新城・古宮城に来たついでに近くの設楽原(したらがはら)による。設楽原は、長篠・設楽原の戦いで有名な場所だ。設楽原歴史資料館に入る。天正3年(1575年)信長・徳川連合軍と武田軍の戦いで、火縄銃の三段撃ちで、武田の騎馬隊を破り、武田滅亡の原因となった、歴史の転換点となった戦いだ。
資料館には、戦いの屏風や大量の火縄銃が展示されている。
屋上に登ると、遠くに馬防柵が見える。もちろん復元だろうが。
そして列車で長篠城駅へ。ここは二度目だが、前回はこんなかわいい駅舎に気が付かなかった。
そして長篠城へ。昨年来た時は、曇りの天気で薄暗かったが、今回は日も差して明るい。別の場所に来たようだ。お城の石碑が二つ。
本丸跡の表示に、土塁。
鳥居強右衛門(とりい・すねえもん)の説明板、表示板が新しい。前回、こんなのあったかな。はりつけの場所は、川の向こうだ。その場所までは回り道して遠いし、前回訪問したから、今回は行かない。
そして今回のお目当ては、この保存館のスタンプ。百名城スタンプは、スタンプ帳に直接押さないといけないようだ。「別の紙に押したスタンプを貼るのは無効になる場合があります」とスタンプ帳に書いてある。
途中でこの記述に気がつき、調べると、私のスタンプ帳、百名城では江戸城、続・百名城では大和郡山城がダメだ。スタンプが薄いか逆さまに押したのを別の紙に押して貼ってしまった。江戸城ならいつでも行けるし、奈良もいつでも行けそうだ。という訳で私はまあ問題ない。
しかし、問題は配偶者だ。配偶者はご丁寧に、複数のお城に紙が貼ってあり、ノリがべったりついて剥がれない。困ったな、百名城押し終わった時点で協会に提出し、様子を見ることにするが、近くまで来て、再訪問できた城は、スタンプ帳の横に押すことにした。
この長篠城までは遠く、めったには来れない、新城まで来たため、この資料館にスタンプを押しに来たのである。ということで「押印」という作業は終了、資料館の中には入らず、そそくさと今日の宿、湯谷温泉へ。