アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリング、コンサルティングを行っています。
アドラー心理学による勇気づけ一筋40年 「勇気の伝道師」   ヒューマン・ギルド岩井俊憲の公式ブログ



アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

私には自分の感情を見届ける傾向があります。
今年のある時期までは【焦り】の感情が最も強く、これは思春期以来ずっと私の中心に位置していた感情でした。
私の場合【焦り】は『スピード』と関連していました。

しかし最近は、【焦り】よりも【もどかしさ】の頻度が抜群に多くなっています。

『広辞苑』で「もどかしい」を引いてみると、こんな表現が出ていました。

「思うようにならないで、気がもめる」
「はがゆく思う」
「じれったい」

まさにそのとおりで、今パソコンを前にしても「はがゆく思う」し、「じれったい」です。

それもそのはず、キーボードを打てるのは右手だけ、左手は時々、親指を使います。
私の左手で指先があるのは、親指だけです。

アドラー心理学の面白いところは、さまざまな感情を『理想・目標』と『現実』とのギャップと捉えることです。
そこから発想すると、【もどかしさ】とは、「こうありたい」「こうあらねば」という『理想・目標』と実際には「これしかできない」という『現実』のギャップから生じる、広義の『劣等感』です。

■【感情のサイン】に気づくガイドブックがあります。
『感情を整えるアドラーの教え』(大和書房だいわ文庫)です。
1,000円もしない文庫本なので、1冊手元に置いておくことをお勧めします。

ただし【もどかしさ】には、不都合な部分だけでなく効用もあります。
じっくり構えて、「この【もどかしさ】の感情は何に気づかせようとしているのか?」と考えて、時間をかけても物事を丁寧に扱うようになることです。
これは言わば、『理想・目標』を引き下げて『現実』に沿う対応です。
ただ、知恵を駆使して『現実』を引き上げる方法もあるはずです。

そこで、1つのヒラメキが起きてきました。
今の私の最大の【もどかしさ】は、応援プロジェクト:「仏教×アドラー心理学」(オンライン開催)」にきわめて賛同者が少ないことです。
このことについては、一昨日のブログにこんなことを書きました

《手段と目的が混同して本来の意図が通じていなかったことをもどかしく思っています。
要は「目的は、存亡の危機に瀕している個人と組織をアドラー心理学を学び合う仲間で救済することに貢献してほしい」ということです。》


どうか趣旨をご理解いただき、ご賛同のほどよろしくお願いいたします。
私の【もどかしさ】を軽減してくださるようご協力ください。

1)発起人:森哲史さん野口久美子さん、岩井俊憲

2)趣旨:サングラハ教育・心理研究所主幹の岡野守也先生が、パーキンソン症候群の『進行性核上性麻痺』という治療法が確立されていない難病に侵され、余命4-6年の見通しだそうで、大変つらい日々を送られております。現在、サングラハ教育・心理研究所は、主幹の病気、会員数の減少などの危機に瀕しています。

岡野守也さんは、ヒューマン・ギルド代表の岩井俊憲と同い年の1947年生まれですが、春秋社の編集長の頃はアドラー心理学の黎明期にアドラーの本の出版を通じて尽力され、その後、岩井にとって恩師でもあり友人にもなり、過去にはさまざまな講座を共催していたことがあります。

その窮地を救うためサングラハ教育・心理研究所で仏教を学び、現在はヒューマン・ギルドでアドラー心理学を学んでいる森哲史さんが橋渡し役になって野口久美子さんのサポートを得ながら岩井俊憲と共にプロジェクトを立ち上げたのです。

岡野さんのご著書『仏教とアドラー心理学』(佼成出版社)を題材に森哲史さんと岩井俊憲が野口久美子さんのオンラインサポートにより「仏教とアドラー心理学」のタイトルの対談を行い、このプロジェクトに賛同してくださった方々から寄せられた基金はすべて、クレジット決済料を除いてサングラハ教育・心理研究所に寄付します。

志ある方のご賛同と、ご関与による各方面へのお声がけなどのご貢献を期待しております。

講師:岩井俊憲×森哲史さん

日時:2024年12月20日(金)20:00-21:30

アーカイブ動画販売の申込締切:2025年1月15日(水)

◆3,000円 当日参加 https://www.hgld.co.jp/plecture/view/1230  

◆3,000円 アーカイブ動画申し込み https://www.hgld.co.jp/plecture/view/1231

◆10,000円 当日参加+サングラハ会員(1年分、6回の『サングラハ』誌贈呈) https://www.hgld.co.jp/plecture/view/1232

◆10,000円 アーカイブ動画申し込み+サングラハ会員(1年分、6回の『サングラハ』誌贈呈 https://www.hgld.co.jp/plecture/view/1233

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コメント ( 3 ) | Trackback ( )



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コメント
 
 
 
Unknown (森哲史)
2024-12-06 10:36:55
岩井先生
gooブログの会員になるのに、dアカウントの登録にてこずりましたが、ようやく会員になれました。サングラハの件、本当にありがとうございます。
 
 
 
Unknown (森哲史)
2024-12-06 10:51:58
でも、「いいね」は押せないようですね。このgooブログ、DOCOMO会員以外には、とても手間がかかるのかも知れませんね。
 
 
 
そうでした。 (岩井俊憲)
2024-12-10 21:11:25
森さん

ご指摘ありがとうございました。
だからですね。
相変わらず増えない理由がわかりました。
研究してみます。
 
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