北九州の百名城巡りのツアーに参加した。北九州空港から、まずは、大野城。この城は、天智天皇の時代、白村江の戦いで敗れた日本は、唐が攻めてくる可能性があったため、九州の首都大宰府を守るために作った山城だ。天智天皇の時代だから、本格的な城としては日本で一番古い、何と1,350年前だ。
城は、博多と大宰府を結ぶ線の横にある大野山に築かれている。大野城と水城だ。そして山の地形が、何だか火山のようだ。そして外輪山に囲まれたような場所が城域になっている。
まずは、百閒石垣(ひゃっけんいしがき)。戦国時代の石垣とはだいぶ違う、裏込め石などがない。しかし、今までよくぞ残ってくれたか、と思う。
次は、大宰府県民の森、山を取り囲むよう土塁が残っている。そして、城門の址、ここもよく残っている。
焼米ケ原、炭化して黒くなった昔のコメが見つかった場所だ。礎石が残っている。これ以前は、掘立(ほったて)、穴を掘ってそこの柱を入れただけのものだったが、礎石では、この上に柱を立てる、当然丈夫になる。
さて、次は、戦国の少し後にできた、福岡城だ。