アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリング、コンサルティングを行っています。
アドラー心理学による勇気づけ一筋40年 「勇気の伝道師」   ヒューマン・ギルド岩井俊憲の公式ブログ



おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒュ.ーマン・ギルド の岩井俊憲です。

今日も遅い時間の更新となりました。
さて、モチベ―ションに関連する3つの話のご提供です。

1.赤ちゃんの内発的動機づけ
2.レガシー・プロジェクトの進展
3.早稲田大学エクステンションセンター冬季講座に今年度も登壇

1.赤ちゃんの内発的動機づけ

毎日、タクロウ夫婦から「みてね」の動画と写真が送られてきます。
孫のソラ君の映像と、そこで確認できる姿に日々動機づけられている我ら夫婦です。

7月7日の誕生10カ月には、遊具から手を放して立つ姿が確認でき、両家のジサマ、バサマが喜んでいたら、昨日は、しっかりと立っている姿が確認できました。


(7月7日、手を放す直前の写真)


(7月10日の写真)

ところで、ソラ君が捕まって立ったり、一人立ちしたりすることは、親がトレーニングさせた結果(【外発的動機づけ】)ではありません。
自ら、試行錯誤を重ねながら獲得した【内発的動機づけ】の結果です。

私は、このことから次のことを論証します。

1)赤ちゃんでも本来、【内発的動機づけ】の資質を持ち合わせている。
2)しかし、親や周囲の欲目で賞罰に代表される外発的な刺激(【外発的動機づけ】)を与えてしまう。
3)その集積で、子どもは【外発的動機づけ】に頼って行動するようになってしまう。

最近のソラ君は「最強へ」の道を学習しつつあります(これは冗談)。

2.レガシー・プロジェクトの進展

昨日の午後は、栗山宗大さん栗山慶美さん ご夫妻がご来社。
ジョセフ・ペルグリーノ博士 のビデオをDVD化して世に遺す「レガシー・プロジェクト」の中間報告と、今後の進展に打ち合わせのためにご来社。



プロジェクトが一歩も二歩も進んだ感じになり、モチベ―ションが上がる話その2になりました。

ジョセフ・ペルグリーノ博士 のことは、以前もYouTube「アドラー心理学専門チャンネル/ヒューマン・ギルド」で私が「【アドラー心理学】よき師(メンター)を持つことの有り難さ」のタイトルで熱く語っています。



10分ほどですので、是非ご視聴ください。
  👇
https://youtu.be/CksEMPPGa_U

・私の最大のメンター=ジョセフ・ペルグリーノ博士
・よき師(メンター)の5条件
・ペルグリーノ博士最大の試練
・ペルグリーノ博士のレガシー(歴史的遺産)
・ペルグリーノ博士からの学び
・よき師(メンター)を持つことの有難さ

3.早稲田大学エクステンションセンター冬季講座に今年度も登壇

今年の2月29日の私の緊急入院のために7回コースのうち5回が終わったところで講座が担当できなくなった早稲田大学エクステンションセンターから講師依頼が入りました。
ご迷惑をおかけしてしまったので、ご縁がなくなることを懸念していたのですが、2016年夏からのご縁に感謝して「勇気づけ」オンパレードでお伝えします。
モチベ―ションが上がる話のその3でした。

回     講座内容
1)アドラー心理学の理論 アドラー心理学の全体像として主に5大理論を学びます。
2)アドラー心理学のパーソナリティ論と価値観 アドラー心理学のパーソナリティ論の「ライフスタイル」と、価値観の「共同体感覚」について学びます。
3)勇気づけの理論(1) 勇気づけとは何であり、なぜ必要かがわかります。
4)勇気づけの理論(2) 勇気づけに欠かせない要件を考えます。
5) 勇気づける人の特質 勇気づける人はどんな特質を備えているかについて。
6)自分自身を勇気づける方法 自分が活力をもって生きる方法が身につきます。
7)他者を勇気づける方法 周囲の人を勇気づける具体的な方法を学びます。

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<お目休めコーナー>7月の花(11)



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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒュ.ーマン・ギルド の岩井俊憲です。

1.今日7月7日は、東京都知事選挙の日、七夕の日であると共に孫のソラ君の10カ月の誕生日の日でもあります。

4月23日の私の左手の指を切断して2か月ほどにして初めて左手のあるがままの夢を見ました。
今朝の4時ごろのことでした。
それまでの夢はずっと、健常な両手の夢でしたが、喪失体験後、初めてのことでした。

河原で草野球をしようとしているのですが、グローブもはめられないし、バットも振れません。
しかし、試合の日には、監督として出場し、ノックもしたいし、グローブもはめてみようと決意したところで夢が終わりました。
哀しさはゼロ、希望がいっぱいの夢でした。

右に眠る妻の左手に自分の左手を重ねました。
握ることはできません。

私たち夫婦は、以前はほとんど、手を繋いで眠りに入っていました。
しかし、病魔に侵されてからは、その習慣がほぼなくなりました。

それでも、妻の左手に自分の左手を重ねている間に「この人は、救急車で搬送の時も、2回の手術の日も、退院後も、私と共にいるときは、ずっとずっと私を支えてくれている」と、感謝の涙が溢れました。

妻だけではありません。
子どもたち夫婦も、孫たちも、きょうだいも、ヒューマン・ギルドに関係するスタッフも、ヒューマン・ギルドの関係者や出版関係の方々も、みんなみんな私を支えてくれていることを改めて感じた朝でした。

私は今後、障害者としての自覚をもとに、時にパラリンピックの創始者 ルードヴィッヒ・グットマン博士の言葉

「失われたものを数えるな。残されたものを最大限に生かせ」

を胸に世のため人のために貢献し続けることを誓います。


2.余計なことを書いておきます。
このところ私のブログに不思議なことが起きています。
訪問者数、ページビュー(pv)が過去最高なのです。



今朝もこんな棒グラフを見ました。


有難いことでもありますが、薄気味悪さも覚えます。
解析できる方がいらっしゃれば、教えていただけますか?

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<お目休めコーナー>7月の花(7)



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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒュ.ーマン・ギルド の岩井俊憲です。

今日も遅い時間の更新です。
2つのことについてお伝えします。

1.続・【成長】は【自己開示】+【フィードバック】と共に
2.【ヒューマン・ギルド15年ぶりの新講座!】の協賛者顔合わせ

1.続・【成長】は【自己開示】+【フィードバック】と共に

昨日は、主に【フィードバック】に力点を置きましたが、【成長】のためにもう1つ欠かせないのが【自己開示】です。
このことについてよく語られているのが、1955年にジョセフ・ルフトとハリー・インガムによって考案され、研修でもよく使われている『ジョハリの窓』です。

自分自身が「知っている」「知っていない」を横軸、他人が「知っている」「知っていない」を縦軸にすると、4つの窓ー「開かれた窓」「盲目の窓」「隠された窓」「未知の窓」ーに分けられます。

ここで言えることは、【自己開示】というのは、自分自身を仲間に対してオープンに語る勇気を発揮することです。
そのことで、次の効果が得られるようになります。

1)他者の協力・貢献を得ることができる。
2)自分自身の見逃していたことについてフィードバックがもらえる。
3)そのことを通じて、自己理解が進み、【成長】につながる。

ここで私の【自己開示】体験を紹介します。

私の左手の指の切断手術を行った医師は、白い手袋の着用を勧めてくれ、3セットほど購入しました。
しかし、一度も着用したことがありません。
私たち夫婦の結論は、どう見ても不自然だし、私自身の生き方に反するからです。

私は、自分自身をオープンにさらすことに抵抗感がありません。
私は私、私をどう見るかはその人の課題。

コンビニで弁当を買うときも、「左手が不自由なので、袋詰めのお手伝いをお願いできますか」と言うと、100%サポートしていただいています。
研修前に、「私の左手はこんな状態ですが、白手袋を着用しますか」に対しても、「どうぞ、どうぞそのままで」と言っていただけます。
ダイバーシティの風潮が、私を生き易くしてくれている面も幸いしています。

まとめると、【自己開示】は、上の3つの効果だけでなく、4)自分自身を生き易くしてくれる点もあるのですね。
そもそも自分の抱えている問題や悩みは、他者にとってささいなことのようです。

2.【ヒューマン・ギルド15年ぶりの新講座!】の協賛者顔合わせ

昨日の午後は、【ヒューマン・ギルド15年ぶりの新講座!】の協賛組織の代表者との顔合わせオンライン・ミーテイングを行いました。



顔ぶれは、写真上段左から目次 心さん渡辺歩実さん、三輪克子さん
下段左から岩井俊憲、春木めぐみさん佐高葵月代さん

目次さんの進行で、各自の自己紹介、講座の概要説明、集客状況の報告などが行われました。
これから全講座満席を目指して協力し合います。

【ヒューマン・ギルド15年ぶりの新講座!】は、全国5ヶ所(東京2回、大阪、名古屋、岡山、札幌)、6回開催の予定でしたが、東京開催を2日間で3回とすることにしました。
定員を20名増の104名としても、すでに6割の申し込みがあります。

※この講座の3大特典
1)本講座55,000円のところを44,000円の受講料で参加できます。
2)他の主要講座とのセット割のメリットを得ることができます(主要講座10%引きでのご提供)。
3)この講座を受講したあなたは、リーダー養成講座に進むことができ、この講座の講師の資格を得ることができます。

・東京会場(定員16名に拡大)・・・・キャンセル待ち!
【日時】8月10日(土)11日(日)
 1日目:9:30-17:30、2日目:9:30-18:00
【会場】ヒューマン・ギルド研修室
【講師】開発メンバー全員
 https://www.hgld.co.jp/plecture/view/1189 

・大阪会場(定員15名)
【日時】9月28日(土)29日(日)
 1日目:9:30-17:30、2日目:9:30-18:00
【会場】サロン Mom's Lagoon
【講師】磯野茂さん渡辺歩実さん
【協賛】カウンセリングLABO HAPPY PLACE
 https://www.hgld.co.jp/plecture/view/1190

・東京会場(定員12名)・・・・定員一杯のため、第二会場での並行開催決定!
【日時】10月12日(土)13日(日)
 1日目:9:30-17:30、2日目:9:30-18:00
【会場】ヒューマン・ギルド研修室
【講師】三宅美絵子さん永藤かおるさん 
 https://www.hgld.co.jp/plecture/view/1191  

・名古屋会場(定員15名)
【日時】11月2日(土)3日(日)
 1日目:9:30-17:30、2日目:9:30-18:00
【会場】ウィンク愛知
【講師】鈴木三穂子さん永藤かおるさん
【協賛】スペースLUN
 https://www.hgld.co.jp/plecture/view/1192

・岡山会場(定員15名)・・・・残席5名
【日時】11月7日(木)8日(金)
 1日目:9:30-17:30、2日目:9:30-18:00
【会場】(未定・岡山市内)
【講師】磯野茂さん渡辺歩実さん
【協賛】Coconialy
 https://www.hgld.co.jp/plecture/view/1193 

・札幌会場(定員15名)
【日時】11月30日(土)12月1日(日)
 1日目:9:30-17:30、2日目:9:30-18:00
【会場】あいあい会議室 狸小路
【講師】鈴木三穂子さん・永藤かおるさん
【協賛】アドラー心理学研究会Plus
 https://www.hgld.co.jp/plecture/view/1194

*「各講座の案内とお申込み」は、こちらから
    👇
https://www.hgld.co.jp/p_lecture.html#lecture_29

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<お目休めコーナー>7月の花(6)



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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒュ.ーマン・ギルド の岩井俊憲です。

1.昨日(7月4日)の午後は、第87期アドラカウンセラー養成講座5日目を行っていました(オンライン・サポート役:野口久美子さん)。



研修の中心は、受講者一人ひとりの聴き方の特徴を浮き彫りにするリレーカウンセリングでした。

リレーカウンセリングのテーマは、私の入院・治療体験をもとに左手に障害を持ちながら、今後どのように生きていくか、のテーマで、私としては今まで語ったことのない話。
信頼できるこの人たちならではの【自己開示】から始まりました。

13人の受講者が2人単位(最後だけ3人単位)でカウンセラー役を務め、役割を終えてから自己フィードバックを行い、その後、仲間からの【フィードバック】を受け、最後に私がコメントを加える展開です。

このパターンにより、後半担当の人たちは、前任の人たちのカウンセリングの仕方から学び、だんだん見事なカウンセリングができるようになりました。

私の【自己開示】から始まったカウンセリングをもとにカウンセラー役の方々への【フィードバック】により共に成長し合う場面に直面して、【学びの共同体】の結束力は、ますます高まります。

私自身も【学びの共同体】の中に身を置くことで、【成長】は【自己開示】+【フィードバック】と共にあることを学べた貴重な日でした。

ところで私は、【フィードバック】について人一倍気をつけている人間で、過去のブログで次のようなことを書いています。
「フィードバックとは、共に育ち合おうとする仲間が、お互いのさらなる成長を願って行う建設的な意見の表明」として、「フィードバックの3要素は、(1)信頼感、(2)率直さ、(3)即時性」としています。

2012年5月26日付けブログ 意見の効果的な伝え方 ― フィードバックの仕方(1)
2012年5月27日付けブログ 意見の効果的な伝え方 ― フィードバックの仕方(2)
2012年5月29日付けブログ 意見の効果的な伝え方 ― フィードバックの仕方(3)

■会場参加型(第88期)カウンセラー養成講座は、次のとおり開催します。
新規受講は10名ほどに限らせていただきますので、残席2名になっております。

 日程:2024年8月24.25日.9月7.8.21.22日.10月5.6日(土日8日間・会場参加)
 時間:土曜13:30-19:00 日曜10:00-17:30 
 講師:岩井俊憲(ヒューマン・ギルド代表)他
 受講料:154,000円、再受講 会員限定・8日間 88,000円
 詳細確認及びお申し込み:https://www.hgld.co.jp/plecture/view/252

ついでに、他の2つの話題について書いておきます。

2.ブログの日別ランキングを見たら、昨日(7月4日)の訪問者数が2,425と過去最高を記録しました。
Gooブログの中でも66位です。

正直、理由がわかりませんが、有難いことです。

3.タクロウ夫婦が読書好きの私のために、書見台のプレゼントをしてくれました。





ウルウルしてしまった父でした。

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アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリング、を行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

「この頃、好調な日々が続くな」「自分は運がいいな。もっともっと感謝しなければ」と思うことがあります。

そのいくつかのことについて、感謝の気持ちをたっぷり添えてお伝えします。

1.昨日は、磯野茂さんとのダブル講師で、徳島県の某金融機関の新入社員71名を対象に「未来への道標」と題する研修を行ってきました。
私が前半と後半の6割、磯野さんが中半の4割を担当。

受講者の中には一部、疲れが目立つ人も見られましたが、磯野さんが途中で織り込むエピソードが秀逸でした。
私は後半の「勇気づけ」の部分で、ペアの演習を入れて、受講者の「困難を克服する活力」を高めました。

研修の合間やその他の場面で磯野さんは私に、さりげない気遣いを示してくれて、1日半を共にできて幸福で、感謝の気持ちで一杯でした。

2.今朝、ブログの日別ランキングを見たら、昨日の訪問者数1,295人、PV(ページヴュー)2,397にビックリ!

2008年以来ブログを続けて16年半、訪問者数1,295人というのは、歴代4位にランクされます。

私は、訪問者数やPVをさほど意識せずに、ひたすら書きたいことを書いていて、書いたことの蓄積をもとにブログの倉庫から検索機能を使って引っ張り出して、本に書いたり、研修などのネタに使ったりしていますが、この頃私のブログに関心を持ってくださる人が多くなっているのもうれしいです。
これも読者、支援者のお陰と感謝申し上げます。

3.もう1つ、YouTube「アドラー心理学専門チャンネル/ヒューマン・ギルド」「【アドラー心理学】NHK「虎に翼」の今後に期待を抱かせたアドラーの本」がとても順調です。


ご視聴はこちらから
   👇
https://www.youtube.com/watch?v=PabbA-be6pc

配信後、2日半にして視聴者数が550人近くに達しています。
この影響でチャンネル登録者数が4,890人。
YouTube「アドラー心理学専門チャンネル/ヒューマン・ギルド」開設4年のこの8月の「5,000人」が手の届く範囲に近づいてきました。
これも視聴者数の方々、SNSで応援してくださる方々、研修課題として課している受講者の方々のお陰です。
ありがとうございます。

4.そればかりではありません。
このブログでたびたびお伝えしている【ヒューマン・ギルド15年ぶりの新講座!】への申し込み者数が定員の6割を超えています。

東京の2度の開催は、どちらも満員御礼。
10月開催では、2会場同時開催を検討中です。
岡山開催も、15人定員に対して10名近くがお申込みです。
心からの感謝です。

【ヒューマン・ギルド15年ぶりの新講座!】は、全国5ヶ所(東京2回、大阪、名古屋、岡山、札幌)、6回開催で行います。
定員の6割近くの申し込みがあります。

・東京会場(定員16名に拡大)・・・・キャンセル待ち!
【日時】8月10日(土)11日(日)
 1日目:9:30-17:30、2日目:9:30-18:00
【会場】ヒューマン・ギルド研修室
【講師】開発メンバー全員
 https://www.hgld.co.jp/plecture/view/1189 

・大阪会場(定員15名)
【日時】9月28日(土)29日(日)
 1日目:9:30-17:30、2日目:9:30-18:00
【会場】サロン Mom's Lagoon
【講師】磯野茂さん渡辺歩実さん
【協賛】カウンセリングLABO HAPPY PLACE
 https://www.hgld.co.jp/plecture/view/1190

・東京会場(定員12名)・・・・定員一杯のため、第二会場での並行開催検討中!
【日時】10月12日(土)13日(日)
 1日目:9:30-17:30、2日目:9:30-18:00
【会場】ヒューマン・ギルド研修室
【講師】三宅美絵子さん永藤かおるさん 
 https://www.hgld.co.jp/plecture/view/1191  

・名古屋会場(定員15名)
【日時】11月2日(土)3日(日)
 1日目:9:30-17:30、2日目:9:30-18:00
【会場】ウィンク愛知
【講師】鈴木三穂子さん永藤かおるさん
【協賛】スペースLUN
 https://www.hgld.co.jp/plecture/view/1192

・岡山会場(定員15名)・・・・残席わずか
【日時】11月7日(木)8日(金)
 1日目:9:30-17:30、2日目:9:30-18:00
【会場】(未定・岡山市内)
【講師】磯野茂さん渡辺歩実さん
【協賛】Coconialy
 https://www.hgld.co.jp/plecture/view/1193 

・札幌会場(定員15名)
【日時】11月30日(土)12月1日(日)
 1日目:9:30-17:30、2日目:9:30-18:00
【会場】あいあい会議室 狸小路
【講師】鈴木三穂子さん・永藤かおるさん
【協賛】アドラー心理学研究会Plus
 https://www.hgld.co.jp/plecture/view/1194


振り返ると、3月から5月にかけての私の運気は、2度の入院、2度の手術などで、状況としては人生で2番目くらいの最低レベルでした。
しかし、私個人、ヒューマン・ギルドへの関係者の応援は、私の76年の人生の中で最高レベルでした。

このような応援をいただいていることに対して心からの感謝をお伝えします。
本当に有難うございます。

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アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリング、を行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

早くも1年の半分が終わり、今日から後半に入りました。

さて、今日は3つの話題のご提供です。

1.【ヒューマン・ギルド15年ぶりの新講座!】への応募状況
2.【課題】と【繋がり】を意識しなが【志】らを持って年の後半を暮らそう!
3.本日21:00から配信のYouTube「アドラー心理学専門チャンネル/ヒューマン・ギルド」

1.【ヒューマン・ギルド15年ぶりの新講座!】への応募状況

まずは、ご報告です。
【ヒューマン・ギルド15年ぶりの新講座!】には、今朝の段階で定員84名に対して48名からご応募いただいています。
2回の東京(ヒューマン・ギルド)開催の講座には、定員計24名のところ、それを上回る方々のお申込みで、何らかの対応が迫られています。

2.【課題】と【繋がり】を意識しなが【志】らを持って年の後半を暮らそう!

「今年の前半を回顧して、3大ビッグイベントを取り上げていただけますか?」
あれこれありますね。

次の質問です。

「その3大ビッグイベントは、1年前に予測・計画したことですか?」

そう問われると、予測・計画したことの実現率は1/3にも満たないのではないでしょうか?

そのように考えると、私たちの直面する大きな課題(タスク)は、偶発的なこと(不測事態)の連続です。

私自身もそうで、最大の課題の入院・手術は、予測・計画がゼロでした。
それでも、偶発的なこと(不測事態)は、起きてしまうのです。

私は、起きた現実を受け入れながら『勇気の伝道師』の【志】をいっときも忘れることなく【課題】と【繋がり】を意識しながら暮らしています。

【繋がり】が猪突に出てきたようですが、現在の大きな【課題】のリハビリは、他のヒト、モノ、コトへの依存・協力なくしては実現不可能です。

私は週に2回、上高田ちば整形外科・小児科(http://chiba-cl.net/)で理学療法士の駒木尊裕さんのリハビリの施術を受けています。
駒木さんは、とても研究熱心かつ創意工夫力のある方で、さまざまな処置を施してくれます。

それだけでなく、駒木さんから提示された課題を家で、妻の協力を得ながら取り組んでいます。

このように私は「【課題】と【繋がり】を意識しなが【志】らを持って年の後半を暮らそう!」を今年の後半のモットーとします。

3.本日21:00から配信のYouTube「アドラー心理学専門チャンネル/ヒューマン・ギルド」

本日の21:00から配信のYouTube「アドラー心理学専門チャンネル/ヒューマン・ギルド」「【アドラー心理学】NHK「虎に翼」の今後に期待を抱かせたアドラーの本」のタイトルで私がご提供(12分半)。



ご視聴はこちらから
   👇
 https://youtube.com/@user-pq7cw7zh9h 

主要コンテンツは、次のとおりです。

・NHK朝ドラ「虎に翼」で話題になった本
・訳者 高橋堆治氏のこと
・『問題児の診断と治療』(1973年)にこんな言葉が
・訳者 高橋堆治氏のミッションとパッション
・『子どもの教育』の5大特徴
・噛みしめたいアドラーの「勇気づけ」の言葉

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アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日はタクロウのパートナーのユイさんの大学時代のサークルの女子のお茶会の日。
留守中にタクロウが食事の作り置きをするため、その間、ソラ君とわが夫婦で3時間ほどタクロウ宅で過ごすことができました。

人見知りが始まったソラ君は最初、泣き顔を見せていましたが、1分もしないうちに笑顔。

タクロウは、両親のためにコーヒーメーカーでアイスカフェオレを作ってくれました。

これがどの喫茶店のものよりおいしい。

妻はソラ君と遊んだり、抱っこしたり。

ソラ君は、私とも遊んでくれました。

そのうちソファーの私の隣で45分ほど妻にだっこされたまますやすや。

私は、安心して委ね切ったソラ君の顔を眺めながら最高の至福感を味わえました。

病に侵され入院・手術があったが、最悪の事態(命を落とすこと)なく、最小限の欠損で済んだ。
妻は、そんな私を期待を上回るサポートをしてくれている。
タクロウは、自分の望んだ会社に入れ中堅社員となっている。
その上、最高のパートナーに恵まれ、ソラ君を授かることもできた。

そのうち数え切れなくなって、ありふれた日常の中での有難い幸福感に満たされ、癒されました。

帰路には、東中野の教会の庭で百合の花に誘われ、満ち足りた思いに浸りました。

当たり前のことですが、幸福ってどこかかなたにあるものではなく、また、過去の自分のピーク時と比較したものでもなく、ありふれた日常の中での「今、この瞬間」で平凡なことを有難いこととして感謝する気持ちの中で発見できるもののようですね。

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アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

1.アドラーは「人生の意味は貢献である」と、『人生の意味の心理学 上』を筆頭にさまざまな箇所に書いています。



この『貢献』について、致知出版社のメルマガで佐藤 等さん(ドラッカー学会共同代表理事)のご著書からのP.F.ドラッカーの言葉が載っているのを見つけました。

「自らの果たすべき貢献を考えることは、知識の段階から行動の段階への起点となる。問題は、何に貢献したいと思うかではない。何に貢献せよと言われたかでもない。何に貢献すべきかである」(『明日を支配するもの』)

「貢献に焦点を合わせることによって、自らの狭い専門やスキルや部門ではなく、組織全体の成果に注意を向けるようになる。成果が存在する唯一の場所である外の世界に注意を向ける」(『経営者の条件』)

アドラーが個人、あるいはより広い共同体のために『貢献』を説いたのに対して、ドラッカーの『貢献』は、経営組織を想定してのものです。

佐藤 等さんとのご縁については、2019年7月6日付けブログ  月刊『致知』アドラー×ドラッカー 人間学対談 にも書いています。
https://blog.goo.ne.jp/iwai-humanguild/d/20190706


(左から藤尾社長、佐藤 等さん、私、藤尾允泰さん

対談の結果については、月刊誌『致知』 2019年9月号にも掲載されました。

思い返せば私は、大学生時代のゼミ論(私の所属していたゼミでは、4年生の卒論の代わりに3年生、4年生の時にゼミ論が課されていた)で『ドラッカーの経営学』を書いていました。
そのためドラッカーの本のかなりを読み込んでいます。

話を戻すと、アドラー心理学と経営学、アドラーとドラッカーを照らし合わせると、「知のイノベーション」のような現象が起きてくるので、学びの楽しみが倍増します。

■「知のイノベーション」に関連する記事を2024年5月14日付けブログに「多元的(ハイブリッド)の学びの基盤」として書いているので、ご参照ください。
https://blog.goo.ne.jp/iwai-humanguild/d/20240514


2.本日の21:00から配信のYouTube「アドラー心理学専門チャンネル/ヒューマン・ギルド」「【アドラー心理学】話しが通じない人とのつきあい方」のタイトルで永藤かおるさんがご提供。
話しが通じない理由から「話しが通じない」と思ったときの対応法まで13分半ほどで語っています。

ご視聴は https://youtube.com/@user-pq7cw7zh9h から入ってご覧ください。

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<お目休めコーナー>5月の花(25)



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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日の午前中はカウンセリングを行い、午後はカウンセリング道場のシニアコースでの学び合いがありました。


(写真提供:たけおめいさん

カウンセリング道場では、突然私が最後のカウンセラーに指名されセラピー的なカウンセリングを行いましたが、受講者のニーズに十分応えられない無念感がちょっぴり残りました。

生活をしていると、ある人とのやり取りの中で傷つけてしまったと思うこともあれば、傷つけられたと感じることもあります。
そんな時にある種のお守りみたいなものがあると、特に傷つけられたと感じるときの癒しになり、深い淵まで落ち込むことがない効用があります。

チョットしたグッズ、家で飼っているペット、家族での会話、音楽、映画/テレビドラマ、サウナ、庭木・・・・いろいろありますね。

以前の私は、クラシック音楽を聴くことで癒されていました。
昨晩もヴィルヘルム・バックハウス演奏のベート―ヴェンのピアノソナタ第29番の「ハンマークラヴィーア」を書斎で大きな音量で聴くことで活力を取り戻していました。

今の私の最大の癒しは、タクロウ夫婦から「みてね」で送られてくるソラ君の写真です。



日に日に成長・変化しているのが楽しみです。
両家の祖父母もコメントを添えられるので、交流の場でもあります。
この写真に対してお嫁さん側のお父さんは「マイク🎤持たしたら、歌いそうだね♬」のコメントを寄せていました。

孫を授かることがこんなにうれしく、いくら見ても飽きない写真/動画があることが音楽に勝る癒しになっています。

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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

この赤ちゃんの笑顔をご覧になってどのように感じますか?



おそらく不快感を抱く人は少ないと思われます。

モデルは、この世にデビューしてわずか2か月半の孫のソラ君です。
この頃よく笑い顔を見せてくれます。
タクロウ夫婦は「みてね」というアプリで毎日ソラ君の写真/動画を送ってくれて、そのことで私たち夫婦は「幸せ感」を味わっています。

このような笑顔によって人に施しを与えること(貢献)を仏教では「和顔施(わげんせ)」と呼んでいて、お金を与えることがなくてもできる貢献だと捉えています。

「布施≒貢献」は大乗仏教で彼岸(悟りの世界)に到る6つの修行法である「六波羅蜜」の筆頭の「布施波羅蜜」です。
ちなみに、「六波羅蜜」とは、以下のとおりです。

布施・・・施しをすること
持戒・・・戒律を守ること
忍辱・・・耐え忍ぶこと
精進・・・努力すること
禅定・・・心を静めること
智慧(般若)・・・人間完成の智慧

さらに、先ほど書きましたが、お金を与えることがなくてもできる貢献を「無財の七施」と言って、以下の7つの「布施≒貢献」とされています。

①捨身施(しゃしんせ)……自分の身をもって、体を使って人のために施すこと
②心慮施(しんりょせ)……他人のために心を配る施し。共に喜び、共に悲しんで、その人の幸せを願う施し
③和顔施(わげんせ)……いつも和やかな顔をもって人に接する施し
④慈眼施(じげんせ)……慈しみの目をもってすべてを見る施し
⑤愛語施(あいごせ)……和やかな、喜びを与えるような言葉で話しかける施し
⑥房舎施(ぼうしゃせ)……急に雨が降ってきたときなど、雨に濡れる人にさりげなく傘を差し出すような施し
⑦床座施(しょうざせ)……そっと席を譲るような施し

このような観点からすれば、階段で荷物を持ちながら難儀している人に手を貸すことは「捨身施」、勇気づけの言葉を発することは「愛語施」、電車でお年寄りの席を譲ることは「床座施」に相当するのです。

心がけたいですね、お金をかけなくてもできる「無財の七施」。

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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

貢献意識過剰のあまり次のように弊害を招いている人はいませんか?

・宗教にはまって過剰な寄付のあげく家族崩壊に陥っている人
・医療関係・福祉関係で患者/利用者のために身を削っている人
・組織のために必要以上にサービス残業をこなして心身の疾病を招いている人
・家族の誰かのために、自分自身で全て抱えて身を粉にして働いている人

医療従事者だったフローレンス・ナイチンゲール(1820~1910)は、まさに弊害を招いていたタイプの人でした。
慢性疲労症候群に苦しんでいたのです。
その教訓から「自己犠牲なき献身こそ真の奉仕」という有名な言葉を残すに至ったのです。



患者への貢献のために自分自身を犠牲にしてボロボロになってしまうのは、真の他者貢献とは言えない、と解しています。

「人生の意味は貢献にある」と説いた我らがアドラーさんも、ワーカホリックの挙句、ヨーロッパ講演旅行中にスコットランドのアバディーンで心臓発作のために、まだまだ働ける享年67歳でこの世を去ったのであります。

アドラー心理学の「ソーシャル・インタレスト」(共同体感覚)に基づき【貢献】に入るのはいいのですが、自分自身を労わる「セルフ・インタレス」(私的関心)がなければ、自分自身の心身、その人の家庭を破滅に向かわせることは、ここ数年のさまざまな事件からも学んだはずです。

「人生の意味は貢献にある」とは言うものの、セルフ・インタレスとソーシャル・インタレストのバランスが必要、というお話しでした。

◆「真の貢献」について学べるアドラー心理学ベーシック・コースは、来年1ー2月に3つのタイプで開催します。

アドラー心理学の理論を学びたいけれど、土日とオンライン開催の土曜日だけでは、という方のために2月から平日の木曜日の講座を開催することになりました。

土日開催、オンライン開催、木曜日(平日)開催は以下のとおりです。
再受講もお勧めです。

(1)土日4日間コース(会場参加型)
 日程:2024年1月コース 1月6.7.20.21日(土日)
 時間:土曜日13:30-19:00、日曜 10:00-17:30 
 詳細確認及びお申し込み:https://www.hgld.co.jp/p_lecture/view/244

(2)オンライン開催:土曜コース(6日間)
 日程:2024年2-4月コース 2月3日、17日、3月2日、16日、30日、4月13日(全.土)
 時間:全日13:15-17:15
 詳細確認及びお申し込み:https://www.hgld.co.jp/p_lecture/view/859

(3)平日開催:木曜コース(4日間)
 日程:2024年2-3月コース 2月15日.29日.3月14日.28日(木曜4日間)
 時間:全日10:00~17:00
 内容確認と申し込み:https://www.hgld.co.jp/p_lecture/view/477

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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日、こんなことがありました。
近くの医院に帯状疱疹予防のワクチン接種に行ったのです。
2つのタイプがあって

(1)発症は半減、発症後神経痛は三分の一の水痘ワクチン
1回接種でよくて7300円が補助金により3,300円。
(2)発症が3〜5%、.70歳以上でも10%まで減少するシングリックスワクチン
ただし、2回接種(1回あたり22,000円)で強い副反応があります。

私は、免疫力が強いと自負しているので、(1)の水痘ワクチンを希望する✔マークを付けました。
医師の問診がすぐ終わってワクチン接種。
混雑する中でスタッフがやってきて「岩井さんは水痘ワクチンのご希望でしたね?」と確認。
「そうです。そちらに✔を入れました」と私。
どうやらシングリックスワクチンを打ってしまったらいいのです。

しばらくして、声をかけられ別室に呼ばれました。
看護師らしき人から両者の違いを十分理解した上で✔を入れたかどうかについて質問がありました。
何だか私が理解しないまま水痘ワクチンを選んだかのように誘導する感がありました。
私は、強い確信で水痘ワクチンを選んだことを主張しました。

その15分後、院長自ら平謝り。
本来は11,000円のところを水痘ワクチン接種の3,300円にする代わりに2カ月後~6か月後にもう一度接種の要請を承諾しました。
「ありがとうございます」と言って、直立90度頭を下げて謝罪。
部下の責任だし、そこまでしなくとも、と思われるくらいの対応でした。
 
失敗の責任は(1)謝罪、(2)現状回復、(3)再発防止、の3点セットですが、すでにワクチンを打ってしまっているので、現状回復のしようもない中で謝罪の点では今までに体験したことのないほどの完璧さでした。
 
ここで、シリーズテーマの「『人生の意味は貢献にある』とは言うものの・・・」に戻ります。

今回は相手に確認しないサプライ(供給)は真の貢献には値せず、迷惑行為でしかないことについて書きます。

研修講師をしていると、お世話役の対応を受けることがあります。
いきなり「先生、コーヒーをお持ちしました」とミルクに砂糖たっぷりのコーヒーを持ってくる人がいます。
私はコーヒーにミルク派ですが、血糖値が高いので、砂糖は断っています。
一応いただいたうえで、「今後は自分でコーヒーを入れますから」とお伝えしますが、次回は日本茶を持って来るのです。
ひと言確認すればいいのですがね。
 
貢献意識過剰のため確認しないサプライは、相手には「貢献」ではなく「迷惑」でしかありません。
「私は先生のお世話役ですが、どのような対応をしたらよろしいでしょうか?」と声をかけていただければ有難いものですね。

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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日のブログで貢献する人たちへの研修/サポートの話を書きました。

今回は

(1)なぜ、アドラー心理学では【貢献】を重視するのか?
(2)【貢献】の意識が過剰で「おせっかい」になりがちな場面でどう対処するか?
(3)【貢献】が過剰で自分自身がボロボロのなってしまいがちな人はどうしたらいいか?

について3回にわたって考えてみましょう。

まずは、1枚のスライドをお見せします。

アドラーの高弟(通訳、翻訳者、著者、精神科医)のW.B.ウルフは「幸福を見出すためには、自分自身の外に焦点を合わせて探さなければならない。(中略)自分の自我を捨て、同胞のために尽くして初めて、生きることの意味は理解できるものである」(『どうすれば幸福になれるか (下)p264』)

と書いて、幸福の条件を3つとして(1)物を所有すること、(2)ある存在になること、を超えて(3)貢献することこそが生きる意味であり、幸福の条件だとしています。
「人生の意味は貢献になる」と書いていたアドラーの精神を受け継いでいます。

確かに、(1)物を所有すること、(2)ある存在になることは、失ってしまえば不幸を感じるし、他者との比較の意識が入ります。
しかし、(3)貢献するにおいては、諸条件が可能な限り、他者との比較に影響されることなく持続させることができます。

些細なことであっても、自分が役立っていると感じられれば、そこに幸せを感じられる余地があります。

世の中には「自分が何の役にも立っていない」と感じている人がいます。
しかし、犯罪などの例外を除けば、この世に役に立たずに生きている人はいません。
生きているだけでも役に立っている人もいるのです。

義母の話をします。
私たち夫婦は、義母と133日間同居しました。
その間、義母はほとんどベッドにいました。
しかし、居間で食事時などの語らい、そればかりか私たちがほんの少しでもお世話でき、その際の感謝の言葉だけでも私たちに幸せを与えてくれました。

義母がこの世を去って、私の中には大きな喪失感が残っています。
大変さもありましたが、あの喜びはもう味わえないのだ、という感覚です。

そうです。
極端な言い方かもしれませんが、人は生きているだけで貢献できているのです。
貢献を引き出す貢献ができているのです。
だとしたら、自分が受けた貢献に対しては、小さくとも「ありがとう」の言葉を添えたいものです。
そんなことを教えてくれた義母でした。

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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒュ.ーマン・ギルド の岩井俊憲です。

今朝は2つのことに触れます。

1.「幸福追求の【落とし穴】」について

日本経済新聞「やさしい経済学」に1月4日から16日まで9回にわたって連載された、柴田 悠氏(京都大学准教授)による「幸せに生きるために」は、私たちの幸福を求める生き方にさまざまなヒントを与えてくれました。

私はその中でも特に、第3回目と第4回目に書かれた「幸福追求の【落とし穴】」に強い関心を抱きました。

結論をまとめると次のようです。

・「幸せになろうと試みる」は被験者の気分を有意に悪化させ、「自分の幸福感を常に測定する」は幸福感を有意に低下させた。

・「意図的に幸せになろうとすると、ストレスになる」「幸福感に焦点を当てると、幸福感が下がる」という「落とし穴」が示唆された。

・幸福感の重要性を知り、幸福感を得たい意識が高まると、孤独感がより大きくなりやすいことが示された。
自分の幸福を重視することで、他人とのつながりを感じにくくなり、孤独感が高まる。


「幸福追求の【落とし穴】」を避けるためには中長期的視点を持つこと、そして他者の幸福も視野に入れること

(1)第一の視点:中長期的視点を持つこと

・各瞬間の幸福感に焦点を当てて短期的視点で生きると、抑うつを避けようとすることがプレッシャーとなり、かえって抑うつ的になるので、

・逆に、後で幸福感をもたらすだろう行動や経験に焦点を当て中長期的視点で生きること、

・そうすれば、一時的な抑うつを受け入れることができ、抑うつを避けようとするプレッシャーが小さくなり、そのため抑うつ的になりづらく、自尊心や人生満足感が高く維持される。

・煎じ詰めれば、一喜一憂せずに今ここでの経験を「味わう」余裕ができる。

(2)第二の視点:他者の幸福も視野に入れること

・「他者への広がり」という視野も重要

・「他者(家族でもよい)に親切な行為」を1日に3つして報告することを4週間続けたグループは、幸福感が高くなり、身体的炎症反応が減った。

・人を助けたおかげで自分が助かる。

これらがあなたを「落とし穴」から守ってくれる。


「幸福追求の【落とし穴】」から私は大きく2つのことを学びました。

(1)アドラーが言っている「人生の意味は貢献にある」がこの研究で裏付けられたこと

(2)ここ数年の「自己肯定感」ブームは、「自己肯定感の【落とし穴】」にはまってしまう危険性があること

2.昨日21:00から配信のYou Tube「アドラー心理学専門チャンネル/ヒューマン・ギルド」 「【アドラー心理学】楽観主義と悲観主義のどっちがいいの?」はご覧いただきましたか?

・楽観と悲観
・楽観主義者と悲観主義者
・楽観主義についてーアランの『幸福論』から
・真の楽観主義と楽天主義は違う
・マネジメント・サイクル
・組織の構成員を考えると…

などを通じて私は結論はどちらに軍配を上げたでしょうか?

まだの方は https://youtu.be/YivQs_g3dt8 からご視聴ください。

このところじわじわとチャンネル登録者数が増えて、お陰様で今朝は3,330人をカウントしていました。


有難うございます。

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おはようございます。
アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

今朝は抱えきれないほどの幸福感を抱きながら5:00前に目が覚めました。

昨日のことを思い返すと有難さでいっぱいになっている自分がいます。

1.昨日は2つほどカウンセリング体験をしました。

1つめはYou Tube「アドラー心理学専門チャンネル/ヒューマン・ギルド」「家庭内暴力」をご覧になった方がクライアント。
オンラインで 永藤かおるさん のサポートを受けながら展開しました。

障害を持つお子様の不登校と家庭内暴力で相談され、さまざまな診断名を出していらっしゃいましたが、私はそれらにこだわらず生身の母・息子の関係性にフォーカスしてカウンセリングを進めました。

永藤さんは腹が座ったお母さんに対して勇気づけのコメントをしてくれました。

2つめはカウンセリング道場(シニアコース)を14:00~16:00に行いました。
参加者は12名。
全員がアドラー・カウンセラーの資格を持つベテランです。

番澤清美さん がクライアント役で、辻本絹代さん小林愛子さんに続くカウンセラー役として竹尾めいさん から私が指名され担当しました。

一部厳しいフィードバックがありましたが、数人から「合格です」を言われて安堵しました。


2.オフィスに致知出版社 の書籍編集部次長の小森俊司さん から『ドラッカーに学ぶ人間学』(佐藤等著、1,600円+税)が届きました。

著者の 佐藤等さん (ドラッカー学会共同代表理事、)のご厚意によるもので、小森さん、佐藤さんからはご丁寧なお手紙が添えられていました。

佐藤さんにお礼のメッセージをお送りすると、『ドラッカーに学ぶ人間学』と私の『経営者を育てるアドラーの教え』が 致知出版社 のオンラインショップ で「アドラーとドラッカーに学ぶ人間学」のセットで販売されていることを教えていただきました。

3.昨日のブログやフェイスブックで【毒親】に関連する本を出版するにあたり【毒親】的な時期があったとしても、これを克服した/克服しつつある親子の物語により関心がある立場から「この指止まれ!」と協力者を募りました。
すると、なんと13人の方が指に止まってくださいました。

何と有難いこと!

13人の方々に厚くお礼を申し上げます。

欲を言えば元毒親気味だった人5人ほどを追加募集をしていきたいところです。

出版社と連携しながらこれから進めていきますね。


4.夜は東武百貨店の11階にあるタイ チェンマイ料理の「サイアム セラドン」で義母の90歳の卒寿祝いをしました。

私たち夫婦にタクロウ・ユイさん夫婦を加えた5人。

満ち足りた2時間余でした。

タクロウ・ユイさん夫婦はそれぞれの撮った写真をアルバムにして帰り際にLINEで送ってくれました。

思い出のアルバム。

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