アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリング、コンサルティングを行っています。
アドラー心理学による勇気づけ一筋40年 「勇気の伝道師」   ヒューマン・ギルド岩井俊憲の公式ブログ



おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(4月29日)はヒューマン・ギルドで研修を満喫した1日でした。

1.アドラー心理学ゼミナール

11:00~13:00は、朝田薫氏(精神科医、精神保健指定医)に『精神保健指定医・朝坊の日常』のタイトルでご講義をいただきました。

会場とオンラインの併用の「ハイブリッド型」の開催でした。

参加者は会場に4名、オンラインで12名でした。

「ダブルバインド」(メッセージとメタメッセージが矛盾するコミュニケーション状況におかれること)の理論を中心にした講義で、昨年の12月に時間切れでお伝えできなかったところも盛り込み再度の登壇でした。

今の世の中に通用している話の中に実は筋の通っていない話がたくさんあることも併用して、精神医学以外にもまたがるホンネのトークでした。

◆5月・6月のゼミナールの予定は次のとおりです。https://www.hgld.co.jp/p_lecture/view/569

・5月23日(日) 「私の終活」 
講師:谷正さん(アドラー・カウンセラー、SMILEリーダー、ELM勇気づけトレーナー
※講師からの内容説明※
50代半ばに「終活」を考え始めました。
アドラー心理学を学び、仏教を学び、癌を経験する中、約10年間「終わり」について考えてきました。
誰にも訪れる「終わり」、皆様と一緒に考えたいと思っております。

・6月13日(日) 「私の学び:コーチングとアドラー・カウンセリング」 
講師:竹尾めぐみさん(アドラー・カウンセラー、ライフコーチ、SMILEリーダー、ELM勇気づけトレーナー、元専門学校非常勤英語講師) 
※講師からの内容説明※
コーチングを学び、その親和性の高さからアドラー心理学に興味を持ちました。
コーチングは人が『より自分らしくなること』をサポートするものです。
アドラー心理学とアドラー・カウンセリングを学び、私自身もより『自分らしく』なれたことを実感しています。
コーチングとアドラー・カウンセリングの接点や、コーチングのエッセンスを体感していただくワークを交えて、お話しさせていただきます。

なお、オンライン参加の谷正さん から5月23日(日)開催の「私の終活」のあらましについて語っていただきました。


14:00~17:00は カウンセリング演習

この時期なので、参加者は7名でしたが、私がクライアント役を担い、大和田健司さん が数度のチャレンジを経て、ご自分の陥りやすい苦手分野を克服して合格を果たしました。

私から見ていても大和田さんの精進ぶりは並大抵なものではありませんでした。

参加メンバーも心から祝福しました。

おめでとう!

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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(4月28日)は変則的な1日でした。
カミさんがオフィスに行き、私は家で仕事をしていました。

夜だけ地下鉄の駅の近くで一緒して、夕食を共にしました。

オンラインづくしの1日でした。

1.9:00~12:00はオンライン(Zoom)で某生命保険会社の「新人サポート研修」を行っていました。
対象者は63名。

一昨日は90名を対象に同じ研修を行い、先方の事務スタッフからのフィードバックを100%こなして対応したので、驚くほどスムーズでした。

私の顔出しも最初と最後の計5分程度、残りのほとんどは私のスライドを見ながら話したり、ブレイクアウトセッションにお邪魔したりしていました。

最初は無機質なしゃべり方になってしまっていました。

ところが、私はボディランゲージがオーバーな人間です。

自分自身にリズムをつける意味で極端なほどの、まさにオーバーゼスチャー。
躍動感が出て、自分自身で楽しんでいました。

お陰でネガティブなフィードバックはゼロでした。

ただ、質問が出なかったのは寂しいものでした。


2.14:00からは45分ほど9月18・19日・10月2・3日(土日4日間)の岡山開催のアドラー心理学ベーシック・コース を巡ってのZoomミーテイング。


<写真の各人の配置>
岩井 渡辺歩実さん  山田響子さん
目次 心さん 武田真由子さん

5か月近く先のイベントですが、今から着々と準備を進めております。

中国・四国地方の方々の参加をお待ちしております。

https://www.hgld.co.jp/p_lecture/view/749 からお申込みを!

3.15:30からはオンラインによるカウンセリング。

4.19:45~21:55には平日夜開催のカウンセリング道場。

カウンセリング道場は3つ並行して走らせていますが、このグループの参加者が一番多くて16名。

五十嵐淳至さん をクライアントとして対人関係をテーマに3人ほどがカウンセラー役を務めました。

五十嵐さんは、アドラー心理学を学んで30年を超える超ベテランなだけにカウンセラー役の方は、かなりてこずったようです。

最後は私が、五十嵐さんをカウンセラー、淳至さんをクライアントと見たてて、セルフカウンセリングで何とか収めました。


◆カウンセリング道場(入門者コース)を開設します。

こんなことを昨日配信のニュースレターに書いています。

現在、カウンセリング道場の10回コースを3つ走らせていますが、日ごろ研修の機会に恵まれない人たちのために新講座を開設します。

1)対象:アドラー・カウンセラー養成講座の修了者であること

なお、すでに開催のカウンセリング道場参加中の方、アドラー・カウンセラーの資格をすでに有している人は除く。

2)目的:アドラー・カウンセラー養成講座を修了している人がカウンセリングの腕を磨くことを目的とする。

3)期間:5回を1つのクールとする。

4)日時:6月28日(月)、7月26日(月)、8月30日(月)それぞれ19:45-21:45の日時を設定し、それ以降の2回は、参加者との協議により取り決める。

なお、この日程で参加が困難な場合は、ある程度の人数が集まれば、平日の10:00-12:00か14:00-16:00のどちらかを設定するのも可能です。

5)受講料:20,000円(5回分一括払い)

6)応募者数 8名-12名

7)申し込み info@hgld.co.jp にメールを

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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(4月27日)は、ヒューマン・ギルド関係者の執筆・出版活動の情報が入ってきた1日でした。

まずは、長田邦博さん (グロナビ代表、中小企業診断士、キャリアコンサルタント)が書かれた『もし、アドラーが「しゅうかつ」をしたら』(幻冬舎、1,320円)が『東洋経済』の「話題の本」コーナーに取り上げられていました。

インタビュー形式でこの本に込めたメッセージを伝えています。

『もし、アドラーが「しゅうかつ」をしたら』で長田さんは、アドラー心理学の基本的な考え方を単に紹介するのではなく、長田さんなりに熟慮を重ねて整理し、「しゅうかつ」ー 「就活(働き方)」「習活(学び方)」「充活(生き方)」ー と結びつけて、新しい生き方(ライフデザイン)について提言した、とても刺激的な本です。

お勧めします。

続いて、鈴木昇平さん から『教育PRO』(株式会社ERP発行、4月20日号)をお送りいただきました。



「教育者のための人間知 ー アドラー心理学入門」の第1回目の「なぜ今、アドラー心理学なのか」が始まりました。

2ページもので、ぐいぐい惹きつけられる文章です。

私は昇平さんに12回の連載に書き足して単行本化をお勧めしました。

昇平さんには、その知識と執筆力があります。

 最後は、私の本の重版情報です。

日本能率協会マネジメントセンター出版本部から次のメールが入りました。

重版のご連絡です。
『マンガでやさしくわかるアドラー心理学 人間関係編』重版のご連絡です。 
12刷/1,000部重版/累計28,500部/7月出来

『マンガ アドラー心理学』シリーズで合計 226,500冊に達します。

シリーズを中心に毎月にように重版の連絡が入るので、とてもうれしいです。

私の単著、共著、翻訳、分担執筆の本も昨年、累計100万部を突破しています。

今年はこれから4冊ほど出版の予定です。

アドラー心理学、まだまだブームは終わっていませんね。

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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(4月26日)の9:00~12:00はオンライン(Zoom)で某生命保険会社の「新人サポート研修」を行っていました。
90人が対象のため運営側は大変なようでした。

全員が顔出しすると通信が不安定になるためブレイクアウトセッションを覗き見する以外は、お顔を見ることができませんでした。

休憩後「一斉に顔を出しましょう」としたら、落ちてしまう人が続出、またもやの休憩を入れて対処しました。

何とか12:00に終わらせることができましたが、ヒヤヒヤものでした。
私は涼しい顔 ー ただし、私の顔も途中から受講者に見られない ー をして進めていきましたが、事務局は汗だくだったと思われます。

明日もまた同じ講座をやります。


これからが本題。

日経ビジネス電子版 デイリー夕刊 <business@nikkeibp.co.jp>の日経Gooday 2021.4.26で うつ休職の裏に潜む「大人の発達障害」の可能性  の記事を読みました。
https://business.nikkei.com/atcl/gen/19/
00283/042300002/?n_cid=nbpnb_mled_enew

五十嵐良雄氏=精神科医・東京リワーク研究所所長が「大人の発達障害」を大きく2つに分けて説明くれています。

(1)自閉症スペクトラム障害(ASD)
(2)注意欠如・多動性障害(ADHD)

うつ休職に関係なく「いる、いるこんな人」がわかるので、カウンセラー、医療従事者、教師など対人サポートをする人には必須の知識です。

是非、お読みください。


ところで、昨晩の21:00から配信が始まったYouTube ヒューマン・ギルド「アドラー心理学専門チャンネル」「スピリチュアルタスクとしての仏教とアドラー心理学」として私が不思議な実体験と、仏教とアドラー心理学の関係について語っています。



最大のメッセージは、対人サポートに従事する人たちが人間を超えるより大きな存在との健全なかかわりを持っていれば、精神的な健康を保てることを訴えていることです。

半日だけで100人以上の方に早速ご視聴いただいています。

まだご覧になっていない方はこちらから。
     ↓
https://www.youtube.com/watch?v=N71qdPV3ZLE

ついでに「チャンネル登録」と「いいね」もね。

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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(4月25日)はカミさんとランチに出かけた以外は家にこもって仕事をしたりテレビを観たりしました。

さて、YouTube ヒューマン・ギルド「アドラー心理学専門チャンネル」のことを中心に書きます。

昨年の7月6日(月)から始まったYouTube ヒューマン・ギルド「アドラー心理学専門チャンネル」は順調にチャンネル登録者数を増やして間もなく1,600人ほどの登録者数に達します。

登録者やご視聴者の方々に感謝申し上げます。

本日21:00からの配信はやや飛んだ内容で「スピリチュアルタスクとしての仏教とアドラー心理学」として私が不思議な実体験と、仏教とアドラー心理学の関係について語っています。


最大のメッセージは、対人サポートに従事する人たちを人間を超えるより大きな存在との健全なかかわりを持つことです。

こんな内容を込めています。

  0:00 スタート
  1:00 不思議なことが親子に
  4:05 対人支援者にとってスピリチュアルな存在に支えられる意味
  6:44 六波羅蜜
  7:45 八正道
  8:33 仏教とアドラー心理学の比較
10:16 5つのライフタスク
10:51 スピリチュアルタスク
11:33 祈りと瞑想(岩井の私見)
12:46 アドラーの言及:共同体感覚を増進する努力
13:30 まとめ


ところで、YouTubeや動画をご自身のためだけでなくグループでの勉強会に利用していらっしゃる方々がいます。
大いにお勧めしたいところです。

その一端として「アドラー心理学式ダイエット」がお勧めです。
https://youtu.be/Hz56uDa9r9A

昨日は、YouTube内で呼びかけたプロジェクトに関心を寄せてくださった方々に次のメッセージをお送りしました。
なお、夜間コースを6月7日(月)としてお伝えしましたが、正式には 6月14日(月)です。
お詫びして訂正させていただきます。

アドラー心理学式ダイエット・プロジェクト

取り組み期間:6ヵ月(6月下旬~12月下旬)
*7月~11月は受講者の自主運営
構 想:年内にシェイプアップしてあなたらしさを実現しよう!
岩井の関与:最初と最後
初回日程:夜間コース 6月14日(月)19:45~21:45、午前コース 6月24日(木)10:00~12:00
受講料:11,000円(税込み、資料付き、先払い。岩井の2回分の講師料)
進め方:Zoomミーテイング形式で
狙 い:「ダイエットですらこんな簡単にできる!」ことを体験し、次の課題のチャレンジにつなげる。
参加特典:ダイエットにつながる詳しい資料と岩井のプレゼン資料を贈呈 
*アドラー・カウンセラー養成講座かSMILEリーダー養成講座を修了している方は、ご自身で「アドラー式ダイエット」をファシリテートできるスキルが得られます。
メンバー数:8~12人
参加条件:ヒューマン・ギルドの会員であること
申し込み:info@hgld.co.jp にメールで申し込み

◆動画のこちらの情報にもご注目ください。

動画版『人生が大きく変わるアドラー心理学入門』の締め切り迫る!

関心を寄せていただきたい動画についてお伝えします。

10万部が射程距離に入りつつあるロングセラー書籍 『人生が大きく変わるアドラー心理学入門』(岩井俊憲著、かんき出版、1,400円+税)に動画版が誕生、発売されています。かんき出版のご厚意で有効期限の3月31日締切期限を4月30日まで延ばしていただいています。

ヒューマン・ギルドの関係者ならば500円割引になるクーポン券ご利用で5,500円のところが5,000円になります。

SMILEリーダーのフォローアップ、ELM勇気づけトレーナー/リーダーの勉強会の補助に最適な動画です。アドラー心理学ベーシック・コースのおさらいにも適しています。

7つの動画は全部で1時間半ほどです(1巻あたり10分~15分のYouTube感覚)。 

 商品名:【動画版】人生が大きく変わるアドラー心理学入門~円滑なコミュニケーションに活かす!~

 購入サイト:https://kanki-pub.e-course.jp/registration/359/H202102G500

 クーポンコード(4月30日まで有効) H202102G500

 お問い合わせ先:かんき出版 press@kanki-pub.co.jp

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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(4月24日)の13:15~17:15はオンライン開催アドラー心理学ベーシック・コース平日6日間コース の初日を行っていました。

開始前に総合コーディネーターの 番澤清美さん(下段)、オンラインサポート役の 廣川美也子さん(中央段左)、梶田恵子さん(中央段右)、永藤かおるさん(上段右)と綿密な打ち合わせをしました。

強力な布陣です。

何せ50人近くの受講者 ー 遠くは沖縄から2名、フランスのパリからも 1名ー で、ブレイクアウトセッションでも10部屋必要なのですから。

初日の講座のメニューは次の3つでした。

(1)オリエンテーションとリレーションづくり

(2)アルフレッド・アドラーの人と業績

(3)ライフタスク(人生の課題)

私は、別の講座を作るかのように投影するパワーポイントのすべてをリニューアルしました。

形式だけでなく内容も一新しました。
かなりの時間がかかりました。

集合型に比べて討議の時間が限られますが、その分を個人演習、時間をかけたブレイクアウトセッション、質疑応答の充実度でカバーできた感じです。

特に(2)の「アルフレッド・アドラーの人と業績」については、自宅からの配信なので、手に入れることが困難な、書斎にあるアドラーおよびアドラー心理学関連の本を8冊ほどお見せしました。

アドラー・クイズなるものも用意したので、そのため予定より30分この部分が押してしまいました。
質問もかなり出ました。
アドラーの生涯に関連して誕生順位などについてかなり踏み込んでしまったのがいけなかったです。

ただ(3)の「ライフタスク(人生の課題)」をコンパクトにしたため予定の17:15にきっかり終わりました。

好意的な感想をコメントでいただいたり、フェイスブックの友達申請やメッセンジャーからのメッセージがかなり届いたので、受講者満足度はそこそこ高かったのではないか、と自負しております。

講座が終わってからは20分ほど写真のサポートグループの人たちからご意見をいただき次回につなげる勇気を得ました。

「しっかりとしたサポートを得れば、オンラインでも集合型にひけを取らないベーシック・コースができる!」と信念を強めた1日となりました。

ご参加の方々、サポート役の方々、本当にありがとうございました。

◆オンライン開催平日6日間コースは次の日時で応募が始まっています。
・7月16・30日、8月6・20日、9月3・17日 金曜日 13:15~17:15
https://www.hgld.co.jp/p_lecture/view/859

再受講枠の制限がありませんよ。

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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(4月23日)のブログの最後にこう書きました。

「今日もいいことがある1日になりそうです。日々、ありがたく暮らすことができています」

そのとおりになった昨日でした。

1.『男と女のアドラー心理学』文庫版ゲラ到着

2.高齢者としての運転免許更新

3.大学院客員教授としての授業スケジュール決定

 

1.『男と女のアドラー心理学』文庫版ゲラ到着

昨日は、会社に出社しないテレワークの日でした。

私が出社しなくとも、いやしないからこそ会社がうまく回ります。

11:00ちょうどくらいに宅配便で青春出版社の 石井智秋さん から『男と女のアドラー心理学』文庫版のゲラが届けられました。

連休明けには先方に戻して6月末には、いよいよ文庫となってより多くの方々に届くようになります。

かなりリライトされ、タイトルも『アドラーが教えてくれた「ふたり」の心理学』に変更になります。

2.高齢者としての運転免許更新

ゲラを受け取ってからカミさんと新宿に出かけました。

久しぶりの新宿、今までの改札口とは大きく違っていました。

モザイク通りでもお店の入れ替えが目につきました。

高島屋内にある台湾料理店でランチ。

その後、東京都庁内になる警視庁の免許証更新センターに。

ほんの15分ほどで手続きが終わりました。

マーケティング統括マネジャーの 目次 心さん から電話が入っていたので、折り返しの際に「警視庁に出頭しているんだ」と言うと、「何かやらかしたんですか?」と返してきました。

何かやらかしたなら「警察」でしょうが。

ところで、交付された免許証の写真を見て、10年間にあまり老け込んでいないように見えるのもうれしかったです。

3.大学院客員教授としての授業スケジュール決定

夕方にハリウッド大学院大学(学校法人 メイ・ウシヤマ学園)の黒野教授(総合企画部長)からメールが入り、客員教授として10月から15回の授業スケジュールを伝えられました。

今までは、名ばかり客員教授として、ハリウッド大学院大学 特別公開講座を担当するのが決まっていましたが、秋からは、大学院生対象にアドラー心理学に基づく「経営心理学」の講座を担当することが決まったわけです。

そのお披露目としてのハリウッド大学院大学 特別公開講座ピンチをチャンスに変える 経営者を育てるアドラーの経営心理学 と題して5月14日(金) 14時00分~15時30分に行われます。

一般公開をしていて、オンラインでも参加できるので、是非お申込みください。

【会場】ハリウッド大学院大学 5階ハリウッドホール
【参加費】1,000円(学生の奨学金として活用させていただきます。)
【主催】学校法人メイ・ウシヤマ学園 (ハリウッド大学院大学)
【後援】致知出版社、ヒューマン・ギルド、ビューティビジネス学会、ハリウッドサービスビジネス研究所、トータルビューティ協会
【お申込み・お問合せ】事務局 黒野・木村
email: koukaikouza@hollywood.ac.jp

◎こちらからも申し込みができます。
    ↓
https://mba.hollywood.ac.jp/archives/2008

「本当にいい1日だった」ととてもありがたかった昨日でした。

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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(4月22日)も次から次へとうれしいことが起きました。

1.小池直己先生(英語学者(心理学理論を応用した英語教育の専門家)、NHK教育テレビの英会話の講師等を歴任、元就実大学・大学院教授)に9月13日(月)に開催するマネジメント・カウンセリング研究会(私が代表を務める中小企業診断士の勉強会)の公開講座(ヒューマン・ギルドの関係者も参加可能)にご登壇いただきたく思い切って講師依頼をしたところご快諾いただきました。

小池先生には、(大学、大学院で英語を専攻せず)大学教授になり、30年間で英語の本を400冊近く出版、NHK教育テレビの英語講師も担当された小池先生の生き方・学び方を語っていただきたいと思っています。

とてつもなく興味深い講座になりそうで、今からワクワクしています。

11:00からはある業界にアドラー心理学が入るプロジェクトの打ち合わせを3社間でしました。

これまた数か月先の展開をイメージすると、満ち足りた気分になりそうです。


2.出版についても新たな動きがあります。

13:00に方丈社の小村編集長(写真左)と書き編み師の若林邦秀さん(写真中央)がご来社。

若林さんはPHP研究所在職中の1997年1月に私の共著本『ぼくお母さんの子どもでよかった』をご提案の上、出版された方の上、ヒューマン・ギルドでアドラー心理学を学んでいらっしゃる方なので、信頼しきっています。

その若林さんを編集担当として『親と子のアドラー心理学』のリライト本が方丈社から7月にも出版されることになっています。

出版に関してはもう1つ。

青春出版社編集部の石井智秋さんさんから(1)本日『男と女のアドラー心理学』の文庫版のゲラが届くこと、(2)タイトルが『アドラーが教えてくれた「ふたり」の心理学』に決まった旨のメールが入ります。

今日から3日間のうちにチェックをするのが楽しみです。

私の思い入れの深い本が出版社が代わって、本の形式が代わって長く、多くの方々に届くのがとてもうれしいです。

今日もいいことがある1日になりそうです。

日々、ありがたく暮らすことができています。

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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(4月21日)もとても満ち足りた1日でした。

4月24日(土)から6日間続くオンライン開催アドラー心理学ベーシック・コース平日6日間コース (日程:7月16・30日、8月6・20日、9月3・17日 金曜日 13:15~17:15)の初日の資料が完成し、今日、受講者の方々にご案内できることになりました。

◆オンライン開催平日6日間コース https://www.hgld.co.jp/p_lecture/view/859は次の日程で応募が始まっています。
・7月16・30日、8月6・20日、9月3・17日 金曜日 13:15~17:15

夜は20:00から40分ほど当日のオンラインのチーフコーディネーターの 番澤清美さん、サポート役の 廣川美也子さん と打ち合わせをしました。

準備万端です。

それに、新しい Let's Note(CF-RZ) で完璧に仕事をこなせるようになりました。


もう1つあります。

『マンガでやさしくわかるオープンダイアローグ』(向後善之・久保田健司著、大舞キリコ作画、日本能率協会マネジメントセンター、1,760円)を読み終えました。

私の『マンガでやさしくわかるアドラー心理学』シリーズを含めてこのマンガでやさしくわかるシリーズを20冊近く読んでいますが、その中でも最高ランクに位置される本です。

箇条書きで私の推薦理由を書きます。

・マンガと本文のマッチングが抜群に良いこと

・フィンランドで生まれ欧米で広がりを見せている心理療法であるオープンダイアローグがててもやさしくわかること

・オープンダイアローグでアドラー心理学の家族カウンセリング、マルチプル・カウンセリングなどとのマッチングができること

・取り上げているケース (Story)ー (1)ゲーム依存で不登校の男子中学生、(2)ワークショップの模様、(3)夫の単身赴任で離れていて言い争いが絶えない夫婦、(4)いじめをかばったことで標的になってしまいひきこもりの高校生 ー がリアルであること

たくさんの示唆を得て「ホントにいい本を読んだ!」と、また1か月後くらいに読みたくなっています。

カウンセリングをはじめ対人サポートをしている方の必読書として強くお勧めします。

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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(4月20日)からパソコンを新しいものに移行しつつあります。

相変わらず小ぶりのLet's Note。

他の機種に変更する気持ちが微塵もありませんでした。

ただ、パソコンもリニューアルならば、仕事の仕方も学び方もリニューアルの必要があります。

英語教育の押しも押されぬ第一人者の 小池直己先生から昨年7月にいただいていた『スヌーピーで学ぶ すぐに使える英語表現105」(小池直己、祥伝社、1,540円)をやっと読み終えました。



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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(4月19日)は来週の月曜日(4月26日)と水曜日(4月28日)に行うオンライン企業研修のプレゼン資料と配布資料を完成させました。

この仕事がひと段落したところで今週土曜日(4月24日)オンライン開催のアドラー心理学ベーシック・コースの初日の資料の仕上げに取り掛かれます。

集合型の研修をオンライン研修に組み立て直すのは、そうそう簡単なものではなく、新たな講座を作り上げるくらいの気構えが必要です。

また、ありがたいことに40名以上の受講者がいらっしゃるので、講座展開面でもきめ細かい設定が必要です。

番澤清美さん という超ベテランがオンラインの主力スタッフとして控えて、その他に3人がサポートしてくださります。

本日で申し込みは締め切りますので、これからオンラインで受講を希望される方は、次のコースにお申し込みください。

◆オンライン開催平日6日間コース 
https://www.hgld.co.jp/p_lecture/view/859
日程:7月16・30日、8月6・20日、9月3・17日 金曜日 13:15~17:15


さて、本日のメインテーマです。

私は日本経済新聞の月曜欄に大野裕先生(認知行動療法研修開発センター)の「 こころの健康学」を必ず読んでいます。

4月19日(月)には、「つらいときは『手立て探し』を」として、コロナ禍において【原因探し】からとかく「どうせ・・・・」と無気力になる状態の自責の念に代わる、「どうすれば問題に対処できるか【手立て探し】を提唱されています。
https://www.nikkei.com/article/
DGKKZO71076090W1A410C2TCC000/

一部を引用すると、このようです。

「学習性無力感」は、努力をしても失敗体験が続くと、自分の力のなさを感じて「どうせ何をやってもダメだ」と考え無気力になる状態だ。
そのような心理状態になると、それ以上工夫したり努力したりしなくなる。

(途中略)

そのときにはこころや体が辛くても、対処する手立てが見えてくると、心身が軽くなる。
その間は工夫を続けることが大事だが、そのときに、なぜこうなったのかと「原因探し」をしすぎると、自分や周囲を責める気持ちが強くなってつらくなる。
気づいたときは、どうすれば問題に対処できるか「手立て探し」をすると良い。


今日大阪府、明日兵庫県が緊急事態発令を政府に要請し、東京都でも週内にもと検討され、「コロナ疲れ」の私たちには「またか」との思いが強まり、学習性無気力に陥りがちです。

しかし、アドラー心理学の目的論に立って、「悪いのは誰か?」に進みがちな【原因探し】よりも、もう一度「私たちに何ができるか?」の発想に基づく【手立て探し】で対応することが求められています。

研修でコロナに感染した人は極めて稀です。
圧倒的に飲食です。

ヒューマン・ギルドでは、連休中も含めて【手立て探し】をしながら、万全の対応をしながら研修を行います。

安心してお越しいただける場所を提供しています。

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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

21:30から6:00までよく眠りました。
こんなに長時間ぐっすり眠ったのは久しぶりのことです。
爽快な気分で目覚めました。

ところで、昨日紹介の夢の内容をカミさんは、焦りの感情であっても、準備不足を警告する夢というより状況を甘く見て油断することを戒める夢ではないか、という解釈を伝えてくれました。

確かにその方がすっきりしそうです。

今日は、状況を甘く見て油断することのないよう仕事に取り掛かります。


昨日開催の アドラー心理学ベーシック・コース (4日目、最終回)が満足に終わったことが私の快眠を促してくれたようです。


(講座終了後の集合写真)

最初から元気になれました。

講座開始前に受講生としてご参加の 日本笑いヨガ協会 代表の 高田佳子さん が笑いヨガの一断片のご指導くださいました。

みんな元気になりましたし、私の睡眠不足もどこかに吹っ飛びました。

高田さんは、ヒューマン・ギルドの4月のニュースレターにご著書『笑いヨガで超健康になる!』(DVD付き、マキノ出版、1,100円)をご紹介くださっていました。

高田佳子さん と私は次のオンラインによるコラボ・イベントを画策中です。
4月末までにはしっかりとしたかたちでお伝えできそうです。

タイトル:笑いの饗宴 ー 笑いヨガ×アドラー心理学(仮題)
受講料:2,800円(税込み、資料付き)


肝心の講座は前日同様、たくさんの質問が出て、私の講師モチベーションは最高レベルに。
受講者を巻き込み、最高度に深い内容に踏み込みました。

特に前日の「信頼」で使ったキーワードの【決意+覚悟+忍耐】が信頼についてだけでなく、自分のライフスタイルを変えるためにも欠かせないことをご理解いただきました。

受講生と講師とのコラボが実現したようです。

最後の感想では、次のような声が寄せられました。

・アドラー心理学を知って多くの本を読んだが、講座に出て初めて本質面を理解でした。

・自分の中にあった不一致点がこの講座によってつながった。

・疑問点がいくつもあったが、講座を受けて解消できた。

・SMILEを先に受けていたので、その理論面がしっかりとカバーでした。

・「不完全である勇気」の言葉が強く印象に残った。

◆今後のアドラー心理学ベーシック・コースは、以下のとおり開催します。
7月には第2弾のオンライン開催があります。

◎ヒューマン・ギルド開催 

(1)土日4日間コース 
https://www.hgld.co.jp/p_lecture/view/244

 ・7月3.4.17.18日(土日)、土曜13:30~19:00 日曜10:00~17:30

 (2)平日4日間コース
https://www.hgld.co.jp/p_lecture/view/477

 ・9月10.24日.10月8.22日(金曜4日間)、全日10:00~17:00

(3)オンライン開催平日6日間コース https://www.hgld.co.jp/p_lecture/view/859

・7月16・30日、8月6・20日、9月3・17日 金曜日 13:15~17:15

◎名古屋開催
https://www.hgld.co.jp/p_lecture/view/496

・5月15・16・29・30日(土日4日間)
 土曜13:30~19:00 日曜9:30~17:00
 会場:ウインクあいち(愛知県名古屋市中村区名駅4丁目4-38)

◎岡山開催
https://www.hgld.co.jp/p_lecture/view/749

・9月18.19日.10月2.3日(土・日)
 土曜13:30~19:00、日曜9:30~17:00 
 会場:おかやま西川原プラザ(岡山市中区西川原255番地)

受講料(各コース共通):71,500円(会員、初めての受講)、77,000円(一般)、30,800円(会員、再受講)

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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

今朝(4月18日)は嫌な夢を見て目を覚ましました。

私が一人で独占できる風呂に入っていると、警戒のアナウンスが出ました。
危険を知らせる通報です。

それにも関わらず私はゆったりしていました。

すると「岩井俊憲さん、危険です。すぐ退避してください」と名指しのアナウンス。

私が衣類を持って浴室から出ようとするところで目が覚めました。

私に準備不足を警告する夢であることが明白です。

私は5:00に床から離れました。


さて、昨日(4月17日)は向学心のある人たちと共に過ごした1日でした。

9:45~11:55は「カウンセリング道場」(土曜日午前中コース)を行っていました(受講者11名)。


春木めぐみさん撮影)

一人のクライアント役の方に2人が続けてカウンセラー役を務め、仲間からフィードバックが行われ、私がコメントする進め方です。

仲間からのフィードバックは、私自身もとても勉強になります。

私は一応講師ですから、皆さんと一緒のことを言うわけにもいかないので、短時間のうちにコメントすることを整理して伝えなければなりません。

受講者の中で 梶田恵子さん熊野英一さん と連携して「家族カウンセリング」の輪読会を組織するようです。

ヒューマン・ギルドのニュースレターの5月号に記事を出していただきますが、フライング気味にこのブログの一番下のスペースでお知らせしちゃいます。


午後は13:30~18:50に アドラー心理学ベーシック・コース の3日目を行っていました。

このコロナ禍で参加者は11名でしたが、私の好きな質問魔がいて活発なやり取りになりました。

質問に対して私が直接答えないで、受講者に振る、いわゆる「全体質問」をするので、場が活性化します。

私はこのパターンが好きです。

「あなたを勇気づけた人たち」の演習は、かなり深いレベルまで話し合いできたようです。

今日の最終日がまた楽しみで仕方がありません。

◆ヒューマン・ギルドのWebsiteには「アドラー心理学を学ぶ」のコーナーがあります。
アドラー心理学の学び方のステップが書かれています。
 ↓ ↓ ↓
https://www.hgld.co.jp/learn.html

 

【「家族カウンセリングの技法」ABD読書会&勉強会 開催のお知らせ】

ヒューマン・ギルドで学ぶ仲間であり、「アドラー式子育て 家族を笑顔にしたいパパのための本 」などの著者 熊野英一さんのお声かけに手を挙げました。
そのお声かけは「家族カウンセリングの技法」の読書会&勉強会をやろうというもの。実現に向け事務局担当を担わせていただきます梶田です。

理論を学ぶための良書と知りながら、読みたいと思いつつなかなか読み始めることができない本ってありませんか?
読むならしっかり読み込みたい。でも1人だと理解があっているのか、最後まで読了できるのかわからず積読の1冊になっている。
そんな状況を突破するべく、カウンセリングを学ぶなら必読のこの本を1年かけてゆっくり読み込み、仲間と一緒に学びあう読書会&勉強会を開催します。

日程:基本的に毎月第3月曜日 20:30~22:30 (*祝日と重なる月のみ前後します。)
   5月17日、6月21日、7月19日、8月23日、9月13日、10月18日、11月15日、12月20日、22年1月17日、2月21日、3月14日、4月18日
   *ご欠席の回はアーカイブでご視聴いただけます。
参加費:5,000円/回(12回一括 or 前半/後半 2回払い)
お申込み:https://resast.jp/events/551894から詳細確認、お申込みいただけます。
読書会&お申込みに関するお問い合わせは梶田までお願いします。
(lalala_zo_san@yahoo.co.jp)

<岩井注>
『家族カウンセリングの技法』(3,300円、絶版)は4冊だけヒューマン・ギルドに在庫があります。

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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(4月16日)は、カウンセリングを行った午前から、電話で貴重なご意見いただいた夜までひたすら【聴く】ことに関わった1日でした。

そのうち最も時間を費やしたのが14:00~16:00開催の「カウンセリング道場」(平日午後コース、受講者13名)でした。


番澤清美さん撮影)

このコースは特にカウンセリングのベテランの人たちが参加していて、1人のクライアント役の人に対してすでにアドラー・カウンセラーの資格を持つ人2人がカウンセリングを担当しました。

私も目を見張るほどの切れ味の鋭いフィードバックが飛び交います。

耳障りのいい言葉はサポート(困難を克服しての本人の成長)になりません。

 アドラー・カウンセラー養成講座 を修了した人たちを対象に土曜日午前コース、平日夜コースを含めると60人が学び続けています。

プロ・アドラー・カウンセラー養成講座と言ってもいいでしょう。

◆アドラー心理学を活かしてアドラー・カウンセラーを志望する方は、こちらをご覧ください。
   ↓
https://www.hgld.co.jp/utilized.html

ところで、【聴く】ことに関してデール・カーネギーの『人を動かす』(創元社)に「人に好かれる6原則」としてこんなことが書かれています。

1.誠実な関心を寄せる

2.笑顔で接する

3.名前は、当人にとって、最も快い、最も大切なひびきを持つ言葉であることを忘れない

4.聴き手にまわる

5.相手の関心を見抜いて話題にする

6.重要感を与える(心からほめる)― 誠意をこめて


この6条件を集約してみると、「人に好かれる」6条件はそのまま「聴き上手」に関連しています。

どうやら「聴き上手」な人には、次の4つの効用があると言っていいようです。

その1 人に好かれます。

あなたの周囲の人の中で「聴き上手」な人を数人、思い浮かべてください。
あなたの嫌いな人はいますか?

その2 話し手の問題解決をサポートできます。

まさにカウンセリングがその営みです。

その3 情報が豊かになります。

私は、延べ60冊を超える本を書いている中で、そのうちの10冊以上は、カウンセリングで接した話を変形して織り込んでいます。
SNSやマスコミの情報もいいのですが、リアルに接した情報は、その迫力が違います。

その4 自分自身の成長に役立ちます。

今までは3つめまでしか伝えていなかったのですが、ふとこの4つめに至りました。
1~3の効用に加えて、【聴き上手】を通じて対話にも発展し、確実に自己成長をもたらしてくれます。
個人の体験の幅は限られています。
しかし、相互尊敬・相互信頼の関係を通じて他者の体験に共感することで「代理体験」のような様相が加わり、自分自身の成長に役立ちます。

今日は「カウンセリング道場」(土曜午前コース)が開かれます。

今から楽しみで仕方がありません。

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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(4月15日)はテレワークの日で、家で電話カウンセリングをしたり、4月24日(土)スタートの オンライン開催 アドラー心理学ベーシック・コース (4月24日.5月8.22日.6月5.19日.7月3日(全・土)、13:15~17:15)の初日のパワポの全面手直しをしたりしていました。
https://www.hgld.co.jp/p_lecture/view/859

資料そのもの、資料の配布の仕方、講座の進め方など内容変更以外「全面手直し」のつもりで、まるで別の講座を作り上げるかのように取り組んでいます。

おそらく再受講される方も驚くと思います。

ただ、アドラーの本でアドラーがどう書いているか調べたり、やたら時間がかかるのが難点です。


さて、昨日紹介の『孤独のチカラ』 (齋藤 孝、新潮文庫、539円)について「私の孤独の時期を思い出させてくれ、孤独がいかに自分を育ててくれたかを教えてくれた本です」と書いていました。

そのとおりで、本を読み終えた後に孤独についていろいろ考えました。

自分自身がなんだかこだわりの強い人間であることを再確認しました。

孤独については、「寂しさ」と結びつけてネガティブに捉えられることが多いのですが、私は孤独だから寂しいのではなく、集団の中が所属に不全感を持つことが寂しさにつながっていることを知っています。

さらには、1999年4月末から5月上旬にモントリオールに行ったときにペルグリーノ博士から教わった”Plow it higher and deeper.”(高く、深く耕しなさい)の言葉を思い出しました。

ペルグリーノ博士が学びの志について語ったものです。

また、『孤独のチカラ』に数か所出ていた「沈潜(ちんせん)」から高校生の頃に読んだ『三太郎の日記』(阿部次郎)の「沈潜(ちんせん)のこころ」という言葉を思い出して、該当の箇所を読んでみました。

「沈潜」というのは「心を落ち着けて深く思索すること。また、深く没入すること」(『精選版 日本国語辞典』です。

孤独には、確かに「心を落ち着けて深く思索すること。また、深く没入すること」の効用があります。

五木寛之氏の『人間の覚悟』(新潮新書)に「アイオワ大学の教授の実験」として1本のライ麦の話が出ていたことも思い出しました。

本には、こんなことが書かれています。

30センチ四方、深さ56センチの木箱を作り、そこに砂だけ入れて1本のライ麦の苗を植える。水だけで育てて3ヶ月後に箱から取り出して砂をすべて振るい落し、広がっている根の長さを計測してみたところ、根毛の先にある顕微鏡でしか見えないようなものまで全部合わせると、何と1万1200キロメートルもあったという。

1本のライ麦が砂の中から水だけ吸い上げ、60日間も生き続けるために、シベリア鉄道をはるかに超えるくらいの長さの根を張りめぐらせ、その命を支えていた。

そう考えたら、その麦は色がさえないとか、穂が付いていないとか文句を言う気にはなれません。そこには行き続けるというだけで、ものすごい努力があった。

1本の麦でさえ、それくらいの根を見えないところまで張りめぐらせて必死でいることを思えば、私たち人間が今日1日を生きるということは、麦1本に比べてじつに大きなこの体ですから、どのくらいの根を人間関係に、世の中に、宇宙に張りめぐらせていることか、想像するだけでも気が遠くなります。

五木氏はさらに続けます。

たった1本の麦でも、その大変な命の営みの偉大さを思えばその麦に対してお前は出来が良くないとか、もう少し見ばえがよかったらいいのにとか言えたのもではありません。

1日生きるだけでもものすごいことをしている。人は生きているだけで偉大なことだと思います。その人が貧しく無名で、生きがいがないように思えても、1日、1ヶ月、1年、もし30年も生きたとすれば、それだけでもものすごい重みがあるのです。

植物が根を張ることは「陰」の営みです。
地上に育ち、花や実を形成するのは「陽」の営みです。

そう捉えると、孤独の中での「陰」の地道な働きがあってこそ「陽」が実を結ぶことを忘れてはなりません。

「陰」の状態の孤独には、一部寂しさを伴うことがあるかもしれませんが、私たちの心の中で明日への創造力を生み出す地道な働きを促進する貴重な時間かもしれません。

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