ガス主任試験を受ける前と合格した後に読む本 | |
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ようやく平成29年度ガス主任技術者試験問題の解答速報を作成した。作成して、動画講座の受講者様や今年実施した出張講座の受講者様にサービスとして送るつもりだ。甲種・乙種併せてパワポ140ページほどになるため、ここでは概要だけをアップする。今日は乙種。
<乙種 学科試験 法令科目>
・法改正関連は、問1定義、問12漏えい検査、問14周知調査、保安業務規程で、予想通りの出題量であった。これからしばらくはこのペースで法改正箇所が出題されるであろう。
・難問は、問5、問6、問13、問15当たり。これらを除き、きちんと過去問を学習していれば正解は10問近くに達したと思われる。
<乙種 学科試験 基礎理論科目>
・計算問題が9問、正誤問題が6問のバランスで、計算問題重視の傾向が見られた。計算問題は、ボイルシャルル、混合ガス、比熱、反応熱、一次反応の時間、燃焼反応、レイノルズ数、流速などの公式を覚えておけば解けたと思われる。
・正誤問題は、熱力学の法則、電気化学反応、熱交換器が難易度が高い問題であった。計算問題の基本公式を確実に覚えておれば、15問中10問選択も使うと合格ラインに達したと思われる。
<乙種 学科試験 ガス技術科目>
・製造 製造に限らず、供給、消費ともテキストを丹念に学習すれば解ける問題ではあるが、内容が細部に亘り、難易度が上がった印象を受けた。
・供給 流量計算で公式を変形して考える良問が出題された。また、導管設計では軸方向の応力公式が出題された。弊社の直前対策を学習された方は解けたであろう。
<乙種 論述試験>
< 法令科目> 事前に予想された出題であった。弊社の模試、動画講座、問題集で「ガス主任技術者制度」「ガス事業者の保安責務」を学習された方は、高得点を上がられたと思われる。