おはようございます。ヒューマン・ギルドの岩井俊憲です。
昨晩は、6時から9時近くまで大手町サンケイプラザで開催された明日香出版社主催の「2009年度 第18回明日香出版社著者大会」に参加してきました。
私が同社から『ものの言い方ひとつで自分も周りも幸せになる大人の心理術』という本を出しているご縁でお招きいただきました。
この著者大会がメチャ面白かったです。
まずは、30歳代の石野栄一社長によるご挨拶。
出版業界が2兆円割れ必至の状況で、
増収を続ける同社の「変化が常態」のスローガンをもとに
「変化を嫌う出版社がある限り明日香出版社に勝算あり」と
「変化力」を訴えておられました。
それに続いて、たちまち5万部以上を売り上げた2人の著者による対談。
『あたりまえだけどなかなかできない 33歳のルール』(56,000部)の小倉広氏(44歳)
『残業ゼロ! 仕事が3倍速くなるダンドリ仕事術』(50,000部)の吉山勇樹氏(28歳)
お2人の対談からは、次の3つのことが参考になりました。
1.本を書く際には、ターゲットを絞ることが大切
(小倉氏の場合は、30歳代ではなく「33歳」、吉山氏の場合は、ビジネス初心者としたこと)
2.内容は、高度のことでなく「頭が悪い」と思っている人でも手に取りたくなる本であること
3.「ワーク・ライフ・バランス」とは言うものの、「ライフ」が最優先、その次が「ワーク」
それから2万部以上を突破した著者の表彰
トップは、『雑談力』の著者、武藤清栄氏(東京メンタルヘルス所長)。85,000部。
私も旧知の人で、その後パーティーでお話ししました。
『ものの言い方ひとつで自分も周りも幸せになる大人の心理術』は、9,500部。
表彰には、まだまだ及びません。
最後は、隣の部屋に移動して歓談。
首に写真のようなタグをつけていたので、いろいろな人と歓談しやすかったです。
『あたりまえだけどなかなかできない 教え方のルール 』の著者、田中省三さん(プレゼンテーション&教え方専門コンサルタント、ヒューマン・ギルド会員、10月1日のブログでご紹介)もいろいろな人とせっせと名刺交換していました。
この明日香出版社著者大会で私が学んだ3つのことは、
1.同社の繁栄は、(1)著者発見力と、(2)フツーの人が手に取りたくなるネーミング、(3)出たものを売り切る販売力、の3つにある
2.私もこれから本を書く場合は、借り物の紹介でない本を書こう
3.今度PHP研究所から出す『心の雨の日の過ごし方 ― 失意の時こそ、人生味わい深くなる』は、いろいろな仕掛けを使っていち早く5万部になるようにしよう
です。
3に関しては、皆さんもご協力のほど
<お目休めコーナー> 四万温泉の秋②