おはようございます。アドラー心理に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。
昨日(12月30日)の私の69歳の誕生日につきましては、ペルグリーノ博士を皮切りにたくさんの方々からメール、フェイスブックのタイムラインとメッセージなどから祝意を賜りありがとうございました。
本来ならば、お一人おひとりにご挨拶をお返ししなければならないところですが、感謝の気持ちを胸にいだき今日からの活力とさせていただきます。
心から感謝申し上げます。
我が家ではタクロウが若者らしいセンスでネクタイをプレゼントしてくれました。

カミさんは、書類整理がすっきりするラックをプレゼント。
お陰様で、長らく積んでいた資料と雑誌がすっきりと収まりました。
夕食は、Mさんからいただいた軍鶏(しゃも)鍋で家族に誕生祝いをしてもらいました。
Mさん、ありがとうございました。

さて、最近、私の周囲の人たちが言葉や態度でギブする人たちで満ちているように思えてなりません。
今回の誕生祝いメッセージもそうですが、12月23日(金)に開いたヒューマン・ギルドの2016年の忘年会にお越しいただいた方々もまたギブする人たちでした。
この忘年会を「忘年会ワークショップ」として位置づけ、乾杯の前に「該当者を探せ!」ゲームを行ったとき、次の設問の条件を満たす人たちを探し出すのにかなり難儀するだろうと思っていたところ、10分もかからないうちに該当者を探し出してサインをもらった人たちが10人ほどいたので、とても驚きました。
1.ヒューマンギルドの飲み会に初めて参加する人
2.研修講師の職業の人
3.教師を職業とする人(あるいは教員免許を持っている人)
4.嵐のメンバーのフルネームを言える人(要確認)
5.関東地方以外から来た人
6.本を出している人
7.岩井を10年以上前から知っている人
8.1~7に該当する項目がない人
(注)1.それぞれの欄で最低一人サインをもらって下さい。二人でも構いません。
2.1~8の項目を完全に埋めるようにしてください。
3.一人から2ヶ所にサインをもらってはいけません。
普通ならば、自分が一番乗りしようと思って競争モードに入ることが多いものですが、メンバーの人たちは「あそこに行くと該当者がいるよ」と教え合ったり、該当者を複数でサインしてもらったり、協力的な姿勢が見られました。
私があるセミナーを受講したときに、類似のゲームを行ったときは、ゲームをゲームとして楽しむのではなく、名刺配り/名刺集めのようになってしまって、とても嫌な気分がしたことがありました。
そこに集まった人たちは、「自分にどんなメリットが得られるか」の関心が強く、協力的な姿勢は見られませんでした。
テイクを求めて場に参加する人たちは、短期的な成果が得られるかしれませんが、長期的には、仲間たちから疎んじられることが多いようです。
◆「ギブする人 VS.テイクする人」と似たような話を次のブログに書いています。
ご参照のほど。
2016年11月19日付けブログ 地獄と天国の食事風景:アドラー心理学を伝える際に有益な寓話
<お目休めコーナー> 12月の花(23)
