随分以前の話だが、南伊豆に「天神原植物園」という山野草の自然植物園(風?)があり、何時頃だったのだろうか、先輩友人に「サギ草」が満開だと聞いたから見に行こうと誘われて、先輩友人の運転する車で探し探ししながら(当時ナビなど無かったような)訪ねたことがあった。
ようよう、その園を探し当て、「サギ草」大好き人間だった私は、はやる気持ちを抑えながら、園内を歩き回ったけれど、いったい「サギ草」は何処に?状態で元の入り口に帰って来てしまったのだ。
よくよく聞いてみると、「サギ草」は既に咲き終わってしまったのだと言う・・・いやいや、入園する前に言って欲しいな(一応、有料)と思う気持ちが顔に出ていたのか、そこの園長さん(かな?)からお土産にどうぞ・・・と、頂いたのはこの一株の「キバナノホトトギス」だった。
あれから何年経ったのだろうか・・・鉢植えのまま植木の日陰に放置して置いた所為か、あまり清々と花を付けることがなかったので、今年は、少し日当たりの良い場所に移動してみたところ、多分、今までの内で、一番、華やかに咲いたように思えるが、果たして、来年は・・・如何に。
←10月22日現在の九条ネギ
現在、我が畑にある唯一の農産物である「九条ネギ」に、全神経を注いでいる。
とは言っても、ま、別に必死な思いで育てている訳でも無いが、ネギの手入れをするという作業が生活の指針になっている気もある。
まず、畑においては、ネギの手入れを済ませてから、花壇の草取り、及び、植木の剪定(庭にある植木程数は無いけれど放置は出来ないので)と、常に、脳細胞にはネギが優先地位を占めているのである。
昨日の段階では、明後日は雨が降ると聞いていたので、本日(22日)の必須作業となった今年3度目の追肥と土寄せをした。
現在の生育状況は、一応、手前勝手に上出来と認め、後は、11月、12月でどのくらい成長するかだが、まぁ、現状から判断すれば、そう期待はしない方がいいと見た>
これは農作業の指針(というより、最早、生活上の指針)であるから、何はともあれ、このまま枯れないでいてくれたら言う事なし・・・としよう。
朝晩など、ちょい寒!と感じる日が多くなった。
午前3時頃、余りにも寒くて目が覚めた。
「トイレに行きたいが寒いから起きたくない」「でも冷えてしまうともっとトイレに行きたくなるし」「も一枚布団を掛けて暖まりたい」など意味のない逡巡をして、ぐずぐずと決断できないのは、正しく冬の訪れの象徴。
良くなりつつある腰痛にも悪いと強制的に我が身を鼓舞して、押し入れから追加の毛布を引っ張り出してくるまった・・・その後、少し眠ったようだ、再び、目が覚めたのは午前6時だった。
ここから再々度、我が身を鼓舞して「今日は畑だよ、作業は今日しか出来ないよ」と言い聞かせるのである。
で、ようやく、農作業着に着替え、追肥用の肥料と鍬をもって畑に向かったのは午前8時近かった・・・なんとまぁ、エンジンの掛かりが悪くなったものだと、我ながら呆れている。
因みに、農作業は1時間程で終わり、帰り道にご近所さんとの井戸端会議に1時間(もっとかな?)・・・涼しくなったとはいえ、なかなか、以前のような作業は出来ないという我が身の現在を確認した次第。
朝食抜きで畑に出たので、トーストと野菜ジュースで朝食を摂り、珈琲を一杯・・・あれ、もう午前11時になっている、さてお昼だよね、何食べようかねぇ・・・