おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。
小倉広さん(株式会社小倉広事務所 代表取締役、ヒューマン・ギルド会員)著の『アルフレッド・アドラー 人生に革命が起きる100の言葉』(ダイヤモンド社、1,600円+税)が本日店頭に並びます。
同じダイヤモンド社発行の『嫌われる勇気― 自己啓発の源流「アドラー」の教え』(岸見 一郎,古賀 史健、ダイヤモンド社、1,500円+税)とは一味違ったアドラー本です。
小倉さんからは私にご丁寧な書状を添えて事前にこの本をお贈りいただきました。

小倉さんは、メルマガ「一隅を照らす」vol.140 「 アドラー心理学の早期回想分析でわかった小倉広の心の中 」(2月24日配信)の編集後記で次のように書いていらっしゃいます。
いよいよ今週末、私の新刊が書店に並び始めます。
「アルフレッド・アドラー 人生に革命が起きる100の言葉」
(ダイヤモンド社) です。
本書は、私のアドラー心理学の師匠であるヒューマン・ギルド社の岩井俊憲先生に監修をお願いしました。ドキっとする発見に満ちた言葉100。そして私がそれぞれ100個に解説と事例を付け加えました。
新刊『 アルフレッド・アドラー 人生に革命が起きる100の言葉』(ダイヤモンド社)
さらに小倉さんは、3月度の ヒューマン・ギルド のニュースレターで著者による書評を書いてくださっていました。
小倉さんご本人の許可を得たので、転載させていただきます。
「小倉さん、アドラーについて書きませんか?」
ダイヤモンド社の敏腕編集者竹村さんからお声がけをいただいたのは、昨年初夏のことでした。それまで竹村さんと私は、まったく違う企画をこねまわし、行き詰まっていました。そこへ突然、新企画の申し出です。私は一も二もなく即答しました。
「やらせてください」
当時、私が発行していたメルマガの内容はアドラー一色でした。私が執筆するメルマガのコラムは、日常生活における私の気づきを書いています。学び始めたばかりの私にとって、アドラー心理学をという眼鏡を通して見る世界は驚きに満ちていました。そのため、どんな日常をコラムに切り取っても、気づきの部分はアドラー的発見になってしまっていたのです。竹村さんはそれを読んでいました。そして、ズバリ、企画として提案してくれたのです。
これまで30冊以上の著作を執筆してきた私ですが、まさかアドラーの本を書くとは想像していませんでした。私は喜びと共に一抹の不安も感じました。
「私のような学びの浅い者が書いてもいいのだろうか・・・・・・」
私の脳裏に我が師・岩井先生の顔が浮かびました。私はすぐに連絡を取ることにしました。すると、予想通り先生は私を最大級の言葉で勇気づけてくれました。
「素晴らしい機会です。ぜひ挑戦されることをお勧めします。私にできることであれば、どんなことでもサポートします」
私は百人力を得た気持ちで執筆に取りかかることにしました・・・・・・。
『アルフレッド・アドラー 人生に革命が起きる100の言葉』(ダイヤモンド社)
本書はこのような経緯から生まれた、私にとって初めてのアドラー本です。2月27日(木)から店頭に並び始める本書は、ダイヤモンド社から一足先に発売された岸見先生による『嫌われる勇気』が8万部のベストセラーとなった直後に発売されるという絶好のタイミングもあり、書店さんや取次さんから高い期待を持って迎えられています。岩井先生と私は本書により、世に一大アドラー・ブームを巻き起こすつもりで意気込んでおります。
さて、著者の私が考える、本書の読みどころは以下の3つです。
(1)100の言葉を楽しむ
私がセレクトした100の言葉は、アドラー自身の著作からだけでなく、ドライカースやディンクマイヤーなどのお弟子さんたち、さらには、岩井先生や岸見先生の解説の言葉からもセレクトさせていただきました。そして、わずかではありますが、私と編集者竹村さんのスパイスをかけさせていただきました。アドラーらしさ満開の100の言葉を改めて楽しんでいただければ、と思います。
(2)解説で理解を深める
解説を書くにあたっては、市井の会社員を長く経験した私の視点が活きるように配慮をしました。アドラー元来の児童教育の例えに加えて、会社における上司部下の例を多用するなど、現代の働く人たちが理解しやすいよう解説をしたつもりです。読者の方々にとっての理解の一助になれば嬉しく思います。
(3)絶好の入門書として活用する
私自身多くの仲間たちからこう問いかけられています。
「アドラー心理学の入門書としてどれが適切ですか?」
もちろん、岸見先生やドライカースなど多くの入門書が存在します。しかし、初心者の私にとってそれらは手に取りやすいものではありませんでした。岩井先生のご著作は大変読みやすく書かれていますが、勇気づけに特化された本や教師向けの心理書などのようにセグメントされているように感じます。そんな中で、本書は全方位的に満遍なく書かれており、かつ、予備知識のない方にとっても直感的に理解しやすいようつくりました。初心者の方にアドラーを理解してもらう入門書として、皆さんにご活用いただければ、と思います。
さて、こう書いてはみたものの、ニュースレターを読むアドレリアンの皆さんにとって、本書の内容の多くは既にご存知のものばかりかもしれません。では、どうやってお勧めしたらいいのだろうか・・・・・・と迷った末に、最後は図々しくこうお願いをしてみたいと思います。
「アドラー心理学の素晴らしさを世に広めるためにどうぞ応援してください!」
皆さんのご協力をお願い致します。
(注)敏腕編集者「竹村さん」の部分は、小倉さんの原稿では「Tさん」でしたが、竹村さんと私がやりとりする機会に実名をお出していいかどうかお尋ねし、竹村さんご本人からご了解をいただきました。
また、改行は、このブログ用に私の独断で施しました。
◆講演会「『アドラーの言葉』から連想すること」開催
特別講演会:「『嫌われる勇気』を読み解く」 については、3月15日(土)と20日(木)にヒューマン・ギルドで開催を企画し、このフェイスブックでもお伝えしたのですが、すぐさま研修室のキャパシティーを上回るお申し込みをいただきました。
「満員御礼」です。受講できない方々がたくさん出たことをお詫びします。
今回は、その補完となる講座開催のお知らせです。...
『嫌われる勇気』に続いて『アルフレッド・アドラー人生に革命が起きる100の言葉』(小倉広著)がダイヤモンド社から出版されました。
アドラー・ブームを巻き起こす本です。この日は、アドラーの人となり、アドラーの言葉をもとにアドラー心理学の魅力をお伝えします。
アドラー心理学ゼミナール「アドラー心理学の理論を学ぼう!」の一環として開催します。
日時:4月29日(火・祝)11:00~13:00
場所:ヒューマン・ギルド 研修室
講師:岩井俊憲(ヒューマン・ギルド 代表)
申込方法:ヒューマン・ギルドのホームページ
http://www.hgld.co.jp/event/view/173 をご参照の上「お申し込みフォーム」から
<お目休めコーナー> 2月の花(9)


(クリックしてね)