私の研修オンライン化が始まってもう2年近くになる。私は定期には危険・有害業務の特別教育と、資格試験、それに新人研修を実施している。
何気なしにネットを見ていたら目に入った下記の書籍を購入。年末に受講したZoomのセミナーと合わせて、私にとってのオンライン研修の改善点を書き出す。
①研修に生徒役を設けること。質問は?講師が言ってもなかな手が上がらない。遠慮するのだろうか、そこで生徒役を設けて質問したり、確認をする。
②ブレイクアウトセクションの設定は手動で、ブレイクアウトは自動でするもんだと、思い込んでいた。組み合わせを上手にすると、そのグループは盛り上がるはず。
③顔出し、しないのもOK、私の講座でも資格試験の準備講座は、知識を得るのが目的だ。企業の階層別研修のようにコミュニケーションが目的ではない、それなら、顔出ししないでリラックスして聴いてもらうのも手だ。
④プログラムに余白の時間を、いつもギリギリまでカリキュラムを詰め込んでいる、時間が余ったらどうしようと思うからだ。余裕の時間を見て、この余裕時間で、感想を自由にしゃべってもらう、講師がカリキュラムにない問題を出し、皆で考えてもらうなどがある。
⑤ブレイクレイクアウトセクションなどでは、自己紹介をしてもらう、心理的安全性を高め、喋りやすくするためだ。
最後に受講したセミナーと、この書籍、それにネットのどこかで読んだ記憶から記憶に残った2つの研修ツールを追記する。一つは、「マイクロラーニング」、短い時間で繰り返し学習する方法だ。これは私の研修にぴったりの手法だ、私の研修に取り入れるべく、もっと突っ込んで研究しよう。
また「VR(仮想現実)を使った研修」がこれからは大きく伸びるようだ。VRを使った研修とは、例えば障碍者やLGBTを疑似体験し、当事者の心情を理解する研修だ。私の研修ではあまり使うシーンはないが、確かに有効だろう。