アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリング、コンサルティングを行っています。
アドラー心理学による勇気づけ一筋40年 「勇気の伝道師」   ヒューマン・ギルド岩井俊憲の公式ブログ



おはようございます。新宿区神楽坂で研修&カウンセリングの事業を営む ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(2月27日)は、JIPMソリューション主催の公開セミナーで

部下のやる気を引き出す 管理・監督者の役割

永藤かおるさん と共に担当しました。

コンビネーションも抜群で、アンケートでも高評価を得ました。

参加者は、大企業の工場の管理者が中心で19名。

研修の柱は、部下への働きかけ7つの法則 として次の7つにまとめて進めました。

第1の法則 「共感」と「自己開示」が人間関係のスタート
第2の法則 たちまち部下が心を開く聴き上手
第3の法則 連結ピンの役割を担う モデルを示すリーダーシップ
第4の法則 一人ひとりの違いを認める接し方
第5の法則 もっともコストが安く、もっとも効果が高い感謝
第6の法則 「尊敬」「共感」「信頼」を基盤にヨイ出し
第7の法則  失敗はチャレンジの証、学習のチャンス

この内容でこれからかなり講座ができそうな予感がしました。


<お目休めコーナー> 2月末の花

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おはようございます。新宿区神楽坂で研修&カウンセリングの事業を営む ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

「カウンセリングはアート」シリーズの第6回目です。

今回はラポールのことを書きます。
また、私自身の体験とは違います。

ラポールは、カウンセリングには欠かせません。
カウンセラーは、いち早くクライアントとの間にラポールを形成することを求められています。

「ラポール」(rapprt)は、英和辞典では「(親密な)関係」と訳されます。

私はラポールを仕事上の知人の関係が仕事を離れた友人関係になることであり、友人関係が運命共同体的な関係になることでもあり、お互いに心理的な距離を近づけることだと説明しています。

最近、国家の首脳クラスがラポールを形成できた話題を 2月24日(日)7時5分配信の スポーツ報知 から紹介します。
日本の安倍総理とアメリカのオバマ大統領の先週の日米協議の話題です。

自分に合うパター。( 第3弾) « MAKOTO NOTE ┃ プロゴルファー小野寺誠

週末を迎える度にラウンドするほどゴルフを愛する大統領に、アベレージ90の首相が贈ったのは「世界一パター」だった。
 
会談に臨んだ安倍首相は、祖父の岸信介元首相が1957年の首脳会談後にアイゼンハワー大統領とゴルフを楽しんだ経緯を、オバマ大統領に紹介。

同席のバイデン副大統領から「どちらのスコアが良かったのか」と質問されると「国家機密だ」とジョークを繰り出し、現場を笑いに包んだ。

それまでは、日頃からクールどころかコールドだと言われるオバマ大統領の態度が安倍総理の心憎いばかりのプレゼントと、1957年にゴルフを競い合った日米首脳のスコアを巡る安倍総理のジョークによってランチ・ミーティングがそれまでの雰囲気とまるで違ったことも指摘されています。

今回は、カウンセリングの技法のことではなく、親密な人間関係に欠かせないラポールの話題でした。

◎サハラ砂漠250kmマラソンの挑戦する小倉 広さん株式会社小倉広事務所 代表取締役、ヒューマン・ギルド プレミアム会員)を応援する

【有名作家多数参加!】2013年サハラマラソン壮行会

のイベント・ぺージがフェイスブックで立ち上がりました。
こちら をご覧ください。
私は、会の実行委委員長を引き受けています。

<お目休めコーナー> 春はすごそこに

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おはようございます。新宿区神楽坂で研修&カウンセリングの事業を営む ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(2月25日)は、午前中にたまっていた仕事をこなして午後から朝日新聞社浜離宮小ホールに

働く人のメンタルヘルス対策
心の健康づくりを考える

のセミナーに参加してきました。

基調講演は、『なぜ、「これ」は健康にいいのか?』(サンマーク出版、1,400円+税)の著者として有名な小林弘幸氏(順天堂大学医学部教授)の

『守りの美学』
―最高の人生の送り方

なぜ、「これ」は健康にいいのか?
小林弘幸
サンマーク出版

印象に残った言葉は次の3つでした。

1.リスク・マネジメントで重要なことは“Don't believe anything.”である。

2.失敗から学ぶために「失敗記録帳」を作ろう。

3.「全部のスピードを落とせ」。それが自立神経を健全にし、健康の秘訣。

『なぜ、「これ」は健康にいいのか?』をもう一度読みたくなりました。

◆私は昨年も同じセミナーに参加しています。

2012年3月6日付けブログ 「心の健康づくりを考える」講演・パネル討議 

『なぜ、「これ」は健康にいいのか?』のことは、次のとおり紹介しています。

2011年8月18日付けブログ お酒に水 

<お目休めコーナー> 朝日新聞社浜離宮ホールにて

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おはようございます。新宿区神楽坂で研修&カウンセリングの事業を営む ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(2月24日)は、ヒューマン・ギルドで アドラー・カウンセラー養成講座 の4日目を行っていました。

研修のメインは、次のとおりでした。

1.リレー・カウンセリング

2.1人の受講者の早期回想解釈

3.深沢孝之さんによるカウンセリングのデモンストレーション

リレー・カウンセリングというのは、1人のクライアント(私が担当)に対して3人がカウンセラーを担当しいきなり指名するやり方で、カウンセラー役の方の個性が如実に表れます。

1人の受講者の早期回想解釈は、その方の3つの早期回想を紐解き、それらの共通点、一貫した自己理想を明確にしました。

最後は、オブザーバー参加の深沢孝之さん心理臨床オフィス・ルーエ 代表、シニア・アドラー・カウンセラー、臨床心理士)にカウンセラー役をお願いし、カウンセリングのデモンストレーションを行いました。
主訴に注目しないでクライアントの目標に寄り添ったカウンセリングで、受講者にはアドラー派のカウンセリングのモデルを示してくれました。

深沢さん、無茶振りを引き受け、よきモデルを示してくれありがとうございました。

◆深沢孝之さんには、5月日11(土)・12日(日) に カウンセリング・ブラッシュアップ講座 を担当していただきます。

◆カウンセラーになりたい方は こちら をご参照ください。

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おはようございます。新宿区神楽坂で研修&カウンセリングの事業を営む ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(2月23日)の午後は、ヒューマン・ギルドで アドラー・カウンセラー養成講座 の3日目を行っていました。

研修の主な柱は、ライフ・スタイル分析の中の早期回想解釈とカウンセリング演習でした。

早期回想解釈については、私が作成した「早期回想解釈がたちまち上手になる7つのコツ」の3.「その人特有の私的論理を別の私的論理、あるいは共通感覚の側面から洗い直してみる」を徹底して使うことによって、訓練1日目にもかかわらず受講者がかなり読めるようになっていました。

研修の最後には、聴き方の訓練として、グループで「ディベート式」と「エンカレッジ式」を対比して行いました。

「ディベート式」では、見解の違う相手をやり込めるやり方で、あえて好ましくないモデルを体験してもらいました。

続く「エンカレッジ式」では、反対意見を持つ人と互い違いに座り、「繰り返し」と「アイコンタクト」を使って、相手との意見の違いを受け入れつつ自分の意見を表明するやり方です。

ターゲットなる人について2つをしっかりと観察し、勇気づける役割の人もいます。

私の研修としては珍しく8分ほど終了時間をオーバーしました。

受講者は、とても教えがいのある、飲み込みの早い人たちで、講師としてうれしい限りです。

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おはようございます。新宿区神楽坂で研修&カウンセリングの事業を営む ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

「カウンセリングはアート」シリーズの第5回目です。

女性のクライアントがやって来て、母親との問題を訴えました。
20分ほど話し続けたでしょうか。私は黙って傾聴していました。
話し続けた後は、机に伏せって号泣し始めました。
私は、なすすべがありませんでした。

ものすごい泣き方です。しかもずっと続くのです。

「音楽を流していいですか?」
私は、彼女の同意を受けて、ヒーリング・ミュージックを流しました。

と同時に、彼女の後ろに座り、1メーターほど離れたところで合掌し、声を出さずにひたすら真言を唱えました。
光明真言と言われるものです。

「おんおぼきゃべいろしゃのうまかぼだらまにはんどまじんばらはらばりたやうん」

10分ほどたったでしょうか。彼女は、後ろを振り向いてニコッとしました。
満面の笑顔とはこの表情でしょう。

「わかりました。すっきりしました」

 私は、彼女の前の席に移動し、カウンセリングのまとめをしました。

「このカウンセリングで気づいたことはどんなことでしょうか?」

彼女は、ポイントをまとめて話してくれました。

「それで行きましょう。カウンセリングを終わっていいですか?」

 実際にカウンセリングはこれで終わり。次回は、必要があれば連絡をすることを約して、彼女はカウンセリング・ルームを後にしました。

最後に光明真言について書いておきます。

私は、困り果てた時に光明真言を心の中で唱えることがあります。
すると、私自身が落ち着くのです。

◆ヒューマン・ギルドでカウンセリングを受けたい場合、こちら をご参照ください。

◆第1回~第4回の記事を読みたい方は、下をご参照ください。

第1回目(1月24日) 
第2回目(1月26日) 
第3回目(2月2日)  
第4回目(2月22日)

<お目休めコーナー> 大塚国際美術館にて(6)


(ムンクの叫び)

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おはようございます。新宿区神楽坂で研修&カウンセリングの事業を営む ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

「生涯研鑚」シリーズの第4回目です。

1回~3回にご関心のある方は下をご参照ください。

第1回目(1月24日) 
第2回目(1月26日) 
第3回目(2月2日)  

さて、一昨日(2月20日)の14:00~15:30は、護国寺に

お大師さまの聖語からのメッセージ
(仏教文化の諸相 第2回目)

を聴きに行ってきました。

講師は、大塚慈伸師(大正大学准教授、真言宗豊山派宗学研究所研究員)

弘法大師(空海)の教えを釈尊の教えと対比し、後者が迷いの世界から悟りの世界へと転じる「無我」の生き方を求めるのに対して、弘法大師(空海)は「無我」を否定し、心の中には清浄心(宝蔵)が宿り、外に求めるのではなく、仏として生きることを説いている、というのです。

講演の最後に、大塚師はお大師さまのメッセージを次のようにまとめて終わりました。

・私の煩悩まみれの心中に仏の本質が埋もれていることに気づいて欲しい。

・私の真実の姿は仏さまです。本来の自分に立ち帰り、仏のように生きて欲しい。


私なりの理解をもとにお伝えすると、次のようになります。

1.人生を「苦」とみなし、迷いの世を生きるには「無我」を徹底しなければならないと考えたのが釈尊。

2.それに対して弘法大師(空海)は、彼岸(悟り)の世界を外に求めることなく、私たちの心の中にある仏心にまず気づくことを勧めた。

3.その上で、自分自身が仏そのものであるかのように、いわゆる As If テクニックを用いて、まるで仏であるかのような生き方をしようと唱えたのが弘法大師(空海)。

弘法大師(空海)の偉大さをあらためて認識した、目からウロコが落ちた講演でした。

インドネシア情報局 弘法大師 空海さんと高野山

学ぶことは、本当に楽しいです。

<お目休めコーナー> 護国寺の梅

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おはようございます。新宿区神楽坂で研修&カウンセリングの事業を営む ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

本来ならば、昨日のことを書くつもりでしたが、オフィスに資料を置いてきてしまいました。

そこで、「カウンセリングはアート」の第4回目を書きます。

今までの3回は、以下のとおりです。

第1回目(2月10日) 
 
第2回目(2月11日) 

第3回目(2月15日) 

今回は、私が編み出したアートでなくペルグリーノ博士が使った技法です。
まさに「芸術的な技法」だと思います。


(2012年8月の写真。下の内容とは関係ありません)


死んだ父親を恨んでいるクライアントがいました。
父親から受けた暴行・暴言の数々を思い出すたびに許せない思いがあって、そのことで自分自身を責めてしまうクライアントのケースでした。

ペルグリーノ博士は、そのクライアントに父親への思いを洗いざらい手紙に書くことを勧めました。さらに父親の墓前に行って、その手紙を思いを込めて読むのです。
それで終わりではありません。読み終わったら、マッチで火をつけて燃やしてしまうのです。

このことで、その人の父親に対する恨みが100%消えるわけではありませんでしたが、恨み続けてきた自分自身を許すことができましたことを後日、私はそのクライアントに確認しました。

◆ペルグリーノ博士は、今年の夏も来日され、「芸術的な技法」をご披露くださいます。
概要は、3月になってお伝えします。

7月27日(土)、28日(日)・・・・名古屋
7月30日(火)・・・・・・・・・・・・・仙台
8月1日(木)・・・・・・・・・・・・・・東京
8月3日(土)、4日(日)・・・・・・東京

◆ヒューマン・ギルドでカウンセリングを受けたい場合、こちら をご参照ください。

<お目休めコーナー> 大塚国際美術館にて(5)


(レンブラントの夜警)

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おはようございます。新宿区神楽坂で研修&カウンセリングの事業を営む ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

自宅に一般社団法人 日本図書文化協会 から『指導と評価』の3月号が届いていました。

『指導と評価』には、昨年の5月号から今年の3月号まで「アドラー心理学で教師力を高めよう」が11回にわたって連載されていました。

3月号で私は「賞罰に代わるアドラー心理学」を書きました。

この連載では、最初と最後を私が執筆したほか、分担執筆者も紹介しました。

会沢 信彦さん、佐藤 丈さん、森重裕二さん、原田綾子さん、三輪克子さん、武正光江さん、長妻真智子さん、杉村秀充さんの8人です。 

私は、この連載が連載だけで終わるのでなく、もっと影響力を発揮するよう尽力するつもりです。

アドラー心理学が教育や様々な分野で浸透するよう力を注ぎます。

<お目休めコーナー> 大塚国際美術館にて(4)


(マネの笛を吹く少年)

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おはようございます。新宿区神楽坂で研修&カウンセリングの事業を営む ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(2月18日)は、ヒューマン・ギルドの法人事業部営業統括マネジャーの目次 心(めつぎしん)さんの誕生日。

目次さんとは、東京駅の新幹線の社内で落ち合い、京都、大阪に向かいました。
目的は「営業」。2社ほどをお訪ねしました。

京都では、初対面の方2人との折衝ですが、間に入ってくれた方がよかったことと、企画書について高評価を得ていたためいい話が展開しました。

目次 心さん、京都駅のホームでご満悦です。

新幹線で大阪に向かい、途中、新大阪構内の「今井」で誕生祝を兼ねて親子丼セット(きつねうどん付き)を2人で食べました。

なかなかおいしかったです。

大阪の、TVコマーシャルでも有名な会社では、これまた深い話ができました。

私はこれで切り上げて東京に帰りましたが、目次さんはもう1軒訪問。

私は、彼の営業力には尊敬の念を抱いています。

ヒューマン・ギルドの法人事業部と講師3人を支えているのがこの目次 心さんであります。
目次さん、ありがとう。

今後もどうぞよろしくお願いします。

◆ヒューマン・ギルドへの研修依頼は info@hgld.co.jp にメールか、03-3235-6741 にお電話を。
また、こちら もご参照のほど。

<お目休めコーナー> 大塚国際美術館にて(3)


(レオナルド・ダ・ヴィンチのモナリザ)

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おはようございます。新宿区神楽坂で研修&カウンセリングの事業を営む ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

今日(2月18日)は朝早い更新ですが、7:10東京発の新幹線で京都、大阪に商用で出張します。

さて、土日(2/16、17)は、ヒューマン・ギルドで宮本秀明講師(ヒューマン・ギルド 法人事業部長)による

ファシリテーター育成講座
(共感のアプローチ力で、他者の協力と援助を結ぶ)

― 人の輪とつくり、組織を活性化するファシリテーターになる

を受講していました。

参加者は12名。
6人ずつ2グループに分かれ、ファシリテーターとしてのスキルを磨きました。

私自身も勉強になりました。

加えて宮本秀明講師の力量の高さを改めて確認できて収穫でした。
これだけ力のある人なら、これからますます飛躍すること間違いなしです。

◆ヒューマン・ギルドへの研修依頼は info@hgld.co.jp にメールか、03-3235-6741 にお電話を。
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<お目休めコーナー> 大塚国際美術館にて(2)


(フェルメールの牛乳を注ぐ女)

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おはようございます。新宿区神楽坂で研修&カウンセリングの事業を営む ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

今朝(2月17日)の5:00少し前に次のような夢を見ていました。

私は、あるところにSさん(男性)から招かれ、講演に出かけました。

ビルの5階まで歩いて上って行くと、階段の終わりのところで久しぶりに会ったSさんとハグしました。

5階は広場になっていて、そこで14:00から私の講演が始まります。

私のおもてなし役の女性(前から知っていた人のようだが、名前はわからない)が私の後ろに立って歩いているうちに私におんぶをしてきます。
私は、彼女を背中に負いながら人の目を気にすることもなく広場内を歩いています。

彼女は、この2年間、心理的にしんどかったことを語っています。
私は、「あ、そうだったの。大変だったね」と、受容的に話を聴いています。
その時間は、私の感覚では10分ほどだったでしょうか。

引き続き、男性に役割が代わり、講演の準備に何が必要かを尋ねます。
普段は、パソコンを持参し、用意万端なはずの私は、その日に限って何の用意もせず語るつもりであることを告げました。

時計を見ると、14:00までほんの数分あるので、トイレに行きます。

トイレから帰って講演が始まると、私は何の準備もしていなかったにも関わらず、よどみなく語ります。
内容は、その時には鮮明でしたが、今は忘れています。

実際にトイレに行きたくなり夢は終わりました。

さて、あなたは、この夢をどう解釈しますか?

手がかりは、2つあります。

1つは、このブログの「アドラー心理学の夢解釈講座」のCategory(カテゴリー)をじっくりと読みこなすことです。

2つめは、3月16日(土)開催の アドラー心理学による「夢のワーク」1日講座 に参加して、自分自身だけでなく他者の夢解釈をできるスキルを身につけることです。
ちなみにその日は、冒頭の私の夢をしっかりと解釈してお伝えするつもりです。

<お目休めコーナー> 大塚国際美術館にて(1)


(フェルメールの真珠の耳飾りの少女)

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おはようございます。新宿区神楽坂で研修&カウンセリングの事業を営む ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(2月15日)の午前中は、公務員受験の専門学校の教師を対象とした

学生のやる気を引き出すリーダーの指導力

というタイトルの講演をしました。

いつものように2人一組で時々討議を交えながら進めました。

講演の柱は、

1.そもそもやる気とは
2.教師自身のやる気を高める法
3.学生のやる気を引き出す3つの領域
(生活指導、教科指導、受験指導)

の3つでした。

特にアピールしたのは、高校時代に「自分をダメな人間だと思う」と答えるのが80%を超える学生たちをさらにダメだと思わせるのでなく、自分自身を勇気づけている教師の指導によって彼らを勇気づける必要性とその技法を力説しました。

また、「もうすでに願いが叶ったように言葉とイメージと行動を使うAs If テクニック」もご紹介しました。

53枚ものスライドを用意して臨んだのですが、講演時間が1時間15分だったため、後半を急ぎがちになったのが反省点でした。

◆岩井の講演依頼は info@hgld.co.jp にメールか、03-3235-6741 にお電話を。
また、こちら もご参照のほど。

 
<お目休めコーナー> 春の兆し

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おはようございます。新宿区神楽坂で研修&カウンセリングの事業を営む ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(2月14日)の午前は、徳島の大塚製薬株式会社総務部を中心とした管理職(約30人)に対して

リーダーの人間力

のタイトルの講演を行ってきました。

講演の柱は次の3つで

1.部下をつぶす上司/育てる上司
2.心が折れそうになった時の知恵
3.いかにして人間力を育てるか? 

心理学的な裏付けをもとにリーダーとしての「人間力」をつけることを目的とした講演でした。

このタイトルの講演は今年の目玉になりそうです。

講演後は、徳島市内で1軒ほど訪問し、その後は徳島駅近くでカミさんと落ち合い、ケーキ付きコーヒーをいただきました。

おいしかったです。


今日は、ある出版社主催の、専門学校の教員を主な対象とする講演を行ってきます。

◆岩井の講演依頼は info@hgld.co.jp にメールか、03-3235-6741 にお電話を。
また、こちら もご参照のほど。


さて、飛び飛びになっていますが、「カウンセリングはアート」のシリーズの第3回目です。

今回も「臨床の知恵」とも言うべき、カウンセリングでの奇策のことを書きます。

カウンセリングをしていて、なかなか腑に落ちてくれないクライアントがいました。
助言を求めてやってきたのですが、私が助言を出しても「でも、ねー」と受け入れてくれません。

私は、万策尽きた感じを出して席を入れ替えてもらいました。

「Aさん、あなたは今からカウンセラーです。私がクライアント役をやりますので、あなたがカウンセラーならどうするか、言ってみてください」

私はAさんの役を、少し誇張しながらやってみました。

するとAさんは、「こう考えて、こんなふうにするといいんですよ」
とあっさりとおっしゃいます。

私は、「え、どういうことですか? もう一度わかりやすくおっしゃってくれませんか?」とお願いしました。

Aさんは、詳しく説明してくれました。実に明快です。

「また、席を替わりましょう」

私はAさんの言葉を繰り返しました。

Aさんは、「そうですね。それで行きましょう」と私に同意しました。

この後、アドラー派ならでのまとめと勇気づけを行ってAさんのカウンセリングを終えました。

ここでのポイントは、次の3つです。

1.コーチングでもよく言われることですが、「答えはクライアントの中にある」のです。
それを、実践しさえすればいいのです。

2.クライアントは、カウンセラーから言われたことよりも、自分で言ったことにより高いモチベーションを持ち、そのことを実践する確率が高くなります。

3.理論的には、このカウンセラーとクライアントの役を入れ替える技法は、ロール・リバーサル(役割交代法)と言われ、ロール・プレイ(役割演技法)でよく使われます。


なお、この方法は別に私の独自のものでなく、今は亡き吉本武史さん(ヒューマン・グロウス・センター代表)もよく使っていた、とのことでした。

その意味では、カウンセリングを独創的に行おうとする人は、困り果てた挙句このアートにたどり着くのかもしれませんね。

<お目休めコーナー> 2月の草花(3)

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おはようございます。新宿区神楽坂で研修&カウンセリングの事業を営む ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

今日(2月14日)は、大塚製薬株式会社で講演を行うのですが、昨日、一足先に徳島入り。
目的は
世界の大聖堂や名画を集め、陶板で仕立てた大塚国際美術館(徳島県鳴門市、ともあれこのホームページをご覧あれ。圧倒されますよ)にカミさんを案内するためです。


(徳島空港にて 1)


(徳島空港にて 1)

私自身は3度目ほどになりますが、カミさんは初めてでした。疲れたけれど、喜んでくれました。
たまには、こうしてカミさん孝行をしないと。

空港からはバスで直接 大塚国際美術館 へ。

この美術館の特徴は、次の言葉に集約されます。

古代壁画から、世界25ヶ国、190余の美術館が所蔵する現代絵画まで至宝の西洋名画1,000余点を大塚オーミ陶業株式会社の特殊技術によってオリジナル作品と同じ大きさに複製しています。

それらは美術書や教科書と違い、原画が持つ本来の美術的価値を真に味わうことができ、日本に居ながらにして世界の美術館が体験できます。

私たちがまずは行ったのは、システィーナ礼拝堂。
ミケランジェロ作の天井画、壁画に圧倒されます。

ロボットが案内役です。

地下3階では、スクロヴェーニ礼拝堂(ジョット作)や

エル・グレコ 作の祭壇衝立などが。

戦争で分散していたエル・ グレコの大祭壇衝立が復元・展示されているのが見事です。

今朝はここまでにしますので、是非  大塚国際美術館 のホームページでお楽しみください。

今日は、大塚製薬株式会社で講演をしてきます。

◆岩井の講演依頼は info@hgld.co.jp にメールか、03-3235-6741 にお電話を。
また、こちら もご参照のほど。

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