
「キャラクター」 PG12 永井聡監督 ✗✗✗
長崎尚志原案のオリジナルストーリーで、偶然殺人鬼と出会い、彼をモデルにした漫画が大ヒットした漫画家の恐怖を描きました。
絵はうまいけれど登場人物のキャラクターがいまひとつなためアシスタントしかできない漫画家山城(菅田将暉)はスケッチをしていた家の大事件現場に居合わせてしまい犯人(Fukase)の姿を見ます。警察では犯人は見ていない、と虚偽の証言をします。しかし、犯人をモデルにした山城の殺人鬼漫画は売れ始めます。事件を追う刑事清田(小栗旬)は山城の周辺の聞き込みをしますが過去に同じような事件を起こした男が逮捕されます。ところが再び同じような凶悪事件が起きるのでした。
血糊屋さん大忙しの殺人映画です。真犯人の生い立ちにもっと焦点を当てないとなんのためにあんなに血糊を使って映画化したのか意味がわかりません。なんとなく続編がありそうな不気味な終わり方だったのでそちらで解明されるのかもしれませんが・・・。後味がすっきりしない作品でした。
タバコは、主役の菅田将暉が喫煙者で何度も喫煙します。また刑事役の中村獅童も喫煙者でした。中村はそろそろ年齢的(1972年生)に禁煙しないと危ないですね。
コロナ下での撮影では喫煙の感染リスクがより高くなるので喫煙シーンは止めたほうがいいのではないでしょうか。