アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリング、コンサルティングを行っています。
アドラー心理学による勇気づけ一筋40年 「勇気の伝道師」   ヒューマン・ギルド岩井俊憲の公式ブログ



おはようございます。ヒューマン・ギルドの岩井俊憲です。

2月28日の新聞各紙に東京電力福島第一原子力発電所の事故に関する独立検証委員会(別称:民間事故調)の調査結果が掲載されていました。

それを読むと、当時の菅直人首相の人災がクローズアップされてきます。

たとえば、YOMIURI ONLINE の次のような記述をご覧ください。

報告書によると、同原発が津波で電源を喪失したとの連絡を受けた官邸は昨年3月11日夜、まず電源車四十数台を手配したが、菅前首相は到着状況などを自ら管理し、秘書官が「警察にやらせますから」と述べても、取り合わなかった。

バッテリーが必要と判明した際も、自ら携帯電話で担当者に連絡し、「必要なバッテリーの大きさは? 縦横何メートル?」と問うた。その場に同席した1人はヒアリングで「首相がそんな細かいことを聞くのは、国としてどうなのかとゾッとした」と証言したという。

報告書は、官邸の対応を「専門知識・経験を欠いた少数の政治家が中心となり、場当たり的な対応を続けた」と総括し、特に菅氏の行動について、「政府トップが現場対応に介入することに伴うリスクについては、重い教訓として共有されるべきだ」と結論付けた。

(2012年2月28日05時02分  読売新聞)

私は、鳩山由紀夫元総理を「史上最低の首相」、菅直人前総理を「史上最悪の首相」と評した東北福祉大学客員教授の福岡政行氏の説に大いに賛同します。

いつから日本の宰相のレベルが低くなってしまったかと、思考を重ねると、トップ・リーダーに精神的な師を持たないと、周囲をゾッとさせるような、場当たり的な対応をするのだ、との結論に至ります。

たとえば、佐藤栄作元総理の時までは、中国思想家の安岡正篤師がさまざまな相談に応じていたことが明らかになっていますし、中曽根康弘元総理は、全生庵に参禅しながら、先代住職・平井玄恭師に師事していたことが知られています。


菅直人氏に話を戻すと、「自分は原子力の専門知識がある」と知識をひけらかしながらも、胆識(腹を据えること)においては欠落していて、初動対応に失敗し、被害を大きくしてしまったことが明白です。

一人で四国八十八箇所を巡っているようではダメです。


結論です。

「リーダーたるもの、精神的な師を持ち、胆識でことに処すべし」

というところでしょうか。

(注)「胆識」に関しては、次の記事をご参照のほど。
2009年8月7日 「知識、見識、胆識」

2009年8月8日 「続・知識、見識、胆識」 

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おはようございます。ヒューマン・ギルドの岩井俊憲です。

「休養」と「教養」の2月、昨日(2月27日)は、午前中、五番町鍼療院 で整体で体をほぐしてもらいました。

触診と舌診から入る鈴木さんは、「肝臓が弱っていますね」と、特別に鍼もやってくれました。

午後に会社でカウンセリングを1件。

15:20には退社して、家で一昨日に観られなかったNHK大河ドラマ「平清盛」を観賞。
休養に務めました。


ところで、昨日、カミさんから教えてもらった義母からの話。

義母の友人の話として、いくつになっても「きょうよう」と「きょういく」を身につけているが高齢者の課題。

「きょうよう」と「きょういく」というと、「教養」と「教育」と受け止めますが、その方は、それら2つと結びつけながら、次のように語ったようです。

朝起きたら、「今日、用がある」「今日、行くところがある」こと。


何歳になっても「きょうよう」と「きょういく」の日々でありたいですね。

言葉遊びでした。


<お目休めコーナー> 3月を待つ我が家で(2)

 

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おはようございます。ヒューマン・ギルドの岩井俊憲です。

昨日(2月26日)は、ヒューマン・ギルドで

アドラー・カウンセラー養成講座

の4日目を行っていました。

受講者数が20名(1名欠席)だったため、さまざまな演習がやりやすかったです。

早期回想解釈や解釈投与のデモンストレーションなども行いましたが、2つのハイライトは、

「ディベートのもどき VS.エンカレッジ式の対論」と「リレー・カウンセリング」でした。

「ディベートのもどき VS.エンカレッジ式の対論」では、5人一組のチームそれぞれに違った価値観のテーマを与え、最初に対面式に座って議論させ、次に円卓型に交互に座り、価値観の違いを乗り越えて、徹底的に相手陣営の話を聴くというトレーニングです。

対論が終わってからは、1人ひとりにヨイところを探す人がいて、勇気づけで終わるところがポイントです。

「リレー・カウンセリング」は、私がクライエント役で、前に3人のカウンセラー役を配置し、突然誰かを指名するというやり方で、計12名が訓練対象になり、みんなからのフィードバックも受けました。


講師としても楽しいアドラー・カウンセラー養成講座の4日目でした。


<お目休めコーナー> 3月を待つ我が家で(1)

 

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おはようございます。ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(2月25日)の午後は、ヒューマン・ギルドで

アドラー・カウンセラー養成講座

の3日目を行っていました。

2週間前に出していた宿題を確認してから、次の3つを展開しました。

1.「早期回想」の読み方の徹底訓練

2.2人に対するカウンセリングのデモンストレーション

3.カウンセリングのミニ演習



特に、「早期回想」の読み方に関しては、「早期回想解釈がたちまち上手になる7つのコツ」をもとに、2人の人の4つの早期回想を徹底的に読みこなしたら、本当にたちまちのうちにコツをつかめる人続出でした。

今日の講座が楽しみになります。

◎アドラー・カウンセラーになるステップは、こちら をご参照ください。

 

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おはようございます。ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(2月24日)のヒューマン・ギルドの2つのメーン・イベントは、(1)3月度のニュースレターの印刷と(2)アドラー心理学ベーシック・コース (平日開催)でした。

私は、ニュースレターの巻頭言に「心身霊統一」として心身に加えて霊的な側面も含めた統一が必要なこと、編集後記には、2つの月刊誌の4月号―『児童心理』と『致知』―でヒューマン・ギルドや勇気づけのことが掲載されることを書きました。

記事が書き終わったら、有能なスタッフが短時間で印刷、折込。
ベーシック・コースが終わる前には、参加者の方々にお渡しできました。


研修室では、10:00~15:00にアドラー心理学ベーシック・コース(平日開催)の2日目。
アドラー心理学の基本的な考え方とライフ・スタイルについて。

私は、アドラー心理学が自己理解、他者理解に役立つ「人間知の心理学」であることを強調しました。


19:00~21:00は、盛鶴延先生をお招きした気功教室
盛先生のお話をお聴きたり、気功を修練しながら思いました。

アドラー心理学を学ぶことに気功の修練を加えることによって
「心身霊統一」が促進されるのではないか

と。

さて、これから神棚・仏壇に向かって祈りを捧げよう。


(注)
1.ヒューマン・ギルドのプレミアム会員になると、月に1回ニュースレターが発送されます。

2.盛先生ご指導の4月か始まる秘伝気功師養成講座は、定員をさらに2名増やしたのですが、お陰さまで満員御礼のキャンセル待ち状態です。

<お目休めコーナー> 「たきび」の歌の発祥の地で(2)

 

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おはようございます。ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

2月22日のブログ「『教養』+『人養』」でほんの少し紹介した『2022 ― これから10年、活躍できる人の条件』(神田 昌典著、PHPビジネス新書、840円+税)についてより詳しく書きます。

2022―これから10年、活躍できる人の条件 (PHPビジネス新書)
神田 昌典
PHP研究所

この本は、著者の神田 昌典氏がご自身と日本の復活について高らかに謳った(うたった)本です。

1.「顧客獲得実践会」を組織し、経営コンサルタントとして大ブレークした神田氏は、事業にも失敗、2010年12月7日には癌を告知されました。氏は、東洋古来の治療法から、最先端の治療法までひと通り経験し、癌を克服しました。

2.「失われた20年で、デフレ不況を抜け切れない日本は、70年周期で歴史を見た場合、2015年までに「圧倒的な欠落」を経験した後、国民全員を巻き込む新たな価値観が生まれ、2020~2022年頃には、国内安定化の兆しが見え始める、と説いています。

3.その他にも著者らしい大胆な物言いが各章に見られ、最終章(7章)「2022年― 再びページを開くとき」に次のような言葉を残しながら読書を勇気づけてくれます。

いま日本は、一時的に、挫折している。
このまま死を迎える病人のように、未来が見えなくなっている。
しかし、だからこそ、こうして、ひとりひとりが辛さを超えて、希望が分かち合える新しい世界へと、私たちは導かれていく。

「自分が選択する未来が、現実となる」という「はじめに」の言葉が強く印象に残りました。

<お目休めコーナー> 「たきび」の歌の発祥の地で(1)

 

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おはようございます。ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(2月22日)は、「教養」+「人養」の日として大満足の日でした。

ここでは、教養の「ポジティブ・オフ シンポジウム」のことを書いておきます。

14:00~17:00に日経ホールで行われた「ポジティブ・オフ シンポジウム」の正式なタイトルは

日本経済を活性化するライフスタイル・イノベーション
~企業と個人の有機的成長戦略~

で、主催者の観光庁長官の挨拶から始まり、続いて吉越浩一郎氏(元トリンプ・インターナショナル・ジャパン 代表取締役社長)の基調講演、休憩後、パネルディスカッションが行われました。

早朝会議での即断即決経営を武器に、社長在任中19年連続増収増益を達成した吉越浩一郎氏の基調講演で印象に残ったのは、次の3つでした。

1.経営には、リーダーシップとフォロワーシップの両方が必要で、部下には「任せて失敗させてあげる」ことを必要だと考えていた。

2.業務効率化・スピードのための概念として、(1)「まず残業をやめる」が最初にありきで、(2)次に、全社をあげて仕事のデッドライン化を図った。

3.座右の銘は、「成功するまでやれば、必ず成功する」


パネルディスカッションは、白石真澄氏(関西大学 政策創造学部教授)をコーディネーターとし、次の方々がパネリストでした。

島津明人氏(東京大学大学院 医学系研究科 精神保健分野准教授)

武石恵美子氏(法政大学 キャリアデザイン学部教授)

中川荘一郎氏(高島屋 人事部人事政策担当次長)

吉田久子氏(第一生命保険 人事部ダイバーシティ推進室長)


発言者を特定せず、私の印象に残ったことを5点にまとめておきます。

1.日本人に望ましい休暇の取り方は、欧米のような2~3週間の大型休暇でなく、こまめな休暇

2.仕事のオフが充実することで、オンも充実する。

3.「その日の疲れは、その日のうちにリカバーすることが望ましく、そのためには次の4つ
(1)意識の切り替え
(2)リラクセーション
(3)自己啓発
(4)仕事の戦略

4.第一生命の仕事ダイエット
(1)会議・打ち合わせ
(2)資料・報告書
(3)メール・電話
(4)移動

5.最後に白石氏のまとめは、「人生をデザインするためにポジティブ・オフが必要」


勉強になった2月22日でした。


<お目休めコーナー> 平河町森タワー屋上から国会議事堂を望む

 

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おはようございます。ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

朝に更新しようと思ったら、Gooブログがメンテナンス中だったため、この時間になりました。

2月は「休養と教養の月」だとは、以前も2月4日付けブログ 「2つの養い― 休養と教養」 と2月18日のブログ「教え、学びの日」 にも書きました。

昨日は、夕食後『2022 ― これから10年、活躍できる人の条件』(神田 昌典著、PHPビジネス新書、840円+税)を読みました。

2022―これから10年、活躍できる人の条件 (PHPビジネス新書)
神田 昌典
PHP研究所

今回は、詳しく書きませんが、大胆な予言に満ちた本で、かなり勇気が湧いてきます。


さて、「休養」や「教養」について書いていますが、人との関係を暖める「人養」という言葉があってもいいのではないか、とふと思いました。

だとすると、今日は、10:30にプレジデント社に同社企画教育部長の積さんをお訪ねし、その後、日本経済新聞社主催の「ポジティブ・オフ」のシンポジウムに出た後、夜は金子書房の小林専務、渡邊副所長と会食します。

「教養」+「人養」の日の今日が楽しみです。

 

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おはようございます。ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(2月20日)は、朝から家で、そしてオフィスで原稿チェックに時間を費やしました。

1.月刊『致知』4月号(致知出版社)

『致知』4月号では、特集「順逆をこえる」で私のインタビュー記事が

「勇気づけがよき人生の未来をひらく」

 のタイトルになって、5~6ページ大きく取り上げてくれます。

もう少し詳しい情報は、ヒューマン・ギルドの3月度のニュースレターなどで紹介します。

◆2月13日付けブログ 月刊誌のお勧め(2)『致知』 もご参照ください。


2.月刊『児童心理』4月号、5月号(金子書房)

『児童心理』では、4月号から半年間、

「子どもを勇気づける教師になろう!
― アドラー心理学で子どもが変わる」

のタイトルで永藤かおるさん と分担執筆します。

まずは、4月号のゲラをチェック。

続いて、私の構想をもとに永藤かおるさんが5月号の原稿に仕上げてくれたので、これは社内チェック。
永藤さんは早速、金子書房の編集部にメールで送りました。

◆2月11日付けブログ 月刊誌のお勧め(1)『児童心理』  もご参照ください。


夜は、調布の文化会館たづくりホールに足を運び、日活芸術学院第36回 卒業記念作品・卒業公演 発表会を鑑賞しました。
私が電話カウンセリングをしている、パニック障害に苦しむ大嶺昭さんを主人公としたドキュメンタリー作品「ココニイルコトガ」が上映されるためです。

大嶺さんは、偶然私の後ろの席に座っていて、私の帰り際、挨拶を交わすことができました。

帰路は、大嶺さん作曲の「ココニイルコトガ」を口ずさんでいました。

◆「昭」さんこと大嶺昭さんのホームページ「死ぬと皆嬉しくて鳴く」 をご覧ください。

◆2月7日付けブログ 病む人のために(4) - パニック障害の患者の場合 もご参照ください。

 

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おはようございます。ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(2月19日)は仕事をせず、栃木県鹿沼市の雲龍寺に父の23回忌のために行きました。

会社では、ELM勇気づけトレーナー養成講座の2日目が行われていました(その模様をタコ八さんがコメント欄の書いてくれていますので、ご覧ください)。

11:40の読経開始に間に合うよう、カミさんに息子2人、さらに上の息子のフィアンセも同行し、浅草駅発の東武鉄道のスペーシアのコンパートメントに乗って行きました。


(スペーシアのコンパートメント)

私は、上の息子のフィアンセに岩井家の先祖のことや、親戚関係のことをお伝えしました。

両親がまたいとこで、同じ岩井姓だったので、やたらと岩井さんが存在します。

雲龍寺(浄土宗)のご住職はバリトンの声で、ありがたみが増します。

お経が終わっての法話では、「佛」の旁(つくり)の「弗」は「非ず」の意味で、「人に非ず」を意味し、あの世で仏になるための修行をしているのだ、というようなことを言っていました。
なるほど。


墓前にお線香を捧げてからのお清めの席には、50人ほどの親戚が集いました。

その後は、長兄の家(私の実家)に移り、兄弟や甥・姪が集まりました。


私は、正月の2日にも実家に行きましたが、親戚が一同に会するのは、法事の時だけになりつつありますが、血縁をもとにした共同体を再確認する格好の機会でもあります。

 

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おはようございます。ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(2月18日)は、14:00~19:00にヒューマン・ギルドの研修室で第15期ELM勇気づけトレーナー養成講座 が開かれました。

参加者数は12名(うち男性が2名)。定員一杯で、今日は補講の1名が加わります。


(Aグループ)


(Bグループ)

一番遠くからのご参加は、笑顔がマラソンの高橋尚子さんに似ている竹内悦子さん、広島からのご参加です。

開講前にハプニングを発表せざるをえませんでした。

講師の1人であるはずの原田綾子さんが、お嬢様のインフルエンザのためお休み。鈴木三穂子さんをメインに私が補助で入ることになりました(今日は、小倉玄さんがもう1人の講師)。

うれしいお知らせとしては、この講座に参加した人たちを含めると、ELM勇気づけトレーナーおよびリーダーの数は、日本の北は北海道、南は沖縄、さらには海外の北京までちょうど300人に達しました。

2つのグループ、6人ずつ分かれ、全12章のうち2章までは、すでにELM勇気づけリーダーの資格を持つ3人(1章は対全員、2章はそれぞれのグループで)に担当していただきました。

その後は、各グループ3人に実際にトレーナー体験をしていただいたのですが、テキスト/マニュアルが完璧であるため、30分でだいたい進行できたのであります。

19:00に講座が終わってからは、香港酒家で懇親会。鈴木さんと私も含めて12人が歓談しました。

◎次回の第16期ELM勇気づけトレーナー養成講座

日時:5月19日・20日(土・日・2日間)
  1日目・14:00~19:00 2日目・10:00~17:00

受講料:45,000円(消費税込み、資料、テキストのほかにバイン ダー付)。
  再受講は20,000円

受講資格:
①ベーシックコースを修了していること 
②SMILEを修了していること
③ヒューマン ・ギルドの会員であること

 

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おはようございます。ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

2月4日付けブログ 「2つの養い― 休養と教養」 にも書いたとおり、私はこの2月ののテーマを「休養と教養」としています。

実際のところは、休養は未達ですが、教養はかなり達成しています。


さて、昨日(2月17日)は、ヒューマン・ギルドで平日の アドラー心理学ベーシック・コース を行いました。

参加者数は10人(再受講は、児島史篤 さん。唯一の男性)。
10:00~15:00の時間帯なのに、よく集まってくれました。

参加者の意見を収集すると、この時間帯の講座開催はありがたい、とのことだったので、即座に次の日程での開催も決めました。

5/18、25、6/1、8、15、22、29(すべて金曜日、10:00~15:00)


夜は、学びの時間になりました。

麹町の グロービス・マネジメント・スクール に通い、19:00~21:30の時間帯に「リーダーシップ入門」の講座を受講していきました。

38名ほどが参加。双方向的な講義スタイルで、ケース・メソッドもあり、とても有益な学びになりました。

この学びは、3月も続きます。

2月17日、教えと学びの日でした。


 

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おはようございます。ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

「子宝」という言葉があります。私は、子宝に恵まれています。

私には、2人の自慢の息子がいます。

1人は、前妻との間の子で、彼が6歳の時に手放し、以来、彼の大学生の時期の1年3カ月を除いて同居はしていないのですが、このところ彼の結婚を巡って行き来が多くなっています。

もう1人は、カミさんとの間にできた子。アドラー心理学を学んだ両親に育てられたため、小さいころからアドラー・チャイルドのように自立心、責任感が育っていました。

2人とも顔を出せないのが難点ですが、父親の若い時に似てハンサムです。

私の左側が兄。35歳です。5月には結婚します。
お嫁さんになる人もとても素敵な方です。

左側が弟。22歳。今や就職活動で大忙し。
先日、彼の自己分析を徹底的に聞き、感動しました。

2人の共通点は、若くしてしっかりとした自分軸を持っていることです。

そして、自分の目標の大学・学部(2人の大学はライバル校)に入り、大きなサークルで活躍し、マイペースを貫いています。

この2人に兄のフィアンセと私のカミさんを交えた5人でこの19日(日)、東武電車の特急スペーシアのコンパートメントに乗って栃木県鹿沼市に行き、私の父の23回忌に参加します。

確実に言えること。

それは、父親の同じ年齢の時よりもずっと人間的に高いレベルにいること。

親バカなのだろうか?


◎今年の息子の関連記事

兄は、2月6日付け 岡村千春さんのゼミナール、その後は・・・・・ 
 
弟は、1月15日付け 息子の22歳の誕生日にアドラー心理学ベーシック・コース

 

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おはようございます。ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨晩(2月15日)は、神楽坂のゑーもんに6人が集い、楽しい歓談をしました。

メイン・ゲストは、「営業部女子課」などを主宰する株式会社 ベレフェクト 代表取締役の太田彩子さん
名著『成功できる人の営業思考』(PHPビジネス新書、820円+税)などの著者でもあります。

成功できる人の営業思考 (PHPビジネス新書)
太田 彩子
PHP研究所

1月に懇親を図っていた4人が「2月には太田さんを呼んで、そこにプレジデントの積さんもお招きし、楽しく飲もう」と画策して開いた宴でした。

 

右から順に次のような顔ぶれ。

十鳥文博さん(学研パブリッシング 教養実用出版事業部 編集長)

小澤浩さん(学研マーケティング 編集事業開拓室)

太田彩子さん(ベレフェクト 代表取締役)

積裕司さん(プレジデント社 企画教育部 部長)

永藤かおるさん(ヒューマン・ギルド 研修室長)

岩井俊憲


放っておくと、誰かに話題が集中したり、一人の人が多く話す可能性があるので、私がコーディネーター役を担当し、一人に対して5人が順番に質問する形式を採用しました。

本当は、一人ひとりのことをご紹介したいのですが、太田さんがメイン・ゲストだったので、太田さんを中心に、その発言の3つをご紹介します。

「歩いていると、絶対にいつかゴールにたどり着くじゃないですか。自己効力感も高まります」

「自分探しとは言うけれど、自分は探すものでなく出会うもの」

「(「太田さんはいつ本を読むのですか?」の質問に対して)本は、電車や飛行機の中で読みます。私は、電車や飛行機の中では絶対に眠りません。本を読む時間に充てます」


(鯖にバーナーの火を当てている場面)


6人がワイワイガヤガヤの3時間。神楽坂の夜は更けてきたので、お開きとし、4人ほどが五十番で肉まんを買って帰路に着いたのであります。

あー、楽しかった!

◎太田さんの活躍する3つのサイト

女性営業活用サイト

営業部女子課

Facebook


◎私は今までに3回、太田彩子さんのことをブログに書いています。
こちらもご覧ください。

2011年10月30日付け 3日目のアドラー心理学ベーシック・コース

12月18日 本の紹介:『成功できる人の営業思考』(太田彩子著)

12月25日 自己変革を妨げる心理(1)成功回避の心理

◎『成功できる人の営業思考』は、ヒューマン・ギルドにも在庫がございます。
他の本と一緒にご注文ください。

 

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おはようございます。ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

私は、チャーチルの勇気を与える言葉 が好きですが、とんだ誤解もある話を書きます。

野田首相は、今年1月4日の年頭記者会見で、記者から

「国民に信を問うしか局面打開はできないのではないか」

との質問に対し、

「ちょうど昨日、高校の同窓会があったのですが、そのとき手紙をもらいました。
世界史の授業を受けたときの記憶があるかどうかと。

それは、先の大戦の時のウィンストン・チャーチルの言葉。
The most famous six words、最も有名な六語、覚えてるかと。

先生が教えてくれたこと、忘れていましたけれども。
 
それは“ネバー、ネバー、ネバー、ネバー・ギブアップ” 

私は、大義のあることを諦めないでしっかりと伝えていくならば、
局面は必ず変わるというふうに確信をしています」

と、消費税率引き上げに対する強い意志を持って答えました。

このことは、新聞各紙やテレビのニュースに取り上げられました。


野田首相は、“ネバー・ギブアップ”(ギブアップしない、断念しない)の表現を使いましたが、私が聴いた、ある自己啓発のテープでは、原語は次のようでした。

“Never give in. Never, never, never,never give in.”(「・・・ 決して屈するな、決して、決して、決して、決して屈するな」)

背景は、次のとおりです。

母校ハロウ校の校長から話をするように依頼されたチャーチルは、校長から

「これは、歴史的な瞬間です。チャーチル氏は英国きっての名演説家ですから、氏の話されることを一言一句書き取りなさい。きっと忘れられない名演説になると思います」

と紹介されて演壇に立ったチャーチルは、眼鏡越しに学生たちをじろっと見回してから

“Never give in. Never, never, never,never give in.”

だけ言うと、演壇をさっさと降りてしまったのだそうです。

“give up”は、「断念する」「あきらめる」の意味ですが、“give in”は、「屈する」「降伏する」で、チャーチルは、第2次世界大戦の時にドイツ軍に屈することのないよう“give in”を使ったのが歴史的事実のようです。


野田首相にしっかりとしたスピーチ・ライターがいるといいですね。

 

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