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「ザ ファブル 殺さない殺し屋」 江口カン監督 ✗✗✗ PP加熱式タバコ

2021-06-26 | 2021映画評


「ザ ファブル 殺さない殺し屋」 江口カン監督 ✗✗✗ PP加熱式タバコ

 南勝久原作のコミック実写映画版第2作目です。
 人一人6秒で殺すという伝説の殺し屋ファブル(岡田准一)はボスから「普通の生活を1年体験する。」という指令が出ていて相棒のヨウコ(木村文乃)と兄妹としてまっとうな暮らしをしていました。悪党の宇津帆(堤真一)は子どもを守るという内容のNPOを隠れ蓑に若者から金を巻き上げ殺していました。宇津帆は弟をファブルに殺され復讐しようと部下の鈴木(安藤政信)と作戦を立てるのでした。宇津帆の下には過去にファブルが救えなかった少女ヒナコ(平手友梨奈)が一緒に暮らしていたのでした。

 敏腕の殺し屋ですが、サンタクロースも知らず、超猫舌で普通の生活をする上ではちょっと間が抜けているキャラクターが今作でも大活躍します。ヨウコとのやりとりやアルバイトをしている印刷屋の上司(佐藤二朗)や同僚ミサキ(山本美月)が笑いを取り、ブラックコメディといえる作品です。

 タバコは、堤真一(1964年生)が命がけでモクモク喫煙していました。6秒では死なないけれど年齢的に1本で心臓が止まることもあるかも・・・。「喫煙は緩慢な自殺です。」
佐藤二朗が職場で加熱式タバコを常に持っていました。次回作では職場は禁煙にしましょう。


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