紹介されていました。

困難に強い子を育てる親の言葉 アドラー心理学の「勇気づけ」とは?
nobico(のびこ)6/21(金)11:30
       👇
https://topics.smt.docomo.ne.jp/article/phpfamily/
life/phpfamily-20240603114835384

・勇気づけとは?
・勇気づけのセリフ例
・勇気づけで知っておきたい4つのこと

子どもの「かまって」攻撃にイライラ! アドラー流の親の上手な対処法
2024.06.21 11:30
       👇
https://family.php.co.jp/2024/06/21/post_19445/

・子どもの「かまってかまって」がおさまらない!
・こう対応してみて!



4.「この指、止まれ!」のアドラーの『個人心理学の応用』

6月20日配信のメルマガで分かりにくいことがあったので、簡潔にお伝えします。
下記のようなフォーマットで、7月号のニュースレター掲載文を含めて(【前回までのあらすじ】を除く)文章をコピペしてヒューマン・ギルド(info@hgld.co.jp)に感想を添えてWordでお送りください。

*********************
「優越性と共同体感覚-アドラーの伝記」
アルフレッド・アドラー著、ハインツ&ロウェナ・アンスバッハー編、岩井俊憲&永藤かおる訳

3月号No.57 『個人心理学の応用』
       (1)成人教育について

4月号No.58 (2)学校改革―その1

5月号No.59 (2)学校改革 その2

6月号No.60  (3)教師のトレーニング

7月号No.61  (4)児童相談クリニック
*********************

参考までに、メルマガに書いていたことは、次のとおりです。

NHK連続テレビ小説「虎に翼」を観ていると、戦後の日本の荒廃状況の中で家庭裁判所が創設され、寅子が活躍していく状況は、第一次世界大戦後のアドラーのウィーンでの貢献を連想させます。今後の日本の教育に示唆するところが大きいとも言えます。

そこで、志のある方は、ニュースレターの「優越性と共同体感覚-アドラーの伝記」のNo.57(3月号)からNo.61(7月号)までを【前回までのあらすじ】を除いて、第一次大戦後の10年間、アドラーをはじめとするウィーンの個人心理学者たちが多くの物質的な困難にも関わらず、特に(1)成人教育(2)学校改革(3)教師のトレーニング(4)児童相談クリニック、について顕著な足跡を残したことについてまとめてくださいませんか?

※No.(連番)については、重複があったことをお詫び、訂正いたします。
ご応募いただいた方には、ヒューマン・ギルドのWebsiteの「News」欄に協力者としてお名前を記載させていただきます。
指に止まることで勉強になりますよ。

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アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日は半年ぶりにエアコンのフィルター掃除をしました。このように日常生活においてルーティーンを取り戻そうとしています。

今日は3つのことをお伝えします。

1.第87期ドラカウンセラー養成講座4日目のこと
2. 3つを結びつけて見える日本の教育の未来像
3.メルマガに書いた「この指、止まれ!」について

1.第87期ドラカウンセラー養成講座4日目のこと

昨日は第87期アドラカウンセラー養成講座4日目を行い、メインとしてカウンセリングのデモンストレーションとある受講生のライフスタイルの読み取りの前半部分を行いました。


(写真提供:サポート役兼受講者の野口久美子さん)

みんな熱心に食らいついてくれました。
この方の世界像のポジティブな側面が読み取れました。

この方の発想の原点にあるのは、「たとえ・・・・だとしても」ー英語で言うと”Even if"ーです。客観的には辛いしんどい状況があったとしても、この方のポジティブに転換する素養は並大抵なものではないことが窺えました。

2. 3つを結びつけて見える日本の教育の未来像

最近3つのことに関心を持っています。

1つは、NHK連続テレビ小説「虎と翼」のことです。
戦後の荒廃期に家庭裁判所の設立・運営に邁進する寅子や仲間たちにの姿にアドラーが第一次世界大戦後にウィーンを中心として活躍するアドラーたちの姿が重なります。

2つめは、ビクトール・フランクルのことです。
6月16日(日)にNHK Eテレで「シリーズ ヴィクトール・フランクル それでも人生には意味がある(3) 豊かさの中の『空虚』」が放送されました。
明日6月22日(土)午後1:00~2:00に再放送されるので、ご視聴を強くお勧めします。
第二次世界大戦後に世界を襲った「空虚感」に対してフランクルが「人生には意味がある」と主張し続けたことは、今、新たな装いをもって私たちに迫っています。

3つめは、アドラーが中心となって推進した第一次世界大戦後の教育改革についてです。
アドラー心理学を学ぶ私たちは、上の2つのことに絡めつつ何らかの回答を出さなければならないとも言えます。

3.メルマガに書いた「この指、止まれ!」について

詳しいことは、昨日配信のメルマガをお読みいただくとして、2の3つを結びつけると、なんとなく日本のこれからの教育のあり方に必要なことが見えてきます。

「この指、止まれ!」には、何人もの方々からご応募いただきました。
ご質問もありました。

詳しいことは、明日のブログに書きますので、もう1日お待ちください。

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アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

1.昨日は久しぶりにヒューマン・ギルドで家族カウンセリングを行いました。
カウンセリング終えて自分のアイデンティを感じました。

オフィスにいるとメールが入りました。
『マンガでやさしくわかるアドラ心理学 人間関係編』の重版の連絡です。
13刷、1,000部重版で累計29,500部になります。

『マンガでやさしくわかるアドラー心理学人間関係編』は何と来年、ロシアで翻訳・出版されることが決まっています。

著者として微妙な心理ですが、プーチン大統領に届けばいいな、と願っています。

これによって『マンガでやさしくわかるアドラー心理学』のシリーズは3冊の累計が231,500部に達しました。

ここで私は著者としてのアイデンティを感じました。

夕方にはある出版社から月刊誌の巻頭言の執筆依頼が入りました。
とてもうれしくなりました。

私は入院・手術その後の治療によってかなりのものを失いました。
最大の喪失は研修の機会です。
3月から6月まで外部で行う講演・研修の機会はゼロになりました。
オンラインの研修こそやっていますが、リアルでの研修は極めて稀です。
私にとって研修はカウンセリング、執筆と併せてアイデンティの1つです。
そのアイデンティティが崩壊してしまったように感じていました。

例えてみると賽の河原お地蔵さんの気分です。



積んだ石が壊された。
それでもお地蔵さんとして石を積みます。
ひたすら何かを願いながら、祈りを込めて忍耐強く。
リセットし、再創造のつもりで石を積んでいきます、感謝の気持ちを抱きながら。

2.今夜配信メルマガの予告です。

本日の19:00に「双方向性+巻き込みで構築される【学びの共同体】」のタイトルのメルマガが配信されます。

巻頭言の最後に次のような「この指、止まれ!」の呼びかけをしています。
ご関心のある方は、info@hgld.co.jp 宛てにご応募ください。

NHK連続テレビ小説「虎に翼」を観ていると、戦後の日本の荒廃状況の中で家庭裁判所が創設され、寅子が活躍していく状況は、第一次世界大戦後のアドラーのウィーンでの貢献を連想させます。
今後の日本の教育に示唆するところが大きいとも言えます。

そこで、志のある方は、ニュースレターの「優越性と共同体感覚-アドラーの伝記」のNo.57(3月号)からNo.59(7月号)までを【前回までのあらすじ】を除いて、第一次大戦後の10年間、アドラーをはじめとするウィーンの個人心理学者たちが多くの物質的な困難にも関わらず、特に(1)成人教育(2)学校改革(3)教師のトレーニング(4)児童相談クリニック、について顕著な足跡を残したことについてまとめてくださいませんか?

■会員登録・メルマガ登録をお勧めしています。
・会員登録(有料、2年間でたったの3,000円):毎月のニュースレター+月2回のメルマガ、講座の割安、その他さまざまな特典あり。
詳細はこちらから
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アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

左手にハンデを負いながら日常生活を送り、週に2回リハビリ治療を受けている最近、ふと思い出した詩があります。

「ニューヨーク・リハビリテーション研究所の壁に書かれた患者の詩:『病者の祈り』」

大事をなそうとして
力を与えて欲しいと神に求めたのに
慎み深く従順であるようにと
弱さを授かった

より偉大なことができるように
健康を求めたのに
よりよきことができるようにと
病弱を与えられた

幸せになろうとして
富を求めたのに
賢明であるようにと
貧困を授かった

世の人々の賞賛を得ようとして
権力を求めたのに
神の前にひざまずくようにと
弱さを授かった

人生を享受しようと
あらゆるものを求めたのに
あらゆることを喜べるようにと
生命を授かった

求めたものは一つとして与えられなかったが
願いはすべて聞き届けられた
神の意にそわぬ者であるにもかかわらず
心の中の言い表せない祈りはすべてかなえられた

私はあらゆる人の中でもっとも豊かに祝福されたのだ


数十年前にある本で触れ、コピーしてメモ帳に貼っていたことがありました。

私の生活の一部であるこのブログを右手一本で書きながらも、喪失感を中心に、もどかしさ、やるせなさ、悔しさ、腹立たしさ、情けなさを味わうことがあります。
これらの感情を総称すると、アドラー心理学でよく使われる「劣等感」。
その劣等感が舞い散るときが、正直あります。

そんな時、私を勇気づけてくれるのが、最後のフレーズです。

神の意にそわぬ者であるにもかかわらず
心の中の言い表せない祈りはすべてかなえられた
私はあらゆる人の中でもっとも豊かに祝福されたのだ

神に祝福された存在ならば、感謝と共に生きよう。

感性が研ぎ澄まされて、お陰様で小さなことにもありがたさを感じられるようになりつつあります。

大雨の昨日も、家で妻から施してもらった数々のことも、そして上高田ちば整形外科・小児科(http://chiba-cl.net/)での理学療法士の駒木尊裕さんの施術と千葉先生の助言も、留守中の私をフォローしてくれているスタッフの貢献も、メールやメッセンジャーでのやりとりも、ありがたいことばかりでした。

心底、有難うございます。

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アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(6月17日)は、夕食にちょこっと出かけたのを除いて12:30から20:30まで7時間以上ヒューマン・ギルドで過ごしました。
私にとっては「生活のリハビリ」で、戸締りを自分でして、快適な足取りで帰宅しました。

■「生活のリハビリ」に関連して2024年6月11日付けブログ「十分な睡眠と水分、そして断酒:3つのリハビリ概念と共に」でこんなことを書いています。
https://blog.goo.ne.jp/iwai-humanguild/d/20240611

「リハビリ」=「体のリハビリ」+「心のリハビリ」+「生活のリハビリ」

「医学的・心理学的な指導や機能訓練を施し、機能回復・社会復帰をはかる」ためには、心身だけでなく生活面にも変化がもたらされなければならないのです。

ところで、私を快適にしてくれたのは、18:30~20:30に行われたマネジメント・カウンセリング研究会の例会での読書会でした。

テキストは『あなたを変える 行動経済学』(大竹文雄著、東京書籍、1,430円)。

発表者にあらかじめ担当章が割り当てられ、発表をもとに質疑応答・意見交換が展開されます。

「行動経済学」は、思い切った言い方をすれば「経済学+心理学」で、「地政学=地理学+政治学」のように、異質の学問が融合されて、現代の新たな課題に提言力を持つ学問です。

実は私、この会の代表を30年以上務め、このパターンで中小企業診断士の仲間と学び合っています。

私の意図は「マネジメント+カウンセリング」という異質なものの結びつきです。

マネジメント・カウンセリング研究会では、7月から『なぜ、それでも会社は変われないのか』(柴田昌治著、日本経済出版、1,760円)に取り組みます。

著者の柴田昌治氏は、株式会社スコラ・コンサルトの創業者で、20万部超のベストセラー『なぜ会社は変われないのか』を世に問い、日本企業の風土改革に貢献されてきた方です。

ところで、株式会社スコラ・コンサルトで長らくプロセスデザイナー(いわゆるコンサルタント)をお務めの杉本優美子さんをお迎えして8月4日(日)11:00~13:00開催のアドラー心理学ゼミナールで「組織開発・組織風土改革の観点からアドラー心理学を考える」のタイトルでご講演をお願いしています。



確認と申し込み
 会場参加:https://www.hgld.co.jp/plecture/view/1177
 オンライン参加:https://www.hgld.co.jp/plecture/view/1178

トヨタなど自動車メーカーの認証不正が今朝の新聞の第一面を賑わしています。
私の見立てでは、このようなことは組織風土に問題ありです。
「組織開発・組織風土改革」に長年関わってこられた杉本さんから、企業のみならず組織の風土改革についてのご提言をいただけそうです。

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アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(6月16日)は、ヒューマン・ギルドでアドラー心理学ゼミナールとカウンセリング研鑽会を行っていました。

11:00~13:00開催のアドラー心理学ゼミナールでは、池田亜紗さん(学術博士「心理学」、国際基督教大学教育研究所研究員、田園調布学園大学非常勤講師、ヒューマン・ギルド研究員兼講師)が「心の働きと非意識過程」のタイトルで見事な講演をされました。

充実した内容については触れませんが、近くアーカイブ録画配信もいたします。
6月20日配信のメルマガでも触れますので、ご関心のある方はお申込みください。

会場には16名、オンラインでは12名の方々が参加され、活況を呈しました。

池田さんは大学卒業後、メガバンクにご勤務の時からヒューマン・ギルドでいくつかの講座を学ばれ、それがきっかけとなって国際基督教大学の博士前期課程・後期課程に進まれ、この3月に社会心理学で博士号を取得されました。

私にとって池田さんは、まるで娘のような存在で、今後、ヒューマン・ギルドの研究員兼講師としてもご活躍願うことになっています。

その池田さんに三宅美絵子さんを交えてランチから帰ると、永藤かおるさんを講師に14名の受講者をお迎えしてカウンセリング研鑽会が開催されていました。

カウンセリング研鑽会で14名もの受講者を迎えるのは初めてのことです。
これは、永藤かおるさんの創意工夫力の成果です。
私の担当するカウンセリング演習と交互の月の開催ですので、ご関心のある方は、是非ご参加ください。

永藤さんを2011年からヒューマン・ギルドのスタッフとして迎え、講師として私を凌ぐ存在になってくれているのをとてもうれしく感じています。

ほんの少しばかり私も参加しようかな、という思いがありましたが、そのまま家に帰りました。

ここからが私のホンネトークです。

私が講師を務める機会は、3月からめっきり減りました。
研修を行うにもほとんどオンラインです。
入院・手術・治療・リハビリもありましたが、そのことに少しばかりの寂しさ、もどかしさを覚えます。

仕事・研修を含めて私の【居場所】は8割が自宅です。
外部に出かけての研修・打ち合わせは6月末までゼロです。

ここで【アットホーム】の出番です。

【アットホーム(at home)】には、次のような意味があります。

・家にいる
・くつろいでいる
・居場所がある

この【アットホーム】を私に当てはめると、家にいることが圧倒的に多く、左手の障害をさほど意識することもなくくつろいでいて、家を自分の居場所と感じてしまっている私はどうなのか?

移行期でもありますが、私の課題意識のひとつです。

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アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

今日は3つのことについて書きます。

1.アドラー派のカウンセリング=【ライフスタイルの分析】+【カウンセリング・スキル】+【ライフタスクへの活用】
2.明朝 Clubhouse「経営730」にゲスト出演
3.宝島社MOOK『60歳からいつもご機嫌でいるための100のこと』にインタビュー記事

1.アドラー派のカウンセリング=【ライフスタイルの分析】+【カウンセリング・スキル】+【ライフタスクへの活用】

昨日のブログでは、かつてのアドラー心理学の恩師の野田俊作先生(精神科医)の言葉をもとに医師の技量を決めるのは【見立て】+【手当て】+【養生】の3つを念頭に置いておくことだということをお伝えしました。
そのことについて「カウンセラーにとっても同様である」と教えてくれていたことを書きました。

アドラー派のカウンセリングは、【(クライアントの)ライフスタイルの分析】+【(カウンセラーの)カウンセリング・スキル】+【(クライアントの)ライフタスクへの活用】」と言ってもいいかもしれません。

一般のカウンセリングと違って、アドラー心理学の大きな特徴は、【(クライアントの)ライフスタイルの分析】をしながら【(クライアントの)ライフタスクへの活用】」に向けて勇気づけなどの技法を使いながら【(カウンセラーの)カウンセリング・スキル】と言っていいかもしれません。

今日は、これ以上書きませんので、ご関心のある方は【カウンセラー】【カウンセリング】のキーワードでブログの検索機能『Search』でお調べください。

■会場参加型(第88期)カウンセラー養成講座を次のとおり開催します。
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 日程:2024年8月24.25日.9月7.8.21.22日.10月5.6日(土日8日間・会場参加)
 時間:土曜13:30-19:00 日曜10:00-17:30 
 講師:岩井俊憲(ヒューマン・ギルド代表)他
 受講料:154,000円、再受講 会員限定・8日間 88,000円
 詳細確認及びお申し込み:https://www.hgld.co.jp/plecture/view/252

2.明朝 Clubhouse「経営730」にゲスト出演

平野 洋一郎(pina) さん(アステリア株式会社Founder, President & CEO)の主宰するClubhouse「経営730」にゲスト出演します。


「経営730」は、毎朝7:30~配信しているClubhouseのグループで、1,000回記念のイベントに平野さんからお声がけいただきました。
私の出番は、7:50~8:20のうちのどこかです。
どんな展開になるのか、私も楽しみです。

3.宝島社MOOK『60歳からいつもご機嫌でいるための100のこと』にインタビュー記事

宝島社MOOK『60歳からいつもご機嫌でいるための100のこと』に私のインタビュー記事が掲載されます。

こんな概要です。

本のタイトル:『60歳からいつもご機嫌でいるための100のこと』(宝島社 TJ MOOK、税込み759円)
https://www.amazon.co.jp/dp/4299055918

発売日:2024年6月26日
価格:759円(税込)

いつ会ってもご機嫌な人、なぜかいつも不機嫌な人、いませんか? 気分が晴れない、イライラするときに不機嫌のまま過ごすなんて、人生がもったいない! 自分にご褒美をあげたり、好きなことをして嫌な気持ちはスパッと切り離して、心穏やかに過ごすほうがよっぽど有意義です。
「好きなものを食べる」「体を動かす」「気が置けない人とのおしゃべり」「旅に出る」「しっかりと睡眠を取る」など、自分のご機嫌の取り方を紹介。また、機嫌が悪い人と接して、せっかくご機嫌に過ごしているのにトバッチリを受けたときの回復法や距離の取り方も紹介します。
これからの人生をご機嫌で過ごすために、済ませておきたいお金や相続のこと、終活についても解説します。

私の記事は『「嫌いな人」にイライラ。「不機嫌な感情」を頭から消す方法』として2ページにわたって掲載されます。

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