アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリング、コンサルティングを行っています。
アドラー心理学による勇気づけ一筋40年 「勇気の伝道師」   ヒューマン・ギルド岩井俊憲の公式ブログ



おはようございます。アドラー心理に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(12月30日)の私の69歳の誕生日につきましては、ペルグリーノ博士を皮切りにたくさんの方々からメール、フェイスブックのタイムラインとメッセージなどから祝意を賜りありがとうございました。

本来ならば、お一人おひとりにご挨拶をお返ししなければならないところですが、感謝の気持ちを胸にいだき今日からの活力とさせていただきます。

心から感謝申し上げます。

我が家ではタクロウが若者らしいセンスでネクタイをプレゼントしてくれました。

カミさんは、書類整理がすっきりするラックをプレゼント。
お陰様で、長らく積んでいた資料と雑誌がすっきりと収まりました。

夕食は、Mさんからいただいた軍鶏(しゃも)鍋で家族に誕生祝いをしてもらいました。
Mさん、ありがとうございました。



さて、最近、私の周囲の
人たちが言葉や態度でギブする人たちで満ちているように思えてなりません。

今回の誕生祝いメッセージもそうですが、12月23日(金)に開いたヒューマン・ギルドの2016年の忘年会にお越しいただいた方々もまたギブする人たちでした。

この忘年会を「忘年会ワークショップ」として位置づけ、乾杯の前に「該当者を探せ!」ゲームを行ったとき、次の設問の条件を満たす人たちを探し出すのにかなり難儀するだろうと思っていたところ、10分もかからないうちに該当者を探し出してサインをもらった人たちが10人ほどいたので、とても驚きました。

1.ヒューマンギルドの飲み会に初めて参加する人
2.研修講師の職業の人
3.教師を職業とする人(あるいは教員免許を持っている人)
4.嵐のメンバーのフルネームを言える人(要確認)
5.関東地方以外から来た人
6.本を出している人
7.岩井を10年以上前から知っている人
8.1~7に該当する項目がない人
               
(注)1.それぞれの欄で最低一人サインをもらって下さい。二人でも構いません。
     2.1~8の項目を完全に埋めるようにしてください。
   3.一人から2ヶ所にサインをもらってはいけません。

普通ならば、自分が一番乗りしようと思って競争モードに入ることが多いものですが、メンバーの人たちは「あそこに行くと該当者がいるよ」と教え合ったり、該当者を複数でサインしてもらったり、協力的な姿勢が見られました。

私があるセミナーを受講したときに、類似のゲームを行ったときは、ゲームをゲームとして楽しむのではなく、名刺配り/名刺集めのようになってしまって、とても嫌な気分がしたことがありました。
そこに集まった人たちは、「自分にどんなメリットが得られるか」の関心が強く、協力的な姿勢は見られませんでした。

テイクを求めて場に参加する人たちは、短期的な成果が得られるかしれませんが、長期的には、仲間たちから疎んじられることが多いようです。

◆「ギブする人 VS.テイクする人」と似たような話を次のブログに書いています。
ご参照のほど。          
                
2016年11月19日付けブログ 地獄と天国の食事風景:アドラー心理学を伝える際に有益な寓話

<お目休めコーナー> 12月の花(23)

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おはようございます。アドラー心理に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

年末・年始の休みに入ってゆったりしています。

今年は、あまり根を詰めずに河合隼雄氏の本を次から次へと読んでいます。

比較的最近読んだ本で、「カウンセラー/セラピストならこのくらいは知っておいてほしい」という内容が込められた本が『人の心はどこまでわかるか』(講談社+α新書、740円+税)。

人の心はどこまでわかるか
(講談社+α新書)
河合 隼雄
講談社

心理療法家として活躍している人からの質問に河合氏が答えるかたちの本なので、カウンセリング/心理療法に関わる人ならわきまえておかなければならないないようが書かれています。

「先生(河合氏のこと)が現在のような面接がおできになるようになったのは、いつごろからですか?」の質問に対しての答えにびっくりさせられます。

「私がいまのようなかたちで面接できるようになったのは、やはり50代後半になってからでしょうか?」とさりげなく答えています。

河合氏がアメリカ留学したのが30歳前のことですから、なんとカウンセリング/心理療法に本格的に関わるようになってから30年経って、ということになります。

「私の心理療法の考えは中国古代の思想家、老子と重なるところが大きいです」と書いている河合氏は、謙虚にも、次のようなことを書いています。

「私は、自分の仕事のことをよく、『何もしないことに全力をあげる』と表現します。
つまり、doingではなく、 beingが大切だといいうことです。
心理療法の根本は、『そこにいる』ことであって、これができるようになったら、はじめて自分の心理療法は完成したと言えるのだと思っています。それができないから、いつも自分の心理療法家としての資質に疑問を感じてしまうのです」

この他にも下記の言葉が散りばめられていて、カウンセラー/セラピスト、あるいはそれらを志す人にはハッとさせられる言葉がオンパレードです。

・「『自分はだめじゃないか』という気持ちをもっていないと、進歩がありません。私はいま臨床心理関係のほかにいろいろな仕事をしていますが、それでも臨床をやめる気がないのは、ここでやめたら自分に進歩がなくなり、あとは堕落するだけだと思うからです。
『自分はだめじゃないか』という思いがしなくなったら、それはほんとうにだめになった証拠です」

・「正しい訓練を受けてこなかったから無理もないのですが、父性の出し方を勘違いして、暴力的に振る舞う人がいますが、それは輝く父性ではなく、粗野というものです」

・「何度も自分の資質に懐疑的になることはあっても、一本の筋だけはずっと通っているもので、私の場合、それはユングの理論です。これまでにも、壁にぶち当たることはあっても、『もうユングではやっていけないのではないか』と思ったことはありません」

私は「『もうアドラーではやっていけないのではないか』と思ったことはありません」という立場の人間ですが、これはアドラー心理学の奥深さと、ペルグリーノ博士という良き師を持っていることのお陰です。

それでもなお、他派からも学ぶ謙虚さを持ち続けていたいものです。

『人の心はどこまでわかるか』
は、読んだ人が謙虚になれる本です。

<お目休めコーナー>12月の花(22)

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今日は。アドラー心理に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

この時間の更新です。

『お金の不安が消える アドラー流家計管理』(岩井美弥子著、1,200円+税、キノブックス)が書店でも並ぶようになりました。

教文堂市ヶ谷店にも「財テク・マネー」コーナーにありました。

 

お金の不安が消える アドラー流家計管理
岩井美弥子
キノブックス

 

大西 勝士さん(フェイスブック、ブログ かつにっき)が大西さんらしいきっちりとした読み方でブログで 家計の把握という基本があってはじめて節約は有効になる:〔書評〕お金の不安が消えるアドラー流家計管理 by岩井美弥子 として書評を書いてくださっています。

大西さん、ありがとうございました。
家計管理は正月からスタートすると効果抜群です。
この本をお役立てください。

◆12月23日のブログ え、うちのカミさんが著者に?!(最終回):『アドラー流家計管理』に書かれたこと、書かれなかったこと の後半にこの本にカミさんが書ききれなかったことが書いてあります。


ところで、年末にアマゾンから3冊の本が届きました。

そのうちの1冊がこの本。

『英語でたのしむアドラー心理学』(小池 直己、PHP文庫、640円+税)

英語でたのしむ
「アドラー心理学」 (PHP文庫)
小池 直己
PHP研究所

著者の小池氏は、英語の専門家ですが、大学院時代の専攻は心理学。

アドラーの紹介をしながら的外れなことを書いている人が多いのですが、アドラーの3つの原典をもとに対訳を試み、解説も正確です。

日本語でアドラーを読むのとは違った味わいのある本です。

しっかり読み込んでからもう一度紹介しますが、とりあえず。

<お目休めコーナー>12月の花(21)

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おはようございます。アドラー心理に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(12月27日)のビッグ・イベントは「2017伝説の忘年会」でした。

16:45にヒューマン・ギルドに4人が集い、忘年会のプレ・セッションが行われました。

 

左からお名前と専門分野を

木村 孝さん 株式会社 ヒューマックス 代表取締役 エニアグラム

荒金雅子さん 株式会社 クオリア 代表取締役社長 ダイバーシティ
 
阿井 優子さん 株式会社 プラスアイ 代表取締役 アンガ―マネジメント
  
岩井俊憲 有限会社 ヒューマン・ギルド 代表取締役 アドラー心理学


それぞれ自己紹介後、3人から質問や意見が交わされました。

18:15からヒューマン・ギルドの斜め前の SOPRA ACQUA (ソプラアクア)の場所を移して正式な忘年会。

この日は木村さんの66回目の誕生日。

SOPRA ACQUA (ソプラアクア)では、粋な計らいをしてくれました。

シャンペンで乾杯。
皆さん、結構お酒の行ける人たちでした。

ここでは、ホンネトークの場。

名前を聞いたことがある人の意外な側面が語られました。

語っても語っても語りつくせず、SOPRA ACQUA (ソプラアクア)の前のタイ料理店 HANUMAN'S NINE 9 で語りに語り、いつしか時計は23:00を刻んでいました。

 

こんな伝説の忘年会は、何年続けてもやめられない、とあらためて思いました。

なお、詳しい話の内容は、おいおいお伝えします。

今までの8年間は、新しい年から次のとおりです。
是非、ご覧ください。

2015年12月30日付ブログ 2015伝説の忘年会

2014年12月29日付ブログ SMILEリーダー養成講座 + 伝説の忘年会
2013年12月29日付ブログ 2013伝説の忘年会
2012年12月30日付ブログ 伝説の忘年会
2011年12月30日付ブログ 銀座「野ざわ」で忘年会
2010年12月30日付ブログ プレゼント、忘年会、誕生日
2009年12月30日付ブログ 忘年会、望年会、そして誕生祝い
2008年12月30日付ブログ
 てっぺんで感動の忘年会

<お目休めコーナー>12月の花(20)

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おはようございます。アドラー心理に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

年末になると、日本のあちこちでベートーヴェンの第9交響曲「合唱付き」が演奏されます。

こんなにことさら1つの交響曲が演奏される国は、日本が一番だそうですが、なぜこれほどまでに日本人に愛好されるのでしょうか?

私は、次の2つの理由があるのだと言われています。

1.ベートーヴェンの最後の交響曲だから

2.合唱として「歓喜の歌」でフィナーレを迎えるから

第9交響曲「合唱付き」は、ベートーヴェンが前作の交響曲第8番(1812年)から12年後の1824年に作曲・上演されています。

ベートーヴェンが交響曲第1番を作曲したのが1800年。
それから第8番(1812年)の作曲を終えるまで12年だったのが、その後は12年の空白期間を経て1824年に第9交響曲「合唱付き」を完成、ウィーンで初演を果たします。

その日の様子と、そこまでに至るベートーヴェンの生涯を主にロマン・ロランの本をもとに「劣等性/劣等感とその補償/創造力の発揮」の物語としてたどってみることにしましょう。

なお、私が持っているのは
『苦悩の英雄ベートーヴェンの生涯』(新庄嘉章訳、角川文庫、絶版)ですが、『ベートーヴェンの生涯』 (片山 敏彦訳、岩波文庫、670円)なら今でも手に入るようです。

ベートーヴェンの生涯 (岩波文庫)
片山 敏彦
岩波書店

ベートーヴェンが1824年5月7日、第9交響曲「合唱付き」を指揮したとき(と言うよりむしろ、プログラムに書いてあるとおり、《演奏の指導に参加したとき》彼に拍手喝采を浴びせた満場の大騒ぎが彼の耳には全然聞こえませんでした。

女性歌手の一人が、彼の手を取って、彼を聴衆の方へ向けるまで、彼は全然そんなことは思っていなかったのです。

彼は突然、立ち上がった聴衆が、帽子を振り、両手を叩いているのを見たのでした。

ベートーヴェンは、作曲家としてこれから本格的に認められる26歳の1796年から耳の病気が始まり、ロマン・ロランの言葉を借りれば、「ベートーヴェンの全作品は耳の聞こえないベートーヴェンの作品」ということになります。
ベートーヴェンよりもちょうど100年後に生まれ、彼の110年後にこの世を去ったアドラーの言葉を借りれば「器官劣等性」のベートーヴェンの最後の交響曲が第9交響曲「合唱付き」だということになります。

ベートーヴェンは31歳の時、友人の医師のヴェーゲラーへの手紙にと強い劣等感を告白しています。

「ぼくはみじめな生活を送っている。2年以来、ぼくはあらゆる人の集まりを避けている。なぜって、ぼくは人々と話すことができないからだ。・・・ぼくの仕事では、これは恐ろしい状態だ。・・・・・・もしできることなら、ぼくはこの運命に挑みたい。だが、時として、自分は神の造りたもうたももののうちで一番惨めなものだと思われることがあるのだ」

聴覚を失う恐怖と戦いながら、人間を遠ざけ、自然と親しみながら内省を深め続けていたベートーヴェンは、その頃から次々と作品を生み出します。
1815年の35歳以降は、他人とのやり取りを筆談に頼るほかなくなっても、です。

ロマン・ロランは、そんなベートーヴェンの作曲活動を次のように表現しています。

「魂はぜひとも歓喜を必要とするので、歓喜を持っていないときには、それを創り出さねばならない。現在があまりにも残酷な時には、魂は過去に生きる。かつてあった幸福な日々は、一挙に消えるものではない。その輝きは、それらの日々がもはやなくなってしまってからもなお続いている」

 「苦悩を通って歓喜へ」と象徴されるベートーヴェンの生涯は、アドラー心理学の言葉で表現すると「劣等性/劣等感とその補償/創造力の発揮」の物語であり、だからこそ年末に1年を、そして今までの苦悩やトラブルを歓喜で終えようと、第9交響曲「合唱付き」で自分自身を肯定し、人々とつながり合おうとしているのです。

第9交響曲「合唱付き」の歌詞の

抱き合おう、いく百万の人々よ!
この口づけを世界中に!
兄弟よ! 星空の天幕のかなたに
愛する父(神)は、必ずや、おられるのだ。
(野本 由紀夫訳)

にその意味を見出すことができます。
「ベートーヴェン 画像」の画像検索結果

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おはようございます。アドラー心理に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(12月25日)はクリスマスの日。

カミさんと一緒に渋谷に出かけました。

15:00~ Bunkamura オーチャードホールで開かれる 東京フィルハーモニー交響楽団

ベートーヴェン『第九』特別演奏会

を聴きに行くためでした。

指揮:アヌ・タリ。
エストニア出身の女性指揮者です。

現存している日本最古のオーケストラである東京フィルハーモニー交響楽団 の持ち味を存分に引き出していました。

また、ソプラノ、アルト、テノール、バリトンの歌手、合唱の東京オペラシンガーズは、鍛え抜かれた実力をいかんなく発揮してくれました。

ソプラノ:小川里美
アルト: 向野由美子
テノール:宮里直樹
バリトン:上江隼人
合唱:東京オペラシンガーズ

私が東京にたくさんあるオーケストラの中で 東京フィルハーモニー交響楽団 の演奏を一番多く聴いている理由は2つあります。

(1)東京フィルの「フレンズ会員」に入っていること、それ以上に
(2)大学時代からの友人のご次男の依田真宣さんがコンサートマスターに就いていること

です。

私たち夫婦は、秘かに依田真宣さんを2008年から追いかけています。
依田さんは、この日はコンマスを他者に譲り、その隣でヴァイオリンを弾いていました。

◆参考:2008年5月13日付けブログ 5月の身辺雑記(2)「依田真宣コンサート」

依田真宣 ヴァイオリン・リサイタル が2017/1/17(火)19:00~   東京オペラシティ リサイタルホール で開かれます(チケット3,000円)。

コンサートが終わっても私たちはBunkamura付近を去りがたく、東急デパート内の紀伊国屋/MARUZENに行きました。

「暮らしの知恵」コーナーに『お金の不安が消えるアドラー流家計管理』(岩井美弥子著、キノブックス、1,200円+税)を見つけました。

私の本は、場所数か所に16種類ほどありました。

Bunkamuraに戻り、地下1階の LES DEUX MAGOTS PARIS(ドゥ マゴ パリ)でディナー。

その模様は カミさんのブログ で。

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おはようございます。アドラー心理に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(12月24日)、私に関わりのある2つの雑誌が発売されました。

『BIGtomorrow』(2月号、青春出版社、620円+税)と『衆知』(1-2月号、PHP研究所、1,000円+税)です。

 

『BIGtomorrow』では、【強運の法則】 のパートで

●心理学、統計学、易経から見たツキの法則とは?
2017年「運」を自分に引き寄せるプラス思考行動術

で、運とツキが向いてくる人の絶対法則を次の5つのポイントで語っています。

POINT1 自己決定性が高い
POINT2 共同体感覚がある
POINT3 「目的論」で考える
POINT4 「認知のゆがみ」が少ない
POINT5 「勇気づけ」ができる

 『BIGtomorrow』は、若者(主に男性)向きの代表的な月刊誌です。

アドラー心理学がヤングに届くのが楽しみです。

『松下幸之助塾』からリニューアルされて、今年の5ー6月号から『衆知』は、PHP研究所 が力を入れている経営者・管理者向けの隔月刊の雑誌です。

今号は「『おもてなし』の真髄」特集で、植木理恵さん(心理学者、臨床心理士)が新たに執筆陣に加わりました。

職場で活かす! 上司と部下のストレス・マネジメント術
発想を変えてストレスを味方に

を書いています。

私は「Business Skill Review」コーナーで

思考と行動を変える 実践! アドラー心理学
リーダーシップに勇気づけを(1)

を書いています。

5回目の連載になります。

このように、アドラー心理学がさまざまな年齢層に届くのが楽しみです。

<お目休めコーナー>12月の花(19)

 

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今日は。アドラー心理に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。
遅い時間の更新になりました。

昨日(12月23日)のヒューマン・ギルドのイベントには、たくさんの方々にご参加いただきました。

11:00~13:00に開かれた アドラー心理学ゼミナール

タクシー後部座席は人間模様のパラダイス

のタイトルで某社タクシー・ドライバーの 篠崎 広樹さん を講師として、篠崎さんがタクシーのハンドルを握りつつ、日々後部座席で繰り広げられる人間模様を観察、その結論として「人間、みんな同じだ!」と思えたことなど、お話しいただきました。

「一流」と「一般」の違いなどをさりげなく話され、運転手として特に怖いのは「ゲロリスト」だと印象づけながら、子ども時代の「いじめ」を含めたさまざまな体験から現在に及び、「ゲロリストは自分だった」との認識を披露、最後は「人に相談できるか? or 人から相談されるか?」と篠崎さんらしい観察眼で結びました。

◎今後のアドラー心理学ゼミナール は次のとおりです。
時間:11:00~13:00
会場:ヒューマン・ギルド研修室
料金:各回 2,160円(税込み) 当日会場でお支払い下さい。

◆「アドラー心理学によるトラウマ研究」2017年1/29(日)
 講師:長谷 沼紀子 氏(アドラー・カウンセラー、SMILEリーダー、ELM勇気づけトレーナー、武蔵野大学 大学院 通信教育学部在学中) 

◆「文恵絵セラピー」2017年3/20(月・祝)
 講師:浅香(武田)文恵 氏(カウンセリングアートセラピスト、ELM勇気付けリーダー他)

◆「男女の性質の違いを知る」2017年4/23(日)
 講師:安西 光 氏(3DCGデザイナー、ELM勇気づけトレーナー)


14:00~17:00開催の カウンセリング演習 には、28名の方々にご参加いただきました。

 
そして、最大のイベントは2016年の忘年会。

香港酒家で17:30から45名が集って開催。
なお、写真は主にカミさんの撮影。
その他に 野口勢津子さん佐藤泰三さん のフェイスブックからお借りしました。

変なカツラを被ってお迎えする人たちがいました。


(目次 心さん)


(右は目次(朝倉)香里さん)

伊藤かよこさん (写真中央)はサンタさんの服装で。

私は冒頭、数人単位でおしゃべりして帰るような飲み会でなく、「忘年会ワークショップ」にすることを宣言、「該当者を探せ!」という自己紹介のツールを使いました。

本の表紙を缶バッチ風にし、その裏がミラーの、3つゲットすると夢が叶うと言われる「フォーチュン・ミラー」(私の命名、小倉 広さん プロデュース)を仕掛けに使いました。



参加者全員にマイクを持ってもらうことを配慮していました。

乾杯のご発声は井上海明さん。

今年結婚した目次夫妻からご挨拶。

それからしばらくは、グループ単位で盛り上がっていました。

くじ引きで席を決めたので、初対面の人とご一緒します。

その後は、席が入り乱れての交歓。

「フォーチュン・ミラー」をゲットしていた2人でじゃんけん決戦。

森本 晃代さん が見事栄冠を勝ち取りました。


 

ヒューマン・ギルドの講座で使える回数券をゲットされました。

ご参加の方々には十分お楽しみいただいたと思うのですが、いかがでしょうか?

<お目休めコーナー> <お目休めコーナー>12月の花(18)

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おはようございます。アドラー心理に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

『お金の不安が消える アドラー流家計管理』(岩井美弥子、キノブックス、1,200円+税)の感想が出始めています。
その一例をご紹介します。

『いじめ・不登校・虐待から大切なわが子を守る ― いま、お父さん・お母さんにできること』(三恵社、1,600円+税)の著者でもある亀田秀子さん(聖徳大学・十文字学園女子大学 非常勤講師、社会福祉士・精神保健福祉士・学校心理士、子ども相談研究所♪天使のとまり木♪ 主宰、フェイスブックアメブロGooブログ)が ブログで紹介 と共に アマゾンのレビュー をしてくださっています。

お金の不安が消える
アドラー流家計管理
岩井美弥子
キノブックス

これは、カミさんの岩井美弥子が書いた部分をご紹介いただいたものです。

実は私は、書かれた部分の裏側にある部分、書かれていない部分を誰よりも知っている人間です。

この本の第1章には冒頭こんなことが書かれています。

「私が節約をはじめた一番の理由は、我が家の家計に不安を感じていたからでした。・・・(途中略)・・・しかし夫の経営する会社の資金調達がままならなくなり、私の貯金を会社に貸すような事態が起こりました」

カミさんは、積立預金をコツコツとやっていました。

せっかく積み立てた預金を崩すのは、数度でした。

ある時は、息子の高校時代(今から10年ほど前)、彼名義の積立預金を取り崩すために、本人でなければできないため、授業が終わって部活が始まる合間に銀行にカミさんと一緒に行ってもらったこともありました。

そのことに愚痴を言うこともなかったので、実家の両親を含めて誰も知りませんでした。

カミさんと結婚して27年になりますが、贅沢とは無縁でした。

我が家ではマイカーを持っていません。

ブランド物を身につけません。

カミさんは宝石類をほしがりません。

なぜ?

もともと華美な生活に価値観を抱いていなかったし、経済的にもできなかったのです。

なぜ、できなく、したくもなかったのか?

ヒューマン・ギルドと我が家は一体不可分だったからです。

数度の経営危機を乗り越えるために、私たちにとって、どんなことがあってもコツコツと築き上げてきたヒューマン・ギルドを存続させることが夫婦共通のミッションだったからです。

妻の家計管理は、企業の存続のために、家庭の経営のために欠かせない役割を占めていたのです。

原稿段階でこのことに触れてもいましたが、実用書であるため編集段階でやむなくカットされました。

最後に、次のことを書いて、今朝のブログを終えることにします。

カミさんは、私に意見を求めることはあっても、この本の監修を依頼しなかったし、原稿段階で私に見せることもしませんでした(もちろん私も見ようとしませんでした)。

昨夕、カミさんと語りながらそのホンネを聞き出しました。

ひと言。「依存してしまいそうだったから」

『お金の不安が消える アドラー流家計管理』を世に出す過程で、カミさんは、経済的自立に近づき、精神的な自立を果たしたのです。

そのことは、第5章の「失敗してもいいと思えたのは、アドラー心理学があったから」にこの本の重要なマインドセットとして書かれています。

家計管理のハウツー本とは違っているのは、夫婦共通のアドラー心理学で生きることと、この本の中に宿る「魂」なのです。

その背後を是非、読み取っていただきたいと思います。

私は、この本執筆に至るプロセスと現在の結果の両面からカミさんに心からの感謝と祝福の言葉を伝えたいと思います。

ありがとう そして おめでとう!

<お目休めコーナー> 12月のツリー

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おはようございます。アドラー心理に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(12月21日)の午後は、カミさん、義母と一緒にユナイテッド・シネマとしまえんで 映画『海賊とよばれた男』を観てきました。

主役の岡田准一が国岡鐵造役として27歳から96歳までを見事に演じ切りました。

岡田准一は、大河ドラマの『官兵衛』の官兵衛役をこなし、映画『永遠の0』で日本アカデミー主演男優賞を獲得していますが、それら以上に演技力を増したと思います。

周囲の反対を押し切る気迫は、並大抵な演技ではありませんでした。

また、脇役の吉岡秀隆、堤 真一、小林 薫、鈴木亮平、綾瀬はるかなどの一流の俳優を配して、監督の山崎 貴(『ALWAYS三丁目の夕日』『永遠の0』などの監督)が妥協のない男の世界を描き切っていました。

百田尚樹の原作『海賊とよばれた男』(講談社文庫)に多くは忠実(「人間尊重」の精神)でありながら、綾瀬はるかが演じた別れた妻の意外な思いを入れたラストに近いシーン(原作にはない)は、涙なしには見れませんでした。

強くお勧めします。

◆原作の紹介については、下記をご参照ください。

2015年6月2日付けブログ 本の紹介:『海賊とよばれた男 上下』

<お目休めコーナー>


(リーガロイヤルホテル東京にて)


(豊島園の夕べ)

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おはようございます。アドラー心理に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

今週の月曜日、火曜日は、珍しくオフィスに5人のスタッフが揃っていました。
そのオフィスでの昨日午後の一幕。

「岩井さん、ちょっといいですか」

と竹内さんが私に声をかけたとき、ちょうど電話が鳴りました。

いつもは、一番早く電話に出る竹内さんの

「誰か電話に出てくれませんか」

の声に応えてすぐに電話に出た人がいます。
その人の第一声は

「はい、岩井です」

私が電話に出てしまったのです。
しかもヒューマン・ギルドでなく「岩井」と名乗って。


さて、岩井美弥子著の『お金の不安が消える アドラー流家計管理』キノブックス、1,200円+税)がアマゾンや一般書店に続々入荷しているようです。

お金の不安が消える
アドラー流家計管理
岩井美弥子
キノブックス

キノブックス では「特設サイトはこちら」で家計簿より簡単な「1枚でずっと家計管理ができるシート」の無料ダウンロードを可能にしています。



もうすでにこの本を読まれた方は、フェイスブックやブログなどでシェアをよろしくお願いします。
アマゾン・レビューもね。

ところで、これからが本番です。

青春出版社 の月刊 BIGtomorrow(ビッグ・トゥモロウ)の2017年2月号(発売は12月24日(土)、定価670円(本体620円))に私の取材記事が冒頭部分の3ページにわたって掲載されます。

2017年1月号 No.439
(1月号の表紙)

 ★2017年「運」を自分に引き寄せるプラス思考行動術
~心理学、統計学、易学から見たツキの法則とは?

の中で「行動し、人と会うことで運は開ける!」「運とツキが向いてくる人の絶対法則」などを語っています。

20代―30台に人気の月刊 BIGtomorrow を通じて、アドラー心理学が若者に届くことが楽しみです。

 <お目休めコーナー>12月の花(17)

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おはようございます。アドラー心理に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

今年の12月は、私にとってストレスが極めて少ない月です。

その理由は、土日を含めてたっぷり休みを取れていることです。

企業・行政機関の研修もできるだけ他の2人の講師に委任しているため、私を指名してきた研修・講演しか引き受けないポリシーが徹底しています。

昨日(12月19日)も営業会議・全体会議を行い、有能かつ人柄のよいスタッフに囲まれていることをしみじみと感じました。
私の「ベスト・チーム」です。

ふと2年前を振り返ってみたら、体調を崩したり、12月7日(日)15:35~17:25にテレビ朝日で私が出演した 関ジャニの仕分け∞スペシャルサンデー『心の健康仕分け』 が放送されたりしたこともあって、激動の12月を過ごしていました。

それでいて、会社の業績は2年前をかなり上回り、ヒューマン・ギルドの歴史上最高の昨年度と並ぶ推移で進んでいます。
これも法人事業部門の貢献によるものです。

そんな中、日本能率協会マネジメントセンターの久保田さんから重版のお知らせが入りました。

●『マンガでやさしくわかるアドラー心理学』 28刷 
●『マンガでやさしくわかるアドラー心理学 人間関係編』 8刷 

マンガでやさしくわかるアドラー心理学
岩井俊憲著、
星井 博文,深森あき マンガ
日本能率協会マネジメントセンター
マンガでやさしくわかるアドラー心理学
人間関係編

岩井俊憲著、
星井 博文,サノマリナ マンガ

日本能率協会マネジメントセンター

『マンガでやさしくわかるアドラー心理学2実践編』を入れると、シリーズ3冊合計 21万部を超えます。
ありがたいことです。

夜は、18:30~20:00に銀座1丁目の中小企業会館に出かけ、中小企業診断士として 

日本経済の展望
~2020年に向けての課題

の勉強をしてきました。

 講師は、(株)第一生命経済研究所調査部 主席エコノミストの 熊野英生氏。

データを駆使したわかりやすい講演でした。

 ゆとりを持って学べる幸せを感じました。


(銀座1丁目の夕べ)

<お目休めコーナー>12月の花(16)

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おはようございます。アドラー心理に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

土日の12月17日、18日は 今年最後の  アドラー心理学ベーシック・コース の後半3日目、4日目を行っていました。

補講、再受講の方を含めて18名が修了しました(1名は撮影担当)。

最後は、3人一組の勇気づけのメッセージを込めた修了証の授与と、一人ひとりの感想発表で終わりました。

メンバーが私の把握できる範囲で、講師と受講者の相互関係もOK、受講者相互間のダイナミクスが絶妙でした。

内容は、理論面では次の4つでした。

(1)よい人間関係
(2)共同体感覚
(3)教育に生かすアドラー心理学
(4)勇気づけ

 土曜日は、演習として図形を使った「協力ゲーム」を入れました。

グループのメンバーの共感力が問われます。

 自分にしか関心を持っていないと、目標に到達しません。

共感力に満ち、協力の精神の旺盛な受講者たちは、5分足らずで全グループが完成しました。
今までで最高です。

土曜日のもう1つの演習は「あなたを勇気づけた人たち」。

これは、今までいかに多くの人たちに勇気づけされてきたかを学んでいただいたようです。

土曜日は、講座が終わってから16名で懇親会。

一人ひとりの自己紹介の場がありました。
なごやかでした。

日曜日は、ロールプレイを交えながら楽しく展開。

 受講者の食らいつきが見事で、私もふだん話さないことも話し、まさに1つの講座を受講生と創り上げた感がしました。

感想発表の際、ある人が「勇気づけ」の部分での私の展開が「落語を聞いているみたいでした」と言われ、うれしい気分になりました。 

アドラー心理学ベーシック・コース の今後の予定は、次のとおりです。
■東京 土日・平日コース
 講師:2人の講師が半分ずつ担当します。
      岩井俊憲(ヒューマン・ギルド代表)
    永藤かおる(ヒューマン・ギルド研修部長)
 
 日程:2017年2月コース2/11.12.25.26(土日)
 日程:2017年5-6月コース5/20.21.6/3.4(土日)
 時間:土曜 13:30~19:00、日曜 10:00~17:30
  
 日程:2016年1-2月平日コース1/13.27.2/3.17(全・金)
 時間:全日10:00~17:00 

 受講料:
プレミアム会員60,000円(税込み)、一般64,800円(税込み) 
     
再受講 21,600円(再受講はプレミアム会員様限定)。


■会場:ヒューマン・ギルド研修室(東京都新宿区天神町6番地Mビル3階)
  
■大阪コース
 講師:2人の講師が半分ずつ担当します。
    辻本絹代氏(憩いの部屋代表、アドラー・カウンセラー)    
    岩井俊憲(ヒューマン・ギルド代表)
 日程:2017年4/1.2.15.16(土日4日間)
 時間:土曜13:30~19:00 日曜9:30~17:00
 会場:大阪府教育会館「たかつガーデン」(大阪市天王寺区東高津町7番11号)
 受講料:60,000円(税込)
 再受講:21,600円(税込み、4名まででプレミアム会員限定)
 
 なお、アドラー心理学ベーシック・コースについては、こちら から詳細確認およびお申し込みができます。

 <お目休めコーナー>冬景色の夜

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おはようございます。アドラー心理に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

今日、12月17日は、うちのカミさん、岩井美弥子著の『お金の不安が消える アドラー流家計管理』(キノブックス、1,200円+税)のアマゾンはじめ一般書店での発売の日です。

お金の不安が消える
アドラー流家計管理
岩井美弥子
キノブックス

◆出版までのいきさつは、過去の記事をご参照ください。
「え、うちのカミさんが著者に?!」シリーズの計4回です。

第1回目 11月29日 
第2回目 12月4日 
第3回目 12月8日
第4回目 12月13日

年末の東京・神奈川近辺では、本の表紙を缶バッチ風にし、その裏がミラーの、「フォーチュン・ミラー」(私の命名、小倉 広さん プロデュース)を3つゲットすると、幸運が巡ってくるとか、夢が叶うとか騒がしいようです。

 

実は、この3つの「フォーチュン・ミラー」が一度にゲットできる機会があります。

12月23日(金・祝)17:30~開催の「2016年 忘年会」です。
 
当日は、伊藤かよこさん(『人生を変える幸せの腰痛学校』著者)、野口勢津子さん(『 イライラしないママになれる本 子育てがラクになるアドラーの教え』著者)という「フォーチュン・ミラー」の大量の持ち主が参加です。

本をすでにご購入の方、あるいは当日お買い求めの方は「フォーチュン・ミラー」を手にすることができるかもしれません。

当日は、ヒューマン・ギルド秘蔵の本やグッズを大放出して、参加者のほぼ全員にお渡しできるようにします。

必ず事前にご予約下さい。
 
日時:12月23日(金・祝)17:30~ 
会場:香港酒家(ヒューマン・ギルドから徒歩2分)参加費:3,000円(当日集金) 
電話かメールでご予約ください。
電話03-3235-6741 FAX03-3235-6625 メール info@hgld.co.jp

※ご友人などで当社に初めてお越しのお客様をお誘いの場合は、お名前(フルネーム)は必ずご連絡下さい。
※場所がわからない方はヒューマン・ギルドに17:00に集合して、一緒に歩いて行きましょう。
ご友人もお誘い下さい。


さて、これからはフォーチュンではなくハッピーの話です。

『河合隼雄の幸福論』(PHP研究所、1,200円+税)のお勧めです。

河合隼雄の幸福論
河合 隼雄
PHP研究所

私は今年1年で一番読んだのが河合隼雄氏の本です。

今まで読んだことがあったものをもう1回読んだり、新たな本を読んだりしました。

この『河合隼雄の幸福論』は、1993年1月から1997年12月まで「中日新聞」に「しあわせ眼鏡」として連載されていた文章を海鳴社が同じタイトルで出版、それを2014年9月にPHPエディター・グループが復刊したものです。

内容は、河合氏らしく肩に力の入っていない、全体としてほんわかした感じの中に時々ピリッとする味わいが混じった幸福論エッセイです。

ほんわかする部分は、童話や詩がいいタイミングで入っていることです。

その中でも、引用された次の詩には思わず微笑んでしまいました。

しりたいねん     谷口のり子(小学校3年)

あたし
おとうちゃんと
おかあちゃんが
どうしてすきになったか
しりたいねん

それから
みあいか  れんあいか
しりたいねん

それから
どうして  すきになったのに
けんかばっかりしてんのか
しりたいねん


ピリッとする味わいの部分は、悔恨について述べた次の部分が代表例です。

人間が生きるということの背後には実に深い、「悲しみ」とも名づけがたいほどの感情が流れているのではなかろうか。
それは癒し難い傷、ということにかかわるように思う。

そして、最後は、人間の幸せについていろいろな角度から直接、間接に関連するようなことを書いたことを振り返りながら下記のように結んでいます。

幸福ということが、素晴らしく、あるいは輝かしく見えるとしてもそれが深い悲しみにって支えられていない限り、浮ついたものでしかない、ということを強調したい。
恐らく大切なのはそんな悲しみの方なのであろう。


12月にこの本を読んで本当によかったと、浮ついたものでない幸福をとしみじみと感じる私です。

<お目休めコーナー>12月の花(15)

 

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おはようございます。アドラー心理に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(12月15日)の午後は平日開催の カウンセリング演習 の日。

木曜日の午後にも関わらず17名の方々がご参加でした。

うちのカミさんがヒューマン・ギルドにお手伝いに来ていたので、著者の岩井美弥子のサイン入りで『お金の不安が消える アドラー流家計管理』がたくさん売れました。

アマゾンでは17日(土)から販売開始ですが、一部の書店では本日から置かれるところがありそうです。

お金の不安が消える
アドラー流家計管理
岩井美弥子
キノブックス

ところで、ヒューマン・ギルドに関係のある親向けの本がかなりの売れ行きです。

一昨晩、株式会社かんき出版 編集部 谷内 志保さんから『マンガでよくわかる アドラー流子育て』(宮本秀明著、岩井俊憲監修、1,300円+税)が3,000部重版(6刷)のご連絡がありました。

マンガでよくわかるアドラー流子育て

宮本秀明著
岩井俊憲監修

かんき出版

10月末まで産休で、11月から職場復帰された谷内さんは
 
二人目が産まれて、なかなかお兄ちゃんに
手がかけられずにいますが、この本をたまに読んで
「そうだ。そうだ」と思い出して実践しています。

とメールに書いていらっしゃいました。


もう1つの私の監修本『イライラしないママになれる本』(野口勢津子著、岩井俊憲監修、1,300円+税)も順調に売れています。

イライラしないママになれる本
子育てがラクになるアドラーの教え
野口勢津子著,岩井俊憲監修
秀和システム

こちらは8刷に達しています。

『親と子のアドラー心理学』(キノブックス、1,300円+税)も順調な売れ行きを示しています。

親と子のアドラー心理学 
勇気づけて共に育つ
岩井俊憲
キノブックス

また、『親と子のアドラー心理学』から美弥子の育児日記を抜き、簡略化した内容に図解を豊富に入れた、入門書であるさんから『図でわかる 親と子のアドラー心理学』(岩井俊憲監修、925円+税)にもキノブックスは力を入れてくれています。

図でわかる 親と子のアドラー心理学
岩井 俊憲
キノブックス

アドラー心理学で「子育て」分野も激戦区ですが、ご紹介の本で重要な位置を示しています。

<お目休めコーナー>12月の花(14)

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