資格マニアの徒然草ブログ

目標としていた70歳で五百資格、2年前倒しで達成しました、これからはジャンルに関係なく、徒然なるままに書いていきます。

百名城巡り~全国の戦国武将が七年間集合、肥前名護屋城

2022年02月08日 | 城郭検定資格とその活用

 今日は、宿泊した唐津から名護屋城へ。唐津城はバスで眺める。ここもいつか登城してみたいなあ。

 そして今日最初の目的地、肥前名護屋城へ。この城は特殊な城だ。秀吉が天下を統一した後、明国・朝鮮に遠征するための基地になった城だ。糸島半島に全国百五十もの戦国武将が七年間、集まった。その中心となったお城だ。

 まずは、秀吉が住んだ上山里丸、その入口の山里口。石垣がはっきり残っている。ここに秀吉が住んでいたのか、ただ、秀頼が生まれたらさっさと大坂に帰ってしまったそうだ。

 次は、名護屋城博物館。山中に突然、立派な建物が現れる。

 文禄・慶長の役で使った、船が二艘展示されている。ひとつは亀甲船、最強の船だったそうだ。

 名護屋城近くに集合した、全国の戦国武将達、徳川家康に前田利家、伊達政宗、真田昌幸、毛利輝元、小早川隆景、長曾我部元親、上杉景勝、島津義弘云々、これはすごい。オールキャストだ。

 文禄・慶長の役で日本軍が朝鮮の兵に取り囲まれた図があった、すげええな、この人。

 そして、いよいよ名護屋城に登城。大手口から東出丸へ。そして三の丸から本丸へ。石垣がV字にカットされているのは、もう二度と使わせないように石垣を壊しておく、破城(はじょう)の址だ。

 そして本丸へ。本丸は広い広い。

 

 天守台の址。天守は作られたが、早い段階で滅失してしまったようだ。

 そして、水の手曲輪に遊撃丸、二の丸。

 馬場と三の丸井戸、この井戸は何と74mもの深さだ。これって、たぶん日本一の深さじゃないか。

 さらに、搦め手口、ここからは玄海原発がよく見える。

 最後は、巨石が三つ。それに旗を掲げるための旗竿石。

 この城は、とにかく規格外で巨大。しかも堀がない。誰も攻めては来ない、これって、城主秀吉の自信の表れなんだろう。秀吉は、外征なんて、とんでもないことを考えたものだ。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする