アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリング、コンサルティングを行っています。
アドラー心理学による勇気づけ一筋40年 「勇気の伝道師」   ヒューマン・ギルド岩井俊憲の公式ブログ



おはようございます。アドラー心理に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(10月30日)は1日オフの日。

ふだんできないこと、この日でなければできないことを家族と楽しみました。

あるテーマの本もじっくり読めました。

さて、一般社団法人人間塾 主催の「【岩井俊憲×小倉広】対談 ”本音”のアドラー心理学」のことについてです。


(人間塾のフェイスブックから借用)

まずは、たくさんの方々がフェイスブックやブログにご感想を書いてくださっていることに感謝申し上げます。


森智子さんのフェイスブックから)

私は昨日のブログでとても楽しく『本音』を語れたのですが、80枚ものスライドを用意して臨んだ割には20%に未達成感が残った【岩井俊憲×小倉広】対談 ”本音”のアドラー心理学対談でした」と書きました。

今日は【対談 ”本音”のアドラー心理学】で伝えたこと、もっと伝えたかったことについて書きます。

アドラー心理学にとって大切な価値観は「共同体感覚」で、その価値観を私たちの行動の判断基準にとして「良い/悪い」「正しい/間違っている」よりも共同体にとって「建設的/非建設的(時に破壊的)」の軸に置いていることが大きな特徴です。

そしてさらに、アドラー心理学を伝える人の中で時々見られる「決めつけ」を避け、「やわらかな決定論(soft determinism)」によって「・・・かもしれない」「・・・の可能性がある」という言い方をしよう、と提案しました。

このスライドから小倉さんは「仲間で学び合うこと」「良き師をもつこと」をきちんと補足してくれました。

冒頭部分で私は「なんでもかんでも目的論」で語ることのワナを力説しました。

その際に、用意していた次のスライドを映すのをぬかっていました。

これはどういう意味かというと、アドラー心理学は「仕事・交友・愛のライフタスクに直面したとき、行動を起こす際に意思・意図を持って行動する【目的論】で捉えられる」のですが、「ライススタイルの形成においては、遺伝・器官劣等性・生育歴などの影響があることを認めている」ということです。

しかしながら、最終的・決定的なライフスタイルの形成の貢献者は本人だとみなします。
つまり、ライフスタイルの形成やライフタスクへの取り組みは「自己決定性」が支配しているのです。

以上対談の強調部分、不足部分をお伝えしました。

そして、何よりもお伝えしたかったのは、この企画をしてくださった小倉 広さん、それを支える人間塾のメンバー、ご参加の方々、シェアしてくださっている方々への心からの感謝です。

ありがとうございました。

<お目休めコーナー>10月の花(27)

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おはようございます。アドラー心理に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(10月29日)は、人間塾主催により品川区民第二集会所 第一会議室で

【岩井俊憲×小倉広】対談 ”本音”のアドラー心理学

の対談を行っていました。

参加者は約70名。
会場が一杯で、ヒューマン・ギルドの 会員 の方々もたくさんご参加でした。
対談開始前に写真を撮ったり撮られたり。


阿部百合子さん佐藤泰三さん

人間塾 代表理事でもいらっしゃる小倉 広さん が私に質問を投げかけるかたちで「アドラー心理学が人気を呼んでいることの功罪」から始まり、「勇気づけは理想論か」につながり、その後は理論的なところや私たちが日常的に出合うことなどについて小倉さんの巧みなリードで進んでいきました。


野口勢津子さんの写真を借用)


安西光さんの写真を借用)

私は「何でもかんでもアドラー心理学の目的論で語ることの弊害」や「アドラーが書いてもいないことがアドラーの言葉として広がっていること」を警告しました。

小倉さんも本を読んだだけでアドラー心理学がわかったつもりになることのご注意をしてくれました。

とても楽しく「本音」を語れたのですが、80枚ものスライドを用意して臨んだ割には20%に未達成感が残った【岩井俊憲×小倉広】対談 ”本音”のアドラー心理学対談でした。

対談を終えて帰路に着いたとき、某月刊誌に「アドラー美人」として紹介された3人のうちの2人とご一緒できました。

丸山郁美さん(左) と 戸田久実さん(右)です。

たくさんの貴重な方々にお越しいただいた青物横丁(品川区)でのイベントでした。

小倉さん、人間塾の方々、ヒューマン・ギルドの関係者の方々、新たにご縁を得た方々、ありがとうございました。

<お目休めコーナー>10月の花(26)

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おはようございます。アドラー心理に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

10月も残る日が少なくなってきました。

ここ1カ月は、私は『本音』で語ることが多かったようです。

9月末に行われたある企業の研修では、演習中の受講者に対するコメントとして「私が取引先だとしたら、こんな会社に仕事を託す気になれません」と言いました。
私はめったにこの類の発言をしません。

10月中には、上場企業の社長と個別に焼き鳥を食べながら会食、また、昨日も初対面の上場企業の会長と本音トークをしました。
お互い刺激し合うことができたようです。

昨日のブログにも書いたことですが、生き方の計画的な減量化を図ろうとすると、相手の耳に心地いい言葉だけを言っていられません。
やはり本音で迫りたいものです。

『本音』と言えば、10月29日(土) 13:30 ~ 15:30 に、小倉 広さん株式会社小倉広事務所 代表取締役、一般社団法人 人間塾 代表理事)と

【 岩井俊憲×小倉広 】対談 ”本音”のアドラー心理学

を行います。

『本音』のアドラー心理学が炸裂します。

数席余力があるようです。

青物横丁(南品川)に出向いてください。

◆【岩井俊憲×小倉広】対談 ”本音”のアドラー心理学
http://everevo.com/event/33558
主催者:人間塾
日 時:10月29日(土)13:30~15:30
会 場:品川区民第二集会所 第一会議室
 東京都品川区南品川5-3-20

<お目休めコーナー>10月の花(25)

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おはようございます。アドラー心理に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(10月26日)は新潟県上越市の上越地域振興局の4階会議室で新潟県庁職員の24名を対象に「係長・主査向けセミナー」として

勇気づけのリーダーシップ
~チームリーダーとしての対人関係能力を高める~

と題する研修を行っていました。

 
(上越地域振興局4階から見えた高田公園)


(桜の木に囲まれた蓮の池)

研修の一部のところで「自己変革」にからむ演習を行った際に私は【優先順位】と【劣後順位】の話をしました。

この対比について私は確か、小倉 広さん株式会社小倉広事務所 代表取締役、一般社団法人 人間塾 代表理事、一般社団法人 日本コンセンサスビルディング協会 代表理事)の本で読みました。

やるべきことを決める【優先順位】については、私たちはかなり意識していますが、それと同じくらいやらないことを決める必要があるし、それに基づいて【劣後順位】を決めなければならないはずです。

私は今年になって【劣後順位】あるいは撤退計画を練り、ある社会福祉法人の理事、一般社団法人の顧問を退任しました。

若いうちは「モア・アンド・モア」を求めて積み上げていく生き方もいいかもしれませんが、ある年齢になると、意識的に「レス・アンド・レス(less and less)」にギア・チェンジをして、生き方の計画的な減量化を図らないと身が持ちません。

そんなことを考えながら、受講生に講義をし終わったところの休憩時間に(株)日本能率協会マネジメントセンター 出版事業本部の久保田 章子さんから

『マンガでやさしくわかるアドラー心理学』と『マンガでやさしくわかるアドラー心理学 人間関係編』がそれぞれ重版になります!

とのメールを受け取りました。

『マンガでやさしくわかるアドラー心理学』27刷 
『マンガでやさしくわかるアドラー心理学 人間関係編』7刷 

マンガでやさしくわかるアドラー心理学
岩井俊憲著、
星井 博文,深森あき
日本能率協会マネジメントセンター
マンガでやさしくわかるアドラー心理学 
人間関係編
岩井俊憲著、
星井 博文,サノマリナ
日本能率協会マネジメントセンター

『マンガでやさしくわかるアドラー心理学2実践編』を含めた3冊の合計は208,500部に達します。

「レス・アンド・レスにギア・チェンジ」なんて書きながら本の売れ行きは「モア・アンド・モア」がうれしい私です。

<お目休めコーナー>10月の花(24)

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おはようございます。アドラー心理に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(10月25日)は、お昼の時間に戸田久実さん(ブログフェイスブックアドットコミュニケーション株式会社 代表取締役、一般社団法人 日本アンガ―マネジメント協会 理事)がお越しでした。

戸田さんは、新著を2冊私に贈呈してくださるためにわざわざご来社だったのです。

1冊目は『いつも怒っている人もうまく怒れない人も 図解 アンガ―マネジメント』(安藤俊介監修、戸田久実著、かんき出版、1,380円+税)、

いつも怒っている人も うまく怒れない人も

図解アンガーマネジメント

安藤俊介監修、戸田久実著
かんき出版

 もう1冊は『苦手意識がなくなる会話術』(戸田久実著、大和書房、1,400円+税)

苦手意識がなくなる会話術~
どんな人にも嫌われずに伝えられる!
戸田 久実
大和書房

このような気遣いをされるのは、戸田さんならではです。

戸田さんのことを私たち夫婦は「性格も美人」と大絶賛です。 

講師業26年で、研修・セミナー・講演で年間5,000人の受講者を指導していらっしゃる戸田さんの3つの領域である(1)アドラー心理学、(2)アンガ―マネジメント、(3)アサーティブコミュニケーションを本にしたのが『苦手意識がなくなる会話術』

戸田さんは、あらかじめこの本の出版を私にお伝えの上、この本の中でアドラー心理学の部分で『勇気づけの心理学 増補・改訂版』(金子書房)、「愛と勇気づけの親子関係セミナー(SMILE)」のテキストを参考文献として表記されていました。

本を出版するためにこのようなマナーを守らない人たちが見受けられる中で戸田さんは、実にご丁寧に対応されます。
このような心遣いに戸田さんの「性格も美人」が表れているのです。

戸田さん、日頃から、そして昨日もありがとうございました。


◆「研修・執筆時の表記上のマナー」については、10月度のヒューマン・ギルドのニュースレターで次のように書いています。

■巻頭言 「研修・執筆時の表記上のマナー」
 ヒューマン・ギルド 代表 岩井俊憲
 
ある県の教育センターの研究員の方から次のメールをいただきました。
 
>岩井先生のご著書『〇〇〇〇〇』を
>コミュニケーション通信に載せたり
>しても良いかどうかご相談申し上げ
>たくメールいたしました。

私は、その方に対して「著作権、知的所有権の問題から次の条件でお認めいたします」と書きました。

1.資料の中に著者名と著書名、出版社名を必ず明記すること
2.そのことを事前に資料のかたちで私に確認を取ること
 
この方は、とてもマナーをわきまえた方だと思いました。
と言うのは、最近このようなあたりまえのルールが守られていない実態に接して悲しい思いをしていたからです。
 
(一部割愛)

このところ、研修や執筆の機会にELM、SMILE、私の著書などを使う方が見受けられます。そのこと自体は、本人のご活躍のために慶賀すべきことと思いますが、私どもが精魂込めて世に送り出したものが、その方のオリジナルであるかのような使われ方をされると、率直に言ってその方の品格を疑います。
最低限のマナーは守っていただきたいです。
ポイントは、次のとおりです。
 
1.SMILEからのコピーは全面的に認めていません。内容をどうしても書きたい方は、あらかじめ許諾を受けるか、あるいは『アンガでやさしくわかるアドラー流子育て』(宮本秀明著、かんき出版)などからルールを守ってご対応ください。

2.ELMは、ELM勇気づけトレーナー/ELM勇気づけリーダーがシート部分のみ研修時にコピーして配布することを認めています(マニュアル部分は不可)。
執筆時には、ヒューマン・ギルドの許諾を得て、出典を明らかにした上で記載ください。

<お目休めコーナー>10月の花(23)

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昨日(10月24日)は、PHP研究所から『衆知』(11-12月号)が届きました。

『衆知』では、Business Skill Review の部分で私は思考と行動を変える 実践! アドラー心理学 ― 問われる人間力」の連載をしています。

いよいよ第4回目となり「経営に目的・目標の軸を」(2)として佳境に入っています。

私の強い願いは、ビジネスマンにアドラー心理学が届くことです。

私は 『衆知』の年間購読(5,832円)をお勧めしています。


19:00~21:00はTKP東京駅日本橋カンファレンスセンターで JTBベネフィット 主催の えらべる倶楽部

自分を/大切な人を「勇気づける」ビジネスマンのためのアドラー心理学

と題する講演会を行ってきました。

参加者は えらべる倶楽部 ニュースをもとに集った JTBベネフィット と取引のある一流企業や自治体の方々60数名(50名定員のところ)でした。

中には親子でご参加の方もいらっしゃり、最年少は高校1年生で『マンガでやさしくわかるアドラー心理学』(日本能率協会マネジメントセンター)をお持ちで、私はサインをさせていただきました。

内容は「ビジネスマンに贈るアドラー心理学からの 5つのメッセージ」として次の5つの柱をもとにお伝えしました。

1.あなたがあなたの人生の主人公
2.目的/目標から発想しよう
3.劣等感はあなたの味方
4.人の見方は十人十色
5.自分と他者に勇気を

『働く人のためのアドラー心理学』(朝日新聞出版、600円+税)を持参したらよく売れ、はやり数人にサインすると共に、写真もご一緒しました。

働く人のためのアドラー心理学
「もう疲れたよ…」にきく8つの習慣 (朝日文庫)
岩井 俊憲
朝日新聞出版

昨晩の講演を通じてアドラー心理学がビジネスマンに確実に届くのが感じられた一夜でした。

なお、 えらべる倶楽部 では、宮本秀明さんを講師として

子育ての悩みに寄り添う
子育てに活かすアドラー心理学 ~「勇気づけ」で共に育つ~

のタイトルの講演を東京、大阪、福岡で開催します(右の下から2段目)。

<お目休めコーナー>10月の花(22)

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おはようございます。アドラー心理に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

一昨日(10月22日)、昨日(10月23日)の2日間、ヒューマン・ギルドで 梶野 真さん(一般社団法人 日本アドラー心理学協会 理事長、一般社団法人 日本支援助言士協会 理事・講師、ヒューマン・ギルド 特別講師兼アドバイザー)を講師にお招きして

アドレリアン・コーチング

の講座を行っていました。

参加者は16名と比較的小規模。

それだけに参加者の密着度も強く、面白い講座になりました。

特に2日目は、演習がみっちり。

描画の場面があったり、朗読を目を閉じて聞く場面ももあったりしました。

初日の晩は、12名で「竹ちゃん」に懇親会に行きました。

カウンセリングに未来志向のコーチングが加わることで対人支援の幅が広がりそうです。

講師の梶野さん、ご参加の方々、ありがとうございました。

研修の合間には、株式会社 日本能率協会マネジメントセンター から『NLPで最高の能力が目覚める コーチングハンドブック』(山崎 啓支著、3,024円+税)が届きました。

NLPの理論や基本の方法を織り交ぜながら、センスの磨き方から具体的にコーチングの実践に生かせるスキルまでをじっくり網羅されているようで、他のコーチングの本も加えてまとめて読んでみたい気がしています。

NLPで最高の能力が目覚める
コーチングハンドブック
知識と経験を最大化するセンスの磨き方
山崎 啓支
日本能率協会マネジメントセンター

<お目休めコーナー>10月の花(21)

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おはようございます。アドラー心理に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(10月21日)の10:00~16:50は平日開催の アドラー心理学ベーシック・コース の4日目(最終日)を行っていました。
受講者は18人。

内容は(1)教育に生かすアドラー心理学(午前中)、(2)勇気づけに加えて修了式(午後)でした。

勇気づけのパートでは、寝たきりの老人におかゆを出すロールプレイで「すまないね」と「ありがとね」の違いを演じていただきました。

また、勇気づけの言葉が身体能力に影響を及ぼすパフォーマンスも味わっていただきました。

勇気づけの言葉を受ける前後ではこんなに違いがあります。


(指先が床に着く程度)


(手のひらがぴったり)

最後は、2人一組で勇気づけのメッセージを添えて修了証の授与。

最後に記念撮影。

16:50に講座を終えて、14人で「竹ちゃん」へ。

乾杯は、青森県弘崎市からお越しの精神科医の千葉さんのご発声。

かなりの盛り上がり度でした。

◆アドラー心理学ベーシック・コースの今後の予定は、次のとおりです。
■東京 土日・平日コース
 講師:2人の講師が半分ずつ担当します。
      岩井俊憲(ヒューマン・ギルド代表)
    永藤かおる(ヒューマン・ギルド研修部長)
 日程:2016年12月コース12/3.4.17.18(土日)
 日程:2017年2月コース2/11.12.25.26(土日)
 日程:2017年5-6月コース5/20.21.6/3.4(土日)
 時間:土曜 13:30~19:00、日曜 10:00~17:30
  
 日時:2016年1-2月平日コース1/13.27.2/3.17(全・金)
 時間:全日10:00~17:00 
■会場:ヒューマン・ギルド研修室(東京都新宿区天神町6番地Mビル3階)
・・・・・・・・・・・
  
■松本コース
 講師:2人の講師が半分ずつ担当します。
      岩井俊憲(ヒューマン・ギルド代表)
    永藤かおる(ヒューマン・ギルド研修部長)
 日程:2016年11/5.6.19.20(土日4日間)
 時間:土曜13:30~19:00 日曜9:30~17:00
 会場:1-2日目・松本商工会議所(長野県松本市中央1-23-1)
    3-4日目・新伊勢町アメニティパーク(長野県松本市中央1-15-25)
 受講料:60,000円(税込)
 再受講:21,600円(税込み、4名まででプレミアム会員限定)
・・・・・・・・・・・
  
■大阪コース
 講師:2人の講師が半分ずつ担当します。
    辻本絹代氏(憩いの部屋代表、アドラー・カウンセラー)    
    岩井俊憲(ヒューマン・ギルド代表)
 日程:2017年4/1.2.15.16(土日4日間)
 時間:土曜13:30~19:00 日曜9:30~17:00
 会場:大阪府教育会館「たかつガーデン」(大阪市天王寺区東高津町7番11号)
 受講料:60,000円(税込)
 再受講:21,600円(税込み、4名まででプレミアム会員限定)
 
 なお、アドラー心理学ベーシック・コースについては、http://www.hgld.co.jp/event/view/46 またはhttp://www.hgld.co.jp/event/view/432 から詳細確認およびお申し込みができます。

<お目休めコーナー>10月の花(20)

 

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おはようございます。アドラー心理に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(10月20日)は、ヒューマン・ギルドに久しぶりに全社員が集まり10:00~11:30に営業会議。
那覇営業所の鳥内かおりさんも前半Skypeで会議に加わりました。

13:30~16:30は カウンセリング演習
平日開催にも関わらず10人もの方が集いました。


(森 智子さんの写真を借用)

遠くは日帰りで福岡、松本からも。
わざわざこの講座のために、ですよ。

私は、このくらいの規模の方が充実感があります。

今年だけでなく来年も平日コースを企画しちゃおうかな、と思いました。

◆今年は下記の2日に行います(13:30~16:30)。
なお、「竹ちゃん」は16:00~開店です。

11/25(金)、12/15(木)


さて、「ユングからアドラーが見えてくる」シリーズの10回目です。
今回で最終回です(だいぶ過ぎてから「番外編」を書くかもしれません)。

今までの9回は次のとおりです。

1回目 9月17日 
2回目 9月18日 
3回目 9月24日 
4回目 9月27日 
5回目 9月30日
6回目 10月1日
7回目 10月4日
8回目 10月5日
9回目 10月12日


前回は、アドラーの早すぎる死のことについて書きました。

それに対してユングは『ユングの生涯』(河合隼雄著、第三文明社)によれば、第一次世界大戦が終わった1945年に70歳の誕生日を迎え、健康も回復し、悠々自適とは程遠い日々を過ごしていました。

この時期から彼は「偉大なる肯定」の境地に達し、「病後、私にとって仕事上で実りの時期が始まった」と『自伝』に書いています。

ユングは、主要な著作のほとんどをこの時期以降に書いています。

1948年にはユング研究所を設立し、初代所長にユング自身が収まります。

1953年の愛人のトニー・ウォルフの死、1955年には妻のエンマの死を乗り越え、その後も相当な仕事を成し遂げ、1961年6月6日静かに息を引き取ります(86歳)。

著者の河合氏は、ユングの平静な死を「自己実現の完結というイメージにぴったりとあてはまる感じを与える」と書き、この本の最後を次の言葉で結びます。

「あれほどの偉大な仕事を成し遂げながら、なおかつ死に到るまで普通の人間であり得たところにユングの測り知れぬ偉大さがあると感じられるのである」

ユングの生涯 (レグルス文庫)
河合隼雄
第三文明社

アドラーの旅先での67歳の心臓発作による突然の死と対比すると、ユングの穏やかな長寿が引き立ちます。

ユングの「自己実現の完結」に比べれば、アドラーは、自分の心理学を未完成なままこの世を去ったことが歴然としており、その面でもアドラー派の場合、後継者たちに残された課題は極めて大きかったことが明らかです。

<お目休めコーナー>10月の花(19)

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おはようございます。アドラー心理に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

10月18日(火)は9:00~12:00に千葉県の某市役所で46人の新任課長補佐を対象に

メンタルヘルス(ラインケア)研修

10月19日(水)は13:30~15:00に福島県いわき市で福島県警察本部の33人の昇任者を対象にした

メンタルヘルスセミナー
~セルフケア 自分自身への勇気づけ~研修

を行ってきました。

実は、その2つのメンタルヘルス研修の間に私自身の心と体を癒すイベントがありました。

13:00上野発のひたち号に乗って、カミさんと一緒にいわき市の スパリゾートハワイアンズ に行き、温泉とショーを徹底的に楽しんできました。

アロハに着替えてすっかりくつろいでいます。

江戸情話「与一」の露天風呂に入ってから夕食。

それからビーチシアターに場所を移して

シヴァオーラのファイアダンス(20:15~20:30)

20:30から1時間はフラガールのショーに

のどかなフラダンスを想像していたら、かなり激しい音楽を背景にしたダンスであることに驚きました。

照明も美しく、1時間があっと言う間でした。

汗びっしょりになったので、またも温泉で汗を流しました。

翌日は、スパリゾートハワイアンズ から湯本駅を経ていわき駅。

そこから歩いて研修会場へ。

途中お城のような建物が見えました。

会場では、福島県警察本部健康管理室の横山さんが待っていてくれました。

 

横山さんは私の「セルフケア」の後の「ラインケア」の部分をご担当でした。

<お目休めコーナー>10月の花(18)

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おはようございます。アドラー心理に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(10月17日)の13:30~17:00は、 JMA会員交流フォーラム で1時間半ほど講師を務めていました。

会場の 一般社団法人日本能率協会 の研修室からは、皇居や武道館が見えました。

ファシリテータは 春野 真徳さん (一般社団法人日本能率協会 専任講師、株式会社スプリングフィールド 代表取締役)です。

私は26人の受講者に対して

乗り越えなくてはいけない壁

のタイトルの「勇気」と「変革」をテーマにした講演を行いました。

この中で私はカール・マルクスの墓碑銘に刻まれた言葉を紹介しました。

カール・マルクス(Karl Heinrich Marx 、1818-1883年)墓碑銘

The philosophers have only interpreted the world in various ways, The point however is to change it.

和訳)哲学者たちは世界をたんにいろいろ解釈しただけにすぎない。しかしながら、大事なことは、それを変革することである。

前半の私の講演を受けて春野 真徳さん は、質疑応答やグループ意見交換などをファシリテートされました。

「イエス・バット」を伴うできない材料探し気味の質問に関しては、私はかなり率直な物言いをしたものだから春野さんは「今日の岩井先生は過激ですね」とコメントされていました。

この JMA会員交流フォーラム は、私自身がかなり勉強になりました。

<お目休めコーナー>10月の花(17)

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おはようございます。アドラー心理に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(10月16日)は、家でたっぷり仕事をした日でした。

今日(月曜日)から水曜日までの3日間で私は4つの研修/講演をこなさなければなりません。

それぞれテーマが違います。

とりわけ今日は、まったく違ったジャンルの内容で2つです。

そのためパワーポイントの新規作成と修正にまい進しました。

昨日書き上げた4,000字の原稿は出版社に送りました。

17:00からはらくらく整体で1時間たっぷり体ほぐしをしてもらい、体の保養になりました。


さて最近、あるところから依頼された原稿に英国の経済学者のアルフレッド・マーシャル (1842-1924、J・M・ケインズの師)が1885年にケンブリッジ大学経済学教授の就任講演で残した有名な言葉を紹介し
ました。

「アルフレッド・...」の画像検索結果

「経済学者は冷静な頭脳と温かい心(Cool Head but Warm Heart)を持たねばならない」

私には、マーシャルの言葉が「勇気」の別の表現のように思えてなりません。

この言葉と関連づけて、次の文章を書きました。

「勇気」の英語の“courage”の語源を調べてみると「ハート」で、体の活力を司る臓器である心臓のほかに「心」を表す意味もあることがわかりました。

私は、アドラーが本の中で断片的に述べている表現や英英辞典での意味 ― リスクを引き受ける能力 ― をもとに「ハート」の語感を活かしながら「勇気」を「困難を克服する活力」と定義しています。

ただ、「勇気」が「勇敢」と違うことを指摘しておきます。
「勇気」がここ一番で冷静さを伴って発揮される活力であるのと比較して、「勇敢」は時に「向こう見ずの大胆さ」をもとに行動してしまうニュアンスがあります。
「勇敢」を示そうとすると、時に暴走し自分だけでなく他者に対しても破壊的な影響をもたらすことが見られます。
それに対して「勇気」は、相手や場に対する関心 ― そのことを心理学では「共感」と呼ぶ ― を忘れずに、冷静な判断に支えながら発揮される、リスクを引き受ける活力です。

経済学者だけでなく、対人支援に関わる人には「冷静な頭脳と温かい心(Cool Head but Warm Heart)」は必須の資質ではないでしょうか?

<お目休めコーナー>10月の花(16)

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おはようございます。アドラー心理に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(10月15日)は、気づいたら1日家にいた日でした。

メインは、ある隔月刊誌の原稿書き(4,000字)でした。

今日は別のことをしなければならないので、終わってほっとしました。


さて、10月14日(金)の会津若松の旅の2日目のことを書きます。
ただし、13:30~15:30は、市内で講演をしていたので、半日分のことです。

前日の晩は、夜の10時から50分のマッサージを頼んだら、60歳代中半の男性がやって来て、体をもみほぐしてくれたのはいいのですが、あまり上手でなく、その上体臭がきついので換気するので大変でした。

5:30に目覚ましで起きたのですが、二度寝している間にいつもと違うタイプの夢を見て楽しんでいました。
気がついたら、時計は7:15を過ぎていました。

ゆったりと過ごし、ホテルに荷物を預けて向かったのは、「野口英世青春館」。
この場所は、野口英世がやけどで負った傷の手術を受け、その奇跡に感動して医学を志し、進んで書生となった会陽医院跡です。

ここで野口英世は、3年間独学で医学と語学をマスターし、上京後、医師開業前期試験に合格、翌年に後記試験に合格、そうしてからアメリカに渡ったのです。

続いて向かったのが飯盛山。15歳から17歳までの白虎隊士が眠る山です。
まずは、厳島神社を経てさざえ堂に向かいました。


(さざえ堂)

さざえ堂は、上りと下りの通路が分かれ、人がすれ違わない不思議な構造になっています。

白虎隊殉難士各霊塔のところに行くと、胸に迫るものがありました。

詩吟をする人たちが鶴ヶ城に向かって詠じていました。
私は涙を流しそうになりながら聞いていました。

帰りは、まちなか周遊バスのハイカラさんに乗って。
2日間お世話になりました。

昼食後、研修会場に。

行きのタクシーの運転手がやたら親切な人で、帰りにもピックアップしてもらうことにしました。

思い切って会津藩校の日新館に行くことにしました。

山本覚馬(新島八重の兄)や白虎隊士たちが学んだ藩校です。

広い敷地を回るには1時間かかるのですが、15分で回ったら、運転手が焦っています。
「電車に間に合わない」と言うのです。

運転手は、農道をハイスピードで突っ走ります。
こんな運転は、タクシーでは初めてです。

駅に着いたのが16:20。

私は、辛うじて16:22会津若松発の郡山行きの列車に飛び乗れたのです。

それにしても、会津若松で出会った人たちは、みんな親切でした。

今度はカミさん連れで行きたい会津若松でした。

11月の紅葉シーズン、お勧めですよ。

<お目休めコーナー>10月の花(15)

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おはようございます。アドラー心理に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

一昨日(10月13日)、昨日(10月14日)と会津若松の観光を楽しんできました。

新幹線で郡山、そこから磐越西線に乗り継いで会津若松に着いたのが12:59。
列車内では「るるぶ」で会津若松を調べ尽くしながら磐梯山を時々仰いでいました。

ホテルに荷物を置いて、会津若松駅からまちなか周遊バスに乗って東山温泉に。
私の体が温泉を求めていました。


(足湯スポット)

観光案内所で日帰り入浴ができる旅館を尋ねたら、原瀧 を勧められました。



これが大当たり!

一人で1時間半ほど千人風呂、露天風呂を満喫できました。

露天風呂からは、こんな眺望が独占できたのです。

続いて周遊バスに乗って鶴ヶ城へ。

城内では会津の歴史のお勉強。

大河ドラマ「八重の桜」を観ていたので、その記憶が残っていました。

朝廷からも京都の治安を維持したことで感謝されていた会津藩が「逆賊」になってしまった歴史が思い出されます。

夜は、会津には熊本、松本と共に馬肉(桜肉)の店が多いのを調べていたので、蔵の店 という桜刺身・桜寿司を出すお店に。

桜刺身の写真が失敗してしまったことが残念でなりません。
せめて2貫だけ食べた桜寿司の写真でご容赦のほど。

熊本が霜降りやトロを提供するのに対して、会津は赤身の部分を出し、この店ではニンニクを一味で合えた薬味で桜刺身を食べました。

実においしかった!

地酒を1合ほどいただき、その際に山口の「獺祭」が好みだと話したら、板前さんは戊辰戦争以来長州藩だった山口に悪感情を持ち続けている、との理由で幕末時の怨念が150年後の今も生きていることを感じさせられた会津の旅の第1日目でした。

<お目休めコーナー>10月の花(14)

 

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おはようございます。アドラー心理に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(10月12日)は、10:00~16:30にCS研究フォーラム10月例会で

アドラー心理学をベースに クレームの心理とカウンセリング手法による対応

と題する講座を行い、18:15からは某上場企業の社長と2時間半ほど焼き鳥を食べながら歓談しました。
大学・学部の1年先輩なので、気安く語り合えました。

家に帰ると、ここ数日心配だった兄のことが義姉からの電話で安堵しました。

5月から仕事で走りに走って、体からの悲鳴が聞こえてきていました。

最近は、地下鉄通勤をしんどく感じることがあり、タクシー通勤した日曜日が数度ありました。

そこで対応することは、(1)ブログの毎朝更新のペースを時々休むこと、(2)五感を楽しませること、の2つです。

今日は、(2)の目的のために、明日午後の会津若松での研修に1日早く行って、当地で観光をしてきます。

こんなことを書きながら今朝も更新してしまう私でした。

<お目休めコーナー>10月の花(13)

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