アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリング、コンサルティングを行っています。
アドラー心理学による勇気づけ一筋40年 「勇気の伝道師」   ヒューマン・ギルド岩井俊憲の公式ブログ



ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

明日から4月、新年度ですね。1年の1/4がもう過ぎたことになります。

さて、今日の話題は3月の最後の日(31日)に起きた3つのトピックです。

1.書類の大量廃棄なる!

2.行方不明のPHS戻る!

3.5回目のメルマガを発信する!

1.書類の大量廃棄なる!

3月26日(土)から始めていたヒューマン・ギルドのオフィスの書類の廃棄作業は、その後も3/29,30,31の3日間を加え、30日はナガトーさんのアシストを受け、計画の80%を廃棄しました。

後生大事に保管していた書類も、改めてチェックしてみると、98%が不要書類でした。

カミさんは、ここだけの話ですが、整理・分類・廃棄にかけてはプロ級の人です。

言葉での叱咤激励はありませんが、「逃げないで取り組みなさい!」のオーラが漂っていました。

今後は、私自身がカミさんに廃棄されないように気をつけなければ。

今日のお昼は、カミさんと神楽坂方面に歩いてランチをした後、改築したての赤城神社に寄りました。

私は「前の方がよかった」。カミさんは「今の方がいい」。
意見が分かれました。




(カミさんの後姿)

 

2.行方不明のPHS戻る!

3月22日の晩に地下鉄の車輌内でPHS(電話機)を紛失しました。

神楽坂駅でメールをチェックしたところにやって来た電話に乗り込み、降車した落合駅で取り出そうとしたら、ない、ない、ない。カバンの中にもない。

すぐに駅員に連絡して、終点の三鷹駅でも確認してもらいましたが、見つからず。

翌日、東京メトロや警視庁の遺失物センターに連絡したのですが、届け出なし。

仕方なくカミさんが以前に使っていたPHSに機種変更して使っていました。

私は、すっかり諦めていました。

ところが、3月31日、この手に戻ったのです! 警視庁の遺失物センターにあったのです。
無傷でした。

捨てること、戻ること、両方を体験した3月31日でした。

これで、気持ちも新たに新年度を迎えられそうです。

 

3.5回目のメルマガを発信する!

3月31日の19:00には、「モバイル会員」宛てのヒューマン・ギルドから5度目のメールマガジン

ヒューマン・ギルドの「勇気の伝道」コラム 第5号 

を発信しました。

今回は、「愛と結婚についてのケース・スタディ」(4)―「私より他の女に興味が」のコメントでした。

この「愛と結婚についてのケース・スタディ」シリーズ、「面白い!」と言ってくださる方が多いです。

このブログを読んでくださっている皆様でも、まだなっていない方はモバイル会員にご登録いただければ幸いです。

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<お目休めコーナー> 戸山公園(新宿区)の桜(息子撮影)

 

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おはようございます。ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

こんな時、東京で暮らしていると、特に研修の仕事をしている人たちは、次のようになってしまいがちだと、ふと考えました。

1人でいると気が塞ぐ。
2人になると弱音が出る。
3人寄れば愚痴の言い合い。

しかし、楽観主義にスイッチを切れる人は違います。

1人でいると本質が洞察できる。
2人になると希望が見える。
3人寄れば知恵が湧く。

「危機」という字があります。分解すると、「危険」+「機会」です。
あながちネガティブなことばかりではありません。機会をどう捉えるか、です。


私には希望が見えたのです。友との語り合いによって。

私は2日で2人の友と語り合い、希望を得てきました。


3月28日(月)は、東京駅の近くの「坐・和民」で 株式会社ヒューマックス の代表取締役の木村孝さん(ヒューマン・ギルド会員)と語り合いました。

木村さんは、エニアグラムやリーダーシップの専門家で、毎年末にそれぞれ1人誘い合わせ、計4人で忘年会を行っています。

このことは、次の2つの記事をご参照ください。

2010年12月30日 プレゼント、忘年会、誕生日
2009年12月30日 忘年会、望年会、そして誕生祝い

木村さんは、今の時代だから必要な新しいリーダーシップ研修の構想を作り上げていました。

私が木村さんから学んだのは、(1)講師として賞味期限切れにならないための学びと、 (2)真摯にフィードバックを受ける謙虚さ、でした。

木村さんがお勧めの本(『青年社長』)や映画や田坂広志氏のホームページ、いただきでした。


3月29日は、株式会社 チームフロー の代表取締役でメンタルコーチの平本あきおさん(ヒューマン・ギルド会員)を18:00に南青山のオフィスに訪ねました。

平本さんは最近、KKロングセラーズから『勝手にモチベーション』(DVD付き)を出して、次々と版を重ねています。

勝手にモチベーション
平本 あきお
KKロングセラーズ

なお、この本のことは、次の記事をご参照ください。

2月19日 本の紹介:『勝手にモチベーション』(平本あきお著)

平本さんは、スタッフを次々と紹介してくれ、その後、予約してくれていたオーガニック 我や(がや)青山店に2人で移り、一種の無料コーチングを受けました。

内容は、詳しく書きませんが、数10万円の価値があった夕べでした。


私は、これからも下のスローガンのもとに学び続けます。

1人でいると本質が洞察できる。
2人になると希望が見える。
3人寄れば知恵が湧く。

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おはようございます。ヒューマン・ギルドの岩井俊憲です。

3月27日(日)にヒューマン・ギルドでカウンセリング演習を行っているときに、石巻のアベさんから私にメールが入っていました。

私がアベさんの携帯からのメールを編集して巻頭言に書いた文章と、その次にペルグリーノ博士からの「日本でアドラー心理学を学ぶ人たちに」をコピーしてアベさんに送ったことに対するお礼の意味もありました。

一部省略して掲載させていただきます。

岩井俊憲様

ニュースレターの内容を拝見させていただきました。
私の携帯からのメール文をうまくまとめていただきありがとうございます。
みなさんの「勇気づけ」の声が,こちらに響いてくるようです。

さて,私は,3日間程,勤務校の近くの中学校の職員室にいます。
そこの中学校は電気が通じ,パソコンを使えるからです。
パソコンを1台借りて,通信票を作成中です(本来なら3月17日には子供たちに渡していたはずでしたが)。

転勤が決まり,新しい勤務校はA小学校です。
しかし,今回の震災で大きな被害を受けたため,学校をどこでどのように再開するかが決まっていないそうです。
通常ですと,4月1日付けで異動ですが,当分は現任校で勤務のようです。

今,窓の外の校庭では自衛隊の方々が,食事を準備してくれています。
自衛隊の方々がつくってくださる「おにぎり」はとても大きいです。
学校は避難所になっているため,食事は大丈夫です。

スーパーもしだいに,商品が増えてきて,制約が少なくなってきました。
徐々に,物資が回りはじめたようです。

酒は,毎晩飲めるようになりました。

先週あたりは,スーパーに2時間は並ばないとビールを買えませんでしたが(私は,女房にお願いして買ってもらっていました),一昨日帰路,開いている酒屋を見つけ,ビールと日本酒を買えました。
ありがたいです。

私の家は,インターネットは使えませんが,電気と水道は復旧し,風呂に入れています。テレビも見ることができます。
先週までの「ろうそく」での生活が夢のようです。

知人に関する悲惨なニュースは,昨日も今日も毎日のように伝わってきますが,為すすべがありません。ずっと悲しみに浸りきっているわけにもいきません。

もう,流れに身をまかせようと思います。今回のことも何かに通じると思い,日々生活をしていこうと思います。

予定では今日は,カウンセリング演習に参加をしていたはずでしたが…。
 
昨年,今頃は毎週のようにヒューマン・ギルドに通って,先生には,神田川付近の桜にも案内していただきました。

高速バスも,運行が増えてきたようですので,もうすぐ東京へも行ける機会がくると思います。またヒューマン・ギルドでいろいろな研修を受けたいと思います。
その際は,よろしくお願いします。


アベさんは、大好きなお酒が飲めるようになっていたのです。

アベさんのメールを研修を終えて、「クラス会議」の勉強会をしている人たちにお伝えしようとしたら、佐藤さんがみんなのために読んでくれました。

仲間たちは、アベさんが大好きなお酒を飲めるようになったことに対して「よかった、よかった」と喜んでいました。


ただ、そのアベさん、3月11日の被災の時、「被災地のアベさん」 には書きませんでしたが、こんな体験をされていたのです。

3月21日の晩に「聞いてしまって・・・・・現実」と題した携帯メールを送ってくれていましたので、紹介します。

こんばんは。
地震直後のことです。地震後に津波が校庭に押し寄せ、黒い水がどんどん水位を高くし、正門は上部しか見えない。車が何台もぶつかりながら校庭に流されてくる。誰かが正門の近くの家の方に子供がいるかもしれないと言う。

私が窓から頭を出すと「助けて!」と叫ぶ声を聞いてしまった。誰にも頼めない。行くしかないと覚悟を決め、いざ決行。クーラーボックスを浮き輪がわりに少しずつ子供の方へ。途中で救助を求める年配の方が5人。「後で救助します」と声掛けし子供の所へ。

玄関近くで泣いている子供を肩に担ぎ上げ家の2階へ連れて行った。その後で門柱の上の年配者、車中にいた歩くことができない年配者と猫を救助。車上に流れついた木材の上で救助を待つ二人の年配者は、水に入りたくないと言う。

木材ごと引っ張って行こうとしたが一人の力では無理。仲間を連れてきますと告げて校舎に引き返した。同僚に2階へ引きずり上げてもらい、事情を説明し後を託す。保健室まで抱えてもらい服を脱がせ体を拭いてもらう。毛布にくるまる。体のあちこちがつり続け寒くてたまらない。

同僚が懸命に体をさする。苦しくてもがき叫び続ける。隣のベッドに後で救助された年配者が運ばれてきた。体が硬直してべッドに立ったまま横になれない様子。ベッドを空けなければと気付き、ストーブのそばへ。後から救助をした3人の男達とストーブを囲んでいると落ち着いてきた。

担当する学年の子供たちの教室へ。理科の実験用の豆電球が一つ。50人以上の子供たちが床で雑魚寝。三階の教室の窓の外は、停電。ジャンボジェット機のように巨大なヘリコプターが2機。ホバーリングしながら救助か。火事らしき光も見える。

暗闇の中から大勢の人々の叫びやうめき声が響いてくる。薄暗い教室に子供のすすり泣き。裸足の冷たさ。戦場だろうか。余震におののきながら家族のことやいつまで続くのだろうと頭が勝手に考える。現実なのか。


アベさんは、人生最大の危機に直面して、自分の身の安全を省みず、人のために行動したのです。

私は、いざという場面でのアベさんが勇気と判断力と、アドラー心理学で言うところの共同体感覚を発揮されたことに心を打たれています。

◎地震発生以降に公開された大前研一氏の原発事故関連の動画、記事をご紹介します。
私が大震災や福島原発事故の問題についてもっとも信頼を置いている人からの情報です。

 ◆最新動画(youtube)(3月27日収録)
 『福島第一原発 現状と今後とるべき対応策 (大前研一ライブ580)』   
  →http://www.youtube.com/watch?v=5mBlngPiaSY&feature=player_embedded#at=279

 ◆最近動画(youtube)(3月19日収録)
 『地震発生から1週間 福島原発事故の現状と今後』 
 → http://vil.forcast.jp/c/aodrazm4y9aK2kab

 ◆日経BPnet記事 大前研一氏の産業突然死時代の人生論より(3月15日公開)
 『福島第一原発で何が起きているのか-米スリーマイル島原発事故より状況は悪い』
 → http://vil.forcast.jp/c/aodrazm4y9aK2kac

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おはようございます。ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(3月28日)は、ヒューマン・ギルドで

11:00-13:00 アドラー心理学ゼミナール

14:00-17:00 カウンセリング演習

を行いました。

参加者数は、アドラー心理学ゼミナールが12人、カウンセリング演習が20人と、平素よりも多い人たちが集まってくれました。

自粛ムードの中で研修の延期・中止が相次ぐ中、ヒューマン・ギルドの「研修の延期・中止はしません」というポリシーは、確実に受講者のニーズに沿っているようです。


さて、アドラー心理学ゼミナールは、鈴木千晶さんがご担当。

出会い(嬉しい時、つらい時、そして迷える時)
―アドラー心理学からいただいた自己開示―

のタイトルで、それこそ鈴木さんが歩まれた道を自己開示され、感動を与えてくれました。

タイトルに「出会い」を使われたゆえんは、鈴木さんが購入された私の本『心の雨の日の過ごし方』にサインを求められたとき、私が「出会い」と書いたことにあるそうです。

心の雨の日の過ごし方
岩井 俊憲
PHP研究所

このアイテムの詳細を見る

下の写真の笑顔をご覧ください。お茶目な鈴木さんでもあります。

鈴木さんの歩まれた半生は、医療現場で検体検査のお仕事をしながら「些細なことを積み上げ」、「悪いことはいいことにつながっている」という信念に基づいた「八転び九起きの人生」(8回の「陰の時」を克服された)。

特に、私の印象に残った言葉は、ドッチボールをしていた小学生のお嬢さんの文章にあった

「遠慮すると縁が切れるから遠慮するな」(ドッチボールのコーチの言葉)


参加していたカミさんの「鈴木さんは話し上手ね。とても分かりやすかった」のコメントに大いにうなづく私でした。



鈴木さんのお話が12:20に終わって、参加者1人ひとりから東北関東大震災を巡る話をしてもらいました。

◎次回のアドラー心理学ゼミナールは、次のとおりに開催します。今までヒューマン・ギルドの来たことがない人でもお気軽に参加できます。

日時:4月29日(金・祝)11:00-13:00

タイトル:「来し方を振り返って自分の道を確かめる」

講師:朝田薫(あさだいさお)さん(精神科医、医学博士)


14:00-17:00のカウンセリング演習でも午後だけ参加された方々の東北関東大震災に関する話をしてもらいました。

午前・午後を通じて私の受けた大事なメッセージは、次の3つでした。

1.半年後、1年後のバックアップ体制とそのネットワークが大切

2.支援者を支援する心のケアも見逃してはならない

3.震災の影響を受けた子どもたちには、山梨県総合教育センター発信の「東北関東大震災の子どもの心のケアについて」をご参考に(同センターの佐藤さんから)
http://www.ypec.ed.jp/center/sodanshien/higasiniponsinsai.pdf


2つの講座を終えて、「私にはこの仲間たちがいる」という実感をより強くしました。

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おはようございます。ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(3月26日)は、気分一新の日でした。

午前中は、2カ月ぶりに理髪店に行って、髪の毛をバッサリ。

それからカミさんとヒューマン・ギルドに出かけました。

仕事の前に腹ごしらえ。

ヒューマン・ギルドの斜め前にあるRistorante SOPRA ACQUA でランチ。

神楽坂の雰囲気一杯の上品なレストランです。

  

食後は、いざ片付け。

私の背後にある書棚から要らない書類の廃棄。

3時間以上かけて2人でせっせと作業をしたのですが、全体からすれば、整理・廃棄予定の5%に満たず。
道は険しい。


ところで、昔のファイルの中にA4サイズ1枚の宝物を発見。

「マジック・ジョンソンから黒人の子どもたちへの言葉」でした。

「君には無理だよ」という人の言うことを
聞いてはいけない。

もし、自分で何かを成し遂げたかったら、
できなかった時に、他人のせいにしないで、
自分のせいにしなさい。

多くの人が、僕にも君にも「無理だよ」と言った。
彼らは、君に成功してほしくないんだ。
なぜなら、彼らは成功できなかったから。
途中で諦めてしまったから。
だから、君にもその夢を諦めてほしいんだ。
不幸な人は、不幸な人を友達にしたいんだ。

決して諦めては駄目だ。
自分のまわりをエネルギーであふれ、
しっかりした考え方を持っている人で固めなさい。
自分のまわりを野心であふれ、
プラス思考の人で固めなさい。

近くに誰か憧れる人がいたら、
その人に、アドバイスを求めなさい。
君の人生を、考えることができるのは君だけだ。
君の夢が何であれ、それに向かっていくんだ。
君は幸せになるために生まれてきたんだから。


マジック・ジョンソン は、1980年代にNBAで活躍し、91年にHIV感染のため引退表明して衝撃を与えたバスケットボールの選手で、上の言葉は黒人の少年達へ語った言葉として有名です。

この時期だからこそ、あえてこのブログでも紹介しました。


<お目休めコーナー> Mビルに並ぶシクラメン


(ヒューマン・ギルドにいらっしゃいませ。
研修の延期・中止はありません)

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おはようございます。ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨晩(3月25日)はヒューマン・ギルドに19:00から盛 鶴延先生をお招きして恒例の気功教室を行いました。


(盛 鶴延先生、昨年の5月23日撮影)

ヒューマン・ギルドでは気功教室を月に2回(第2、第4金曜日)行っています。
前回の3月11日(金)は、東北関東大震災と重なり、中止とさせていただきました(盛先生を含めてもちろん誰も来ることができませんでした)。

気功教室には、私も入れて12名(男女各6人)が参加、講座のニーズがあることがしっかり確認できました。

ヒューマン・ギルドはこのように、研修のニーズがある限りしっかりとサプライし続けます。

なお、参加者のうち9人が21:00に気功教室が終わっても盛先生と一緒にいたくて、香港酒家で会食をしました。


◎お知らせ:ヒューマン・ギルドでは、下記のとおり盛 鶴延先生をお招きして2日間のワークショップを開催します。

盛鶴  延先生

秘伝気功ワークショップ

日 程:5月7・8日(土日)
1日目10:00-19:00  2日目10:00-17: 00
料 金:会員28,000円 /一般33,000円

詳細は、ヒューマン・ギルドのホームページの行事予定から下記を選んでくだし。
ご覧の上お申し込みをお待ちしております(年に1回だけの企画)。 
  ↓
http://hgld.co.jp/hpgen/HPB/entries/20.html


<お目休めコーナー> 赤坂の豊川稲荷の桜

 

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 おはようございます。ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(3月24日)も家で、そして会社でじっくりと仕事に取り組みました。

大きなトピックは、次の3つです。

1.「pen」の原稿チェック

2.テラコーポレーションの高重和枝さんご来社

3.4回目のメールマガジン発信 
ヒューマン・ギルドの「勇気の伝道」コラム 第4号 

  

1.「pen」の原稿チェック

4月15日発売号の 雑誌「pen」 (発行:阪急コミュニケーションズ)の原稿がメールの添付ファイルで届いたので、すぐチェックし、pen編集部の山中 泉さんに送りました。

 

私は、3月4日に取材を受け、そのことは、次のとおりブログに書いております。
ご参照ください。

実り多かった3月4日 - 2.「pen」編集部の取材

子どものしつけは、褒めるより「勇気づけ」

をテーマに、「いま、子どもは『叱るより褒めて育てる』のが主流。だが、アドラー心理学は『褒める』しつけの欠点を指摘し、異なった解決策を提示する」と続きます。

発刊されたら、またこのブログでご紹介します。


2.テラコーポレーションの高重和枝さんご来社

午後は、㈱テラコーポレーション 代表取締役の高重和枝さん(ヒューマン・ギルド会員、ELM勇気づけリーダー・トレーナー)がご来社。

「岩井先生、ブレーン・ストーミングしながら『これからの日本』のことを語り合いましょう」と、スケールの大きな話をしました。
縮こまりがちの世相とはかけ離れ、たくさんのヒントが得られました。

ちなみに、㈱テラコーポレーションは、経営・人財教育に関する事業を行い、私も講師として研修のお世話になっています。

高重さん、昨日もありがとうございました。


3.4回目のメールマガジン発信 
ヒューマン・ギルドの「勇気の伝道」コラム 第4号 

毎週木曜日に発行しているモバイル会員用のメールマガジンを夜の7時の時間指定で送りました。

今回は、「愛と結婚についてのケース・スタディ」(3)―「私より他の女に興味が」で、「愛と結婚」を巡る2つ目のケースを提供しました。

なお、このブログを読んでくださっている皆様でも、まだなっていない方はモバイル会員にご登録いただければ幸いです。

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Yahooの被災地支援のための緊急災害募金

<お目休めコーナー> 早咲きの桜⑥―こぶしと共に


 

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おはようございます。ヒューマン・ギルドの岩井俊憲です。

ヒューマン・ギルドの最高顧問格の、私だけなく多くのアドラー心理学を学ぶ人たちの恩師でもあるジョセフ・ペルグリーノ博士(モントリオール個人心理学研究所 理事長)から3月11日に起きた東北・関東大震災に被災された方々と、その方々に共感し物心ともに支援を惜しまない人たちに向けてメッセージが寄せられました。

私なりにその全文を訳しました。
ヒューマン・ギルドのニュースレターの4月号にも掲載するつもりですが、その前にこのブログで紹介させていただきます。

  

日本でアドラー心理学を学ぶ人たちに
  ~ペルグリーノ博士からのメッセージ~

私は、2011年3月11日に日本で始まった悲しい出来事にとても心を痛めております。次から次へと不運 ― 大きな破壊、数千人にも達する死亡者(行方不明者を除く)、ライフラインが停止したことに伴う恐怖、人々や食料の汚染の広がり、その他の苦難 ― が重なって起きているからです。
アドラー心理学を学ぶ皆様方、日本の方々に対する私の深い愛情・愛着の念が私の心を今大きく動かしているのです。被災地域が私の訪れた地域(注:青森県や宮城県)で、被災された方々は私が知っていて、私にとって重要な人たちだからです。

私は、日本の天皇や総理大臣のスピーチに勇気づけられました。テレビの映像を観ていますと、食べ物や水を求めて整列している日本の人たちの辛抱強く、礼儀正しく、他者を思いやる行動がとても強く印象に残りました。家を津波で失い、家族のためにできる最善のことをしている人たちにも心を動かされました。自分の住む土地を離れ、バスに乗って避難所に向かう人たちのモラルの高さにも驚嘆しました。また、隣人たちがわずかな持ち物を分かち合う映像、家族と離れ離れになった子どもを倒壊した家に隣人が連れて行く映像を観て勇気づけられました。
日本の人たちのこれらの特質のすべてが賞賛に値します。それらの行為そのものが私たちアドラー派の人間が共同体感覚とか社会的関心と呼ぶ、まがうことのない証であるからです。

私にできることについてですが、複数の組織に連絡し、赤十字社、あるいは日本救済の組織に募金するよう依頼し、また、それらの組織の従業員/メンバーに募金を呼びかけています。親戚や友人にも日本救済プログラムに支援をお願いしています。加えて、さまざまな救済組織に対して、特に日本の救済プログラムに力を入れるよう働き始めています。

あなたのお国での現在の状況について、私は、あなた方すべてができるどんなことでも、どのような部分でも、この大惨事から回復に向かう過程で力を尽くしていただけるよう願っています。
被災された地域・人々にとって必要なことを再建・復興するには時間がかかることは重々承知しています。でも、今がその時なのです。私たちアドラー心理学を学ぶ人たちがこぞって、他者の幸福に関与することを自ら示す時なのです。そのことは、地震に起因する厄災や個人の喪失に次々と見舞われた中で、子どもたちや家族に支援の手を差し伸べ、地域の復興に手を貸し、希望の灯火を掲げることによって示せるのです。
私は、強く信じています。日本の方々は、過去においても何度もそうであったように、仲間の人たちに必要なことができるのです。目に見えない潜在的なリスクがあることも知っております。しかし、必要な時に必要なことを行うことを恐れてはなりません。全世界が今、日本のことを祈り、日本の人たちを支援しようとしているのです。

最後に、次のことも知っておいていただきたいです。
私は、リスクがありますが、あなた方日本でアドラー心理学を学ぶ人たちに対する尊敬・愛情・深い絆を示す意味で、岩井先生のご招待によってこの夏日本に行きます。
この7月・8月にお目にかかれるのを楽しみにしております。

愛情と尊敬の念を込めて

ジョセフ・ペルグリーノ(心理学博士)


◎ペルグリーノ博士のワークショップ
ペルグリーノ博士がこの夏15度目の来日を果たします。現在のところ次のワークショップが予定されています(通訳:埴原由美さん、ファシリテーター:岩井俊憲)。

■7/30(土)、31(日) 「豊かな家族を築くために」ワークショップ 名古屋で
■8/2(火)「勇気づけ」ワークショップ  浜松で
■8/4(木)「どうすれば幸福になれるか」ワークショップ 
山梨で
■8/6(土)、7(日)「早期回想をもとにしたライフ・スタイル診断」ワークショップ  ヒューマン・ギルドで

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<お目休めコーナー> 早咲きの桜⑤

 

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おはようございます。ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨晩は、ガッカリしたことがありました。

家に帰って、ある葉書を見たら、3月25日に予定されていたマイケル・サンデル博士(ハーバード大学教授)の特別講演会の中止の連絡でした。

讀賣新聞主催の講演会で、抽選で当選していたのに、残念。

「3月11日の発生した地震とその後の交通機関の乱れ、計画停電などに鑑み、お客様の安全を第一に考え・・・・・・」

中止の理由が書いてありました。

「会場の丸の内なら交通機関の乱れは少ないよ。それに、お客様としての安全は、自分で考えるよ」と、受講する立場でいらだたしい気持ちに変わってきました。
(3/24追記:讀賣新聞には、「東日本巨大地震の影響により、講師のハーバード大学教授マイケル・サンデル博士の来日が難しくなったため」と開催中止の理由が書いてありました。だったら、変な口実を使わないでほしいですね、讀賣さん)

私は、お客様の立場からますます「ヒューマン・ギルドの講座は中止しないぞ!」という信念を強めました。

中止しない証拠に、3月13日(日)の感情コントロール法のセミナーも3月20日(日)、21日(月)のカウンセラー養成講座(最終回)も開催しました。

明らかに受講者のニーズがあり、ヒューマン・ギルド側に開催できる条件が整っていれば、開催して当然だと思っています。
受講者の側に交通の点でご不便があるかもしれませんが、参加するご意向が強い時、主催者側で自粛するのは健全でない、むしろ主体性のない安易な方策だと考えています。

ヒューマン・ギルドは、ニーズがあるならばサプライ(供給)します!

これからも中止・延期は一切考えません。


ところで、本題はこれからです。カウンセリングの大事な心構えです。

カウンセリングや日常生活でニーズがないのにサプライする人が多いことを私は残念に思います。

カウンセリングに限定してみると、クライエントのニーズがないのに、あるいは求めていない領域にサプライするカウンセラーが多いのです。

少しのニーズに対して少しのサプライをするのならバランスが取れますが、ニーズが少ないのに多くのサプライをすることを「過剰供給」、別の言い方をすると「おせっかい」と言います。
ましてや、ニーズがないのにサプライしようとしたら、これは「おしつけ」あるいは「ムダ」です。

逆に、ニーズがかなり多いクライエントがいます。このことをそのまま引き受けると、需要過剰で供給がまかないきれません。
私は、「そのニーズには応えられない」と伝え、目標を絞り込みます。これを私は「目標の値引き」と言っています。

アドラー心理学のカウンセリングでは、ニーズを目標に置き換え、クライエントとカウンセラーとの間で「目標の一致」を図り、相互尊敬・相互信頼の関係の中で協力してカウンセリングを進めていきます。

今日の話題は、

「ニーズがある限りサプライします」というヒューマン・ギルドの姿勢

「ニーズなきところにサプライなし」というカウンセリングの心構え

この2つでした。

私は、今まであまりカウンセリングについてこのブログで書いてこなかったのですが、「カウンセリング」の人気ブログランキングでこのブログが1位になってしまったので、こんなことをたまに書いてみたくなりました。 

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おはようございます。 ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

3月20日(日)、21日(月、祝)は、ヒューマン・ギルドでアドラー・カウンセラー養成講座 の7日目・8日目、最終回でした。

この2週間の間に3月11日の東北・関東大震災がありました。

この研修の開催を危ぶむメールや電話がありましたが、ふたを開けてみたら、18名の受講者数のうち17人が参加してくれました。

普段ならば、グループ内でこの2週間の宿題について話し合うのですが、20日(日)は、あえて1人ひとり東北・関東大震災発生後のことを語ってもらいました。

1人ひとりにそれぞれの物語があったことを確認できました。

続いて精神医学の講義。今回は私自身が講師。

大学院で臨床心理学を専攻している山口さんからは「今までの精神医学の講義の中で一番分かりやすかった」と言っていただきました。


21日(月、祝)、最終日は、10:05から修了試験開始。所要時間1時間。
これまで皆さん、かなりしっかり勉強されていました。

お昼休みに採点をしたら、全員が見事ペーパー試験は「合格」でした。

しかし、これでカウンセラーになれるわけではありません。

その後、100時間の研修を経て、「アドラー・カウンセラー」の受験資格が得られ、実際にクライエントを前にしてカウンセラー役を務める実技試験に合格して初めて認定されるのです。
かなりハードルが高いです。

午後は、早期回想の解釈を1つ行ったところで、カナダのペルグリーノ博士の日本の大震災に寄せるメッセージを柴田槇子さん(プロの通訳)に訳してお伝えいただきました。

私は、こみ上げるものがあり、思わずハンカチを目に当てました。

柴田さん、ありがとうございました。

続いて、私自身によるカウンセリングのデモンストレーションの後、3-4人一組でカウンセリング演習を行いました。

デモンストレーションでクライエントになってくれたのは♪ Aya  さんでした。

最後は、修了の記念写真。

今回は、以下の17人が修了。いい仲間でした。

講座が終わってからも研修室を離れがたく、写真を取り合っていました。

こんなコマネチ姿をする若き女性たちも。元気です、彼女たち。

講師として、この講座が終わってしまったことに寂しさを感じました。

また個々に出会えるからいいけれど、この17人そのままに会うことは難しい。


◎次回のアドラー・カウンセラー養成講座 の予定は、次のとおりです。

8/20.21.9/3.4.17.18.10/1.2..(土日)  


◎今回の講座に関しては、次の方々がブログに記事を書いておられます。
ご参照ください。

永藤かおるさん 
①ひとりじゃない
http://ameblo.jp/kowloon73/day-20110320.html
②船を漕いでいく
http://ameblo.jp/kowloon73/entry-10838005642.html

木暮茉実子さん アドラー心理学カウンセラー養成講座終了♪
http://ameblo.jp/bz-mamico/entry-10837145191.html

大澤恭子さん 
①学び終了?
http://ameblo.jp/mumu2525/entry-10836235354.html
②楽しいカウンセラー養成講座の仲間
http://ameblo.jp/mumu2525/entry-10837798487.html

橋本良子さん りょうちゃん、がんばったよ~!
http://ameblo.jp/riku0930/entry-10837269554.html

☆yukiyuki☆さん セミナー終了! 不謹慎の地雷を踏む恐怖も終了!
http://ameblo.jp/schnee09/day-20110321.html

♪ Aya さん   ほお~ぅ、ほぅ、ほぅぅ~ 
http://ameblo.jp/ariel-angeldiary/entry-10838364651.html

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おはようございます。「勇気の伝道師」ヒューマン・ギルドの岩井俊憲です。

アベさんの安否が気がかりで、このブログや私のメールに多くの問合せがありました。

何せアベさんは、宮城県石巻市にお住まいで、テレビ報道では石巻は津波の影響で壊滅的な打撃を受けていました。

私は、地震の翌日、アベさんを含む東北地方の方々に電話をしました。しかし、どこにもつながりませんでした。気がかりな数人宛てにメールもしました。

3月13日(日、被災から2日後)には、やっと青森のお2人に電話がつながりました。お2人に共通していたのは、電気が通じないのと、水道がストップしていることでした。

3月14日には、ヒューマン・ギルドの東北地方の会員方の一部に一斉メールを出しました。次の文面でした。

東北地方の被災地域の方々へ

ヒューマン・ギルドの岩井俊憲です。

東日本巨大地震に遭われた方々およびその地域の方々に謹んでお見舞いを申し上るとともにご無事をお祈りしております。
可能ならば、このメールへの返信のかたちで安否や状況をお知らせいただきたければ幸いです。
私は、何人もの方々に電話をしておりますが、つながりにくい状況です。そこで、このような一斉メールをお送りしました。
また、ヒューマン・ギルドから会員に呼びかけ、可能な対応策を施しますので、ご遠慮なくお申し付けください。
最後に、このような事態にも関わらず、被災地の方々が勇気を失うことなく冷静に対処されていることを心から応援しております。


このメールに対して、数日内にお返事があったのは、岩手県のKさんと、宮城県のNさんだけでした。

私は、ふさがれた気持ちになっていました。

アベさんのことに関しては、安否情報に登録しました。

すると、3月16日(被災から5日後)にアベさんの妹さんのお知り合いのTさんから次のメールが入ったのです。
このことは、3月17日のブログ 「煩悩するなかれ(莫煩悩)」 に書いています。

岩井俊憲さま

はじめまして、Tと申します。

石巻のアベさまの件、今日東京にいる彼の妹さんに連絡があり、元気な様子です。

家と小学校にと、教員としてこの災害に対して、頑張っている様子です。

とにかく、インフラがつながらないことが、ネックだった様子です。

まだまだ、つながらないと思いますが、どうぞご安心ください。

ご心配ありがとうございます。

取り急ぎメールまで・・・・


私は、カミさんと共に歓喜の声をあげました。


そして、3月19日(被災から8日後)には、アベさんご自身からお昼頃、次のメールが入ったのです。

おかげさまで無事に過ごしています。ご心配おかけしました。後日また連絡します。先生ありがとうございました。


3月19日アベさんの携帯から私のPHSに電話が入りました。

お元気な声で、ご家族共々無事であること、電気と水道がまだ通っていないことを伝える内容でした。

しばらくして私は、アベさんの携帯に宛ててメールしました。

今日は、メールに続いてお電話をありがとうございました。
人気者の安部さんの安否を多くの方々が心配していました。
Kさんからご連絡があってからブログでも「安部さんのご無事」をお伝えしていました。

アベさんの先輩のNさんは、昨日やっと職場に戻れたとのことでした。実家が浸水したけれども、それ以上の被害がなかったようです。

これからまだまだ大変でしょうが、勇気と希望と知恵をもとに難局を乗り切ってくださいますようカミさんや多くの仲間と共に祈念しております。


3月20日(被災から9日後)の朝にアベさんの携帯からメール。

おはようございます。昨日の温かいメールに感謝を申し上げます。すぐに返信しようかと思いましたが,ろうそくの炎の前だと暗い内容になりそうなのでやめました。非常事態下で集団生活をすると,人間のライフスタイルが見えやすくなるようです。また,集団心理の作用の仕方も怖いなと思うこともあります。

昨年アドラー心理学を学んで役立っています。それから先生からのメールは宝物です。ありがとうございます。いろいろありますが,目の前の事を一つ一つやっていこうと思います。奥様にもよろしくお伝えください。それではまた。


3月20日のお昼ごろにアベさんにアベさんとのメールのやり取りをブログに掲載していいかの許諾を求めるメールをしたことに対して、アベさんから返信がありました。

お世話様です。ブログの件は承知しました。

(一部略)

今の様子をざっと書きます。私は3日前からは夜に家に徒歩で帰宅し早朝に出勤しています。

支援物資も沢山届いて食べ物は大丈夫です。県外からボランティアの方も増え,助けていただいています。勤務校では今日は炊き出しが行われ久しぶりに豚汁を食べました。少しずつ避難所生活も落ち着いてきました。

毎日のように訃報が伝えられます。倒壊した家屋の周辺を老夫婦がうろつく姿をよく見かけます。子供や孫の遺体を探している方々も多いようです。
時間ができた時に、思いついたことなどをメールで送信しますので,よろしくお願いします。


 アベさんは、ヒューマン・ギルドで熱心に学ばれたアドラー心理学の勇気づけをもとに、もっともひどい被災地の1つである石巻市(宮城県)で、教師として、1人の人間として他の人たちに勇気を与え続けています。

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おはようございます。ヒューマン・ギルドの岩井俊憲です。

昨日(3月19日)は、本来埼玉県で「アドラー心理学と勇気づけ」の1日研修の予定でしたが、先方の不安要因のためにキャンセルになりました。

何度も書いておりますが、

ヒューマン・ギルドで行う研修は取りやめません!


さて、今日の話題は、次の3点です。

1.ブログ・ランキングのこと

2.Bookmark のこと

3.おまけ


第1に、東京電力の計画停電があっても、我が家やヒューマン・ギルドの停電はありません。しかし、極力「節電」に努めております。

ヒューマン・ギルドでは、ほとんど暖房なしで過ごしています。冷蔵庫の元栓も切りました。

家では、5台あるエアコンのうち1台しか使わないようにし、照明も1/5程度にし、使っていない機器のコンセントは抜いています。

我が家の節電のお陰で、家族3人が同じ部屋で過ごすことが多くなりました。

大学生の息子もサークルの用事がほとんどなく、卒業式だけでなく、入学式の取りやめ、前期開始5月の情報を入手し、非常時を痛感しているようです。

ところで、うちの息子(カミさんのブログでは「タクロウ」)は、パソコンやインターネットに詳しい男で、先日ご紹介の脱力系スローライフアニメ 「Peeping Life」 やさまざまなことを教えてもらい、その1つにブログ・ランキングのこともあります。

そこで、3月13日から「カウンセリング」の人気ブログランキング に入りました。

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たちまち2位(昨日の段階)。

ただ、もともとこのカウンセリングのランキングに登録する人が少ないため、この結果になっているのでしょう。

今後もあまり順位に一喜一憂することなく、今までどおりのペースを貫くことにします。


第2に、このことでブログにより力を入れようと思った私は、左側のBookmark でご覧のように、私のこのブログをリンクしていることを確認できている人のブログをBookmark に入れさせていただきました。ただし、ヒューマン・ギルドの会員限定です。

このことで、2つのお願いがあります。

1.不都合のある方、記載に間違いがある方は、すぐご連絡ください(コメントでも、ヒューマン・ギルド、あるいは私へのメールでも結構)。削除・修正します。

2.この他にも「私も岩井さんのブログをお気に入りやBookmark に入れているのだから、あなたのBookmark にも私のブログを入れてください」という方がいたら、ご連絡ください。確認後、できるだけ早く対応します。


第3に、このブログが連絡だけでつまらない、という方には、サービス精神を発揮してお勧めがあります。

ブログのCategoryの 「私の好きな言葉」 をお読みください。勇気づける言葉を紹介しています。

私の選んだベスト・スリーは次のとおりです。

2008年8月13日付け 昨日、今日、そして明日
http://blog.goo.ne.jp/iwai-humanguild/d/20080813

2009年1月5日付け リーダーの心構え
http://blog.goo.ne.jp/iwai-humanguild/d/20090105

2009年9月21日付け 今日のつとめの 田草とるなり 
http://blog.goo.ne.jp/iwai-humanguild/d/20090921

心塞がれるときこそ、ガソリンの供給が不足している昨今でも、勇気づけで心を満杯にしておいてください。

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おはようございます。ヒューマン・ギルドの岩井俊憲です。

こんな寓話があります。

交差点で赤信号が青に変わったとき、先頭の車がエンジン・トラブルを起こし、どうにも動きません。

先を急ぐ後続の車は、クラクションを鳴らします。それにつられてその後ろの車も、そのまた後ろの車もクラクション。
交差点は、クラクションの音で大騒音となりました。まるで大異変が起きたようになりました。

突然、先頭の車の運転手が車を降りて、後ろの車のところにやって来て、その運転手に向かって言いました。

「私がクラクションを鳴らしていますから、あなたが代わりに私の車の修理をしてくれませんか?」


この話は、ボブ・コンクリンというアメリカの社会教育家の本(何冊かめくってみたのですが、見当たりませんでした)かカセット・テープにある話です。

世の中には、自分が当事者にならないで警告・批評ばかりする人が多いことのたとえです。


私は、東京電力福島第1原子力発電所で使用済み核燃料の一時貯蔵プールの水位を上がるために必死の作業を続ける自衛隊、警察庁/警視庁、東京消防庁、東京電力の人たちの命を顧みない働きぶりをテレビで観ていて、この話を思い出しました。


ところで、株式会社フェイス総研 の代表取締役 小倉広さんの3月17日号付けのメルマガに「自衛隊員の皆さんへの深い感謝の気持ち」と題して、防衛大学校の第1回の卒業式で当時の内閣総理大臣の吉田茂の言葉が掲載されていました。

昭和32年2月  防衛大学第1回卒業式にて

君たちは自衛隊在職中、決して国民から感謝されたり、歓迎されることなく自衛隊を終わるかもしれない。きっと非難とか叱咤ばかりの一生かもしれない。ご苦労だと思う。

しかし、自衛隊が国民から歓迎され、ちやほやされる事態とは、外国から攻撃されて国家存亡の時とか、災害派遣の時とか国民が困窮し、国家が混乱に直面している時だけなのだ。

言葉を換えれば、君たちが日陰者である時のほうが国民や日本は幸せなのだ。

どうか、耐えてもらいたい。

内閣総理大臣 吉田茂


私は、日本という国家が難局にある時、クラクションを鳴らすことは避けようと思います。できることならば、代わって修理にあたりたい気持ちもありますが、せめて静かに見守るか、自分にできることをしていこうと思います。

自衛隊、警察庁/警視庁、東京消防庁、東京電力の人たちの活躍を見るにつけ、緊急事態に直面している日本という国家を支える一員でありたいと思います。

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おはようございます。 ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

3月16日(水)の天皇陛下の国民に向けての放送には勇気づけられた人が多かったことでしょう。

計画停電が始まった晩に、天皇・皇后両陛下は皇居内で「自主停電」されていたのです(テレビ報道による)。被災された国民の苦しみを我が苦しみとされていた両陛下でした。


こんな時こそ・・・・

1.信頼できる情報を頼りにしましょう!

ビジネス・ブレークスルー大学学長の大前研一氏が、東北地方太平洋沖地震について、そのキャリアを原子力発電の設計者としてスタートさせた体験と独自の視点でこの事故と今後について解説しています。
長いですが、本質に迫る内容です。ご覧ください。

http://vil.forcast.jp/c/aocoajtfrjzsbIab
(13日(日)の夜に放映された「大前研一ライブ」より)


2.(不謹慎に思えるかもしれませんが)笑いましょう!

日本でみんなが心配しながら縮こまっていたら、経済ももちろんですが、勇気も停滞してしまいかねません。

1日のうちのほんの短い時間でもいいですから(寝る前とか、家族団欒の15分でも)、テレビやインターネットで笑いましょう。いざとなったら行動に移せる活力を笑いで養っておきましょう。

そこで、我が家で息子が見つけた脱力系スローライフアニメ 「Peeping Life」 を紹介します。

お勧めは3つです。それぞれ短編です。

○「観覧車の情事」編
http://www.youtube.com/watch?v=0AYnVB_At8g

○「気になる娘のケータイ」編
http://www.youtube.com/watch?v=HsmCO_mrmDg

○「新婚ちゃん いらっしゃい!」編
http://www.youtube.com/watch?v=oYcVnT0OfZQ&feature=related

3.ヒューマン・ギルドは研修を取りやめません! カウンセリングも行います!

今週の私の外部での研修予定3つがすべてキャンセルになりました。
研修だけでなく、外部での打ち合わせもなくなりました。

ヒューマン・ギルドでは、研修に申し込んでいる方、参加しようとしている方から研修の開催を確認するお電話やメールをいただいていますが、「ヒューマン・ギルドは研修を取りやめません!」と答えています。

何せ、3月11日(金)の大地震の時は、震度5の中でカウンセリングを行っていました。

ヒューマン・ギルドは、こんな時だからこそ「勇気」を発信し続けます。

ヒューマン・ギルドは、研修を取りやめません。
カウンセリングも―もし不安ならば、電話カウンセリング(電話代のかからないスカイプも可能)で―行っています。被災者、あるいはそのご関係の方のカウンセリングは無料にします。


心配の声を発しながら自粛してしまうのも、1つの方法かもしれませんが、ヒューマン・ギルドは、この状況の中で、リスクはありながらも、自分たちにできることをコツコツとこなしていく道を選びます。


◎ヒューマン・ギルドでは、「モバイル会員」を対象にした第3回目のメルマガを昨晩発信しました。

モバイル会員は、だれでも、簡単に、無料でなれます(http://hgld.junoo.jp/ から)。

メルマガを受け取るためには、ヒューマン・ギルドのプレミアム会員でも別に手続きをしていただかなければなりません。

また、携帯でなくパソコンでもかまわないのです。

まだまだ携帯会員が少ないので、現会員、あるいはこのブログをご覧になっている方が「モバイル会員」になってくださるようお願いいたします。

手続きは、次のとおりにお願いします。

登録方法は、「http://hgld.junoo.jp/」のトップページに「メルマガ会員登録で初回カウンセリング料金半額」という緑の囲み文字がありますので、そこをクリックすると登録画面に飛びます。そのページの「今すぐ登録する」からお願いします。


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◎マイレージやクレジットカードのポイントも緊急災害のために募金できます。
Aya さんがご自身のブログでマイレージやクレジットカードのポイントで募金できる窓口を紹介してくれています。
「マイレージやクレジットカードのポイントも募金できまっせ♪」
http://ameblo.jp/ariel-angeldiary/entry-10833140348.html

私も早速、JALのマイレージのポイントを募金しました。実に手続きが簡単でした。

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ヒューマン・ギルドでは、2011年のスローガンを

職場に活力、家庭に、自分に勇気

として、アドラー心理学にもとづき

それぞれの分野に効果的な「勇気づけ」を行っています。


おはようございます。ヒューマン・ギルドの岩井俊憲です。

まずは、吉報から。

安部崇さん (宮城県石巻市)の無事が確認できました。

安部さんに関しては、このブログでも安否について気がかりのコメントを頂戴していましたが、東京にいらっしゃる妹さんのお知り合いと思われる方からわざわざご連絡をいただきました。

安部さんは、教員として頑張ってらっしゃるが、インフラがつながらないことがネックとなっているご様子。

安部さんのご無事が確認できたときは、夫婦で胸をなでおろしました。

さて、今日は、不確実な情報に右往左往し、自分自身を忘れてしまいがちな人に参考にしてほしい言葉を紹介します。

「煩悩するなかれ(莫煩悩)」


私は、この言葉を 松原泰道師 から学びました。

松原師は、一昨年101歳で死去した禅僧で、南無の会会長や竜源寺の住職などを務めていた人です。

今は絶版になっている『人生の極意―何を支えに生きるか』 (PHP文庫) にある話です。

鎌倉時代の執権 北条時宗が元寇という国難を前にして、彼が宋から招いた禅僧の無学祖元とのやり取りの際、自分の臆病・小心の悩みを訴えたとき、「すべての思い煩いの煩悩を断て」と、「莫煩悩」を授けられました。
さらには、座禅を進められました。

しかし時宗は、国難を控えているから、政務や外事が多忙で、とても座禅の時間などないと弁解すると、祖元は、

「座禅堂でかたちの如く座禅をするのが座禅ではない。いつ、どこでも、自己の身体と口と意(こころ)を整頓するのが座禅である」と、時宗に次の5カ条の自己整頓の心を書き与えました。

以下がその5カ条です。

1.外の物事に心を奪われず、泰然(たいぜん、注:落ち着いて動ぜぬさま)として自己の信じる道を守って動くな。

2.外の物事に貪着(とんじゃく、注:むさぼりこだわること)するな。一方に貪着すると、必ず他の一方の注意を欠く。油断や恐怖はこんな時に起こる。

3.自分の才智を恃(たの)んで、あれこれ策を樹(た)てるな。常時も非常時も平然として、その心を一(いつ)にしておれば、どんな異変に遭遇しても、霊妙なる作略が生まれるものだ。

4.心の見る物量を広大にせよ。心の視野が狭小だと胆量もまた小量になるから、心で思うことを拡大せよ。

5.勇気を持て。勇猛の心意気はよく白刃をむ踏む。反対に柔懦(じゅうだ)の身体では、窓の隙間風にも耐えられまい。故に常に心身を鍛えよ。


さて、以下は、日本が今置かれている状況に合わせての私の超訳です。

1.情報に惑わされることなく、動揺せずに落ち着いて、自分の信じた方法を採りなさい。

2.特定のことにこだわりなさんな(買占めなんてとんでもないこと)。1つのことにこだわっていると、肝心なことに注意不足になりますよ。油断や恐怖は、こんなことから起こるのです。

3.自分の浅知恵であれこれ策を立てなさんな。常時も非常時も揺るがないで、心を統一していると、どんな異変に直面しても、神仏の助けを借りた方策が生まれるものです。

4.広い視野で物事を見よう。視野が狭いと、肝っ玉が小さくなる。腹を据えて、思考の枠を広げなさい。

5.勇気を持とう。困難に打ち勝つ勇気は、どんな障害をも克服できる。反対に、身体が虚弱だと、窓の隙間風のような、ささいなことにも耐えられない。だから、常に心と体を鍛えていよう。


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