資格マニアの徒然草ブログ

目標としていた70歳で五百資格、2年前倒しで達成しました、これからはジャンルに関係なく、徒然なるままに書いていきます。

東博の運慶展

2017年10月10日 | 地理・歴史系資格とその活用

 来年10月に国宝検定が予定されている。まだ先だがその学習を兼ねて、上野の東京国立博物館平成館の運慶展に出かけた。平日なんだが上野公園は結構混んでる。運慶やその弟子たちの彫刻が40点近く揃っている。運慶で一番有名なのは、東大寺南大門の金剛力士像だが、これは大き過ぎて持って来れない。

 

 今回の展示で気が付いたのは、玉眼(ぎょくがん)と彫眼(ちょうがん)。彫眼とは、眼を彫り込んだもの、玉眼とは、コンタクトレンズのような形をした水晶を眼にはめ込んだものだ。玉眼は、よく見ると目が光り美しい。何百年も前の水晶だが、今でもキラリと光っている。

 それに木彫りの筋肉。実際に力士のような筋肉の人間を観察して彫ったようだ。リアル感がすごい。竜燈鬼立像(りゅうとうきりつぞう)という、明かりを頭に載せた鬼の彫刻などは、尻やふくらはぎの筋肉が発達していて、鍛え上げられた筋肉を観察して彫られいるそうだ。

 一通り見終わって、入口に行くと、朝日新聞の号外が出ている。この展示会用の号外だ。これがよくできていて、一面は運慶作の拡大図、二面は今回の展示の人気仏像がずらり、三面は、眼と筋肉、衣類や髪を解説している。これ読んでから廻るといいですね。博物館の入口に置いてあります。

 

 

 

 この展示会、公式ホームページがあって、ファンクラブサイト「運慶学園」など面白い記事が載っている。東京開催は、11月26日までですよ。

 

 

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