無煙映画を探せ  

映画のタバコシーンをチェック。FCTC(タバコ規制枠組条約)の遵守を求め、映画界のよりよい発展を願うものです。

怪談新耳袋 異形

2013-03-01 | 2015以前の映画評


「怪談新耳袋 異形」 井口昇監督 ○

 「この恐怖、笑えない。」というキャッチコピーのとおり、ホラーなんですがあまりにも演出が手作り感ありすぎです。「日本一スカートが短いアイドル」と言われているスマイレージの御嬢さんたちの演技が稚拙すぎてはっきり言って笑えます。
 4つの独立した怪談話です。第1話「おさよ」は心中して成仏していない男女の話。第2話「赤い人」は「全身が赤いドロドロの殺人男の話。第3話「部屋替え」は古い三面鏡から出てくるおばばの話。そして第4話「和人形」は人形を傷つけたばかりにばちがあたるという話です。
 こういう作品を見ると、本物の俳優の演技がいかにうまいかということがよくわかります。アイドルなら何でもいいと思っていると本当にばちがあたりますよ。
 タバコはなし。そこだけはほめてあげましょう。

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ジャンゴ 繋がれざる者

2013-03-01 | 2015以前の映画評


「ジャンゴ 繋がれざる者」 クエンティン タランティーノ監督 米 ×××

 ウェスタンのドンパチ、それも血しぶき肉しぶきびゅんびゅんの超派手な演出です。それに奴隷制度の現実を織り交ぜ、タランティーノ監督らしい一癖ある作品です。なお、ジャンゴとは「続 荒野の用心棒」の主役の名前で、ウェスタンを代表するガンマンのことです。
 歯科医のシュルツ(クリストフ ヴァルツ)は実は賞金稼ぎが本業です。お尋ね者の顔を知っている奴隷のジャンゴ(ジェイミー フォックス)を引き取り、ふたりで賞金稼ぎの旅に出ます。ジャンゴの目的は引き離された妻を探し出すことでした。冷酷無比のキャンディ(レオナルド ディカプリオ)の農場に妻がいることを突き止め、そしてふたりはキャンディの屋敷に乗り込みますが・・・。
 タバコは悪役のディカプリオがほとんどの場面でパイプをくゆらせ(××)、ジャンゴも仕事がうまくいき始めると紙巻のタバコを吸います(×)。南北戦争の2年前、1858年という時代を考慮しても多すぎました。 

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