資格マニアの徒然草ブログ

目標としていた70歳で五百資格は2年前倒しで達成、今年は百名山完登が目標、徒然なるままに書いていきます。

百名城巡り~近代化は本丸御殿から、佐賀城

2022年02月13日 | 城郭検定資格とその活用

 島原城に続いて、この日の二城目は、佐賀城。佐賀城は、鍋島藩の城だ。天守は焼失、本丸御殿が再建されている。まずは、十代目の鍋島直正の像から。十代目が像になってるなんて、よっぽど賢人だったんだろう。

 現存する鯱の門(しゃちのもん)、鯱は、水を吐き、建物を火災から守るシンボルだ。門には鉄砲の址が残っている。明治後維新後、江藤新平かが起こした、佐賀の乱の址だ。

 本丸御殿。320畳という、とてつもない広さの大広間がある。製鉄や蒸気機関など、ここから佐賀藩の近代化エネルギーが生まれたそうだ。

 鍋島公がおわす。

 鍋島焼、輸出用だ。これで鍋島藩は金を稼いでいた。だから、製鉄所なども作ることができた。

 城内を歩く。土塁が残っている。石垣には、目印がついている。施工した藩や石工のものだ。

 最後は、天守台、天守は火災で焼失してしまった。さほど広くもない。天守は、もともと城主が住んでいたわけではない、周囲を威圧するのが目的で、中は、倉庫などになっていることが多い。城主は御殿が住居で、執務室になっていた。だから、平和な時代には、金のかかる天守は再建されなくなってしまった。