旧聞になるが、10月1日(日)に1級土木の実地試験があった。最近検索してみたら、試験問題が受験予備校からアップされている。私が注目するのは経験記述のテーマ。今年は安全管理だ。昨年に引き続きだと思う。2年連続同じテーマはあまり記憶がない。
経験記述のテーマは、最近は、安全管理と品質管理、工程管理のいずれかが出題される。私はガス工事関係者の受験の支援をしているが、実はこのテーマは合否結果を左右することになる。
ガス工事の場合は、品質管理があまりいい内容が書けない。ガス工事はガス漏れなどは許されない、現在はポリエチレン管が主で、接続も簡単だから、あまり品質を問うようなことはない。舗装はあるのだが、仮復旧まで、ガス工事会社がやり、本復旧は舗装会社がやる。従って仮復旧はなくなってしまうものだから、品質管理にはそぐわない。
そう思ってたら、安全管理だ。これはしめしめ、ガス工事関係者もいい内容が書ける。
問題2から問題11は穴埋めと、記述問題だ。問題が選択できるとは言え、穴埋めは正確なキーワードが必要だから、これは高得点が難しい。記述式でどこまで得点できるかだろう。軟弱地盤の対策や暑中コンクリートの打ち込み・養生、高所作業の墜落防止などは、講座でも学習したところ、きちんと復習していれば合格ラインに達するが・・さてどうだろう。合格発表は1月だったかな。