アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリング、コンサルティングを行っています。
アドラー心理学による勇気づけ一筋40年 「勇気の伝道師」   ヒューマン・ギルド岩井俊憲の公式ブログ



おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。 

昨日(8月30日)は、アドラー・カウンセラー養成講座 の初日。

グループ、ペア、5人一組で次の3つにことを行いました。

1.アドラー心理学の基本的な考え方のおさらい
2.カウンセリングのミニ演習
3.感覚タイプの見分け方

19:00に講座を終えて、5人で「武蔵」に行き、お食事をしました。

 

アドラー・カウンセラー養成講座 を受講するためには、ヒューマン・ギルドのプレミアム会員アドラー心理学ベーシック・コース および 愛と勇気づけの親子関係セミナー(SMILE)修了者(宿題・課題を終わらせている方)です。
※お申し込みの際はベーシック・コースとSMILEの修了年月をお知らせ下さい。

◆ヒューマン・ギルドのホームページには、カウンセラーになりたいについてわかりやすく書いてあります。


さて、本日のメイン・テーマは『笑って死にたい』(遠藤周作、河出書房新書、760円+税)の紹介です。

笑って死にたい
遠藤 周作
河出書房新社

最初は『狐狸庵閑話』並みの笑から始まり、劇作家、パニョルの「我々が誰かを見て笑う時には、自分ならその誰かのようなバカなことをしないという心理がまじっている。笑いには優越感の満足がある」という言葉に妙に納得し、「この本で笑える」と期待して読み進んだのですが、その期待は裏切られ、死という、我々に必ずやって来る期限付きの重大イベントを前にしての味わいにあふれた本であることが印象に残りました。

遠藤周作氏がさまざまなところに書いていた小品を集めた本であるため、「この内容はどこかで読んだことがあるな」と思わせる文章に出合うこともありますが、遠藤周作ファンなら読んでおきたい本です。

遠藤周作氏の小説もいいが、私はエッセイが好きです。

<お目休めコーナー> (27)

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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。 

拙著 『人間関係が楽になるアドラーの教え』大和書房、1,400円+税)が9月12日(アマゾンからは9月14日)に発売になります。

昨日(8月29日)、大和書房の編集部の高橋さんから表紙デザインが届きました。

この本は、私の分担執筆、編著、共著、監訳、翻訳、単独執筆のすべてを合せると、40冊目の本になります。

章立ては次のとおりです。

第1章 人間関係は、自分の力で変えられる
第2章 人間関係は「勇気」から始めよ
第3章 人間関係をこじらせない「感情」のルール
第4章 人との距離を縮めるアドラー流コミュニケーション
第5章 習慣づけが、人間関係を大きく変えていく

アマゾンには、次のような宣伝文が出ています。

■「苦手な人」は、あなた自身が生み出している! ?
 「どの職場に行っても、苦手な人がいる」
 「どうしても周囲とそりが合わない…」
 「いつも、トラブルは人間関係ばかり…」
アドラー心理学を実践すれば、そんな悩みとはもうお別れできます。

◎相手の機嫌が悪いのは、自分のせいではない
◎「苦手イメージ」は上書きできる
◎「褒め」では、真の人間関係は築けない
◎「ありがとう」はメールで贈ろう
◎劣等感は「かけがえのない友」
◎ギクシャクしたら、「ななめ横」から話す
◎上手に自分の意見を主張する方法
◎「いい人」にならないための習慣づけ
◎仲が良いように振る舞うだけでもいい

他、多数の「今すぐ、使えるアドラー心理学テクニック」が満載!
まず、あなたが変われば、人間関係が変わります。
人間関係が変われば、人生も大きく変わっていくことでしょう。


私は「はしがき」に次のように書きました。

この本には「勇気と希望の使徒」と言われるアルフレッド・アドラー(1870~1937)の理論をもとに、その後のアドラー心理学の発展した内容も加味し、さらには私自身のカウンセラー、カウンセリング指導者の体験で裏付けされた実践法をふんだんに盛り込んでいます。

「ありがたそうな理論だけれど、実際にやってみるのは難しい」というような内容はどこにもありません。ほんの少しの勇気を持ち合わせて、ちょっと努力すればできそうだ」ということばかりをお伝えします。

この本に書いてあることは、アドラー心理学らしく実にシンプルです。
苦手な人と自分を偽ってまでして仲良くする必要はありません。
自分を避けようとする人に無理に近づく努力は無益です。人間関係にベストはありません。代わりにこんなことをメッセージとして発信しています。

苦手な人がいることを受け入れよう。
人に疎んじられることもある。

人間関係を望んだようにはできないこともある。
人間関係の好き・嫌いは誰にでもある。

相性の良し・悪しもある。
それらはやむを得ない。


ベストにはできないけれどもベターな選択によって、時に仕事と割り切って協力できさえすれば自分や周囲を害することがない。

人間関係に建設的―非建設的の基準を設けるならば、建設的な範囲に留めておこう。

◆アマゾンで予約販売が始まっています。
こちらをクリックしてみてください。
        ↓
『人間関係が楽になるアドラーの教え』

人間関係が楽になる
アドラーの教え
岩井 俊憲
大和書房

◎ヒューマン・ギルドでも取り扱っています。ご注文ください。
ヒューマン・ギルドのプレミアム会員の方が7月発売の3冊の本のどれかを含めて3冊以上ご注文の場合は、消費税カットの上、送料サービスで送りします。
9月末までの特別キャンペーンです。

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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。 

「『どうすれば幸福になれるか』から「幸福に生きる基本的態度」シリーズの第5回目です。

今回の大きな論点は、、「芸術家のアプローチ方法」で生きることを志向しながらも、周囲の「ビジネスとして生きる方法」との摩擦をどう克服するか、です。

私は、次の3つの選択肢があると思います。

1.妥協する生き方
2.突き抜ける生き方
3.幸福に生きる基本的態度2.5の生き方

1.の「妥協する生き方」は、自分が「芸術家のアプローチ方法」で生きようとしても、周囲の環境が「ビジネスとして生きる方法」に染まっているため、周囲に同調してしまって、せっかく学んだ「芸術家のアプローチ方法」を忘れて生きる生き方です。

私は、この生き方を選ぶとしたら、本人にとっては「ビジネスとして生きる方法」どころか、「根無し草」に相当する、「植物のカブの哲学で生きる方法」に等しいと思います。
自分の理念も目的もなく、ただこの世間と摩擦を起こさず、満足して過ごすだけのように見えます。


2.の「突き抜ける生き方」は、、「そこに何を表現できるか?」という、この生き方の基本となる哲学に則り、同胞の福利のためにその非凡な才能を発揮し、社会に貢献することに徹するのです。

この生き方は、時に「ビジネスとして生きる方法」に染まっている人たちから足を引っ張られそうになることもあるでしょうが、妥協せず、己の理念と目的を追及して突き抜けるために、周囲がある段階から足を引っ張ることができなくなるような生き方です。

よく「出る杭は打たれる」と言われますが、出過ぎた杭は打ちようがないのです。

3.の「幸福に生きる基本的態度2.5の生き方」は、「比較と差」を重んじる、「競争重視の生き方」が周囲の環境を支配していることを認めながらも、「芸術家のアプローチ方法」の「協調性と良識(コモンセンス)を持った個人の、その仲間に対する基本的関係を大切にする」側面を生かしながら「芸術家のアプローチ方法」を基盤にする方法です。

私の好きな哲学者の中島義道に『人生を<半分>降りる―哲学的生き方のすすめ』(ナカニシヤ出版、1,900円+税、ちくま文庫、新潮OH!文庫もあり)という本があります。

人生を「半分」降りる―
哲学的生き方のすすめ
中島 義道
ナカニシヤ出版

中島義道の「人生を<半分>降りる」は、「<半分>隠遁する」を意味するようですが、彼の言わんとすることは全部降りることではなく、あくまで<半分>です。

「幸福に生きる基本的態度2.5の生き方」は、自分の基盤を「芸術家のアプローチ方法」としながらも、周囲の「ビジネスとして生きる方法」とも折り合いをつけながら生きる方法で、いわば「ビジネスとして生きる方法」と「芸術家のアプローチ方法」の中間に位置するものです。

実は私は、この生き方をあえて選んでいます。

私は、ヒューマン・ギルドという有限会社(出資金1,200万円、株主32名)の会社の代表者ととしてビジネスの先頭に立たなくてはなりません。
それでいて、アドラー心理学という「芸術家のアプローチ方法」の代表格の心理学を伝え続けています。
時として「無節操だな」と自分自身を笑ってしまうときもあります。競争環境の中で生き残るために必至でもあります。
私の好きな「健全な二枚舌」を使うこともあります。
ただ、「幸福に生きる基本的態度2.5の生き方」をしていることに誇りを持っています。

Tさん、こんなことであなたの質問の回答になったでしょうか?

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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。 

昨日(8月27日)、日本能率協会マネジメントセンターの久保田章子さんからメールが入りました。

また『マンガでやさしくわかるアドラー心理学』重版のお知らせです。

9刷 1万部  累計8万5千部

です。

これから、暑さも和らいで、読書の秋、学問の秋、物思いの秋…。
必要としてくださる方が増える(?)と思います。
しっかりと書店に置いていただいて、手にとってもらえる機会を増やさないとなりませんね!

マンガでやさしくわかるアドラー心理学
岩井俊憲
星井 博文,深森あき
日本能率協会マネジメントセンター

発売2カ月で8万5千部です!
当面の目標の10万部にあと少しのところまで来ました。

久保田さん、読者の方々ありがとうございます。

 
さて、「『どうすれば幸福になれるか』から:幸福に生きる基本的態度」シリーズの第4回目です。

今までと前回は、『どうすれば幸福になれるか』の著者、W.B.ウルフの説く

1.植物のカブの哲学で生きる方法

2.人生を1つのビジネスと考えて生きる方法

3.芸術家のアプローチ方法

のうちの「芸術家のアプローチ方法」は、「そこに何を表現できるか?」がこの生き方の基本となる哲学で、次の3つを特徴としていることを書きました。

1.協調性と良識(コモンセンス)を持った個人の、その仲間に対する基本的関係を大切にする

2.同胞の福利のためにその非凡な才能を発揮し、社会に貢献する

3.人間の幸福と矛盾しない唯一の生き方である

この生き方を選び取るためには、 「比較と差」を重んじる「競争重視の生き方」を特徴とする「人生をビジネスとして生きる方法」を卒業しなければならず、かなり難題であることで第3回目を結びました。

今回は、「芸術家のアプローチ方法」で生きることを志向しながらも、周囲の「ビジネスとして生きる方法」との摩擦を懸念するTさんのご質問を取り上げます。

先日はベーシック・コースでお世話になりました。ありがとうございました。

「芸術家のアプローチ方法」。素晴らしいと思いました。ぜひ、自分もそのように生きられたら、と思います。

特徴に「同胞の福利のためにその非凡な才能を発揮し、社会に貢献する」とあります。そのときに、もし、周囲が競争重視の生き方だとすると、周囲はその非凡さに注目し、それゆえ、嫉妬をかったり、より激しい競争意識をぶつけてきたりするのではないでしょうか。

もし、「芸術家」を社会が協調的に受けいられないと、結局、逆に競争を苛烈化させる要素の一つにしかならないのでは、と危惧します。共同体全体が「芸術家のアプローチ方法」に変われるように、できることはあるのでしょうか。


確かに、Tさんの書かれるように「芸術家のアプローチ方法」で生きることを志向して、そのように生きていると、競争重視の生き方の周囲に人たちは、その非凡さに注目しつつも、嫉妬したり、より激しい競争意識をぶつけてきたりすることはあり得ます。

マスコミで取り上げられた人たちの中でも、周囲の激しい競争意識で消えていった人もいます。

私は、このことに対していくつかの対案がありますが、そのことは次回に。

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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。 

昨日(8月26日)もたくさんの人たちとお目にかかりました。

10:00にはオフィスに下山敏一・しおり夫妻がお越しになりました。

2人は20年ほど前、アドラー・カウンセラー養成講座 を中心とするいくつかの講座でご一緒している間に愛が芽生え、17年前にご結婚されたカップルです。

ご夫妻は、私の出版記念としてご丁寧にも1日前に胡蝶蘭をお贈りくださり、久しぶりにヒューマン・ギルドにお越しになりました。



敏一さんは、中学校の先生、しおりさんは朗読家としてもご活躍、「アドラー心理学を学んだお陰で夫婦喧嘩をしなくてすむ」とにこやかに語っていらっしゃいました。

しおりさんからは、「朗読サプリ―CEALO―セアロ108の言葉」のCDをいただきました。

午後には、一昨日に続いて梶野 真さんがご来社、某出版社との打ち合わせにご同席、彼の著書が出る方向で動き始めました。

夜は、学研の関係者6人が「竹ちゃん」の結集、楽しく懇談しました。

笹生 篤さんがフィアンセのIさんを電話で呼び出したところ、Iさんは「10万部おめでとうございます」と書いたケーキをご持参くださりました。
これはサプライズ!

実際は『マンガでやさしくわかるアドラー心理学』(日本能率協会マネジメントセンター、1,500円+税)は、まだ7万5千部ですが、10万部の前祝のようなかたちで皆さんから祝福されました。


(左から私、Iさん、笹生篤さん、小澤浩さん)

ヒューマン・ギルドは、出会う人、集う人を大切にする会社です。

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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。 

日曜日に書斎で探し物をしていたら、1989年10月16日にアドラー心理学の大御所 オスカー・C・クリステンセン博士夫妻と日光に行ったときの写真が出てきました。

私たち夫婦が一連の講座を終えた博士夫妻を日光・鬼怒川にご案内したときのものです。
東照宮などを観光した後、中禅寺湖畔に行き、その晩は、鬼怒川温泉で浴衣姿でくつろいでいただきました。

 
(上はクリステンセン博士単独、
     下はメアリー夫人とのツーショット)

1983年からアドラー心理学を日本で学んでいた私は、日本で普及しているアドラー心理学が、本場のアメリカ、カナダとかなり違っていることに気づき、1999年にカナダのモントリオール・アドラー心理学大学院でジョセフ・ペルグリーノ博士から学んで、「この人を日本にお招きしよう」と思い立ち、今日に至っています。

特にペルグリーノ博士は、ドライカースを筆頭とするシカゴ学派、アドラーの長男のクルト・アドラーに率いられたニューヨーク学派だけでなく、ソフィア・デ・ブリエスのいわゆる「クラシカル・アドレリアン」と言われるサン・フランシスコ学派からもアドラー心理学を学びました。
そして、毎年、寛容で統合的なアドラー心理学をヒューマン・ギルドで伝え続けています。


さて、アドラー心理学の本場のアメリカのミネソタのアドラー心理学大学院で5年間学び、修士号を取得された梶野 真さんが昨日ご来社、今後のことについて長時間やりとりをしました。

梶野さんにアドラー心理学の本を書いてもらうことも決まりました。

今後、ヒューマン・ギルドでもさまざまな講座を担当していただきますが、まずは手始めに10月26日(日)の11:00~13:00開催の アドラー心理学ゼミナール

ミネソタからのアドラー心理学

と題するご講演をお願いすることになりました。

梶野さんは、ミネソタ・アドラー心理学大学院にてカウンセリング心理修士課程修了、メンタルヘルス・プラクティショナー、キャリア・ライフ・メンタルコーチ、講師をお務めです。

ミネソタ・アドラー心理学大学院のプログラムや講師の紹介を含め、梶野さんが学んで来たことやミネソタでの生活などをお話しいただきます。また今後の活動やビジョン等も語っていただきます。

料 金:2,000円+消費税(2,160) 当日会場でお支払い下さい。

申し込み:アドラー心理学ゼミナール の「申し込みフォーム」またはヒューマン・ギルドにメール info@hgld.co.jp 
または電話(03-3235-6741)を

<お目休めコーナー> (24)

 

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7月に出たばかりの時期に著者の若本勝義さん(米国NLP協会公認マスタートレーナー、バイオダイナミックス研究所 代表)から贈呈を受けた本のご紹介です。

『脳に3秒で悟らせる方法 ― ストーリーでつかむ、「脳の地図」の使い方』(若本勝義著、三五館、1,300円+税)

脳に3秒で悟らせる方法
若本 勝義
三五館

以前はPHP研究所から『夢をかなえるNLP』として出ていましたが、加筆・修正の上、より一層読みやすいかたちで三五館から出版されました。

隠れた信念を持っているために本来の自分の力を発揮できないでいる邦彦、奈緒美、久美、マリリン、川上は、意識と無意識が食い違う「自己不一致」の状態にあります。

彼らが「カフェNLP」でリチャード田中が行ったセッション―「フェアリーブレインの叡智とつながる」「コアビリーフを浮き彫りにし、ビリーフを変える」「自己不一致を無くして願望を実現する」などの著者ならではのNLP(神経言語プログラミング)手法によって夢の実現に向かう物語形式の本です。

読んでいて若本先生からヒューマン・ギルドで行ったNLPやハコミの講座でご指導いただいたことが蘇ってきました。

NLPは、それこそなんでもありの心理技法ですが、この本は、若本先生が長年の研究と実践の末、練りに練られた理論と技法をわかりやすく伝えてくれています。

とりわけ、物語そのものが面白いのに加えて、程よいタイミングでリチャード田中のNLP講義が15か所入り、理解が深まります。

読者は、読んでいるうちにきっと「この人、自分と同じような悩みを抱えている」と、自分自身の信念を切り替えることが可能になるでしょう。

若本さんはご丁寧に「あとがき」で「かねてより出版を強く勧めてくださり、惜しみなく情報を提供し貴重なアドバイスを下さったヒューマン・ギルド代表の岩井俊憲さんに、深く感謝申し上げます。岩井さんの心のこもった勇気づけなくしては、本書の出版は実現しなかったと思います」と書いてくださっています。

若本さん、ありがとうござました。
そして、名著に命をつなぎ、かなり売れる本として出版されたこと、おめでとうございます。

<お目休めコーナー> (23)


(上野公園にて)

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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。 

 前回、「人生をビジネスとして生きる方法」を「競争重視の生き方」だとした私は、 「競争重視の生き方」のベースにあるものは、「比較と差」を重んじる生き方で、自分と誰かを比較して、自分が優位のポジションに立つと優越感、劣位のポジションに立つと劣等感を抱きがちであることを示し、私自身の高校時代のエピソードを披瀝しました。

このような 「比較と差」を重んじる「競争重視の生き方」は、私のような劣等生にも巣食っていたわけです。
逆に、優秀だった人だとより
鮮明です。

これは、以前どこかに書いた記憶がありますが、また書きます。

東京大学法学部のOB2人が寿司屋で懇談をしていました。
その時、ある事務次官が検挙されたテレビの映像が流れました。

「ああ、〇光が逮捕されたか」

〇光次官は2人の同期生でした。

もう一人が言いました。

「あいつは二浪だったしな。せっかく事務次官に登り詰めてもこれじゃーね」

言い終わると、その人はトイレに立ちました。

残った人が寿司屋のおやじに言いました。

「あいつは一浪、俺、現役」

「人生をビジネスとして生きる方法」を競争環境の中で身についてしまった人たちは、どうしても人と自分を 「比較と差」で測る習性から離れられません。

そのことが対人関係だけでなく自分自身の生き方にも出てしまうことを大通公園メンタルクリニック院長の山田秀世さんは、「比較3原則」 と表現されています。
 
1.過去との比較

2.他者との比較(他者の強みと本人の弱みの比較)

3.理想との比較

このことをもとに私は、9月発売の『人間関係が楽になるアドラーの教え』(大和書房)で他者に「比較3原則」 を使ってしまうパターンを次のように書いています。

1.過去との比較
「昔は、このくらいの仕事ができていたのに、どうして今はできないんだ」
「あのときはできたのに、今回はこの体たらくかよ」
 などと、過去と比較して非難されると、私たちの勇気はくじかれてしまいます。

2.他者の強みと本人の弱みの比較
「○○さんは簡単にできているのに、なんで君はできないのかな?」
「○○君のほうが、もっとちゃんと仕事をしているよ」
 などと、比較されると嫌な気持ちになりますよね。

3.理想との比較
「期待していたのに、全然できていないじゃないか」
「このくらいはできると思っていたのに、期待外れだね」
 と言われると、気持ちも萎えてしまいます。


W.B.ウルフの説く

1.植物のカブの哲学で生きる方法

2.人生を1つのビジネスと考えて生きる方法

3.芸術家のアプローチ方法

のうちの「芸術家のアプローチ方法」は、「そこに何を表現できるか?」がこの生き方の基本となる哲学で、次の3つを特徴とします。

1.協調性と良識(コモンセンス)を持った個人の、その仲間に対する基本的関係を大切にする

2.同胞の福利のためにその非凡な才能を発揮し、社会に貢献する

3.人間の幸福と矛盾しない唯一の生き方である

この生き方を選び取るためには、 「比較と差」を重んじる「競争重視の生き方」を特徴とする「人生をビジネスとして生きる方法」を卒業しなければなりません。

しかし、このことは、かなり難題です。

<お目休めコーナー> (22)


(上野公園にて)

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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。 

昨日(8月22日)は、連続3連休の初日。
私の休みの日課のエアコンのフィルター掃除を終えてから、上野の東京国立博物館(平成館)に台北 國立故宮博物院を観に行ってきました。



会社に電話すると、大和書房から再校ゲラが届いていることがわかったので、東京ラクーアでの温泉を省略して会社に立ち寄りました。
公開セミナーやカウンセリングの予約が入っていました。

温泉でのリラクセーションの代わりに整体に行き、体をほぐしてもらいました。

このようにして連休初日は、心と体の養いを行ったのであります。

さて、8月20日のブログ で私は、20年前に監訳した、アドラーの通訳を務めた精神科医のW.B.ウルフ著の『どうすれば幸福になれるか 上』(一光社、1,500円+税)の第1章、「人は人生に対する基本的態度として3つの選択肢を持っている」の冒頭の次の3つを紹介しました。

どうすれば幸福になれるか(上)
(Adlerian Books)
岩井俊憲監訳
W.Beran Wolfe,前田 啓子
一光社

1.植物のカブの哲学で生きる方法

2.人生を1つのビジネスと考えて生きる方法

 3.芸術家のアプローチ方法

今回は、「人生を1つのビジネスと考えて生きる方法」から「芸術家のアプローチ方法」に至るところを書きます。

 「人生をビジネスとして生きる方法」は、私なりの表現を用いると、「競争重視の生き方」です。

 「競争重視の生き方」のベースにあるものは、「比較と差」を重んじる生き方で、自分と誰かを比較して、自分が優位のポジションに立つと優越感、劣位のポジションに立つと劣等感を抱きがちです。

「人生をビジネスとして生きる方法」を教育によって学んで来た私に、こんな思い出したくもない体験があります。

高校1年生の特殊クラス(入学時の成績上位55人が入るクラス)に入った私にはライバルのY君がいました。

クラスに帰宅部が多い中で、Y君はサッカー部、私は陸上競技部に所属する点でも異色だったのですが、2人は数学の最下位を競い合っていました。

数学の試験の答案が返ってくると、お互いに見せ合うのです。

私が38点、Y君が35点だとすると、「勝ったー。最下位じゃなかった」とひそやかな喜びに浸ります。

次に私が35点、Y君が40点だとすると、「負けたー。今度は自分が最下位じゃないか」と、負けた悔しさと、最下位になった屈辱の感情が自分の中に渦巻くのです。

団塊の世代で、競争真っ只中を生き抜いた私には、大学時代も、そして就職してからも「人生をビジネスとして生きる方法」が染み付いてしまっていたのです。

その後、アドラー心理学によって「芸術家のアプローチ方法」を学び始めた私にとって、「人生をビジネスとして生きる方法」から抜けることは至難の技でした。

第3回目の「芸術家のアプローチ方法」に続きます。

<お目休めコーナー> (21)


(上野公園にて)

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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。 

今日から私は3日間の夏休みを取ります。
少々計画がありますが、在宅勤務もしなければなりません。

本日(8月22日)の日本経済新聞の第1面に『マンガでやさしくわかるアドラー心理学』(日本能率協会マネジメントセンター、1,500円+税)の、3段の1/8を占める広告が掲載されていました。

「6万部突破」と書いてありますが、来週8刷、累計7万5千部になりますから、10万部にあと少しの勢いです。

マンガでやさしくわかるアドラー心理学
岩井俊憲
星井 博文,深森あき
日本能率協会マネジメントセンター

さて、「若者たちから学ぶ幸せ」シリーズの2回目です。

私が若者から学んだことを「新人の勇気づけ」と題して、『先見経済』(2014年3月号、「勇気づけの効果―アドラー心理学に学ぶ人・組織づくり」)に書いたものです。

******以下転載部分******

私は、この項の「新人の勇気づけ」を書くにあたって、昨年の4月に社会人になりたての自分の息子にインタビューをし、また、息子と同じ会社の1年先輩の論文に目を通し、さらに私の講座に参加する若い世代の人たちをつぶさに観察しました。
その結果は、彼らを「ゆとり世代」と括って批判するのは的外れで、古い世代は、彼らから学ぶべきだ、との結論に達しました。

私は、新入社員世代と、50歳代の経営者世代を対比して、次のようにまとめました。

新入社員世代

Doingの幸福感
協力原理
オンリー・ワン追求
情報検索力に強み(インフォメーション)
リアクティブ(後手)

経営者世代

Havingの幸福感
競争原理
ナンバー・ワン追求
情報活用力に強み(インテリジェンス)
アクティブかプロアクティブ(先手)

第1に、新入社員世代と経営者世代とは、育った時代背景が違っています。
経営者世代は、物的に恵まれないこともあって、モノを持つこと(Having)に幸福を感じる世代でした。
モア&モアの足し算発想により、自分のステータスを大事にする世代でした。
ブランド志向の人たちもかなりいます。
ところが、新入社員世代は、ブランド志向性は弱く、可処分所得の大部分が通信費に取られて、持つよりも借りたりして使うことに重きを置き、所有よりも行動すること、貢献することに生きがいを感じる世代です。

第2に、経営者世代は、勝つか負けるかの競争環境の中を生き抜いてきた人たちであるのに対して、新入社員世代は、激しい競争には慣れていない代わりに、総合的学習などによって協力を学んできた人たちです。
「自分にいいこと」ばかり考えていた経営者世代と違って、「みんなにいいこと」「社会にいいこと」の感性は、新入社員世代の方がずっと豊かです。
このことは、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)を使ってのシェアを例に取れば理解できるはずです。

第3に、第2のことに関連して、経営者世代が競争の中でナンバー・ワンを追求することを学んできたのに対し、新入社員世代は、人と自分の違いを認めながらオンリー・ワンを追求します。

第4に、GoogleやYahooなどを使った情報検索力は、経営者世代を凌駕しています。経営者世代が2日かけて調べるものを、新入社員世代は30分ほどで情報収集してしまいます。
さらには、彼らは受信者であるのみならず、受信したものを発信(シェア)する人たちでもあります。
経営者は、彼らの収集した情報(インフォメーション)をさらに加工・活用して(インテリジェンスにして)意思決定に生かすことができるはずです。

第5に、新入社員世代は、まだ経験が浅いためもあってか、物事に対してリアクティブ(後手)です。
ただし、リアクティブといっても、受け身一筋でなく、順応性の高さは経営者世代の比ではありません。
経営者は、未来・近未来に対する視野をもとにビジョンを構築しながら先手を打つための有益な決断ができます。

ただし、みんながみんな、新入社員世代 対 経営者世代のように明確に対比できるものではありません。
世代論は、いずれに時代にもあって、「全共闘世代」「新人類」「バブル世代」などが存在しました。
世代論の危険なところは、人間一人ひとりを見ないで、大雑把にある世代を見てしまうことです。
新入社員世代でも表の左側の素養を持ち合わせていないのは、経営者世代のみんなが表のようではないのと同じです。

******転載終わり******

◆特に若者の情報検索力に関する強みについては、次を是非ご参照願います。
消費行動モデルが AIDMA からはるかに進んでいることが学べます。

SIPS~来るべきソーシャルメディア時代の新しい生活者消費行動モデル概念~

<お目休めコーナー> (20)

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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。 

一昨晩の遅くに 大和書房 の編集部の高橋さん(20歳代後半の敏腕編集者)に9月発刊の『人間関係が楽になるアドラーの教え』の「はしがき」と「あとがき」をお送りしました。
タイトルは正式に決まったのですが、発行部数、正式な発刊の日、発行部数は、これからです。

昨日(8月20日)の午後には、(株)日本能率協会マネジメントセンター出版事業本部の久保田 章子さんからメールが入りました。

また『マンガでやさしくわかるアドラー心理学』増刷のお知らせです!
本当にありがたいことです。
買って読んでくださっているみなさんに感謝です……。

8刷 1万部 です。
累計 7万5千部!!

しっかり営業をしていかないといけませんね!

マンガでやさしくわかるアドラー心理学
岩井俊憲
星井 博文,深森あき
日本能率協会マネジメントセンター

『マンガでやさしくわかるアドラー心理学』(日本能率協会マネジメントセンター、1,500円+税)、目標の10万部が射程に入ってきた感がします。

8月22日(金)には、日本経済新聞の第1面の3段の1/8を占める広告が掲載されますので、またもや販売部数に拍車がかかりそうです。


(飯田橋の芳進堂ラムラ店)

さて、昨日の午前中は、3日前に引き続いて某大企業からの依頼を受けての、匠の技を競い合うプロジェクトのための指導を行いました。

19歳から21歳の若者と、その指導者との円滑な意思疎通を支援するもので、その過程で若者たちの考えや行動が実にしっかりしていることに感激を新たにしました。

よくゆとり教育を受けて育った世代を「ゆとり世代」とか「さとり世代」とか言うようで、それに類する人たちが存在するかもしれません。
しかし、私が接した人たちは、私の彼らの年齢の頃よりもしっかりしている印象を受けています。

例えば、私の24歳の息子は、私の同じ時期よりもはるかに、思考・感情・行動の側面において私よりも優れているのは間違いがありません(もしかしたら、両親の育て方が格別よかったからかもしれませんが)。

なお、私の若者論について詳しくは、次回に譲ります。

<お目休めコーナー> (19)

 

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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。 

私が20年前に監訳した、アドラーの通訳を務めた精神科医のW.B.ウルフ著の『どうすれば幸福になれるか 上』(一光社、1,500円+税)の第1章は、いきなり「人は人生に対する基本的態度として3つの選択肢を持っている」から始まり、次の3つを紹介します。

どうすれば幸福になれるか(上)
(Adlerian Books)
岩井俊憲監訳
W.Beran Wolfe,前田 啓子
一光社

1.植物のカブの哲学で生きる方法

2.人生を1つのビジネスと考えて生きる方法

3.芸術家のアプローチ方法


第1の「植物のカブ」は、日本語に馴染まないので、私は「根無し草」として捉えた方がわかりやすいと思います。

この場合の人生の中身は、生まれる、飲み食う、眠る、成熟する、友だちになる、年を重ねる、死ぬといった単純なことばかりで、目的もなく、ただこの世の問題に邪魔されずに満足して過ごす、人間として最低レベルで生育する哲学です。

第2の「人生をビジネスと考えて生きる方法」は、成功した人たちの多くに見られる生き方で、人生をビジネスと割り切って考え、それに基づいて行動や態度を決めていく生き方です。
このタイプの人たちがいつも最初に発する質問は「どんな利益が得られるか?」で、新しい経験に対しては「これは自分にとってどれだけ価値があるか?』をまず考えます。
彼らの人生哲学は、基本的にアグレッシブな競争と個人の能率を重視するため「力は正義なり」の信念と結びつきます。

ウルフは、1931年に書いたこの本で「人間の生活にこのシステムが適用されると、障害者や不具者が生まれ、依存関係もでき上がる。犯罪、堕落、精神障害を引き起こし、その損害は勝者にも敗者にも同じようにのしかかる」と警告しています。

そして、1.の「カブ人間」と共に「ビジネス的生き方」を次のように断罪しています。

「人ととして幸せになろうとするなら、カブ人間のような穏やかな目で人生を眺めていてはいけない。もちろん、アグレッシブで利己的なビジネスマンの貪欲な目でも駄目だ」

カブ人間のような穏やかな目でもなく、アグレッシブで利己的なビジネスマンの貪欲な目でもない芸術家のアプローチ方法については、次回に私見も交えながらお伝えします。

<お目休めコーナー> (18)

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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。 

ほとんど寝床で読んだ本ですが、抜群に面白かった本を紹介します。
『小澤征爾さんと、音楽について話をする』(新潮文庫、710円+税)

 

小澤征爾さんと、音楽について
話をする (新潮文庫)
小澤 征爾,村上 春樹
新潮社

音楽と文学を代表する超有名人がレコードを聴きながら対話を続ける本で、バーンスタイン、カラヤンなど小澤征爾さんが師事した指揮者の裏話も読めて、とても面白い本でした。
強くお勧めです。

村上 春樹氏は、音楽について超オタクで、小澤さんの持ち味をいかんなく引き出しています。

同じ対談本でも、『村上春樹、河合隼雄に会いにいく』(新潮文庫)では、村上氏のことを「何と共感力のない人」と思い、河合氏が合せているのが目立ったのですが、この本では、とても絶妙なコラボぶりが印象に残りました。

クラシック音楽に少しでも興味がある方の必読書です。

<お目休めコーナー> (17)

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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。 

昨日(8月17日)は、ヒューマン・ギルドで8月開催の アドラー心理学ベーシック・コース の最終日でした。
29人の参加者に対して

教育に生かすアドラー心理学(自然の結末と論理的な結末)

勇気づけ

を行いました。

今回の アドラー心理学ベーシック・コース は、狭い会場ながら受講者からの苦情もなく、受講者相互がとても親しくなった講座でした。

午後の「勇気づけ」の部分に入ると、私の得意分野であるためか、スライドを写真に撮る人が続出でした。


(桑原さんです)

私が日頃言っている(1)講師からの学び、(2)仲間からの学び、(3)自分からの学び、の3つの学びが実現できた講座になった印象があります。

最後は、勇気づけのメッセージ付きの、受講者相互間の修了書授与で終わりました。

 

29人の参加者全員がアドラー心理学ベーシック・コース を修了したのです。

◆9~1月にかけて アドラー心理学ベーシック・コース  は、次のとおり開催されます。
ヒューマン・ギルド(東京)以外にも鹿児島、信州(諏訪市)、大阪のコースが予定されています。

1.ヒューマン・ギルド(東京)開催
◆土日コース
日程:10月土・日コース 10/4.5.18.19(4日間)
日程:2015年1月土・日コース 1/10.11.24.25(4日間)

時間:土日4日間コース:土曜日13:30~19:00 日曜日10:00~17:30

講師:10月コース講師:岩井俊憲&永藤かおる(ヒューマン・ギルド研修室長)各講師が2日ずつ担当。
    1月コース講師:岩井俊憲(ヒューマン・ギルド代表)

◆金曜コース 
日程:9/5.12.19.26.10/3.10(6日間)
日程:11/7.14.21.28.12/5.12(6日間)

時間:全日10:00~15:00

講師:岩井俊憲&永藤かおる(ヒューマン・ギルド研修室長)各講師が3日間担当。

2.鹿児島コース 
日程:9/6.7.20.21(土日全4日間)
 土曜日13:30~19:00 日曜日9:30~17:00 

講師:岩井俊憲(ヒューマン・ギルド代表)

会場: 鹿児島金生町ビル、共用会議室(鹿児島県鹿児島市金生町7-8 ・8階・小会議室)

3.信州コース 
日程:11/1.2.15.16(土日全4日間)
 土曜日13:30~19:00 日曜日9:30~17:00 

講師:岩井俊憲(ヒューマン・ギルド代表)

会場:上諏訪温泉 湖泉荘(長野県諏訪市湖岸通り1-13-8) 

4.大阪コース 
日程:12/6.7.20.21(土日全4日間)
 土曜日13:30~19:00 日曜日9:30~17:00 

講師:岩井俊憲(ヒューマン・ギルド代表)

会場:大阪コース: ドーンセンター (大阪市中央区大手前1丁目3番49号)

<お目休めコーナー> (16)


(帝国ホテル本館にて)

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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。 

昨日(8月16日)13:30~18:10は、アドラー心理学ベーシック・コース  の3日目。
参加者数は29名(うち男性12名)に達し、会場は一杯になりました。

 内容は次の3つでした。

1.よい人間関係

2.勇気づけの演習:「あなたを勇気づけた人たち」

3.共同体感覚

講座を終えて、竹ちゃんで恒例の懇親会。
26人が参加。かなり懇親が深まりました。

 熊野さんのご発声による中締めが終わって私は失礼しましたが、残る人が15人くらいいたはずです。

みんな今日は時間どおり来れるかな?

<お目休めコーナー> (15)

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