アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリング、コンサルティングを行っています。
アドラー心理学による勇気づけ一筋40年 「勇気の伝道師」   ヒューマン・ギルド岩井俊憲の公式ブログ



おはようございます。アドラー心理に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(8月30日)は、10:00~17:30にヒューマン・ギルドで秋季開催 アドラー・カウンセラー養成講座 の2日目を行っていました。
受講者から的を射た質問が出て、講師としては充実感がありました。


さて、今日(8月31日)は途中まで暑かった8月最後の日。
このまま涼しい秋になるとも思えません。

8月15日までは盛んに「戦後70年」と報道されていましたが、ずっと前のことに感じられます。

私は、今年の夏は例年以上に戦中・戦後のことを調べてみました。
そこで、一部読み直し、またお勧めしたくなったのが次の3つの本です。

『新 歴史の真実』(前野徹、講談社+α文庫)

新 歴史の真実 (講談社+α文庫)
前野 徹
講談社

『忘れたこと忘れさせられたこと』(江藤淳、文春文庫)

忘れたことと忘れさせられたこと
(文春文庫)
江藤 淳
文藝春秋

『「南京事件」の探究』(北村稔、文春新書)

「南京事件」の探究―
その実像をもとめて (文春新書)
北村 稔
文藝春秋

それぞれ発行は10年~20年前の本ですが、戦中・戦後のことを客観的に認識しておくための好著です。

『新 歴史の真実』では、ドイツの鉄血宰相ビスマルクの「愚者は経験から学び、賢者は歴史から学ぶ」の金言に照らして、現代日本人ほど歴史から学ばない民族がいないことを嘆いて、こんな話を紹介しています。

大東亜戦争で撃墜王と名を馳せた坂井三郎さんがある時、電車に乗っていると、前に座っていた若者2人が話していたそうです。
「日本は昔、アメリカと戦ったって知っているか」
「嘘っ」
「それが本当なんだ」
「マジかよ。それでどっちが勝ったんだ?」
坂井さんはショックのあまり次の駅で降りて、しばし駅のホームでたたずんでいたそうです。

『忘れたこと忘れさせられたこと』は、日本がいわゆる「無条件降伏」をしたのではない事実を日本人自身が歪曲したことをさまざまな公的文書で明らかにしたもので、著者のもう1つの『閉ざされた言語空間』(文春文庫)― 戦後のGHQの検閲による言論統制と新聞社自身による自主規制がわかる本 ― と共に読むと、私たちが教えられてきた歴史認識が一変します。

『「南京事件」の探究』は、著者の姿勢では「歴史研究の基本に立ち戻る研究」で、南京で大虐殺があったかなかったか、でなく、「南京で大虐殺があった」という認識がどのような経緯で出現したかを順序立てて確認するアプローチで、「30万人大虐殺」の成立の全体像が論理的に見えてくる本です。

3冊に共通することは、新聞や雑誌や一部の本を鵜呑みにするのでなく、自ら考えることを通して、自分なりの歴史観を持つことに近づける本です。

戦後70年をホットな関心で終わるのでなく、クールに捉えるのに最適な本でもあります。

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おはようございます。アドラー心理に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(8月28日)は、午前中 カウンセリング を1件終えてから13:30~19:00に秋季開催 アドラー・カウンセラー養成講座 の初日を行いました。

カウンセリング に関しては、私個人は8月中旬まで多忙のためお引き受けしていませんでしたが、この頃はぼちぼち引き受けています。

私は研修、著述、カウンセリングを業務の3本柱にしていますが、カウンセリングに一番充実感を覚えています。

 アドラー・カウンセラー養成講座 には長野県からモモの会代表の百瀬敬子さんがお見えになりました。

百瀬さんは、次のとおり私とカミさんを長野県山形村にお呼びいただいております。

11月29日(日)13:00~16:30
13:10~14:40 第1部 私たちの子育てを語る 岩井俊憲/岩井美弥子
15:00~16:30 第2部 子育てに勇気と自信を持とう! 岩井俊憲

問い合わせ:百瀬敬子さん(モモの会代表、080-3443-6702)

ところで、アドラー・カウンセラー養成講座 への参加者は28名。
遠くは福岡、兵庫、大阪、愛知などからもご参加でした。

アドラー心理学の基本的な考え方をおさらいしてから、ペアやグループでの演習を行いました。

今日はライフスタイル収集のデモンストレーション、ペアでの収集実習などを行います。

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おはようございます。アドラー心理に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨晩(8月28日)は、午前10時と11時に珍しいお客様がヒューマン・ギルドにお越しでした。

10時のお客様は 木下暁子さん



勇気づけコミュニケーションサポート駒ケ根の代表として11月28日(土)に私を駒ケ根に招いて「勇気づけの子育て」と「勇気づけの自分育て」の講座を開いてくれます。

11時には 梶野 真さん がご来社。
来年1月開催のアドレリアン・コーチングを皮切りにヒューマン・ギルドの特別講師兼アドバイザーとしてとしてミネソタ・アドラー心理学大学院仕込みのアドラー心理学をご教授いただくことになりました。

午後は、会社を15:00に退出し、カミさんとJR水道橋駅で待ち合わせ、東京ドーム球場で読売ジャイアンツ 対 中日ドラゴンズ戦を16:00の開門時から観戦していました。

試合は高木勇人投手の好投に支えられて、坂本選手のタイムリー、村田選手の3ランも出て、7対0の巨人勝利に終わりました。

それにしても問題なのは、上の写真の下中央に写っている坊やです。

私とカミさんの前に立ち上がるので、本人、同伴のおばあちゃんと思われる人に注意を促すのですが・・・・。

カミさんが本人に優しく「立たないでくれない」と言うと、「どうして?」とにらみつけ、「見えないから」と言ったため、おばあちゃんの席と交代したのですが、今度は私の前に立つことが何度も。
席を離れて通路もうろうろ。
ビールガールや通路の反対側のおじさんにぶつかったり、前の席の人の頭を叩いたりで、まったく落ち着きに欠ける子なので、「この子は注意欠陥多動性障害に違いない」と思いはしたのですが、観戦マナーを守らない(本人)、守らせない(祖母)ことは実に不快でした。

それでも、巨人戦は昨年、一昨年とも捨て試合だったので、「よし」として東京ドームを後にしました。

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おはようございます。アドラー心理に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨晩(8月27日)は、社員5名にうちのカミさんを加えた6人で神楽坂のお店で誕生会兼お疲れ様会を行いました。
業績も順調だし人間関係も抜群、ベストチームだと思っています。

こんな人間関係をよくする話題を2つほど。

1.大阪で人間関係をよくする講演

昨日、株式会社 フラックス.代表取締役 山内暢子さんからお電話があり、

9月5日(土)13:00~特定非営利法人 COCONET(カラー・コミュニケーション・ネットワーク)関西支部主催講演

についてやり取りしました。
もうすでに予定の100人を超えた申し込みがあるのだそうです。
ヒューマン・ギルドの関西地区に関係者もたくさんいらっしゃるようです。

 

13:00~14:30の講演(タイトル:苦手意識を変える勇気 ― もう人間関係で悩まない!)、続いての株式会社 フラックス.代表取締役 山内暢子さんの講演に続き、15:40~パネルディスカッションも行います。
私と山内さんとの掛け合いは、きっと面白いですよ。私も楽しみにしております。

会場:國民會舘(武藤記念ホール、「天満橋」下車)

お申し込み:こちらへ(事前申し込みのみ)
URL:http://coconet-kansai.jimdo.com/イベント情報/フォーラム/
電話:080-4566-2625
メール:coconet.kansai@gmail.com

2.人間関係をよくする本

発売早々重版がかかり、すでに1万5千部に達する『マンガでやさしくわかるアドラー心理学 人間関係編』 (日本能率協会マネジメントセンター、1,500円+税)はズバリ、人間関係の「愛の課題(ラブタスク)」にまで踏み込んだ話題の本になっています。

マンガでやさしくわかる
アドラー心理学 人間関係編
岩井俊憲、星井 博文、サノマリナ
日本能率協会マネジメントセンター

この本について和田博正さんがご自身のブログ じんせいのみちくさ で

【ご紹介】マンガでやさしくわかるシリーズの新刊が発売されました!

としてご紹介くださいました。
ご本人のご了解を得て、その一部をコピペいたしました。

特に、恋人関係(Part3)、親子関係(Part4)では
これまでにない深く切り込んだ内容は
心に響くものだと思います。
特に、Part3の「性」については個人の思い込みや
個人の歪んだ価値観に大きく影響されていると
感じました。

1番親密である「性」について、お互い(夫婦やカップル)に
共感できていない部分が多いため、様々な問題や
認識の違いがあるのだと改めて感じました。

和田さん、ありがとうございました。

 

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おはようございます。アドラー心理に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

以前に読み終えていたけれど、今でもジーンと感動が残っている本があります。
『9日間”プラスのこと”だけ考えると、人生が変わる』(ウエイン・W・ダイヤ―著、山川紘矢・山川亜希子訳、三笠書房王様文庫、590円+税)

9日間“プラスのこと”だけ考えると、
人生が変わる
ウエイン・W・ダイヤ―著、
山川 紘矢,山川 亜希子訳
三笠書房王様文庫

 実はこの本のことは

8月1日付けブログ 勇気は勇気を与えられた人を勇気づけるが・・・・・ 

で一度紹介したことがあり、その中でこんな文章を書いていました。

「愛はそれを受けとる人を癒すが、愛を与える人をも癒す」

精神科医のカール・メニンガ―の言葉です。

私は、この言葉から勇気づけに関して、こんなことが言えるのではないかと思います。

「勇気は勇気を与えられた人を勇気づけるが、勇気を与える人も勇気づける」

 

ところで、この本の中にとても可愛い文章があります。

4歳から8歳までの子どもたちが「愛とは何か?」について答えた言葉です。

■誰かが私を愛しているとき、私の名前の呼び方がまるで違うの。呼ばれたとき、とても安心して心が温かくなるわ。

■愛ってね、レストランでご飯を食べていて、僕のポテトフライをほとんどお友だちにあげてしまったけれど、僕は別に何もお返しをもらおうなんて思わないときだよ。

■パパがママにコーヒーを入れてあげるとき、ママに渡す前においしく入ったかどうか確かめるためにひと口飲むの。これって愛でしょう?

■愛っていうのは、ママがパパのお皿に、チキンの一番おいしいところを入れてあげるとき!

無邪気でとても微笑ましくなりますね。

ウエイン・W・ダイヤ―は、この後に続けます。

「愛とは、恋に落ちて、その熱は冷めても、あとに残っているものです」

「愛とは、この体が滅亡したあともただ1つ、この世に残るものなのです」


ところで、アドラー心理学では愛をどう定義するでしょうか?
A.アドラー、R.ドライカース、W.B.ウルフの説を混ぜ合わせた愛(特に夫婦)の定義は、
次のとおりです。

1.夫婦の愛の定義は、その夫婦が「愛」と理解し合っているものである(R.ドライカースの定義を援用)。

2.夫婦の愛の成り立ちは「友情+性」である(W.B.ウルフの説を援用)。

3.夫婦の愛の確かさは、お互いの協力によって確認でき、その協力の方向は、2人の間だけでなく、家族からさらにより広い共同体に広がる(A.アドラーとW.B.ウルフの説をもとに)。

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おはようございます。アドラー心理に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(8月25日)、『マンガでやさしくわかるアドラー心理学 人間関係編』 の編集担当の(株)日本能率協会マネジメントセンター出版事業本部の久保田 章子さんからメールが入りました。

さっそく重版が決定しました。
2刷 3000部 累計15000部 です。

マンガでやさしくわかる
アドラー心理学 人間関係編
岩井俊憲、星井 博文、サノマリナ
日本能率協会マネジメントセンター

8月23日発売早々の増刷です。
特に大型店で売れているようです。

まだお手に取っていない方は、(株)日本能率協会マネジメントセンターのURLの「中味を見る」をご覧になってください。
マンガは、こんなふうに始まります。

上司部下の問題、知人とのコミュニケーションにまつわる悩みのほか、プライベートな場面でのパートナーとのセックスレスの問題や、親子のトラブルを取り上げています。

使用上のご注意は、微妙な問題が含まれていますので、中学生以下の子どもさんに読まれることのないようにご配慮ください。

◆ヒューマン・ギルドには、10冊、15冊単位のご注文が相次いでいます。
プレミアム会員対象のキャンペーンも8月末で終わります。
お早目にご注文ください。

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おはようございます。アドラー心理に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

私は、単著、共著、翻訳、監訳、分担執筆、監修の本を累計すると、50冊を越える本を出しています。
これから出す本もあります。
本のそれぞれに思い出があり、私にとってかけがえのない宝物です。
そんな本に関する話を3つほど書きます。

1.昨日(8月24日)のオフィスで8月23日付けの読売新聞を見たら、第1面にちゃんと『マンガでやさしくわかるアドラー心理学 人間関係編』の広告が掲載されていることを確認できました。
初版から1万2千部と破格の部数です。

どうやら全国版ではなかったようですが、原田綾子さん  の『アドラー式「言葉かけ」練習帳』と並んでいました。 

子どもが伸びる!自信とやる気が育つ! 
アドラー式「言葉かけ」練習帳
原田 綾子
日本能率協会マネジメントセンター

2.ある出版社から半分原稿を書いている本について他の著者で出したいという理由で白紙撤回の連絡がきました。
私は、ずっと原稿完成が長引いていたことを詫びて了解し、他の出版社から出します、と折り返しました。
出版社からの三行半は私にとって初めての体験ですが、このことを教訓として、もっといい本を出す決意を新たにしました。

3.ヒューマン・ギルドでSMILEリーダーをされている 三宅美絵子さん が『親と子のアドラー心理学―勇気づけて共に育つ』(キノブックス、1,300円+税)
のことをブログ「ベビーサインと勇気づけで怒らない子育て」とフェイスブックで「子育ての指針になる本」としてご紹介くださいました。
三宅さん、ありがとうございました。

相手が赤ちゃんでも、子どもでも、大人でも、こちらの態度は変わることはないのです。

まだ、赤ちゃんだから・・・
まだ、子どもだから・・・
あの人は、こういう人だから・

と、自分の見たい部分、知りたい部分だけで相手を判断しないことを心がけることが、大切だと思います。

相手の目で見て、耳で聴いて、心で感じることを、意識すること。

そのためには、自分の軸を持つことも大切です。
ぶれない自分。
振り回されない自分。

そんな子育ての指針となる本が出版されました!

(途中略)

子育てをしているお母さん、お父さんたちに、是非お読みいただきたい1冊です!

岩井先生ご夫婦の実際の子育てが、奥様の育児日記を抜粋しながらかかれています。


こうして私のかけがいのない、思い入れの深い本をご紹介いただけるのは、うれしいことです。

◆三宅美絵子さんがリーダーのSMILE(愛と勇気づけの親子関係セミナー)は、次のとおり開催されます。
9-10月コース、9/2.9/16.9/30.(水)10/15(木) 4日間
11-12月コース、11/4.11/18.12/2.12/16 4日間、水曜
時間:10:00~15:30

<お目休めコーナー> 8月の花(16)

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おはようございます。アドラー心理に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(8月23日)も一昨日に続いて松山で アドラー心理学ベーシック を行っていました。

受講者の中には、かなり年齢差のあるご夫婦(河原田加奈子さん、河原田健さん)もいました。
とても仲の良いこと!

 

再受講で、アドラー・カウンセラー養成講座 も修了している加奈子さんは、共催者の 小出智子さん (エンカレッジサロン愛媛代表)と共にヒューマン・ギルドの設立30周年を祝って今治タオルをプレゼントしてくださいました。

ところで、 アドラー心理学ベーシック の中味に話題を移します。

2日間のうちにかなり本質的な質問が出て、講師としては張り合いがありました。

ところで、質問の中に『嫌われる勇気』(岸見 一郎,古賀 史健、ダイヤモンド社)の中に書かれている「トラウマは、存在しない」について質問した人がいました。

嫌われる勇気
岸見 一郎,古賀 史健
ダイヤモンド社

私は、『嫌われる勇気』の大部分に賛同できるが、岸見さんの独断と思われる内容が数点あることを述べた上で、スライドを使って「トラウマは、存在しない」の見出しは、内容を忠実に反映しない、衝撃を与える出版社側の意図があるとの推測を示しました。


以前にもブログに書いたことがありますが、徹底を図る目的で再度書いておきます。

『嫌われる勇気』では、「トラウマは、存在しない」のように言い切った見出しの表記が用いられています。
このことは、内容を忠実に反映していないのです。

例を示しましょう。「トラウマは、存在しない」の中で、岸見さんは「いかなる経験も、それ自体では成功の原因でも失敗の原因でもない。われわれは自分自身の経験によるショック ― いわゆるトラウマ― に苦しむのではなく、経験の中から目的にかなうものを見つけ出す。自分の経験によって決定されるのではなく、経験に与える意味によって自らを決定するのである」と、アドラーの言葉を引用しています。

アドラーは、経験それ自体を認めているわけですし、岸見さんも「大きな災害に見舞われたとか、幼いころに虐待を受けたといった出来事が、人格形成に及ぼす影響がゼロだとはいいません。影響は強くあります。しかし大切なのは、それによってなにかが決定されたわけではない、ということです」と語っているにもかかわらず、見出しには「トラウマは、存在しない」と表記されるのです。

私はペルグリーノ博士をお迎えして7月末に開催した「アドラー派のカウンセリング&セラピーの基本」のワークショップが開かれている中で『嫌われる勇気』で岸見一郎さんが「トラウマは、存在しない」と書いていることに対するペルグリーノ博士の見解をお尋ねしました。
 
博士は、2000年の11月の来日中に最愛のリサ夫人を突然喪い、そのトラウマにより自分の教え子や、オタワにいる専門家のセラピーを受けた体験をもとに、博士にも大きなトラウマが存在したことをお話しされました。

個別に博士にお尋ねした際も、「トラウマは、存在しない」説を「ナンセンス」と否定し、アドラー心理学の定説として明確に否定されました。
また、アルフレッド・アドラー自身に第一次世界大戦のトラウマが存在していたことも語られました。

◆詳しくは、このブログ「アドラー心理学ブームについて :トラウマを巡って」(2014年 3月29日30日31日)に私の見解を書いていますので、お読みください。

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おはようございます。アドラー心理に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(8月22日)は、松山の道後温泉で午前中に温泉に浸かってから13:30~ アドラー心理学ベーシック の愛媛(松山)コースを行いました。
参加者は15名と少なかったのですが、2年ほど前まではだいたいこの人数で開いていたので、懐かしい気持ちになりました。

なお、アドラー心理学ベーシック の東京以外での今後の開催は、札幌コースと岡山コースがあります。

1.札幌開催アドラー心理学・ベーシックコース (会場を変更し、定員を増やしました)
日程:10/31.11/1.14.15(土日全4日間)
 土曜日13:30~19:00 日曜日9:30~17:00  
会場:
10/31(土)
TKP札幌駅カンファレンスセンター(カンファレンスルーム2A)
北海道札幌市北区北7条西2丁目9 JR札幌駅北口徒歩2分
http://tkpsapporo.net/sapporoeki/
11/1(日)、14(土)、15(日)
ちえりあ (中研修室1)
北海道札幌市西区宮の沢一条1-1-10 北海道 札幌市西区 宮の沢一条1-1-10  札幌市営東西線 宮の沢 徒歩 5分
http://chieria.slp.or.jp/center_info/access.htm


2.岡山開催アドラー心理学・ベーシックコース(㈱カイマネージとの共催)
日程:11/28.29.12/12.13 (土日全4日間)
 土曜日13:30~19:00 日曜日9:30~17:00 
会場:おかやま西川原プラザ  http://www.okakyoikukai.or.jp/
(岡山市中区西川原255番地 電話:086-272-1923)
 

講師(両講座共通):岩井俊憲(ヒューマン・ギルド代表)、永藤かおる(ヒューマン・ギルド研修部長)
※2人の講師が2日間ずつ担当します(前半・永藤、後半岩井)。 


さて、本日(8月23日)は、『マンガでやさしくわかる アドラー心理学 人間関係編』(日本能率協会マネジメントセンター、1,500円+税)の広告が読売新聞に掲載されると聞いていたのですが、ここ松山では掲載されていません。首都圏限定だったのでしょうか?
明日、東京でチェックしてみることにします。


ところで、その『マンガでやさしくわかる アドラー心理学 人間関係編』が好評です。
松山に持参した分もあっという間に売り切れてしまいました。

マンガでやさしくわかる
アドラー心理学 人間関係編
岩井俊憲、星井 博文、サノマリナ
日本能率協会マネジメントセンター

発売日前に読んだうちのカミさんの岩井美弥子が フェイスブック で次のように感想を書いてくれています。

『マンガでやさしくわかる アドラー心理学 人間関係編』を読みました。

 この本に関わる人たち全員が一丸となって熱い思いで取り組まれているのを知っていました。その熱が生み出した本だと納得させられました!

仕事、交友のタスクから入り、徐々に愛のタスクへと入っていく構成になっているので、気づいたら自然に難しいタスクへと入っていました。
その愛のタスクでは、カップルの愛のタスクと、親子の愛のタスクが取り上げられています。
私は特に恋愛段階でのカップルのタスク「愛のためらい」について注目しました。
今の日本の若者に(若者でなくても恋愛にためらいのある人、恋愛中ながら結論を先延ばしにしている人)是非読んでいただきたいと思いました。勇気づけられますよ!

ここで紹介されている、アドラーの愛への態度についてのことば、そして主人公つぐみの決断に感動しました。
愛と幸せは自分で創り掴むものだ…と。

また、セックスレスについてもアドラー本で、ここまで頁を割いて語っている本はないでしょう。社会問題にもなっている課題です。
子育て問題でも原点となる夫婦関係。表面的なコミュニケーションではないコミュニケーションと夫婦の合意のために、セックスレスの問題に夫婦で直面することは、夫婦にとって建設的なことなのです。

課題に直面するのか?先送りにするのか?逃げるのか?
アドラー心理学を知ってしまうと、それは全て自分の手の中にあるという厳しさを感じることもあります。
しかし、改めて、勇気をもって自分の人生を選び、決断していくことを教えるアルフレッド・アドラーの人類愛の深さを感じさせる『マンガでやさしくわかる アドラー心理学 人間関係編』なのでした。


うちのカミさんは、私との実質的な共著『親と子のアドラー心理学―勇気づけて共に育つ』(キノブックス、1,300円+税)を1つの契機として、本の読み方が鋭くなっています。
いいパートナーが近くにいてよかった!カミさん、ありがとう。

親と子のアドラー心理学 
勇気づけて共に育つ
岩井俊憲
キノブックス

 *ヒューマン・ギルドでは、『マンガでよくわかるアドラー流子育て』、『親と子のアドラー心理学―勇気づけて共に育つ』、『アドラー流 人をHappyにする話し方』、『マンガでやさしくわかるアドラー心理学 人間関係編』のどれかを入れてまとめて3冊、あるいはそれ以上ご注文の場合は、8月末までの期間限定で、プレミアム会員対象に1か所へのお届けで送料サービス、消費税カットでご提供申し上げます。また、10冊まとまれば消費税込み価格から1割引きといたします。 
info@hgld.co.jp 宛にメールでご注文いただけますようお願いします。

<お目休めコーナー> 8月の花(16)

 

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愛媛県の松山に来ています。

昨日(8月21日)は、9月1日に研修を行う専門学校の副校長と事務局長とお目にかかり、研修の打ち合わせ、その後は、 アドラー心理学ベーシック の愛媛(松山)コースに関し現地でご活躍の 小出智子さん のご案内で松山城、道後温泉に行ってきました。


(愛媛県庁越しに見る松山城)


(松山城での小出さん)


(ロープウェイで降りる際)


(道後温泉)


ところで、松山に来る道中(地下鉄、モノレール、飛行機の中)、又吉直樹氏の芥川賞受賞作『火花』を読みました。

火花
又吉 直樹
文藝春秋

私は構成、表現力の両面でも今まで読んでいた芥川賞受賞作品の中でも高評価を与えられる作品だと思いました。

いきなりこんな表現から始まります。

大地を震わす和太鼓の律動に、甲高く鋭い笛の音が鳴り重なり響いていた。熱海湾に面した沿道は白昼の激しい陽射しの名残りを夜気で溶かし、浴衣姿の男女や家族連れの草履に踏ませながら賑わっている。

主人公の徳永は漫才芸人。
通り過ぎる人から注目されることもなく無力感を覚えた後に、長年の師匠(神谷さんという、売れない漫才師)を得ます。

それからの、徳永との個性がまるで違う神谷さんとの10年間の交流を綴ったものです。
借金を重ねる神谷さんは、徳永とお酒を飲むときも決して支払わせようとせず、しばらく姿を消して後、最後は想像を超える風貌になって徳永の前に現れます。
その時の表現も又吉氏らしいです。

相変わらず風景に溶け込めない神谷さんに引き摺られ、僕達はその場から切り取られた空間の中で・・・・・10年を越える季節を思い、ぼやけた焦点の定まらない視界のまま、一瞬とも永遠とも思える間、周囲を憚らずに咽び泣いていた。

アドラー心理学の立場からすると、面倒見がよく、ハチャメチャ性格傾向のある第一子キャラの神谷さんに対して、畏敬と共にかすかな軽蔑心を込めて観察し続ける徳永の末子資質が強く印象づけられました。

強くお勧めです。

<お目休めコーナー> 8月の花(15)

 

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昨日(8月20日)は、久しぶりに会社に出ると、いろいろなものが届いていました。
その代表格は、『マンガでやさしくわかるアドラー心理学』(日本能率協会マネジメントセンター)の台湾版。

究竟出版社というところからの発売です。

韓国版に続いての海外版で、中国版が次に予定されています。
中国ではすでに『勇気づけの心理学 増補・改訂版』が訳されています。


さて、「戦争について考える」シリーズの3回目です。

私は、戦前・戦中・戦後のことをもっと知りたくて『日本の歴史』(読売新聞社、全12巻)の第12巻「世界と日本」を読んでみました。
昭和38年(1963年)発刊のこの本を読んだ理由は、(1)戦争に突き進んだ理由、(2)南京大虐殺があったかどうか、(3)従軍慰安婦をどう記載しているか、(4)停戦への動き、をどう書いているかを知りたかったことがメインでした。

この本から受ける印象では、(1)満州など中国大陸への進出は「侵略」に値すること、(2)南京での占領・事変はあったが、虐殺というほどのレベルではないこと、(3)従軍慰安婦の記述は皆無であること(注:1971年からちらほら言われ始めて、韓国で知れ渡るようになったのは1991年から)、(4)停戦への動きは、『日本のいちばん長い日』のとおりであること、でした。

ところで、映画『日本のいちばん長い日』の原作者の半藤一利氏のインタビューが8月15日の読売新聞に掲載されていたので、その記事と、昨年の2つの新聞記事をご紹介します(重複を承知の上で)。

これを読むと、経営学の名著『失敗の本質―日本軍の組織論的研究』 (中公文庫) とは別の視点での戦略上のお粗末さが浮かび上がってきます。

失敗の本質―日本軍の組織論的研究
(中公文庫)
戸部 良一,寺本 義也,鎌田 伸一,
杉之尾 孝生,村井 友秀,野中 郁次郎
中央公論社


1.2015年8月15日 読売 新聞

重大放送 まさかの終戦作家…半藤一利さん(85)

敗戦の原因は、日本人固有の精神構造にあると思います。情報を直視せず、自分に都合のいい結論のままどんどん行った。ミッドウェー海戦では、敵機動部隊は出てこないと決めつけ、ガダルカナル島の戦いでも、敵はすぐに引くと根拠もなく信じた。兵站(へいたん)が限界を超えても出て行った。

陸海軍合わせ240万人の戦死者のうち、7割が餓死か栄養失調か、それに伴う病死でした。そんな無残な死に方をする戦争なんてありえません。国全体が集団催眠にかかり、勢いで突き進んだ結果でした。

2.2014年8月15日 毎日新聞
戦没者230万人:兵士を「駒」扱い 愚劣な軍事指導者たち 半藤一利さんインタビュー

戦前の日本は近代国家の体をなしていなかった。「戦没者230万人」という数字はそのことを端的に示していると思います。

兵站(へいたん)を軽視した、あるいは無視したのが日本軍

日本軍は自己の実力を顧みず、攻勢の限界線をはるかに越えました。餓死者が続出するのは当然のことです。私は戦没者のうちの7割が、広義での餓死だと思っています。このような軍隊は古今東西にありません。人間をまるで、将棋の駒のように扱っている。

海上を移動中に乗船が沈められ、死亡した陸軍将兵は18万人にも上ると見積もっています。これも補給軽視、つまりは人命軽視の表れです。開明的とされている海軍ですが、陸軍とそんなに違いはありません。レイテ沖海戦で、小沢艦隊はおとりになりました。基幹の空母4隻に搭載した航空機は定数をはるかに下回る100機余りしかなかったのに、整備員は必要もないのに定数を乗せた。帳簿上の員数合わせだけを気にする官僚主義としかいいようがない。

軍の指導者たちは無責任と愚劣さで、兵士たちを死に追いやりました。特攻作戦も同様です。特攻隊員たちの純粋な気持ちを利用した。「日本的美学」などと言われるが、とんでもない。立派な作戦であるような顔をして、机の上で「今日は何機出撃」などと記していた参謀らを許すべからずです。

太平洋戦争を巡り、これまで各国の将軍、提督たちを数多くインタビューしてきました。みんな、偉い人は生きているんですよ。戦争とはそういうものです。「戦没者230万人」の犠牲のうえに日本は成り立っています。その数が示していることは何か、考えてみるべきじゃないでしょうか。


3.2014年5月26日 産経新聞
半藤一利さん「日本のいちばん長い日」 歴史の「ウソ」常識で判断

現代への教訓? 戦争は始めるのは簡単だけど、終わりにするのは大変。この一言に尽きます。あの時はたまたま昭和天皇という冷静な人がいて、鈴木貫太郎首相、阿南惟(これ)幾(ちか)陸軍大臣といういい役者がそろっていた。それで初めて終戦があり得たわけで、普通は、こううまくはいかない。だから戦争というのは、単純にけしからんからやっちゃえ、で始めるもんじゃないんだよ、と。


半藤一利(はんどう・かずとし) 作家、昭和史研究家。1930年、東京生まれ。
53年、東大文学部卒業後、文芸春秋入社。
「週刊文春」「文芸春秋」編集長、専務取締役などを歴任。
『ノモンハンの夏』『昭和史』など近現代史の著書多数。

<お目休めコーナー> 8月の花(14)

 

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おはようございます。アドラー心理に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

3日間の夏休みを終えて、今日から仕事に復帰です。
メールをいただきながら返信していない人もいて、ご迷惑をおかけしています。
今日中に返信いたします。

私の夏休み最後の日の昨日(8月19日)、(株)日本能率協会マネジメントセンター出版事業本部の久保田章子さんから『マンガでやさしくわかるアドラー心理学』の重版のご連絡が入りました。

これで、『マンガでやさしくわかるアドラー心理学』(2014年7月発売)、『マンガでやさしくわかるアドラー心理学 2 実践編』(2014年12月発売)、そして今回出版される『マンガでやさしくわかるアドラー心理学 人間関係編』を加えると、18万部に達します。

マンガでやさしくわかるアドラー心理学
岩井俊憲、星井博文、深森あき
日本能率協会マネジメントセンター
マンガでやさしくわかるアドラー心理学
2 実践編
岩井俊憲、星井博文、深森あき
日本能率協会マネジメントセンター
マンガでやさしくわかる
アドラー心理学 人間関係編
岩井俊憲、星井 博文、サノマリナ
日本能率協会マネジメントセンター

アマゾンを時々見ていると、『マンガでやさしくわかるアドラー心理学』シリーズの他に『アドラー流 人をHappyにする話し方 』(三笠書房王様文庫)『7日間で身につける! アドラー心理学ワークブック』(宝島社)も「心理学部門」あるいは「心理学入門部門」でかなり上位にランクされているのがわかります。

アドラー流 人をHappy
にする話し方 (王様文庫)
岩井 俊憲
三笠書房
7日間で身につける!
アドラー心理学ワークブック
岩井 俊憲
宝島社

息子も少しばかり気になるのか、文教堂カレッタ汐留店で私の本が置いているのを見て、写真を送ってくれたりしています。

編集と営業の連携抜群のかんき出版からは、出て日が浅い『マンガでよくわかるアドラー流子育て』(宮本秀明著、岩井俊憲監修、かんき出版、1,300円+税)の文教堂大崎店の様子を知らせてくれました。

ヒューマン・ギルドを30年間運営しつつ、アドラー心理学の伝播を図っていた私にとって、こんな日が来てくれたことがしみじみとうれしく感じます。

上越教育大学大学院の赤坂真二准教授の言葉を借りれば、「アドラー心理学はブームからムーブメントになっている」のです。

*ヒューマン・ギルドでは、『マンガでよくわかるアドラー流子育て』、『親と子のアドラー心理学―勇気づけて共に育つ』、『アドラー流 人をHappyにする話し方』、『マンガでやさしくわかるアドラー心理学 人間関係編』のどれかを入れてまとめて3冊、あるいはそれ以上ご注文の場合は、8月末までの期間限定で、プレミアム会員対象に1か所へのお届けで送料サービス、消費税カットでご提供申し上げます。また、10冊まとまれば消費税込み価格から1割引きといたします。 
info@hgld.co.jp 宛にメールでご注文いただけますようお願いします。

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おはようございます。アドラー心理に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

今日(8月19日)まで3日間、夏休みを取っています。
栃木県の那須塩原市の乃木温泉ホテルに宿泊し、3日間で6回も温泉につかり、おいしいものを食べ、鋭気を養えています。

時々会社に電話連絡をすると、研修案件がいくつか入っていた他に、『マンガでやさしくわかるアドラー心理学 人間関係編』が大量に入庫していることがわかりました。


8月23日がアマゾンを含めて正式発売ですが、5日ばかり早く手に入ったようです。

マンガでやさしくわかる
アドラー心理学 人間関係編
岩井俊憲、星井 博文、サノマリナ
日本能率協会マネジメントセンター

アマゾンの「内容紹介」には、こんなことが書かれています。

《上司部下の問題、知人とのコミュニケーションにまつわる悩みのほか、プライベートな場面でのパートナーとのセックスレスの問題や、親子のトラブルを取り上げて解説します。
マンガとストーリーを組み合わせた構成で、手軽に読めて、深く理解することができます。
シリーズ既刊の『マンガでやさしくわかるアドラー心理学』を読んだことがない方でも、楽しく理解できます》

『マンガでやさしくわかるアドラー心理学 人間関係編』は、『マンガでやさしくわかるアドラー心理学』シリーズの前2冊とは趣を異にした本です。
マンガの中にアドラーの幽霊が登場しないこと、マンガ家が代わったことの他に内容もユニークです。

発売日の8月23日には、読売新聞の第1面に広告が掲載されます。

ただし、この本は、残念ながら子どもさんには読ませることができない本であることをお断りしておきます。

*ヒューマン・ギルドでは、7月~8月発刊の『マンガでよくわかるアドラー流子育て』、『親と子のアドラー心理学―勇気づけて共に育つ』、『アドラー流 人をHappyにする話し方』、『マンガでやさしくわかるアドラー心理学 人間関係編』のどれかを入れてまとめて3冊、あるいはそれ以上ご注文の場合は、8月末までの期間限定で、プレミアム会員対象に1か所へのお届けで送料サービス、消費税カットでご提供申し上げます。
また、10冊まとまれば消費税込み価格から1割引きといたします。 
info@hgld.co.jp 宛にメールでご注文いただけますようお願いします。

 

夏季休暇の2日目の昨日は、またもやレンタカーを借りて塩原地区をカミさんとドライブしました。

塩原では、川や滝を満喫しました。

まず行ったのが「もみじ谷大吊橋」

続いて滝や川を見て、

たっぷり森林浴ができました。

壇ノ浦の戦い(1185年)で源義経の腹心の家来の源有綱(みなもとのありつな)で敗れて後、家来と共に逃げ込んで生活していた源三窟(数年後に頼朝軍発見される)は、思いがけない感銘を与えてくれました。

逆杉も見て、

カミさんを那須ガーデンアウトレットに送り、レンタカーを返して、先にホテルに帰っていました。

とにかくゆったりできました。

部屋から見たこの雲は不気味でした。

<お目休めコーナー> 8月の花(12)

 

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おはようございます。アドラー心理に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(8月17日)は、夏季休暇の初日。
カミさんと一緒に新幹線で那須塩原駅に来て、レンタカーを借りて那須高原の数か所を巡りました。

宿(温泉)だけは私が決めて、巡るスポットはカミさん任せです。
今回の旅は、忙しかったこの4月~7月に私を支えてくれていたカミさんへの感謝・慰労の旅でもあります。

まずレンタカーで雨の那須高原を走って向かったのがレストラン「ファンタジア」。

 

花に囲まれたおいしい和牛の店です。
カミさんの調査によれば、高ランクのレストランらしい。

カミさんはビーフシチュー、私はビーフステーキをいただきました。

腹いっぱいになってから「那須ステンドグラス美術館」へ。

英国調の建物で、ステンドグラスが見事。

教会の中ではオルゴールとパイプオルガンの演奏。
視覚と聴覚と身体感覚が癒されました。

「殺生石」を車の中から見てから向かったのは「那須オルゴール美術館」。

世界各国のオルゴールを集めた美術館なのですが、私はドイツ製のオルゴールに目が留まりました。
「アップライト オルゴール ”アドラー”」(ドイツ製、1900年頃)と書いてあるではありませんか!

「 ”アドラー”とはドイツ語で”鷲”の意」」「鷲章や鷲の楯に見られるように『ドイツ文化の象徴』を名前に冠したオルゴール」との解説もありました。

もしかしたらアルフレッド・アドラーもこの《アドラー》のオルゴールを聞いていたのかもしれません。

心豊かになって、レンタカーを返してから乃木温泉に来て、温泉につかりました。

さーて、今から朝風呂に浸かってきますか。

<お目休めコーナー> 8月の花(11)

 

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おはようございます。アドラー心理に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(8月16日)は、ヒューマン・ギルドで アドラー心理学ベーシック の4日目を行っていました。
内容は(1)教育に生かすアドラー心理学と(2)勇気づけ、の2つでした。

4日間一緒にいると仲間意識が強くなってきます。

この日は、ロールプレイをふんだんに採り入れました。

いつものように仲間からの修了証の授与。
「勇気づけのひと言」を添えていただきました。

最後に質疑応答の時間を設けたら、いろいろ出て、参加者の学びの強さが確認できました。
また、お互いがかなりフェイスブックでつながり合っていました。

ベルギー、沖縄、熊本などの遠方からの参加者も含めて31人の受講者が アドラー心理学ベーシック を修了したのです。

◆今週末から開催される アドラー心理学ベーシック の愛媛(松山)コースは、次のとおりです。
会場は「道後温泉」の比較的近くです。「再受講枠」もややゆるやかです。

愛媛コース 8/22.23.9/5.6 (土日全4日間)
 土曜日13:30~19:00 日曜日9:30~17:00  
 講師:岩井俊憲(ヒューマン・ギルド代表)、永藤かおる(ヒューマン・ギルド研修室長)
 ※2人の講師が2日間ずつ担当します(前半・岩井、後半永藤)。 
 会場:ひめぎんホール 3階  第7会議室 定員36名
 初めてご参加の方は 60,000円(税込)、再受講でのお申し込みは21,600円(税込)

◆東京開催の アドラー心理学・ベーシックコース は、次のとおりです。

1.ヒューマン・ギルド開催(土日コース)
 10月コース  10/17.18.31.11/1(4日間) 
 12月コース  12/5.6.19.20(4日間) 
 土曜日13:30~19:00 日曜日10:00~17:30
 講師 :岩井俊憲&永藤かおる(ヒューマン・ギルド研修室長)各講師が2日間担当します。

2.ヒューマン・ギルド開催(月曜平日コース)
 9-11月コース 9/14.28.10/5.19.26.11/2(6日間) 
 時間:全日10:00~15:00
 講師:岩井俊憲&永藤かおる(ヒューマン・ギルド研修室長)各講師が3日間担当します。

3.池袋開催(Hearty Smile & ヒューマン・ギルド共催での開催)(金曜平日コース)
 10/23.30.11/13.20.27.12/4(6日間) 
 時間:全日10:00~15:00
   講師:岩井俊憲
 会場:アットビジネスセンター池袋駅本館 1001号室

<お目休めコーナー> 8月の花(10)

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