おはようございます。新宿区神楽坂で研修&カウンセリングの事業を営む ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。
出たばかりの、7月末発売の本の紹介です。
『あなたの職場にも必ずいる! 「打たれ弱い部下」を活かす技術』(小倉 広、PHP研究所、1,400円+税)
たびたびこのブログでご紹介の小倉 広さん(株式会社小倉広事務所 代表取締役、ヒューマン・ギルド プレミアム会員)の本です。
実は、私も少々協力させていただき、そのことは小倉さんが「はしがき」に書いてくださっています。
小倉さん、ありがとうございました。
小倉さんの管理者等の体験、小倉さんが今まで学んで来られた知識、そこに強力なアドラー心理学(小倉さんが昨年の9月から猛烈にお勉強)が加わりました。
小倉さんの貢献によってアドラー心理学がビジネスの現場に大いに役立つことが証明された本でもあります。
根拠のない自信を持つこと、「不完全であることを認める勇気」、部下の適切な部分に注目、「even if」の発想など、アドラー心理学を学んだ人ならある程度分かるかもしれませんが、アドラー心理学をこれから学ぼうとする人には新鮮に映ります。
また、第四章「打たれ弱い部下へのHow To Do(やり方)」で
「指導」という言葉は、「指し」「導く」と書きます。そこで上司が「指し」「導く」対象は「未来」の「ゴール」であって、決して「過去」の「失敗」ではありません。
という言葉を読んでも、長年私がアドラー心理学をビジネスに生かそうと腐心していたことを小倉さんらしい明快な文章で表現してくれています。
打たれ弱いと思われる部下への対処法だけでなく、本当は自分自身が打たれ弱いかもしれない自分自身への勇気づけが学べる本でもあります。
また、ビジネスの現場にいる人だけでなく、人に影響を与える立場にいる人すべての必読書です。
この本の構成は、次のとおりです。
プロローグ 〜打たれ弱い部下を持った「不運」なあなたへ〜
第一章 打たれ弱い部下は「一見」強そうに見える
第二章 打たれ弱い部下に対して上司がしてはいけないこと
第三章 打たれ弱い部下へのHow To Be(あり方)
~部下の「敵」から「味方」へと生まれ変わる~
第四章 打たれ弱い部下へのHow To Do(やり方)
~コミュニケーションのとり方~
第五章 打たれ弱い部下を活かす、その前に
~打たれ弱い上司がすべきこと~
強くお勧めします。
◆ヒューマン・ギルドでも大量に仕入れました。
ご注文をお待ちしております。
8月1日(木)、4日(日)ならヒューマン・ギルドで小倉さんのサインがもらえるかもしれません。
◆ヒューマン・ギルドでアドラー心理学を学ぶなら こちら をご参照
◆小倉さんの本が読者の共感を得る秘訣について私は次のとおり考察を加えております。
7月5日付けブログ 小倉広さんの本がなぜヒットするのか?(1)
7月6日付けプログ 小倉広さんの本がなぜヒットするのか?(2)
<お目休めコーナー> 7月の花(9)
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