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日本文学検定公式問題集〔古典・近現代〕3級 |
クリエーター情報なし | |
新典社 |
東京には空がない、ほんとの空が見たいという・・安達太良山の上に出ている空が智恵子のほんとの空だという・・高村光太郎の智恵子抄の「あどけない話」の一説だ。冒頭はご存知の読者もいらっしゃるだろう。そのほんとの空を見に行った。
安達太良山、日本百名山の一つ、クラブツーリズムのツアーに参加する。新幹線の郡山駅からバスで1時間ほどかな。到着してロープウエイに乗る。降りた場所が標高1,350m。そして山頂は1,700m。標高差350mだ。山小屋などはない。登りは徒歩2時間(休憩含む)、帰りは1時間半ほど。登山よりハイキングといったところ。
お天気は曇り、紅葉が真っ盛り。途中止まって何度もシャッターを切る。この山は不思議な山だ。平坦な広いお椀の山に一つ岩が飛び出している。ここが山頂だ。360°の展望。噴火口がよくわかる。
そして、この柱。二本松市が智恵子抄から取ったもののようだが、同じツアーの中には、この柱の意味が分からない方もいたようだ。まるで日本文学検定に出てきそうな柱だ。さて、下山して温泉♨。この日は星野リゾートだ。