マグニチュード8.8・・・・本当に、来た!って思いました。
3月11日午後2時過ぎ、最近、体調が崩れ勝ちの母は、ベッドで横になっていたんです。
私も、隣の部屋でPCで音楽を聴きながら寝転んでいました。
その時・・・・
えっ、何、この揺れ・・・?
何、嘘じゃない、東海地震・・・・?
飛び起きて(先般、頭を打って、まだ眩暈がしているのに・・・)、母の部屋の襖を開け、玄関へのルートを確保しました。
母を起こして、衣服を整え、何時でも飛び出せる用意をしてから、TVをつけたました。
TVからは、「岩手」とか「宮城」とか聞こえてきて、実のところ、駿河湾ではなかったと、ほっとしました。
それからの報道に唖然としたのです、たった一回の揺れで、こんな状況になってしまうとは・・・。
被災された地域に住まわれている人々だって、地震に対して(磐石だったと言えないとしても)対応していただろうに、今日の日本においては、地震の被害を避けるのは不可能ではないかとさえ、思ってしまうのです。
日本一地震に遭う危険性のある場所に住む者としては、いずれは我が身なのだから、被災地の方々のお手伝いに出向きたいという気持ちを持っていますが、こんな時には、必ずと言っても良いほど、母から目を離すことが出来なくなるのです、何故なのでしょうか。
今は、私の出来ることを探したいと思います。
ニュースを聞いて安否を気遣い、メールをくれた友人たちに、心から感謝します。
亡くなられた方を悼み、行方不明の方を想いながら、動揺している気持ちを鎮めるために・・・
フジ子・ヘンミング演奏、ショパン「ノクターン第一番 変ロ短調」。