
「美女と野獣」 ビル コンドン監督 米 ◯
ディズニーの名作アニメを実写映画化しました。
ベル(エマ ワトソン)は父親と二人暮らし。本を読むのが好きなので村人からは「ちょっと変わった子」と見られています。そんなベルが父親の罪の償いに野獣が住む館で人質として暮らすことになります。その野獣とは、ある理由で魔女に姿を変えられてしまった王子なのでした。召使いたちもさまざまな道具に変えられていました。呪いを解くにはある時までに野獣を心から愛する女性が現れなければならなかったのです。果たして呪いは解けるのでしょうか。
野獣とつながりが持てるきっかけが「本」というのは大変現代的な解釈です。知的な興味がふたりを近しい関係にするすばらしい展開です。歌もダンスも大人の鑑賞にたえる秀作です。個人的には魔法が溶ける前の方が王子様は魅力的でした。
タバコはなし。無煙です。