2008-06-21 11:25:13
シャンパンで乾杯ーぃ!
何のために? 新求道共同体の規約承認を祝って!
いつ? 昨日のお昼時に!
どこで? 高松の司教館の食堂で!
誰が? 溝部司教様と、usagi クンと、居並ぶ他教区からの司祭たちが!
雰囲気は? 不思議にも、表面的には悪くない。
そもそも、誰がシャンパン持ち出した? もちろん司教様自身、さ!
これは、まことに歴史的な、奇異な、できごとだ。
なぜか?
規約の承認を祝う新求道共同体にとって、神学校は必須にして密接不可分な要素である。その神学校を、司教は今もって本気で潰そうと考えている。ローマからの介入で、いまや一存では手を下せなくなっているとは言え、一旦は神学校が地上から完全に消滅すること真剣に願い、その可能性を今もまだ探っている風である。一旦消滅した暁に、バチカンがそれを再建するかどうかは、かれの関心外であるらしい。とにかく、彼の執念は、神学校を完全に叩き潰すことである。それは日本の司教団の悲願でもあるのだろうか?円満に、協力的に、司教の手を離れヴァチカンの手に連続的に移行することにはあくまで反対だという。彼の司教としての任期はあと1年半だと、彼は言った。
(写真は九州五島から届いた鯵の開きと、乾杯のシャンパングラス。)
カトリック新聞「新求道共同体の規約承認」を報道
予想通り、目立たない場所に小さく取り上げた。そのトーンは、新求道共同体のメンバーやバチカンの喜びにあふれたムードと好対照。
「古い酒」の香りがする。
私は、昨夜、バチカンの「規約承認」の「教令」を翻訳した。念のため、読みあわせをして、明日にはブログに載せられるだろう。バチカンのトーンがどんなものか、皆さんはきっと驚かれるに違いない。