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「ひまわりと子犬の7日間」 平松恵美子監督 ○ 事務所に禁煙マーク
宮崎県で起きた実話がもとになった作品です。母犬と子犬が保健所に収容されました。規則では7日間で里親が見つからないと処分されます。職員の神崎(堺雅人)は懸命に里親を探しますが、人間を敵視し心を許さない母犬は、「引き取り手が見つかるわけがない」と処分を促されます。一方、神崎は犬を処分する仕事をしていることで娘が心を閉ざしてしまいます。はたして母犬と子犬の命を救うことはできるのでしょうか。また、娘の気持ちは父親と寄り添うことができるのでしょうか。
ペットを飼っている皆さんには是非見ていただき、飼いはじめた以上最後まで責任を持ってください、それができそうもなかったら飼わないでね、とお願いしたくなる作品です。
タバコはなし。無煙です。事務所には禁煙マークもありました。でんでん、小林稔侍などタバコ系の俳優さんも喫煙しませんでした。よかったです。
「可愛い動物」物ではなく「殺処分」という重いテーマで、母と子の関係や命の問題をからませ春休みに子どもと観るのにお勧めの作品です。
ただ、子どものみなさん、映画が始まったらおしゃべりや携帯の画面を見るのはマナー違反なので、周囲に迷惑をかけずに観てくださいね。