アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリング、コンサルティングを行っています。
アドラー心理学による勇気づけ一筋40年 「勇気の伝道師」   ヒューマン・ギルド岩井俊憲の公式ブログ



おはようございます。ヒューマン・ギルドの岩井俊憲です。

使い慣れたパソコン(レッツ・ノート)がやっと戻ってきました。基盤交換を必要とし、47,000円もしましたが、買い換える気持ちは起きませんでした。

この夏も、特に教育関係者に研修をする機会が多いので、このパソコンに活躍してもらうつもりです。

さて、「思いがけなく充実した日々」シリーズの3回目です。

7.全国自動車大学校・整備専門学校協会で教員研修

7月27日(火)は、栃木県の茂木にあるツインリンクもてぎで全国自動車大学校・整備専門学校協会主催の教員研修で1日講師を務めました。
参加者は、ちょうど20名。私が担当するのは、今年で3年目になります。

リレーションづくり(30分)から始めて、

(1)聴き上手のコミュニケーション(2時間半)

(2)伝え上手のコミュニケーション(2時間半)

(3)勇気づけのコミュニケーション(1時間半)

を3本柱に、演習をタップリ交えて展開しました。

特に圧巻は、伝え上手のコミュニケーション。
スモル・ステップを踏みながら、2人、4人、そして10人単位で、たった2時間半で見違えるほど伝え上手になるのを確認していただきました。

なお、このノウハウは、8月30日(日)10:00~17:00にヒューマン・ギルドで「たちまち授業の腕を上げる講座」として1日かけて行います(受講料:会員12,000円)。

人に伝える立場の人は、是非ご参加ください。


8.チームマネジメント革新研修プログラム体験会

7月29日(水)の13:30~16:30は、社団法人 日本能率協会主催の「チームマネジメント革新研修プログラム体験会」で勉強してきました。

講師5人のうち2人がヒューマン・ギルドの会員であることが大きな動機でしたが、最新の研修プログラムを体験したいこともありました。

ナビゲーターは、社団法人 日本能率協会 経営ソリューション本部担当部長(立命館大学大学院客員教授)の中島克紀さん(ヒューマン・ギルド会員)。
チームマネジメント革新研修プログラムの全体像をご説明いただきました。

もう1人のヒューマン・ギルド会員の木村孝さん(株式会社 ヒューマックス代表取締役)は、ニューロ・ロジカル・レベルのビジョン構築ご担当でした。

私の24年来の友人でもある木村さんは、持ち時間の20分間、熱っぽく語りました。

この3時間のうちに最も多く出てきたのがNLP(神経言語プログラミング)。
私は、20年近く前から著名な5人ほどの講師(最新は、バイオダイナミックス研究所の若本勝義さん)からこの講座を受けているのですが、もう一度、ビジネスに生かすNLPを勉強してみたい気持ちになりました。


9.教育カウンセラー仲間3人の飲み会

7月29日(水)の18:00からは、神楽坂のゑーもん神楽坂店株式会社 日本図書文化社の代表取締役社長 村主典英さん(NPO法人日本教育カウンセラー協会事務局担当理事、写真左)、杉村秀充さん(稲沢市立稲沢西小学校校長、上級教育カウンセラー、写真中央)と酒席を共にしました。

宮城県の料理に加え、飲み放題付き。
話題は、教育から政治・哲学まで及び、このような話題が大好きな私を再発見しました。

やー、楽しかった!


<お目休めコーナー> 茅ヶ崎の花④




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おはようございます。ヒューマン・ギルドの岩井俊憲です。

今日、18日ぶりに私のパソコンが修理から戻ってきます。

今月12日(日)に突然画面が見えなくなり、ビックカメラに修理に持ち込み、「大至急」で依頼したのですが、昨夕、「修理から戻った」とのことで、これから引き取りに行きます。

おまけに29日付けで会社のホームページの大幅更新の影響を受けて、昨日は、メールも読めなくなって、なんだか情報の孤島にいるような感じです。

昨年は、今頃ハ-ドディスクの破損。修復には2週間かかりました。

このスピードの時代に2週間や18日というのは、異常です。
次回からは、メーカーにダイレクトでサービス依頼をすることにします。

データの点では、90%は影響を受けなかったものの、デスクトップで作業途上だったファイルが利用できなかったこと、出張時のパソコンの重さなどからすると、戻ってくるパソコンに不思議な懐かしさを感じます。

また逆に、今使用中のパソコンは、家で数ヶ月、使われることもなく放置されていたパソコン。

18日間よく働いてくれたと感謝です。
時々使ってあげよう。


<お目休めコーナー> 茅ヶ崎の花③



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おはようございます。ヒューマン・ギルドの岩井俊憲です。

昨日(7月28日)のブログで「急告―『学級崩壊』あなたならどうする?」でヒューマン・ギルドの会員各位のコメントをお願いしました。
ところが、ホームページの更新により「会員向け掲示板」のURLが切り替わってしまった上に、もともとの書き込みが見当たりません。

現状復帰に少々時間がかかりますので、もう少々お待ちください。

さて、7月27日(月)の夜に続いて「思いがけなく充実した日々」の2回目です。

4.名古屋で「感情のコントロール法」セミナー

7月26日(日)10:30~17:30、名古屋市中村区のライフデザイン研究所(代表取締役 畔柳修さん、ヒューマン・ギルド会員)の研修室で「感情のコントロール法」セミナーを開催しました。
参加者数は22名。わざわざ高知県からご参加の夫婦もいらっしゃいました。

このセミナーのメッセージは、次の3つです。

①感情は、ある状況で、特定の人に、ある目的(意図)を持って使われる。

②感情は、コントロールできる。

③感情は(劣等感ですら)、あなたのパートナー

ご参加の方々は、感情とのより建設的なつき合い方を学ばれたようです。

なお、「感情のコントロール法」セミナーの次回の予定は、以下のとおり。

日時:12月23日(水、祝)9:30~17:30

場所:ヒューマン・ギルド研修室

受講料:会員15,000円、一般18,000円(資料・税込み)


5.学校崩壊の建て直し作戦会議

「感情のコントロール法」セミナーが終わってから、名古屋駅近くの居酒屋に場所を移し、三輪克子さん(勇気づけスペース「LUN」主宰、ヒューマン・ギルド会員)のコーディネートで校長先生3人を交え、学校崩壊を支援する講演会(岩井が担当し、8月3日に開催)の下打ち合わせ兼作戦会議を行いました。

私は、中小企業診断士でもありますから、学校再生に向けての(1)戦略と戦術、(2)リーダーシップ、(3)勇気づけを3本の柱として、「企業再建」と近い位置づけで大胆な提言を行うことになっています。
楽しみです。
資料もたっぷり用意しています。

この仕掛け人の三輪さん、月刊「each」8月号でご活躍ぶりが紹介されています。


6.「メンタルヘルス予防のためのコミュニケーションコース」

7月27日(月)は、そのまま名古屋に留まり、社団法人 日本能率協会中部地域事業部主催の公開セミナー「メンタルヘルス予防のためのコミュニケーションコース」の講師を務めました。

研修の柱は、次の3つでした。

①メンタルヘルスの概要

②メンタルヘルスを保つコミュニケーション技法

③感情を中心としたメンタル面のコントロール

時節柄、参加者数が少数だったこと、メンタルヘルスに関しては、予備知識がある参加者だったので、基礎的なことはさておき、受講者のニーズに力点を置いた研修を行いました。

このためアンケートでは、受講者の満足度抜群。

「質問をたくさんでき、それらに明快に答えていただき感謝します」というものも。

そのまま新幹線で東京経由宇都宮行きの夜でした。

なお、次回のこの講座は、2010年2月12日(金)の開催です。


3つとも思いがけず充実した展開で楽しかったです。

それでは、この辺で


<お目休めコーナー> 茅ヶ崎の花②(中央公園)




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おはようございます。ヒューマン・ギルドの岩井俊憲です。

「思いがけなく充実した日々(2)」 は、明朝に書くとして、急告です。

ヒューマン・ギルドの「会員向け掲示板」の「子育て」欄にクバさんが、「学校がつまらない」というタイトルで、小学校5年生の学級担任が来年定年で意欲が上がらず、子ども達は授業中立ち歩いたり、奇声を発したり、先生の注意が気に入らないと自宅に帰ってしまう状態で、そのまま夏休みに突入。

娘さんは「娘は学校に行くのは友人がいるから行くのだけど、クラスの人が、殴られたり、蹴られたり、泣いてもいじめている姿をみるのが苦痛だとこぼして」いるのだそうで、すっかり勇気をくじかれ、親としてどうしたのものか、との相談が入りました。

ヒューマン・ギルドの会員の方は、掲示板に入るためのパスワードをお持ちのはずですので、どうか掲示板でクバさんにアドバイスをお願いします。

(注)ヒューマン・ギルドの会員でありながらパスワードをお持ちでない方(一般会員、パートナー会員)、お忘れの方は、ヒューマン・ギルドにご請求ください。
また、現在会員でない方は、是非会員になっていただくことをお勧めします。メリット満載です!

◎8月5日のお知らせ:ホームページの大幅更新にためしばらく開けなかったヒューマン・ギルドの掲示板が書き込み可能(会員限定)になりました。ご訪問の上、コメントをお願いします。


<お目休めコーナー> ツインリンクもてぎの朝

 

 

 

 



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おはようございます。ヒューマン・ギルドの岩井俊憲です。

明日の研修に備えて栃木県茂木のホテル・ツインリンクに来ております。

昨日は、名古屋のホテルでインターネットの環境が悪く、ブログを更新できませんでした。

さて、土曜日から充実した日々が続いています。このことを2日ほどでお伝えします。

1.旧家族と食事

土曜日の午前10時半、婚約中の娘から突然電話が入りました。娘とフィアンセに加えて、娘の母(前妻)、息子と神楽坂でフランス料理の店を予約しているので、一緒に食事をしないか、との誘いでした。

家で昼食をした後、田邊さんの二人展に出かける予定であったため、ためらいがあったのですが、カミさんは、快く送り出してきました。ありがたや。

メゾン・ド・ラ・ブルゴーニュ(http://www.wine-bourgogne.com/、東京都新宿区神楽坂3-6-5 Via神楽坂1F、03-3260-7280)という店で、この顔ぶれで会うのは4月29日以来の食事をしました。

娘は、7月27に入籍(披露宴は10月)。名目上、娘にとって独身最後の食事でした。


2.田邊祥二・無二 父子二人展

続いて、銀座でカミさんと予定を1時間遅らせて待ち合わせ、銀座の新井画廊での「田邊祥二・無二 父子二人展」の最終日に合わせ、行ってきました。

田邊祥二さんは、40数年、禅の修行をしている人。

山岡鉄舟の筆禅道についてカミさんと私のために語ってくれました。田邊さんと理想とする境地は、今、ここで、自分が筆と一体になり、書を書いている意識がなくなっている状態とのこと。

上の左の書は、そんな状態で書けた書だとのこと。

また、息子さんの無二さんの大黒天(右)も迫力満点。

目と心の保養になりました。


3.日中友好の宴

夜は、わざわざSMILEを受けるために北京からいらっしゃった黄さんと会食をしました。

Fさん夫婦のご相伴に預かり、黄さんとは、私の本の翻訳やさまざまなことで盛り上がりました。

黄さんは、日本に17年もおられた方で、日本語には全く不自由しない人。

なんだか可能性が広がりそうで、とても楽しみ。


<お目休めコーナー> 茅ヶ崎の花①(市役所)



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考え・書き・話す3つの魔法
野口 吉昭
幻冬舎

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おはようございます。ヒューマン・ギルドの岩井俊憲です。

「3つ」のことをお伝えします。

1.今日は、午前中、家で原稿書き、午後から妻と銀座に行き「田邊祥二・無二 父子二人展」の観賞、田邊さんにご挨拶後、会社に行きます。

夜は、SMILE再受講中のFさんとSMILEの国際展開について話し合いを行う予定です。


2.最近、『考え・書き・話す「3つ」の魔法』(野口 吉昭著、幻冬舎、952円+税)を読みました。

「3つ」で考え、書き、話すノウハウの本です。

“Yes, we can!”(オバマ大統領)

「痛みに耐えてよくがんばった。感動した。おめでとう!」(小泉元首相)

この2つの表現には共通点があります。前向きなフレーズを「3つ」重ねることで、より強いメッセージとなり、国民の記憶に残る名台詞になったことです。

著者は、「3つ」という数字には、「優先順位」「リズム」「広がり」によって魔法のパワーが潜んでいる、と説きます。

大中小、松竹梅、猪鹿蝶、前中後、赤青黄、晴曇雨・・・・・等々、私たちの身の回りには「3つ」に関わる言葉が満ち溢れています。

著者はさらに、「3つ」を使って考えること、「3つ」を使って整理し問題を解決すること、「3つ」を使って文章を書き人の心を動かすこと、について実にわかり易く説いています。

かなり強いお勧めです。


3.ところで、この「3つ」を使う方法。

私は、ヒューマン・ギルドの提携組織である 日本人材育成協会株式会社(代表取締役山 豊さん、ヒューマン・ギルド会員) のBTC(ベイシック・コミュニケーションズ・スキルズ)研修を受講して、その時学びました。

その日本人材育成協会株式会社の取締役兼人気講師の鈴木 稔さん(有限会社 アイエルワイ代表取締役、ヒューマン・ギルド会員)のブログ「みのる園長の『愛と勇気づけの子育てコラム』」は、この「3つ」を使って書かれることが多いので、とても明快です。

この「3つ」を使う方法。あなたの強力なコミュニケーションの味方になってくれそうです。


<お目休めコーナー> 通りがかりの花壇の3つの写真



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ヒューマン・ギルドの岩井俊憲です。

最近、こんな「ボケ」体験をしました。

指定の日に研修のお世話を願っているOさんに資料を送らねばならないところをすっかり失念しておりました。

普段は、パソコンに「Daily Work」という欄があって、そこにやらねばならないことを打ち込んでいるのが習慣の私なのですが、肝心のそのパソコンがなく、おまけに手帳の期限のところに付箋紙を貼っていたため、隠れていたため見ずじまいだったのです。

Oさんから催促されて、「明日にもお送りします」とは言ったものの、私が日ごろ持ち歩いているパソコンを修理中のためどうしたものかと思っていました。

電話では、Oさんから「やっつけ仕事は困ります」と追い討ちされ、カチーンときました。半分該当するのですが、カチーンでした。

現在、急場しのぎで使っているパソコンに昨年のデータが残っていて、同じ内容だったため、事なきを得たのですが、問題はその次の日です。

Oさんのお世話による研修に向かう道筋、昨日の非を詫びつつ、その日の研修のことを話題にしていた時です。

「岩井先生、その他に確認しておかなければならないことはありませんか? 記憶が定かでないとか」

こんなふうに言われました。

この言葉には傷つきました。私がまるで「ボケ」のように扱われたからです。

「その言葉には、傷つきました」と言いたいところ、グッと飲み込みました。場にそぐわない沈黙を続けつつ、心の中では「Oさんにはもう2度と研修のお世話になるまい」と繰り返していました。

午前中の研修が順調に進んだ後のお昼休み、私はOさんと昼食を楽しみました。

プライベートの話題でも盛り上がり、Oさんと私との関係は、18年来の年季を感じさせ、朝の傷つき、落ち込みが嘘のようでした。

おそらくOさんは、私をボケ扱いする気持ちもなく、「記憶が定かでないとか」も、たまたま出た言葉だったのかもしれません。

となると、「その言葉には、傷つきました」と言いたかったこと、「もうOさんには2度と研修のお世話になるまい」という悲劇的な結末を迎えそうな内なる言葉も、私のセルフ・トーク(自分が自分に心の中で言う言葉)に他ならず、「言わなくて良かった」と思った、アホな岩井の出来事でした。

自分は、「ボケ」でなく「アホ」寸前だったのです。


<お目休めコーナー> ご近所の塀の花



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ヒューマン・ギルドの岩井俊憲です。

夜の10時を過ぎた珍しい時間に記事を書いています。

さて、「愛と勇気づけの親子関係セミナー(SMILE)」の2つの講座の開講が近づいてきましたので、お伝えします。

2日間集中コース

7月25日(土)9:30-19:00、26日(日)9:30-17:30 
庭野静子リーダー

3日間じっくりコース

8月1日(土)、2日(日)それぞれ10:00-17:30、29日(土)10:00-16:00 
岩井俊憲がリーダー

受講料は、それぞれ28,000円(テキスト・税込み)

会場:ヒューマン・ギルド研修室

SMILEは、アドラー心理学に基づいて日本で作られ、親子関係だけでなく対人関係全般に応用できる講座です。最近では、独身の方の受講も増えています。

この夏には、学校の先生方にも受けられるように用意した2つの講座です。

受講されると、次のような効用があります。

・ 自分のことが好きになります。
・ 自分の子ども、伴侶をはじめ、他の人々と相互信頼が築けます。
・ 勇気づけとは何かがわかり、勇気づけのできる人になれます。
・ 楽しい人づきあいができるようになります。
・ 職場の対人関係にも使えます。

章立ては、次の8章からなっています。

1章 子どもの行動を理解しよう。
2章 聴き上手になろう。
3章 子どもを勇気づけよう。
4章 誰の課題でしょう。
5章 子どもを傷つけないで意見を伝えよう。
6章 体験を通じて学ぶ機会を与えよう。
7章 新しい家族のあり方。
8章 社会性のある子どもに育てよう。

SMILEは、アドラー心理学ベーシック・コースとともに(1)カウンセラー養成講座、(2)SMILEリーダー養成講座、(3)勇気づけリーダー・トレーナー養成講座(ELM)の受講資格が得られる講座でもあります。 

再受講をご希望の方は、20,000円(税込み、テキストは持参のこと)で受けられます。

あなたの学びのチャンスです!
ご検討のほど

(注)東京以外でもたくさんリーダーがいます。ヒューマン・ギルドにお尋ねください。
今までは、2008年12月25日のブログの「SMILEはいいな」でもSMILEのことを紹介しています。また、4月26日のブログでSMILEリーダーの庭野さんのことに触れています。ご参考までに。 


<お目休めコーナー> ご近所の庭の紫陽花



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ヒューマン・ギルドの岩井俊憲です。

本日(7月20日)に行われた「アドラー心理学ゼミナール」の報告です。
22人の受講者でした。

開始時間の11時には、ヒューマン・ギルドの研修室のホワイトボードにびっしり表が書かれていました。

今日の講師は、昨年の6月22日の「生んでくれてありがとう」 に引き続き、梅谷裕空さん。

タイトルは「回復と成長」

話は、アディクション(嗜癖、依存症)から共依存に移り、アルコール依存症に苦しんだ梅谷さんの「自己嫌悪」「自己否定」の人生から、自助グループ→キリスト教信仰→アドラー心理学の学びを通じての「自己受容」「自己肯定」「自己信頼」に移行した感動体験でした。

「未来の自分から生かされている自分」、「与えたことそのものが生きる力の源泉」と語った梅谷さん。

1年前から較べると、さらに深い内省が加えられ、私は「煩悩即菩提」(悩み苦しんだことそのものが菩薩への道)の印象を持ちました。

梅谷さんにとって体験してきた全てのことが現在につながっているのです。


梅谷さんは、もうすでに立派な講演家です。

梅谷さんの講演依頼は、是非ヒューマン・ギルドへ。

間違いなく「感動の語り部」です。

<お目休めコーナー> 空



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「51歳の左遷」からすべては始まった (PHP新書)
川淵 三郎
PHP研究所

このアイテムの詳細を見る

ヒューマン・ギルドの岩井俊憲です。

7月1日のブログ「左遷が変えた日本のサッカー界」 に続いて川淵三郎氏の本から。

今回は、ピンチを救った先輩の勇気づけの話です。

Jリーグの創生期、読売を中心とした野球ビジネスと、地域、自治体を巻き込んだ新しいスタイルのJリーグが対峙する中で、渡邉恒雄社長との対立の構図が煽られたとき、川淵氏にとっては、苦しい時期でした。

そんな時、川淵氏は、早大サッカー部の先輩であり、朝日新聞社の論説委員だった轡田隆史氏が夕刊のコラム「素粒子」で後輩のために書いてくれた激励の文章を読みました。

「今これだけの論争が巻き起こっていて、相手は読売新聞の社長である。しかし、川淵頑張れ、シュートなくしてゴールなし」

川淵氏は、この記事を読みながら「ヨーシ、負けるものか、試合はまだこれからだ」という気持ちを強く持つことができたそうです。

<お目休めコーナー> 雨に濡れた花②

 



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おはようございます。ヒューマン・ギルドの岩井俊憲です。

昨日(7月17日)の午後は、千駄ヶ谷の津田ホールで行われた精神研 都民講座の「うつ病休職者のリワーク支援」講演会で勉強してきました。

講師は、都立中部総合精神保健福祉センター 生活訓練科長の菅原誠先生(精神科医、産業医、医学博士)。 

「うつ病についての知識の再確認」から始まり「精神保健福祉センターが実践する復職リハビリテーション」に至るまで、50ほどのパワーポイントのスライドを駆使して1時間半、実に明快な講義をしてくれました。

都立中部総合精神保健福祉センターでは、職能回復訓練、通勤訓練、再発予防教育をバランスよく行う「復職リハビリテーション」を実践しています。

具体的には、オフィスワーク、クリーニングや木工などの共同作業、再発予防のための認知療法やSST(社会生活技能訓練)などを組み合わせて、原則として6カ月以内の復職を目指しています。

細かいことはこれ以上書きませんが、「行政はここまで支援体制を敷いているのだ」という印象です。

ところでこの講座、無料です。私としては3回目の参加です。
初めは、東京都の広報誌で知りました。登録しておくと、メールで案内が送られてきます。

学びの機会は、ふんだんにありますね。


<お目休めコーナー> 雨に濡れた花①



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おはようございます。ヒューマン・ギルドの岩井俊憲です。

昨晩(7月16日)は、我が家の食卓で夕食に「はも鍋」をいただきました。
京都のたん熊から夕方に届きました。

贈り主は、兵庫のWさん。

あまり京料理に恵まれない関東人には、「はも鍋」は、とても上品な料理。
なかなかいただく機会がありません。

おまけに「はも寿司」(写真上)もありました。

食後は、「夕張メロン」のデザート。

北海道のYさんからの贈り物。

この7月、我が家の食卓は、ふだん口にできないものが出るので、夏の暑さも吹っ飛びそう。

WさんんとYさんのお陰です。ありがとうございます。



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おはようございます。ヒューマン・ギルドの岩井俊憲です。

今朝(7月16日)の新聞によれば、第141回の芥川賞を受賞したのは、磯憲一郎さん(44歳)。三井物産の現役商社マン。受賞作は『終の住処(ついのすみか)』。

私は、ここ15年ほど文藝春秋の芥川賞の受賞作が掲載された号を必ず買っています(すべて読んでいるわけではありません)。
今度の号は、買うだけでなく必ず読みます。

磯憲一郎さんは、早稲田大学商学部卒。それもまた異色。



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ヒューマン・ギルドの岩井俊憲です。

今日(7月14日)は、会社で一人で過ごしています。スタッフの竹内が外部の研修に参加しているためです。

4日ぶりの会社で大音量でCDを聴きながら、自宅から持ってきた重いノート型パソコン(DELL)を使って、メールのやり取り、単行本の原稿書き、電話の対応などをしています。

8月の予定に関して楽しみなことがいくつかあります。うち3つは、教師を主な対象としています。

1.荒れた学校での教師対象の研修

 8月に依頼されているある県の研修に関して中学校の校長から「私が今困っていること」という学校の内情を示す書面が送られ、電話でも話しました。
 学校全体に落ち着きがなく、教員同士の信頼がほころびているのだそうです。
 私は、中小企業診断士でもあるので、「企業再建」と同じ観点から「学校再生」に力を貸そうと思っています。

2.栃木県の教師を対象としたメンタルヘルス講座

 栃木県の教育委員会から依頼を受けて、3時間ずつ2回のメンタルヘルス講座を行います(2日間)。
 先生たちは、今メンタル面でも大変です。「勇気づけ」を必要としています。

3.新潟県での教育カウンセラー養成講座

 日本教育カウンセラー協会新潟支部から「アドラー心理学」の講座(3時間)を依頼されて新潟市に行きます。
 久しぶりの新潟が楽しみです。

(注)今日はこれから教育関係のシンポジウムを聴きに行きます。教育づいている私です。

 8月には、PHP研究所から依頼されている『心の雨の過ごし方―「陰」のメッセージを受け取ろう』(仮題)という単行本の原稿を完成させます。
今日もその原稿に森鴎外のことを書いていました。

いよいよ関東地方も梅雨明け宣言。この8月が楽しみ!



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おはようございます。ヒューマン・ギルドの岩井俊憲です。

昨日(7月12日)、昨年と同じ7月にパソコン(レッツ・ノート)が故障しました。

昨年はハードディスクの破損、今回はバックライトの故障らしく、パソコンの画面が真っ暗で見えないのです。

暗闇の中で書いていた原稿のデータと、明日研修で使うベーシック・コースのファイルををUSBメモリーに入れ込み、休眠中のパソコンに移し、また、ポータブル・ハードディスクに保管していたデータを入れ込み、何とか事なきを得ましたが、1年前に体験済みとはいえ、面倒な作業でした。

かくしてブログの更新は、1日遅れ。肝心の内容は、別の日になります。

昨年と今年で共通していることは、依頼されていた原稿を書いている時でした。

今年は、原稿の書き直しこそなかったですが、少し工夫が必要かもしれません。

ちなみに昨年は、10,000字分書き直しにより以前より格調の高い文章になりました。
そのいきさつは、昨年7月25日のブログ「勇気を失うことは・・・・」をご覧ください。


<お目休めコーナー> 我が家の片隅で②

 



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