資格マニアの徒然草ブログ

目標としていた70歳で五百資格、2年前倒しで達成しました、これからはジャンルに関係なく、徒然なるままに書いていきます。

平成29年度ガス主任技術者試験問題乙種

2017年10月15日 | ガス主任技術者資格とその活用
ガス主任試験を受ける前と合格した後に読む本
クリエーター情報なし
三恵社

 ようやく平成29年度ガス主任技術者試験問題の解答速報を作成した。作成して、動画講座の受講者様や今年実施した出張講座の受講者様にサービスとして送るつもりだ。甲種・乙種併せてパワポ140ページほどになるため、ここでは概要だけをアップする。今日は乙種。

<乙種 学科試験 法令科目>

・法改正関連は、問1定義、問12漏えい検査、問14周知調査、保安業務規程で、予想通りの出題量であった。これからしばらくはこのペースで法改正箇所が出題されるであろう。
・難問は、問5、問6、問13、問15当たり。これらを除き、きちんと過去問を学習していれば正解は10問近くに達したと思われる。

<乙種 学科試験 基礎理論科目>

 ・計算問題が9問、正誤問題が6問のバランスで、計算問題重視の傾向が見られた。計算問題は、ボイルシャルル、混合ガス、比熱、反応熱、一次反応の時間、燃焼反応、レイノルズ数、流速などの公式を覚えておけば解けたと思われる。
・正誤問題は、熱力学の法則、電気化学反応、熱交換器が難易度が高い問題であった。計算問題の基本公式を確実に覚えておれば、15問中10問選択も使うと合格ラインに達したと思われる。

<乙種 学科試験 ガス技術科目>

 ・製造 製造に限らず、供給、消費ともテキストを丹念に学習すれば解ける問題ではあるが、内容が細部に亘り、難易度が上がった印象を受けた。

・供給 流量計算で公式を変形して考える良問が出題された。また、導管設計では軸方向の応力公式が出題された。弊社の直前対策を学習された方は解けたであろう。

・消費 ガス機器と安全装置の似たような問題が4問ほど続き、頭が痛くなったかもしれない。また最後の27問目は甲種にも出題されたが、テキストに記載がなく、受験者の業務上の知識が問われた問題で、新傾向の問題であった。
 

<乙種 論述試験> 

< 法令科目> 事前に予想された出題であった。弊社の模試、動画講座、問題集で「ガス主任技術者制度」「ガス事業者の保安責務」を学習された方は、高得点を上がられたと思われる。

<ガス技術科目> 製造の品質管理と消費のCO中毒は、ある程度予想された問題で、供給の自社工事事故は意表を突いた問題であった。
・製造分野 弊社の動画講座、問題集で「品質管理」を学習された方は高得点を上げられたであろう。
・供給分野 弊社の模試を受験・復習された方は高得点を上げられたであろう。
・消費分野 CO中毒は従来は家庭用がターゲットであったが、これに業務用厨房特有の課題を加えて解答する難易度の高い問題であった。弊社の模試、動画講座、問題集の内容を学習された方でも一定の得点を上げられたのではなかろうか。
 結果的には、今年も製造、供給分野を選択された受験者に有利な結果となった。
 
明日に続く
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする