資格マニアの徒然草ブログ

目標としていた70歳で五百資格、2年前倒しで達成しました、これからはジャンルに関係なく、徒然なるままに書いていきます。

百名城巡り~過分な城を造り一揆が起きた島原城

2022年02月12日 | 城郭検定資格とその活用

 島原城に登城する。訪問する前、城の写真を見て、こんな狭い島原半島に五層の天守閣とは、すごいなあ、と思っていた。そして、お城を前にして、四万石の島原藩にしてはやっぱりすごい。何十万石の大大名の城のようだ。

 城は、本丸の中に、天守とそして三層櫓が3つもある。さらに部分的には二重の石垣と、広い堀。本丸と二の丸、三の丸が連郭式に連なっている。

 築城当時、重い年貢に城の普請、そしてキリシタンの弾圧と領民は苦しみ、一揆を起こした。この島原城にも攻めて来たが、大きな堀と二重の石垣のおかげで落城しなかった。そして明治の廃城令で廃城、その後昭和の時代に再建された鉄筋コンクリート製だ。

 当時、領民は、近くの原城に立て籠もった。島原の乱である。乱は鎮圧されたが、城主は責任を取らせられ、お家は断絶となった。城内にはキリシタンや島原の乱の資料も展示されている。

 天守に登る。雲仙普賢岳が見える。正面の山の後ろにちょこっと見えるのが普賢岳。もう一枚は有明海の向こうの阿蘇山。

 そして城内を一周。西の櫓。

 天草四郎の像

 島原城が一番きれいに見えるビュースポット。やっぱ、大きいね。

 本丸から二の丸へ、昔は橋が架かっていたそうだが、現在は空堀だ。

 石垣の折れ、素晴らしい。折れの部分は攻撃力が増す。

 城を外から一枚。堂々としたお城。造るの大変だったろうな、一揆を起こした領民の気持ちもわかるような。

 最後は、抜け穴。真ん中下あたりの石垣の色が違ってる。あそこだ。一般的には、城には抜け穴がある。ただし、どこかわかっては抜け穴にはならない。従って、ここは特別。

 

 

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