goo blog サービス終了のお知らせ 

無煙映画を探せ  

映画のタバコシーンをチェック。FCTC(タバコ規制枠組条約)の遵守を求め、映画界のよりよい発展を願うものです。

「地獄の花園」 関和亮(せきかずあき)監督 △

2021-06-02 | 2021映画評


「地獄の花園」 関和亮(せきかずあき)監督 △

 OLという華やかそうな集団にも実は壮絶な派閥争いがある、というバカリズムのオリジナル脚本の映画化です。
 直子(永野芽郁)は普通のOL生活を楽しんでいますが、その影では企業内のヤンキーOLのテッペンを目指す闘いが壮絶に繰り広がれていました。そこへ中途採用された蘭(広瀬アリス)に盗撮犯を成敗してもらった縁で二人は仲良しになります。蘭はヤンキーOLのカリスマで社内の派閥のトップに躍り出ます。ところが、それを許さないと社外から挑戦者が現れなんと「普通のOL」直子まで巻き込まれてしまうのでした。

 「クローズ」とかの喧嘩映画のOL版で、菜々緒、川栄李奈、大島美幸、小池栄子(と、もうひとり)らがケンカアクションをくり広げます。筆者は平和主義者で暴力は苦手ですが「強いおねえさん」は好きです。遠藤憲一とか勝村政信たちのグループはちょっと妙でしたが表現に気をつけないとジェンダー的な差別になってしまいかねないので「妙」程度にしておきます。かなり妙でした。ハイヒールを履いて動き回るのが結構きついということは遠藤憲一さんには理解していただけたかな。
 脚本のバカリズムは目の付け所がユニークで次回はコールセンターを舞台にいかがでしょう。

 タバコは、かなり「妙なチーム」のアジトでメンバーが何人か喫煙していました。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「くれなずめ」 松居大悟監督 ✗PP加熱式タバコ

2021-06-02 | 2021映画評


「くれなずめ」 松居大悟監督 ✗PP加熱式タバコ

 松井監督自身の体験をもとに描いた舞台劇を映画化しました。
 高校時代帰宅部でつるんで遊んでいた6人グループ(成田凌、高良健吾、若葉竜也、浜野謙太、藤原季節、目次立樹)がメンバーの結婚式を機に再会します。余興の出し物で滑ってしまい二次会をどうするかと迷っている数時間の手持ち無沙汰な間彼らはさまざまな出来事を思い出します。いつもふざけあって大笑いしたり、清掃部の部長の女子(前田敦子)に叱られたり、なんて楽しかったんだろう・・・。でもね実は・・・。ちょっと深い話です。

 成田凌の高校生姿を映像に残したいという思いがあったのかどうか知りませんが、主人公吉尾の高校生時代を成田が純情に演じています。馬鹿騒ぎが大げさであればあるほど実は・・・。以降の寂寥感が増幅され悲しみが大きくなります。
 松井監督の「バイプレーヤーズ」には登場していなかった(たぶん)けれど実力のある若手俳優が競演しています。黒のフォーマルスーツ好きなのかな。今作でも黒のスーツのシーンが多かったですね。

 タバコは、6人中3人が喫煙する場面がありました。ひとりは加熱式タバコでした。タバコは肺だけでなくて心臓にも良くないですね。あれネタバレしたかな?


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする