アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリング、コンサルティングを行っています。
アドラー心理学による勇気づけ一筋40年 「勇気の伝道師」   ヒューマン・ギルド岩井俊憲の公式ブログ



おはようございます。
アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(10月30日)は、カミさんが会社に来て事務的な手伝いをしてくれていた(私はカウンセリング三昧)ので、ランチに会社から徒歩2~3分の 神楽坂 KEILIN (電話:03-5946-8230)に行きました。

ヒューマン・ギルドを出て早稲田通りを右に真っすぐ左側です。

内装は、高級フレンチの店のようにおしゃれです。

ランチメニューには、点心、サラダ、スープ、ご飯、漬物、デザートまで付いてきます。

カミさんは、本日の週替わりランチ(税込み1,200円)、私は海老のチリソースランチセット(1,500円)を注文しました。

夜は、かなりの金額になってしまいますが、お昼はリーズナブルな金額です。

12人定員の個室もあります。

何よりも土日もオープンしているのがありがたいです。

ヒューマン・ギルドに来られた方は、お昼に是非ご利用ください。


さて、評判の『「会社に行きたくない」と泣いていた僕が無敵になった理由 ~人間関係のカギは、自己肯定感にあった~』(加藤隆行著、発売 小学館/発行 小学館クリエイティブ、1,400円+税)を読み終えました。

「会社行きたくない」と泣いていた僕が
無敵になった理由~人間関係のカギは、
自己肯定感にあった~
(小学館クリエイティブ単行本)
加藤 隆行
小学館

音楽評論家がオーケストラの指揮をしたり、文芸評論家が小説を書いたりするケースがありますが、「かとちゃん」こと 加藤隆行さん は、編集のお手伝いをしたりライターをしたりしていましたが、初の単著を自ら書き下ろしました。

さすがに文章がこなれていて読みやすい。

しかも、「自己肯定感」に徹底的にフォーカスしているので、メッセージに一貫性がある。

発刊後すぐ、重版がかかった本です。

タイトルに「無敵」が付いていると、「向かうところ敵なし」のようなイメージを持つ人がいるでしょうが、この本のメッセージは、著者ご自身が「あとがきにかえて」に書いているように「ものすごく簡単に言うと、『ダメな自分でも、ま、いっかぁ~』」とし、小さな『価値観』の外にある『無限の選択肢を手に入れる』ということと同じではないのか」というところにあります。

ヒューマン・ギルドの会員でもあり、ヒューマン・ギルドで学びを深めたかとちゃんは、周囲の人たちをいつの間にか「かとちゃん応援団」に変えてしまうような人間的な魅力にあふれた人です。

私がこの本に独創性を感じるのは、反抗タイプ(優越コンプレックス)-優越感ー優越性ー劣等性ー劣等感ー悲観タイプ(劣等コンプレックス)を実にわかりやすく表記しているところです(第3章)。

優越性と劣等性を「事実」、優越感と劣等感を「ただの『思い込み』」、反抗タイプ(優越コンプレックス)と悲観タイプ(劣等コンプレックス)を「ここまでくるとやりすぎ」として、その後の第4章の「肯定でつながった『協力の世界』へ」、第5章のQ&A方式の「『敵認定』している人との付き合い方」へと上手くつなげています。

読み終えた人はきっと、「ダメな自分」を受け入れて、かとちゃん流の無敵感が得られることでしょう。

かとちゃん、自己否定に傾いている人に勇気を与える本を出してくれてありがとう!

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おはようございます。
アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(10月29日)は、ある出版社の常務取締役に関するお祝い事があって、その会社から特別にお招きを受けました。

私はその前に、出版と研修で大変お世話になっているその方のために、カミさんと表参道駅で落ち合って ニコライ・バーグマン(nicolai bergmann) に行ってバラのフラワーボックスを買いに行きました。

店内を見回すのは、とても楽しい時間でした。

目当てのフラワーボックスを選んで、その方に喜んでもらえる顔を想像するのも、私たちの喜びでもありました。

「おもてなし」の心をたっぷり味わえた場面でした。

 
さて、私がヒューマン・ギルド10月24日付けメルマガの巻頭言に書いた表題のタイトルに一部修正・加筆して掲載します。

この時期にラグビーのワールドカップの熱戦が繰り広げられています。
日本チームは、10月20日(日)開催の南アフリカ戦で敗北しましたが、ベストエイトに残ったことは快挙です。  

ところで、ワールドカップの期間中、参加国の選手が日本各地で住民との交流が交わされ、その際、「日本のおもてなし精神」に世界の人々が称賛の声が挙がっていたことが報道されていました。

「ワールドカップ初戦、ロシア相手に劇的勝利を収めた日本。
試合前に、世界中から注目を浴びたのが、開幕戦直前に対戦相手ロシアの国歌を日本のサポーターが練習する姿」という記事がありました。  

livedoor NEWS(10月24日 9時39分)では、「『携帯失くすなら日本』ラグビーW杯に訪れた海外記者がおもてなしに感動」の記事を見つけることができました。  

「『携帯電話を失くすなら、日本をオススメします』と海外メディアが伝えた。ラグビーW杯で訪日した海外記者が、帰国直前に携帯電話を紛失したという。だがタクシー会社が保管に加えて充電までしてくれており、感激したそうだ」とありました。  

 ここで私たちアドラー心理学を学ぶ人たちが顧みなければならない課題があります。

アドラー心理学の名を高めた『嫌われる勇気』(岸見一郎/古賀史健、ダイヤモンド社)では、人に好かれようとする行動は「承認欲求を求めるもの」として否定されています。

哲人は、「アドラー心理学の大前提」として「アドラー心理学では、他者からの承認を求めることを否定します」と言い切っています(132ページ)。

 しかし、このことを全面的に受け入れていいかどうか、です。

まず、アドラーの文献を探しても、このような記述は見当たりません。

むしろ、「どれほど〔他者を〕援助し、促し、喜ばせる用意があるかどうかを調べれば、人の共同体感覚を容易にはかることができる」(『性格の心理学』P.111)とあり、次のように同じ本で承認欲求を肯定するような記述もあります。

「性格は心の態度決定である。即ち、人がどんなふうにまわりの世界に向き合うかという方法であり、認められたいという欲求が、共同体感覚と結ぶついて貫徹されるガイドラインである」(P.7)

もしアドラーが現代に生きていたとして、「日本のおもてなし精神」を知ったとしたら、そのことを共同体感覚の発露と捉え、こんなふうに言うかもしれません。

「『おもてなし精神』が相手の見返りを期待したり、相手のニーズに反して発揮されたりするとやや危険ですよ。他者からの承認を過度に求めるのも要注意です。『おもてなし精神』は、建設的に発揮されなければなりません」  

アドラーが物事を善悪の判断軸でなく建設的(ユースフル)/非建設的(ユースレス)の軸で捉えていたことも併せて考えてみたいこの頃です。

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おはようございます。
アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(10月27日)は、ヒューマン・ギルドで 感情のコントロール法 のセミナーを行っていました。

思い起こせば、このセミナーを始めてから20年近くになります。

このセミナーをもとに『感情を整える アドラーの教え』(大和書房だいわ文庫、680円+税)も出せました。

感情を整えるアドラーの教え
(だいわ文庫)
岩井俊憲
大和書房

個性的な受講者がご参加で、特に怒りと劣等感についていつもより丁寧にお伝えしました。

私は、アドラー心理学の立場から私なりの知見を交えたこの講座のメッセージを次の6点だとして板書しました。

1.感情を陽性感情と陰性感情に分ける。
2.感情には時間軸がある。
3.感情の抱き方は、一人ひとりユニーク
4.アドラーは、情動を結合的と離反的に分けた。
5.感情のコントロール法のセミナーでは、3つの視点を提供する。  
(1)感情は、ある状況で、特定の人(相手役)に、ある目的(意図)を持って使われる。  
(2)感情は、コントロールできる。  
(3)感情は、自分のパートナー
6.感情的になったときに、建設的 VS.非建設的/破壊的な対応を選ぶことができる。

日頃お伝えしていない感情のコントロール法の1つとして「氣の威力」について脱線して披瀝しました。

この講座は、半年に一度しか開催しないので、次回は、2020年4月以降になります。

この講座には、企業の人事部の方がご参加で、アドラー心理学から見てのタテの関係の不自然さや組織や人事の問題を語っていただきました。

私からすると、この時代にこそアドラー心理学が組織の病弊に提案力を持たなければならないと、よりミッションがかき立てられました。

ちょうどこの講座には、むすび株式会社 ブランド構築研究開発室 室長の  嶋尾かの子さん  がご参加、嶋尾さんからも貴重なご意見をいただきました。


(講座の写真を撮り忘れていたので、三宅美絵子さん
から拝借しました。。三宅さんにもご発言で
助けていただきました)

講座を担当していると、講師が受講生から学べる役得があります。

ところで、ちょうどいいタイミングでのお知らせです。

 「BRAND THINKING(ブランドシンキング)ブランド脳を、鍛えよう」

【アドラー心理学が組織を変える 第2回】どんな行動にも、必ずそれをする目的がある。

が今朝の6:30にWebにアップされました。
お読みください。

第3回目は、11月4日(月)朝6時半に更新。
【アドラー心理学が組織を変える 第3回】は「目的を共有する。だから個性が発揮される。」のタイトルです。

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おはようございます。 アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(10月27日)は、10:00~17:00に アドラー派の夢のワーク を行っていました。

このところこのコースの人気が高まり9月23日(月、祝)には新潟でも開催し、好評を博しました。

◆2019年9月24日付けブログ ライフスタイルを知るために:カウンセラー養成講座と夢のワーク(新潟開催) をご参照ください。

関西地区開催の機運も高まっています。

この開催の候補日について、フェイスブック のコメント欄に書きますね。

以前にこの講座に出た人たちの自主勉強会 <修了生限定>アドラー派「夢のワーク」を続けよう もヒューマン・ギルドを会場として行われています。

ところで、昨日は

●夢からのメッセージを受け取り、夢を読み取る
●夢にはあなた独自の意味がある
●意味を知ると、今の生活を良い方向へ導ける

という特徴に基づき私はとても丁寧に進めていきました。

「夢に登場する特定の人が必ずしもその人であるとは限らない。自分であることもある」として、特定人物をや状況を固定的に受け止めて解釈することを排除するのが目的でした。

一人ひとりの最近見た夢についてのワークができたようです。

とりわけ岐阜からご参加の 小川 のりこさん の夢については、受講者総出演でサイコドラマを行いました。

詳細は省きますが、11年も続けていらっしゃるお仕事についての信念がより強まったと思われます。

また、それぞれの方々も「自分じゃ意味がわからない」とおっしゃっていても、仲間の人たちの問いかけによって重要なヒントが得られました。

私たちは毎日夢を見ています。

夢からのメッセージが理解できるようになると、毎日の生活がより実りあるものになるに違いありません。

◆なお、アドラー心理学による夢解釈に関心をお持ちの方は、このブログの「アドラー心理学による夢解釈講座」のカテゴリーをご覧になることをお勧めします。
アドラー心理学による夢解釈の考え方が記載されています。

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おはようございます。
アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(10月25日)は、台風21号により千葉県で半日のうちに1カ月分の雨量が観測されるほどの雨量で被害が著しい旨の報道がありました。
他の地域でも被害がかなり発生しています。

被害に遭われたご家族の方にお見舞いを申し上げると共にいち早い復旧をお祈りいたしております。

さて、昨日はオフィスに全社員が揃いました。
にぎやかでした。

10:00からの営業会議では、社内で「鵜匠」と呼ばれる 目次 心さん が営業したお客様が講師にしっかりと受け継がれ、ご満足いただける研修が展開されていることが確認できました。

年内の講師としての登壇機会は、永藤かおるさん>宮本秀明さん>岩井俊憲の順番であることが判明しました。

このように営業担当、講師がうまく連動して活躍の舞台があるのは、業務を一人で担って私たちを支えてくれる竹内さちこさんがいるお陰です。

時々会社にやって来て、家では私の生活面、健康面を支え、時にありがたいフィードバックをしてくれる妻の岩井美弥子さんにも助けられています。

私は、このチームに限りない感謝の念を抱いています。

11:00を少し過ぎたところで 株式会社 タナベ経営 の経営者を対象とするビジネス情報誌『FCCレビュー』(11月号)が大量に届きました(私の名前が表紙に載っていますよ)。

同社の若松 孝彦代表取締役社長と私の〈100年経営〉対談(11月11日にhttps://www.tanabekeiei.co.jp/wp/detail/100fcc/17084/ としてアップ予定)がトップで

アドラー心理学のポジティブ思考を経営に生かす

のタイトルです。

若松社長は、経営者の立場からアドラー心理学の基本的な考え方を私から引き出し、どこでどう生かしたらいいかの共同作業を担ってくれました。

小見出しは次のとおりです。

・人間観察から生まれたアドラー心理学

・未来に向けて行動するには目的が必要

・志は夢と現実を結び付けるイメージで

・多様性を認めることがリスペクトにつながる

・事業承継期における同族関係の心理学

◆9月2日の 株式会社 タナベ経営 の若松社長との対談の模様は、下記のブログをご参照ください。

2019年9月3日付けブログ 生涯現役のための提案力:タナベ経営 若松社長との対談

『FCCレビュー』(11月号)には、私の連載原稿の「経営者に贈るアドラー心理学の知恵」の第1回目も掲載されています。

今後1年間、株式会社 タナベ経営 としっかりつき合いながら、経営者にアドラー心理学を届けます。

最後に、私に連載をご依頼下さり、若松社長との橋渡しをしてくださった戦略総合研究所パブリッシングの池山佑子主任に感謝申し上げます。

池山さんは、私が贈呈した「人間学を学ぶ月刊誌」『致知』致知出版社)9月号をお読みになってすぐに『FCCレビュー』での若松社長との対談を着想、実現に向けてご尽力された恩人です。

池山さん、ありがとうございました。

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おはようございます。
アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

今年の9月末時点での有限会社 ヒューマン・ギルドの業績は、社員一丸の奮闘のお陰でとても好調です。

特に今年度は、法人研修の売上高が多くなり、研修売上の半分を法人研修が占めるようになりました。

ヒューマン・ギルドの法人研修の講師としては、私を凌ぐように 永藤かおるさん(取締役研修部長)が大活躍です。

私は「岩井俊憲」を指名してきた研修・講演、あるいは経営職の強い私ならではの研修以外は、できるだけ宮本秀明さん(取締役法人事業部長)か永藤かおるさんに委任するようにしています。

そんな中で、山形県酒田市に所在する 東北エプソン株式会社 様の研修には、私自身が出向いています。

昨日(10月23日)は、8:30~16:30に今年で3年目、計4回目の監督者クラスの研修を行ってきました。

勇気づけの面談技術研修―自分とメンバーの勇気づけ―

受講者は20名(うち女性2名)。

最初は東北人特有の様子窺いの雰囲気がありましたが、安心なばであることが確認できると、本音でさまざまなやり取りが展開されました。

討議・演習に加えロールプレイもふんだんに採り入れました。

研修のあらましは、次のとおりでした(入れ替えあり)。

0.オリエンテーションとリレーションづくり
1.監督職に求められる面談指導力のブラッシュアップを図る
2.「勇気づけリーダーとしてのあなたのチェック」~求められる面接指導能力の確認
3.職場のコミュニケーション改革を進める「スキルのブラッシュアップ」
4.勇気づけの理論
5.個人プレーから協働型の職場作り

東北エプソン株式会社 様の社風として観察できるのは、勇気くじきとは程遠く、「勇気づけリーダーとしてのあなたのチェック」を行ったところ、かなり高い勇気づけのスコアが出ました。

製造業としては、「かなり高い勇気づけリーダー」の範疇に入りそうで、ここまだ高い会社はあまりありません。

この要因として、同社のメンタルヘルス関係の施策がかなり徹底していることも挙げられそうです。

昨年は、私が1日担当したこの研修の前日の午後にメンタルヘルス講演会を担当させていただきました。

◆2018年10月3日付けブログ 東北エプソン株式会社 メンタルヘルス講演会
 をご参照ください。

東北エプソン株式会社 様のように継続してお手伝いできるのは、研修効果が確認できるので、講師としても張り合いがあるし、とてもありがたいです。

*ヒューマン・ギルドで行ってる法人研修については こちら をご覧ください。
法人様それぞれにフィットした研修内容のご提案も可能です。

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おはようございます。
アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

本日(10月21日)は、即位礼正殿の義の日。
令和の天皇が即位を宣明されます。

私は、15:55発の飛行機で山形県の酒田に経ち、明日の研修に備えます。

昨日(10月20日)のことでお伝えすべき3つのことがあります。

1. BRAND THINKINGで【アドラー心理学が組織を変える 第1回】アップ

2.中小企業診断士更新研修で【事業承継】の勉強

3.マネジメント・カウンセリング研究会でポジティブ心理学の勉強

1. BRAND THINKINGで【アドラー心理学が組織を変える 第1回】配信

むすび株式会社 ブランド構築研究開発室 室長 嶋尾かの子さん から 「BRAND THINKING(ブランドシンキング)ブランド脳を、鍛えよう」

【アドラー心理学が組織を変える 第1回】信頼、尊敬、共感の強い結びつきが、本当のチームをつくる。

が6:30にWeb にアップされた旨のご連絡が入りました。

私はしばらく、アドラー心理学を組織に生かそうとする試みにまい進します。

 

2.中小企業診断士更新研修で【事業承継】の勉強

昨日の13:00~17:30は、両国のKFCで中小企業診断士更新研修で東京都の中小企業政策に続いて【事業承継】の講義を受けてきました。

【事業承継】の問題は、中小企業経営者にとって№1の課題になっています。

私自身にとっても切実な問題です。

日頃は、この年に一度の研修は、居眠りするか読書をするかの時間でしたが、どちらもすることもなくしっかりと勉強してきました。

3.マネジメント・カウンセリング研究会でポジティブ心理学の勉強

ヒューマン・ギルドに戻ると、18:30~20:30まで中小企業診断士の勉強会 マネジメント・カウンセリング研究会(代表:岩井俊憲)で小野武明会員による「ポジティブ心理学とそのエクササイズ」を学びました。

中小企業診断士であると共にビジネスコーチでもある小野さんは、私より数歳年長ですが、かなり勉強していらっしゃる方です。

以前にもこのブログで紹介したことがある『ハーバードの人生を変える授業』(タル・ベン・シャハ―著、成瀬まゆみ訳、だいわ文庫、700円+税)をもう1回読みたくなりました。

ハーバードの人生を 変える授業 (だいわ文庫)
タル・ベン・シャハ―著、成瀬 まゆみ訳
大和書房

◆この本のことについて2回ほどブログに書いています。
ご参照ください。

2015年10月30日付けブログ これは使える!:『ハーバードの人生を変える授業』

2019年5月19日付けブログ 感謝という最も効果的な勇気づけのツール(1)


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おはようございます。
アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(10月20日)は、大学・学部時代の友人4人と連絡を取り合って、早稲田大学 第54回 ホームカミングデー  に行ってきました。

大学時代に校舎のあった場所(11号館)の近くで待ち合わせ、大隈銅像前で記念写真。

10:30~11:30の式典の会場は、戸山キャンパスの早稲田アリーナ。

式次第の司会は、卒業50年目の宮川俊二氏。
ご存じのプロのアナウンサーです。

来賓紹介がありましたが、早稲田大学の提携校の高麗大学の総長が呼ばれたときには、大きな拍手がありました。

総長式辞は、田中愛治総長。
昨年就任後1年です。

招待年次代表あいさつは、卒業50年目の弘兼憲史氏(漫画家)です。

図書館で吉永小百合さんの前の席に座って、小百合さんが落とした消しゴムをぎゅっと握ってから渡した思い出をユーモアたっぷりに語りました。

法学部出身の弘兼氏は、4年間を私たちと同じキャンパスで過ごしていたのです。

学費・学館闘争というのがあって、バリケードの中で試験を受け、入学式は1カ月遅れであったことを思い出しました。

校友会代表幹事あいさつの後に校歌「都の西北」を斉唱したときは、数百度も歌ったこの曲でさまざまなシーンが蘇ってきました。

ちなみに、当日招待を受けていたのは、次の年次に人たちで、私たちは《卒業後50年目》1970年次(昭和45年卒業)に該当します。

1《卒業後50年目》1970年次(昭和45年卒業)
2《卒業後45年目》1975年次(昭和50年卒業)
3《卒業後35年目》1985年次(昭和60年卒業)
4《卒業後25年目》1995年次(平成7年卒業)
5《卒業後15年目》2005年次(平成17年卒業)

昼食は、私のなじみの早稲田大学26号館(大隈タワー)15階の 「森の風」 に行きました。

アルコールもオーダーして、1年10カ月ぶりの再会で会話が盛り上がりました。

私を除く4人は、72歳に達しています。

5人中3人がほぼリタイア組。

彼らの中で面白い傾向を見出しました。

悠々自適の人は皆無。

最近アルトサックスを学び、介護施設に慰問に出かけている人。

来年の東京オリンピックでボランティアに志願して英語の勉強を続けている人。

週4回はジムに通いフィジカル・トレーニングに励み、北方健二の『水滸伝』51巻をすべて読破した人。

10年前どころか、2年前とも変化が見られます。

我々は、確実に若い。

ある友人は「リタイア力」が付いて第2、第3の人生を謳歌できる、と語りました。

ランチを終え、私は友人たちと別れて、

田中総長特別講演~WASEDAの未来と今を語る~

を聴きに、3号館301号室に行きました。

総長就任から1年、その取り組みと今後の目指すべき姿について自らが講演します。
後半では、世界で活躍する校友をお招きし、自身が考えるWASEDAのグローバル化の未来についてダイバーシティの視点を踏まえ、総長と共に熱く語ります。

とのことでしたが、これがとても面白かった!

オーストラリア出身のゲイ・ローリー法学学術院教授が司会、そこにワセジョだったお2人に田中総長が加わり、田中総長からは、早稲田の変革が語られ、ゲストの2人からはダイバーシティだけでなく女性のキャリアにも言及があり、とても参考になりました。

私たちが学生だったころは、「学生一流、校舎二流、教授三流」とマスコミで言わていて、教授の早稲田出身比率は86%だと言われていたのを覚えていますが、今は確実に5割を切り、理事ですら4割以下のはずです。

「早稲田は大きく変わる」との信念を抱いて、青春の思い出をよみがえらせながら早稲田の地を後にしたのであります。

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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(10月19日)はオフの日。

9:45に出かけるカミさんとの間にこんなやり取りがありました。

私は、9:40になる前からカミさんが出かけるのを心待ちにしていたようです。

そのことを見透かされて「何だか早く出かけてほしいみたいね」と言われました。

私はカミさんを窓から手を振って見送りながら、ママが出かけるのを心待ちしている小学校高学年の、いたずらっ子の男の子のような気持ちを味わいました。

いたずらっ子はママが出かけてから、ママの監視下ではできないことを予定していて、「早く出かけてくれないないかな」という思いでい一杯なのです。

多くのママたちは心当たりありませんか?

私は、カミさんの姿が消えてからすぐ、その日の最初の予定をこなしました。

久しぶりのエアコンのフィルター掃除、そして風呂掃除でした。

パソコンからメールをいくつか送ってからは、近所の医院にインフルエンザの予防接種、いただいた本の読破など、休日ならではの日課をこなしたのであります。


さて、一昨日(10月18日、金曜日)は、平日開催の アドラー心理学ベーシック・コース の4日目(最終日)を行っていました。

受講者は17名(男性は2名)、うち4名が再受講です。

このメンバーが、かなり個性的でした。

意欲的であり、さらには的を射た質問もしてくれました。

そのため私も丁寧に丁寧に対応しました。

午後の「勇気づけの理論」のところでは、ロールプレイをふんだんに行いました。

これが受講者に受けたようです。

修了証は、いつものように勇気づけのメッセージを添えて。

最後には、一人ひとりからご感想をいただきました。

講座が終わってからは、7人で香港酒家で懇親会。


(お一人お帰りの後で)

受講者一人ひとりの魅力が伝わってきました。


ところで、受講者の一人の Lica Ouchi(大内りか)さん (ファッションデザイナー)からご著書2冊をいただきました。

『人生が輝きだす YES! の魔法』(宝島社、1,400円+税)と『ワクワクだけで年商30億円』(小学館、1,300円+税)です。

人生が輝きだす YES!の魔法
~パリコレ&30億ブランドを
成功させた!引き寄せの法則
LICA
宝島社

 

ワクワクだけで年商30億円:
たった5年でパリコレ進出&
30億円ブランドの夢を叶えたワケ
LICA著、高坂 ゆう香マンガ
小学館

『ワクワクだけで年商30億円』だけ昨日読みましたが、ド迫力の本!

 Lica Ouchi(大内りか)さん の半生をマンガが中心になって描かれ、エッセイと「ワーク」と「はみ出しコラム」などの文章が添えられ、お金がなかったにも関わず、可能性を信じ続けて、夢と情熱とアイデアを駆使して切り開いてきて、たった5年でパリコレ進出、30億円の夢を叶えた秘訣が明らかにされています。

落選続きのデザインコンクール、評論家からの酷評、お金がない…など、さまざまなピンチを乗り越えるために駆使した Lica Ouchi(大内りか)さん 「意識の魔法」=「『願い』が先、『現実』は後」がこの本に一貫したメッセージとして語られています。


こんなふうに個性的な受講者に巡り会える私は、幸せです。

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<お目休めコーナー>9月の花(16

 



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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

一昨日(10月16日)、昨日(10月17日)と2日の研修を終えて我が家に帰ってきました。

その間に来年の1月と2月に出す私の本の展開がグーンと進みました(詳しくは後日お伝えします)。

今年を総括するのはまだ早いですが、今年の本の出版は『「勇気づけ」でやる気を引き出す! アドラー流リーダーの伝え方』(秀和システム、1,500円+税)の1冊だけでしたが、この本は9月に大量の重版がかかり、さらには、来年の出版のためにかなり備えができました。

今年築き上げた人脈のことも触れておきたいです。

その3本指の中に確実に入るのが映画「あまのがわ」の監督の 古新 舜 (Shun Coney) さんコスモボックス株式会社 代表取締役、一般社団法人分身ロボットコミュニケーション協会副代表理事)です。

古新さんは、人の懐に入る名人です。

初めてお会いしたのが3月7日のことでしたが、翌日には早速ブログに古新さんのことを書いています。

◆2019年3月8日付けブログ 映画【あまのがわ】の古新 舜監督 ご来社

古新さんは、アドラー心理学にとても強い関心を抱かれ、早速ヒューマン・ギルドの 会員 にご登録、アドラー心理学ベーシック・コース、ペルグリーノ博士の講座、「愛と勇気づけの親子関係セミナー(SMILE)」をご受講です。

その古新さんのイベントが次々と展開されています。

10月20日から12月1日までに行われるイベントにご参加いただきたい思いから私から大いなる応援の気持ちを添えてお伝えします。

1.東京で10/20(日)9:30〜20:15 開催! 踏み出す大人の学びフォーラム 〜一人ひとりが学びを深め、自己肯定感を広げていくフォーラム2019/Vol.1
https://www.facebook.com/events/2173256149601778/

場所:国立オリンピック記念青少年総合センター

2.多様性を体験する会(学生&大人の交流会)
主催者: 中井川 正男さん(ヒューマン・ギルドの会員)

無料で朝ドラでブレイク中の福地桃子ちゃん主演の映画「あまのがわ」を見ませんか。古新舜監督も来場しますよ!

対象:中高生~大人まで

内容:セミナー(13:00~16:30)  
 第一部:多様性の社会の実現に向けて     
 講話:多様性を受容する社会とは    
 第二部:映画を通じた学習会     
  ①映画「あまのがわ」鑑賞 (103分)     
  ②感想会・古新舜監督への質問・監督からのメッセージ

(1)広島11/30(土) 13:00-16:30  (広島大学東千田キャンパス)
申込ページ https://peatix.com/event/1137485  
FBページhttps://www.facebook.com/events/379320899406321/

(2)名古屋12/1(日) 13:00-16:30  (名古屋市立大学桜山キャンパス)
申込ページ https://mijw2019nagoya.peatix.com/view  
FBページ https://www.facebook.com/events/719145311863720/

◎お知り合いの方にもお声がけいただければ幸いです。

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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(10月16日)から新潟市で研修を行っています。

ホテルで 株式会社 アルテ の 市村敏明社長からいただいた『アドラーを読み解く』(中野 明著、1,800円+税)読み終えました。

アドラーを読み解く
―著作から学ぶ個人心理学
中野明
アルテ

Amazonでも購入できるようですが、画像はまだないようです。

著者の中野 明さんとは面識がないのですが、ノンフィクション作家だそうです。

今まで 株式会社 アルテ から『アドラー心理学による「やる気」のマネジメント』『アドラー心理学による「強み」のマネジメント』などを出しているようです。

読み終えてみて、アドラーの本をしっかり読み込んでいらっしゃることが伝わってきました。

目次は次のとおりです。

はじめに
第1章 個人心理学へのアプローチ
第2章 劣等感
第3章 目標
第4章 ライフスタイル
第5章 共同体感覚
第6章 人生の3つの課題
第7章 人生の意味
第8章 おわりに

第1章から第5章(第3章を除く)までは、比較的アドラーに忠実で、まるでアドラーの名言を忠実に紹介しています。
第6章、第7章には、著者の知識がかなり入り、このことで現代の状況に対応したアドラー心理学の理解が深まり、私は、この部分にも好感を持ちました。

とりわけ、よく引用されるアドラーのパーソナリティ分類として共同体感覚が高く活動性が低い人に対して、アドラーは「存在しない」と書いていますが、中野氏は「評論家」を入れています。

何よりも、第7章の「人生の意味」では、経営学者のジェームズ・コリンズの『ビジョナリー・カンパニー②』の考えをもとに人が仕事を考える上で考慮すべき3要素として、著者なりにシンプル化した

①自分がやっていて楽しい活動において(価値)
②卓越した能力を発揮でき(強み)
③しかもそれが世の中の役に立つ(貢献)

をもとに「フローチャンネルと人生のフィードバック・ループ」にまでまとめ上げている箇所には、著者の独創性を感じました。

まさに絶品です。

こんな理由から、私がここ数年に読んでいるアドラー心理学の解説本としては、ハイランクに位置する本となりました。

こんな素晴らしい本を出された 株式会社 アルテ の市村敏明社長、著者の中野 明さんに心から感謝申し上げます。

かなり強くお勧めです。

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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

前半大型台風に見舞われた連休最後の昨日(10月14日)11:00~13:00 は、ヒューマン・ギルドで第148回 アドラー心理学ゼミナール  を行っていました。

講師は、井上あきこさん(hearty lotus 代表 、ELM勇気づけトレーナー、SMILEリーダー)

井上さんは、いきなり2015年4月にいきなり離婚届を渡されたところから「親の信頼が招いた奇跡~障害児認定の我が子のIQ50以上upの物語」を始めました。

うつ気味で育児ノイローゼになっていたあきこさんに「愛と勇気づけの親子関係セミナー(SMILE)」を受けてもらおうとの愛夫さんからの荒療治でした。

現在10歳の娘、7歳の息子、5歳の娘の3人のお子様をお持ちの井上さんは、息子さんが2~3歳の時は、眠らない、かんしゃく、難治性中耳炎と睡眠時無呼吸症候群、テレビ中毒、偏食に振り回されていたのです。

いやいや、そして遅れて出向いた 原田綾子さん(株式会社HeartySmile 代表取締役) のところで受けた「「愛と勇気づけの親子関係セミナー(SMILE)」 をきっかけに井上さんは一変しました。

ひきこもりの生活からアクティブになられたのです。
勇気づけを知って接し方が変わったのです。

一部は省略して 井上あきこさんの 発達凸凹育児日記~子どもの自身と才能を伸ばすアドラー心理学また一つ夢が叶いました! をブログで読んでいただくとして、ご長男のIQ50以上upの物語には、(1)信頼、(2)勇気づけ、(3)覚悟の3要素が欠かせなかったことを感動的に語って、受講者を巻き込みました。

最後は、「親ができることは?」として子どもたちに安全・安心を基盤にできる環境を整えることだと語ってくれました。

ちなみに、ご懸念だったご長男は、勇気づけ育児を続けて約4年、 医師に「不可能」と言われていた小学校の普通級に今年の4月から通い始めているそうで、参加者は信頼と奇跡の物語に感動を受けました。

私の印象でも、話の展開や魅了するポイントなど抜群で、ほんの少々手を加えると一流講師になる素養十分な 井上あきこさん でした。

井上さん、相当なご準備でこの日を迎えられたようで、本当にありがとうございました。


◆11月開催の第149回 アドラー心理学ゼミナール は、次のとおり開催します。

内容:「大人のため の自己啓発童話セラピー、新作出版記念講演」   

講 師:高見澤秀男氏(インターナショナルスクール英語教員、心理カウンセラー、ELM勇気づけトレーナー、童話作家、写真家)
日 時:2019年11月10日(日) 11:00~13:00
受講料:2,200円(税込) 当日会場でお支払いください。
会 場:ヒューマン・ギルド研修室  

 ※講師からの内容説明※
「幸せになりたくない」と本心から断言する人に、私は会ったことが ありません。
一方で、幸せを望みつつ、それと全く反対の方向へ流されたり、 足を向けてみたり、時には敢えてその反対の道を選んで進む人には少なからず会ってきました。
実は、私自身の高校時代が正にそうでした。

しかし、海外から日本を見る機会を持つことで、それまでわからなかった日本の姿が浮き彫りになる様に、「不幸せ」という状況は、幸せの姿をはっきりと浮き上がらせて見せてくれる、ありがたいものでもあるのです。  

新作童話の主人公は、親に捨てられ、生きるためにありとあらゆる悪事を働き、社会に「自分がいてもいい場所」が全くないまま若くして虚しく地獄に送られた青年でした。
しかし、天国から彼のために地獄を訪れた先生と一人の生徒との登校日の授業を通し、彼は学び、成長し、気づきを得るのです。
そして物語の中で明らかになる衝撃の事実、また、驚きの結末へと展開していきます。   

 童話は子供だけのものでは決してありません。
アドラーの魔法の粉が 散りばめられた、大人のための自己啓発童話セラピーの世界へあなたをお連れいたしましす。

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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

台風19号は、東日本地区で大きな被害をもたらし、朝刊によれば、死者33人、不明19人、22河川の堤防決壊が報道されていました。

特に千曲川の堤防決壊は、何度も映像で出てきて、何ともやるせない思いを抱きました。

亡くなられた方のご冥福をお祈りし、また、被災された方々のお見舞いを申し上げます。


そんなタイミングでこんなことを書くのはどうかとも思うのですが、昨日は、私の観戦で2つの快挙がありました。

1つは、セリーグ・ファイナルステージ第4戦で読売ジャイアンツが阪神タイガースを4-1で下し、日本シリーズ進出を決めました。

それにしても、丸選手のセイフティ―・スクイズには驚かされました。

2つめは、ラグビー・ワールドカップで日本チームがスコットランド・チームに28―21で勝利し、決勝トーナメントに進出することになったことです。

 
さて、『MIND SET マインドセット ー 「やればできる!」の研究』(キャロル・S・ドゥエック著、今西康子訳、草思社、1,700円+税)については、何度か書いていて、今回を最終回とします

マインドセット「やればできる! 」の研究
今西康子
草思社

著者は、次の2つのマインドセット(心のあり方)のどちらを信じるかでその後の人生に大きな開きが出ることをスポーツ、ビジネス、つきあい(対人関係)、教育の分野で実証的に明らかにしています。

1.自分の能力は石板に刻まれたように固定的で変わらないと信じている人ー「硬直マインドセット」

2.人間の基本的資質は努力次第で伸ばすことができるという信念を持っている人―「しなやかマインドセット」

スポーツについては、第4章で「スポーツ ー チャンピオンのマインドセット」として50ページ近くを割いています。

私には、第5章「ビジネス ― マインドセットとリーダーシップ」がかなり参考になりました。

著者は、多くの企業がカリスマ的指導者を求めることを疑問視し、その原因の一端がクライスラー社のCEOを務め、自分自身をヒーロー視したアイアコッカを「硬直マインドセット」の代表例として取り上げています。

一方で、「しなやかマインドセット」の代表例の一人としてGE社の資産価値を140億ドルから20年後に4,900億ドルに引き上げたジャック・ウェルチの「傾聴、信頼、育成」をもとにしたリーダーシップを取り上げています。

第5章の最後では、努力の結果トップになった人たちが「自己変容の可能性」を極めてリーダーになったにも関わらず、その地位に甘んじて自分の技量を磨かなくなるどころか、成長の可能性を秘めた人材を求めようとしない組織が多いことを嘆いています。

ところで、この本の真骨頂は、第8章の「マインドセットしなやかにしよう」という部分です。

「しなやかなマインドセットの根底になるのは、『人は変われる』という信念」で、「自分が価値を置くものに向かってこつこつ努力する姿ほど素晴らしいものはない」という記述から始まり、さまざまな具体策を上げた上で次のように結びます。

「人のマインドセットは、小手先のテクニックで変えられるものではない。マインドセットが変化するといういうことは、ものごとの見方が根底から変化すること」で、「マインドセットがしなやかになると、夫婦、コーチとアスリート、上司と部下、親子、教師と生徒といった人間関係のあり方が変わって」きて、それぞれが「評価する者と評価を下される者という関係から、学ぶ者と学びを助ける者という関係に変わって」きて、「成長という共通の目標」を目指すようになることを書いています。

そして、「自分も学びつつ、学ぶ人を応援する」ために毎朝、1日がスタートするとき、自分にこう問いかけることを勧めています。

・今日は、私にとって、周囲の人にとって、どんな学習と成長のチャンスがあるのだろうか?

(チャンスを見つけ、それを実行する計画を立てたら)
・いつ、どこで、どのように実行しようか?

(障害に突き当り失敗したら、計画を立て直して)
・いつ、どこで、どのように新たな計画を実行しようか?

(どんなに落ち込んでいても)
・行動に移すことが肝心!

(うまくいったら)
・逆戻りせずに進歩を続けていくためには、どんなことをする必要があるのだろうか?


総括すると、私はこの本を読んで「しなやかマインドセット」が自分自身だけでなくリーダーシップにも、組織のあり方にも応用できるのではないかと思いました。

さらには、望ましい努力のあり方として『努力不要論』(中野信子著、フォレスト出版)と肩を並べるくらい重要なヒントを得ました。

努力不要論――脳科学が解く! 「
がんばってるのに報われない」
と思ったら読む本
中野信子
フォレスト出版

いつまでも「しなやかマインドセット」を保ちたい人のためにお勧めの本です。

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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

まずは、数十年に一度のレベルの台風19号により大雨、土砂崩れ、突風、竜巻により被災された方々にお見舞い申し上げます。

42万戸が停電に見舞われ、3名が死亡、10人行方不明と報道されています(午前4時現在)。
そして今現在、東北地方で被害をもたらしていることが気が気でなりません。

我が家では、妻を安全対策特命リーダーとして、防災グッズの準備、貯水、窓ガラスの安全対策など万全の準備を整えました。

妻の実家からは義母を引き取っておりました。

さて、今朝のブログは、10月10日(木)のヒューマン・ギルド配信のメルマガに一部手を加えたものです。
ご了承ください。

台風15号が千葉県の南房総地区に与えた惨禍がいまだに修復されない状態が報道されていることに心が痛んでいる時期に、昨日、台風19号が日本列島の本土をすっぽり覆うかたちで襲い、数十年に一度のレベルで猛威を振るい、交通機関がマヒする事態に直面しました。  

ヒューマン・ギルドでは、10月12日(土)、13日(日)に第47期ELM勇気づけトレーナー養成講座を予定していましたが、受講者に対して事情が事情なので1月25日(土)、26日(日)開催の第48期にスライド受講をお願いし、全員にご快諾いただきました。
ご協力に改めて感謝申し上げます。 

なお、明日(10月14日(月・祝))開催の アドラー心理学ゼミナール カウンセリング演習 は、予定どおり開催します。    

ヒューマン・ギルドを1985年に設立してから34年半で自然災害のために講座を開催しなかった経験は実は初めてです。
2011年3月の東日本災害の時ですら講座を開催していました。
しかし、これからは、同じような不測の事態がありうるという前提に立たなくてはなりません。
そこで、”Prepare for the worst.”(最悪に備えよ)の危機管理の発想がますます必要とされます。    

ここで今でも鮮明に思い出すのは、2012年7月末に仙台でペルグリーノ博士と共に復興支援のワークショップを行う前日に東日本大震災の時に津波に襲われた女川の地を訪れたときのことです。  

地元の津波の語り部のような方の話によると、日頃穏やかな海の波が2011年3月11日には海抜18メーターのところまで押し寄せ、津波を甘く見た人と現実を直視した人との差が生死を分けたことを教えていただきました。

(注)その訪問記は、私の2012年7月31日付けブログ  ペルグリーノ博士、被災地の女川、そして仙台へ をご参照ください。    

ここで私が強く訴えたいことは、現実をしっかりと見据えた上で最大の備えと可能性を持って対処できると信じる「現実的楽観主義」と、根拠なくなんとかなるだろうと事態を甘く見る「ノー天気な楽天主義」を識別しよう、ということです。  

自然災害は、人知を超えて発生するのです。
しかも年々シビアなかたちで。
このことは、今回の台風19号の経験からも明らかです。
ここ10年での地震・津波、自然災害でその激甚さが増していることでご承知のはずです。

そんな環境下、私たちは、「備えあれば憂いなし」のことわざや”Prepare for the worst.”(最悪に備えよ)の危機管理の発想をもとに、根拠のない「ノー天気な楽天主義」ではなく「現実的楽観主義」の立場をより強固にしなければならないと思うのです。

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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

まずは、ヒューマン・ギルドからのお知らせです。

昨日(10月10日)配信のメルマガでお知らせのとおり、台風19号襲来に伴い10月12日(土)、13日(日)に開催予定だった第47期 ELM勇気づけトレーナー養成講座 は中止とし、受講者には第48期の2020年1月25日(土)、26日(日)にスライドしていただくことをお願しました。

しかし、10月14日(月・祝)の アドラー心理学ゼミナール と カウンセリング演習 は、台風が通過後だと予想されるので、予定どおり開催します。

台風で家に閉じこもり疲れていた方は、第148回アドラー心理学ゼミナール 「親の信頼が招いた奇跡~障害児認定の我が子のIQ50以上upの物語」 を聴きに是非ヒューマン・ギルドにお越しください。 

講師:井上あきこさん(hearty lotus 代表 、ELM勇気づけトレーナー、SMILEリーダー)
日時:2019年10月14日(月・祝) 11:00~13:00
受講料:2,200円(税込) 当日会場でお支払いください。


さて、これからが本題の身辺雑記です。

一昨日(10月9日)は、経営者のカウンセリングを2件ほど行いました。

私は「マネジメント・カウンセリング」と呼んでいますが、経営問題と経営者の個人的な課題を一緒に扱えるのが中小企業診断士でもある私の強みです。

ヒューマン・ギルド のWebsiteでは、カウンセリング(子育て・対人関係・その他の悩み)の項にこんなことが書いてあります。

代表者の岩井は、中小企業診断士の資格を持ち、経営の実態に明るいため、組織に属している人や創業を考えている人を対象に、マネジメント・カウンセリングに応じることも可能です。

一昨日のカウンセリングは、このマネジメント・カウンセリングに属します。

私の編著の『アドラー心理学によるマネジメント・カウンセリング入門』(アルテ、1,800円+税)では、「マネジメント・カウンセリング」を「マネジメント・カウンセリングとは、主に企業の経営者および管理者が直面している問題の解決や将来の機会開発のために、カウンセリング・アプローチによって気づきを促し、意思決定を支援する協力関係である」と定義しています。

アドラー心理学によるマネジメント・
カウンセリング入門―
人と組織にいかに活力を与えられるのか
岩井 俊憲,マネジメントカウンセリング研究会
アルテ


昨日(10月9日)は第1に、 株式会社 タナベ経営 の経営者を対象とするビジネス情報誌『FCCレビュー』の修正原稿 ー「経営者に贈るアドラー心理学の知恵」のタイトルの第2回目 ― を同社の戦略総合研究所パブリッシングの池山佑子主任に送りました。

企業における2大課題の「人間性(マインド)」と「生産性(スキル)」に対して「ゲマインシャフト(共同体)」と「ゲゼルシャフト(機能体)」から肉薄した意欲作です。

あと10日もすると、同社の若松社長との対談と私の連載の第1回目の『FCCレビュー』が大量に届きます。
とても楽しみです。

◆9月2日に株式会社 タナベ経営 の若松社長との対談の模様は、下記をご参照ください。

2019年9月3日付けブログ 生涯現役のための提案力:タナベ経営 若松社長との対談


昨日は第2に、株式会社日本能率協会マネジメントセンター 出版事業本部から

『マンガでやさしくわかるアドラー心理学』ですが、 重版34刷が決定いたしました。
1,000部重版、累計で145,500部となります。

とのメールが入りました。

マンガでやさしくわかるアドラー心理学
岩井俊憲著、
星井 博文シナリオ制作,深森あき作画
日本能率協会マネジメントセンター

小刻みな重版ですが、第34刷、累計で145,500部に達するのは、とてもありがたいことです。


昨日は第3に、株式会社 アルテ の 市村敏明社長から『アドラーを読み解く』(中野 明著、1,800円+税)をお贈りいただきました。

Amazonの画像はまだありませんが、近々読むことになるでしょうから、読んでからこのブログで紹介しますね。

なかなか意欲的な本のようです。

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