小学館のニッポンの国宝が送られてきた。国宝検定のテキストでもあるもので、創刊第2号は、東大寺の金剛力士像と松林図だ。680円、創刊号は500円だったから通常価格になったか。
金剛力士像は、東大寺の南大門の両隣にあるやつだ。修学旅行でご覧になっているだろう。この像は8m以上あり、とても大きい。そして読者もご存じの、「あ、うん」の像だ。金剛力士像が国宝になっているのは、この東大寺の南大門と法華堂、そして興福寺の西金堂にあるものの3セットだけだそうだ。いずれも奈良にある。そぐそばだから一度に3セット見ることもできる。
も一つの松林図は、東京国立博物館にある、松林図屏風だ。江戸時代の長谷川等伯の作品。屏風では人気ナンバーワンだそうだ。水墨画だから黒い墨でサッと書いたような絵である。細かく見ると繊細に描かれている。この長谷川等伯という人、私の地元近く、石川県は七尾の人だ。この地の松林を描いている。私の地元も能登の松林がある。そのイメージに合っている。
今回の付録は、ポストカードブックがついている。金剛力士像他、15枚のカラー写真のはがきが本になってる。これだけでも買うと数百円になるはず。毎号付録が付いてくるといいな。次は日本で一番小さな国宝、金印だそうだ。待ち遠しい。