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「ゴジラ−1.0(マイナスワン)」 山崎貴監督 ✗
ゴジラ映画70周年記念の作品です。
舞台は敗戦の東京でゴジラが暴れゼロから負(マイナス)になり、生き残りの海軍兵たちが「国のため」ではなく「国民のため」に民間の力でゴジラと対峙するという内容です。
敷島(神木隆之介)は戦時中特攻の任務から逃れ退避場となっていた島でゴジラと対面し自身の不甲斐なさから整備士たちを見殺しにしてしまいます。その罪悪感に苛まれながら戦後の東京に戻り、成り行きで出会った女性(浜辺美波)と連れていた赤ちゃんとの疑似家族となります。お金を稼がなくてはならず危険な機雷除去の仕事につきます。そしてなんと再び現れたゴジラに向かうことになるのでした。
進化したゴジラがすごいです。最初からのファンとしてはあのテーマが流れると思わず右手は小さなガッツポーズとなり、ゴジラの咆哮に拍手したくなります。
ゴジラに対する敬礼に対して賛否分かれているようですがあの場面ではなにかしたくなり「バンザイ」をするよりは良かったのかなと思います。
軍隊賛美というよりは「生きていこう」というメッセージは伝わったのでよかったのではないでしょうか。
安藤サクラと吉岡秀隆が映画を締めていました。
タバコは、機雷除去チームの山田裕貴が度々喫煙していました。また、多くの元兵隊たちが集合している場でひとりふたり喫煙している煙が立ち上っていましたが多くの人の中では1本でもみんなに受動喫煙被害になります。スモークハラスメントの犠牲者は多くなりましたね。